「結婚式にはどんな演出を取り入れたら良いの?」
「ゲストも楽しめる演出をしたい」
「派手な演出はしたくない…」
など、結婚式の演出について、漠然としたお悩みはありませんか?
演出はゲストの記憶に残りやすく、「〇〇ちゃんの結婚式、らしさが出てて良かったよね!」なんて会話もよく生まれます。
この記事では、人気や定番も押さえつつパターン別に厳選したあらゆる演出を紹介します。
演出ごとに「ゲストの声」や「オススメな新郎新婦」を載せていますので、お二人にぴったりな演出が必ず見つかるはずです。
この記事でわかること
- 2023年版の定番・人気演出
- 感動系の演出
- 節約を叶える演出
- ゲスト参加型の演出
- 神前式・和装に合う演出
- 人前式ならではの演出
- 家族婚/少人数婚に適した演出
- マタニティ婚におすすめの演出
- 演出を選ぶときの注意点
また、現役プランナー含めをzerokon hackスタッフ10名以上から「ワンポイントアドバイス」をもらいましたので参考にしてください。
演出はただ「写真映えする」、「盛り上がる」ためのものではなく、当日来てくれたゲストに満足してもらえるかどうかもかなり重要です。
そのため、演出を取り入れる際に気を付けたいポイントなど、より充実した結婚式にするためのヒントをお伝えします。
この記事を読めば、演出についての基礎知識やアイデアがわかるだけでなく、「こんな結婚式にしたい!」というイメージが浮かぶはず!
現代の結婚式はいろいろなことに頭を悩ませてしまいますが、一つ一つ整理していけば大丈夫。
この記事が、結婚式の具体的な準備を前向きに進められるヒントになれば幸いです。
■東本 夕璃 ■横田 みのり ■齋藤 比菜
■中谷 光里 ■藤田 翔一 ■石神 健矢
■今井 爽楽 ■吉岡 佳名子 ■中島 有希
■林 愛菜 ■山本 登紀子 ■前田 珠生
目次
1. 2023年版 人気&定番演出14選
まずは昔から結婚式の演出として親しまれている定番の演出から、近年人気が急増し定番となりつつ人気の演出を14個ご紹介致します。
定番の演出は、「結婚式らしい演出がしたい」「結婚式らしい写真を残したい」場合におすすめです。
1-1. 挙式(5)
・ベールダウン
ベールダウンとは挙式前に新婦のベールを、母親や新婦の大切な人が下ろす演出です。
定番の演出として昔から親しまれてきました。控え室で行なう場合もありますが、多くはゲストの見守る中チャペル入場直後に行われます。
ベールには魔除けの役割があり、ベールダウンには「我が子を災から守ってくれますように」という親の願いが込められています。
また、母親の行なう最後の身支度としての意味もあり、娘の旅立ちを祝い新たな幸せを願います。
[ゲストの声]
・夫は一緒にバージンロードを歩けていいなと思っていたので、ベールダウンをさせてくれて嬉しかった。
・ベールダウン前に見る目合う新婦と母親の表情が心に響いた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式という節目に母親とも何かしたいと考えている新郎
・母親に言葉以外でも感謝を伝えたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
父親とはバージンロードを歩きますが、母親との演出はありませんよね。しかし、母親にとっても娘を送り出す大切な日である結婚式。ベールダウンを取り入れることも感謝を伝える行為に繋がります。
・フラワーシャワー
フラワーシャワーは挙式会場から退場する新郎新婦を花びらを投げて祝福する演出です。悪霊や厄災から新郎新婦を守る魔除けの意味が込められています。
フラワーシャワーは「生花」「造花」どちらで行っても問題ありません。生花は爽やかな香りが美しく、造花は色がはっきりしているため写真にしっかりと映えます。
生花と造花を混合して行う場合もあります。
また、花ではなく「リボン」や「クラッカー」「花火」など他のアイテムでも楽しむことができます。
[ゲストの声]
・新郎新婦の楽しそうな笑顔を間近で見られてよかった!
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式らしい写真映えする演出をしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
会場によっては、床に何かが飛び散ってしまうような演出はNGとされるところもあります。そういった場合には4章で紹介する「リボンワンズ」や「フラッグワンズ」を取り入れて見てください。
・ブーケトス
その名の通り、「ブーケを”投げる”」演出です。見事キャッチした方には幸福が訪れるとされており、昔から女性人気の高いセレモニーになります。
ブーケはキャッチした方へプレゼントします。
[ゲストの声]
・王道の演出だけど一度はブーケをとってみたいという思いがあり、なんだかんだ毎回楽しみにしている演出です。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・女性ゲストの多い方
・積極的に参加してくれそうなゲストが多い場合
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ブーケトスの演出ですが投げるものはブーケという決まりはなく、「プレゼントトス」た「ブロッコリートス」であったりと、明確な決まりはありません。お二人の好きなものを選んでください。
・バルーンリリース
こちらは、主に外で挙式をされる方にお勧めです。ゲストのみなさまには、事前に風船を渡しておき、司会の問いかけとともに一斉に手を離すというものです。
風船ではなくシャボン玉などのアイテムを代用して行うこともできます。場所や会場によって制限されている場合がありますので事前に確認が必要です。
[ゲストの声]
・色とりどりの風船が一斉に空に上がるので、まさに壮観でした…!
・シャボン玉が日の光を反射して虹色に光りとても幻想的な瞬間が見れました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・選んだ式場に屋外スペースがある
・全員参加の豪華な演出をしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ただ、これだけだと音が無くて寂しい、という方もいらっしゃるかと思います。
その際は、司会に先導していただいて拍手をしてもらう、音楽を流す、なども取り入れると良いでしょう。
・サンドセレモニー
サンドセレモニーとは、様々な色の「砂」を一つの容器に入れ、サンドアートを完成させる演出です。近年人気の高まっている演出です。
まず、新郎新婦が選んだ色の砂を受付に用意しておきます。そして、ゲストのみなさまに、好きな色を好きな分量だけ入れていただきます。挙式中に仕上げとしてお二人も砂を入れていただき、完成となります。
まさに、ゲストのみなさまと新郎新婦のお二人とで作り上げる共同アート。世界に一つしかない作品を作り上げることが出来ます。
[ゲストの声]
・簡単なのに、とっても綺麗にできていて参加してよかったと思った。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・カタチに残るものをつくりたい
・ゲストと一緒に一つのものをつくりたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
選ぶ砂の色合いによって雰囲気が大きく変わるので、式のイメージ・テーマに合わせて選びましょう。
また、新居に飾る予定の場合は新居の雰囲気に合わせてみても良いかもしれません。
1-2. 披露宴(7)
・ウエディングムービー
披露宴中にムービーを流します。代表的なムービーとしては以下の3つがあります。
・オープニングムービー:ゲストへの挨拶、入場の盛り上げ
・プロフィールムービー:お二人のことをゲストへ紹介する
・エンディングムービー:ゲストへの感謝を伝える
他にも「再入場ムービー」や「チャペルムービー」など様々な種類があります。ムービーは2~3本ほど流すのが一般的です。
[ゲストの声]
・自分は新郎側のゲストで参加しましたが、新婦のことをたくさん知れてよかったです。あの二人なら大丈夫だろうと思えました。
・エンドロールムービーで一人ひとりへのメッセージが有り、自分の名前を見つけたときは嬉しくなりました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・自分のゲストに相手のことを知ってほしい
・披露宴の開会前や、お色直しの時間などもゲストに楽しんで欲しい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
実は「結婚式でゲストが楽しみにしていること」としてよく聞くのが「お相手の顔や人柄」や「お二人の出会いや理想の夫婦像」」であり、結婚式は相手側のゲストにも自分を知ってもらうチャンスなのです。
当日何かをしなければならないこともなく、事前にしっかり準備が出来るので、当日みんなの前で何かをするのはちょっとというお二人にもオススメ!
・ケーキ入刀
結婚式のプログラムに最初から組み込まれていることの多いケーキ入刀。
新郎新婦で行う初めての共同作業という意味合いがあります。
お二人らしさを出すためにケーキでなく、大きなお肉やスイカなどにナイフを入刀する新郎新婦もいます。
[ゲストの声]
・二人で同じナイフを手に少し恥ずかしそうな幸せそうな表情に心が暖かくなりました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式らしい演出をしたい方
・結婚式らしい写真を残したい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
入刀の瞬間はシャッターチャンスです。
司会からから「一旦止まって、皆様シャッターチャンスです。」と言った声掛けが始まると思います。
より良い写真を撮りたい方は姿勢や角度など気を使うようにしてみてください。
・サンクスバイト
ケーキ入刀の後に「新郎新婦でケーキを食べさせあう」演出です。
ファーストバイトには「一生食べるものには困らせません」「一生美味しい料理を作ります」という意味が込められています。
お互いが相手を気遣いながら優しくスプーンを口に運んだり、口元をハンカチで拭ってあげる姿はとても微笑ましく、ゲストにとっては是非とも写真に収めたくなるシーンです。
[ゲストの声]
定番だと分かっていても、仲の良い友人の結婚式では見たい演出ではありますね。
普段は大雑把な新婦が 新郎の口元をハンカチで拭っている姿をみると思わずこっちも照れ笑いしちゃいます。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・男らしい新郎の ちょっぴりカワイイ一面をみてもらいたい
・食べることが大好きな新婦さん(一般的には新郎がビッグスプーンで食べさせられますが、あえて新婦がチャレンジすることで「らしさ」を演出)
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
定番の演出ではありますが、ビッグスプーンの代わりに自宅にある「しゃもじ」を使ったり、釣りが趣味の新郎が、釣り竿の先にスプーンをつけて新婦に釣りあげられる…といったアレンジをすると、お二人らしい演出になります。
・お色直し中座のエスコート
お色直し中座とは、お色直しの際に新郎新婦が一時退場することをさします。
以前は新郎新婦の2人で退場することが多かったですが、最近は親族や友人などを指名してエスコートしてもらう演出が人気です。
エスコートしていただく人は事前に依頼しておいても良いですし、サプライズでエスコートする人を指名するのも盛り上がります。
[ゲストの声(写真の事例)]
・おじいちゃんが泣きながら退場している姿に思わず私も泣いちゃいました。
・おばあちゃんが小さい頃の新郎についてたくさんエピソードを語っていて、嬉しいんだろうなぁ~って微笑ましかったですね。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・大好きな、感謝を伝えたいゲストがいる新郎新婦に
【プロデューサーワンポイントアドバイス】
エスコートを依頼するゲストへ、何もなくても大丈夫ですが、普段のありがとうの気持ちをプレゼントにして贈ってもいいですね。
・各卓フォト
各卓フォトでは、新郎新婦がゲスト卓を周りながらご挨拶する際、プロカメラマンに卓毎に写真を撮影してもらいます。
フォトプロップスなどのグッズを使って撮影すると楽しさが倍増するのでオススメです。
披露宴中に新郎新婦と話したり写真をとったりできる時間はそれ程多くはありません。
新郎新婦の方から各卓を回ることで、写真撮影や話をする時間が必ずできるため喜ばれます。
[ゲストの声]
・小さい頃から新婦の成長を見守ってきただけに一緒に写真は撮りたいと思ってました。でも、お友達と楽しんでいるところを邪魔はしたくないなって…。そう考えていたら、二人の方から各テーブルを回ってきてくれて、親族揃って写真がとれたのでとても嬉しかったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・招待ゲストが多く、全員と触れ合う機会をつくることが難しい
・ゲスト全員の写真を確実に残したい
・ゲストに親族が多く、高砂まで足を運んでもらったり、気を遣わせるのは避けたい
【ワンポイントアドバイス】
定番すぎるのがちょっと…という方は、事前に用意した新郎新婦がポーズをとって写っている写真をくじびきで引いてもらい、卓毎に全員でそのポーズをとって撮影すると、個性も出ますし盛り上がりますよ!
・キャンドルサービス
キャンドルサービスでは、テーブルラウンドの際に各卓にあるメインキャンドルに光を灯します。
こちらも各卓を回るため新郎新婦と話す時間が取れるためゲストに人気の演出です。
キャンドルの火には、「ゲストの幸福を祈る」「新しい家族の誕生」など様々な思いが込められています。
[ゲストの声]
・結婚式でのキャンドルの演出は王道ですが、やっぱり綺麗ですしドレスとマッチしていて素敵でした。
・キャンドルとドレスという組み合わせだけでとても写真映えすると思いました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・多くのゲストと話せるタイミングが欲しい
・幻想的な演出がしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
メインキャンドルに光を灯す際に「皆様に幸せが訪れますように。」など一言添えてみてください。より幻想的な雰囲気になりますよ。
・花嫁の手紙
両親へ今まで育ててくれた感謝を伝えるとともに、新郎と新しい家族を始める決意を伝えます。
恥ずかしいと感じる方も多いかもしれませんが、普段は伝えられない想いを伝えられる貴重なタイミングです。
結婚式に招待した大切なゲストの前で想いを伝えることで、意思を固めることにも繋がります。
[ゲストの声]
・定番の演出ですが、花嫁の手紙は何度聞いても感動してしまいます。
・涙ながらに両親への感謝を伝える姿にこちらまで涙してしまいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式という日に親への感謝を伝えたい新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
花嫁の手紙を感動的な雰囲気にするには、BGMも重要です。雰囲気に合う曲を数曲ピックアップし用意しておきましょう。
1-3. その他(2)
・高砂ソファ
近年人気が急増しているのが、高砂席の代わりに高砂ソファをおく演出です。
砂席をソファに変えることで会場の雰囲気をガラッと変えることができます。
通常の高砂席のようにイスに座るよりも新郎新婦の目線が低くなり、ゲストとフラットな関係を作れます。
また、高砂席をソファにすることで、フォトジェニックスポットができるというメリットもあります。おしゃれな結婚式を挙げたいとお考えの方にも、高砂ソファはおすすめです。
[ゲストの声]
・大きなテーブルが新郎新婦の前にないだけですが、距離が近く感じられ話しかけに行きやすかった。
・おしゃれな高砂で一緒に写真をとれてよかったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・堅苦しくない結婚式にしたい方
・フォトジェニックスポットをつくりたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
高砂をソファにする場合、ソファレンタル代が上乗せされるため通常の高砂席を作る場合より費用がかさむという点にご注意ください。
高砂をソファ席にする場合、ソファのレンタル代金と装飾費用を合わせて相場20~30万円程度かかります。
▼高砂なしの結婚式について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
・デザートビュッフェ
披露宴のコースデザートをゲストが好きなものを好きなだけ食べられるデザートビュッフェ。ゲストにも喜ばれやすい演出です。
会場の雰囲気が華やかになるだけでなく、ゲスト同士も仲良くなりやすいといったメリットもあります。
[ゲストの声]
・ビュッフェ形式のスイーツに子どもたちが喜んでおり、何回もおかわりしに行っていた。
・見た目が可愛らしくて食べるのがもったいないと思ってしまうほどだった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・甘いものが好きなイメージの強い新郎新婦
・甘いものが好きなゲストが多い場合
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
真夏の披露宴などの場合は衛生面上の問題で、生もののデザートは出せないなどのトラブルも発生しやすいため事前の確認が必要です。
2. 印象に残る感動的なおすすめ演出9選
次は感動的な演出を9個ご紹介させて頂きます。
感動的な演出は、感情が大きく揺さぶられるため印象に残りやすいです。
また、この機会にゲストへ伝えてい思いがある方は、感動的な演出を取り入れて見てはいかがでしょうか。
2-1. 挙式(2)
・エンゲージメントカバーセレモニー
エンゲージカバーセレモニーとは、「ダブルリングセレモニー」とも呼ばれており、指輪の交換の後に新郎から再度婚約指輪を送るというセレモニーです。
「二人の愛を再確認し、永遠に続くように蓋をする」という意味が込められています。
[ゲストの声]
・なかなか見る機会のない婚約指輪を見ることができてよかった
[こんな新郎新婦にオススメ]
・婚約指輪をしまい込んでしまうのが寂しい新郎新婦
・婚約指輪を多くのゲストに見てもらいたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
結婚指輪に比べると、婚約指輪をはめる期間は短いことが多いため、この機にぜひ皆さんにも披露したいという方、プロポーズに心残りがある新郎様等には特にお勧めな演出です。
・ターズンローズ
「12本のバラ」という意味のセレモニー。
新郎がゲストから1輪ずつバラを受け取り、12本で1つのブーケにして自分の想いと共に新婦に贈ります。
バラには、そもそも「愛・美」といった花言葉がありますが、本数や色によってもその意味が変わってきます。
12本のバラですと、「私と付き合ってください」という意味になります。
[ゲストの声]
・ロマンチックな場所での熱いセリフにドキドキしちゃいました。
・これから愛の誓いをするという場面で、緊張した面持ちの新郎と言葉を交わす瞬間は熱くなるものがありました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・これから愛の誓いをするという場面で、大切なゲストと言葉を交わしたい新郎新婦
・挙式でも何か変わった演出を取り入れたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
これらのバラにはそれぞれに「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」という意味があります。
そのため、例えば「信頼」は友人、「感謝」は親、「尊敬」は上司のように、その意味に合わせてバラを持つゲストを決めていくという演出もお勧めです。
2-2. 披露宴(6)
・新郎から両親への手紙
披露宴で定番の演出といえば花嫁の手紙ですが、最近では新郎も手紙を読むケースが増えてきています。
新郎は披露宴の終わりに謝辞を述べることが一般的ですが、謝辞が参列していただいたゲスト全体への感謝を述べるものであるのに対し、新郎の手紙では個人に向けて手紙を読みます。
男泣きする新郎の姿に、新婦の手紙より感動したというゲストも多い人気の演出です。
[ゲストの声]
・普段はなかなか伝えられない想いを言葉にし男泣きする姿に、思わず涙ぐんでしまいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式という日に普段はなかなか感謝を伝えたい新郎
・花嫁だけが手紙を読むことが恥ずかしい新婦がいる新郎
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
新郎の手紙は、両親に向けて書いた場合は花嫁の手紙の後など披露宴後半にサプライズで読み上げることが多いです。
・子育て卒業式
子育て卒業証書とは、子供から両親へ贈る感謝の言葉を綴ったメッセージボードのこと。
「今まで育ててくれてありがとう。」「ここまで成長することができました」と感謝を綴ったものを、卒業証書に見立てて子育て卒業を祝います。
結婚式はご両親にとっても大きなイベント。
結婚式のフィナーレには、感謝の気持ちと共に、子育てを終了したと実感できるイベントを用意してはいかがでしょうか。
[ゲストの声]
・3人兄弟の末っ子で、一番かわいがっていただけに嬉しそうでしたね。
・ホッとしたような晴れやかな表情でした、大人になってからはこういった節目のセレモニーがないので区切りを実感できていいと思います。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・親への感謝をカタチにして残したい方
・兄弟が多く、新郎新婦が末っ子の場合
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
子育て卒業証書はネット上で無料のテンプレートが配布されており、簡単に作成することが可能です。
しかし、印刷ではなく、気持ちを込めて手書きするのも良いと思います。
・出生体重の記念品贈呈
結婚式のクライマックスでよく行われる両親への記念品贈呈ですが、その際に出生体重と同じ重さの記念品を贈ります。
生まれたときと同じ重さの贈呈品を送ることで、昔のことを思い出していただくと同時に、ここまで育ててくれた感謝を両親に伝えます。
出生体重の記念品贈呈では「体重米」や「ウエイトベア」が人気です。
[ゲストの声]
・お米を抱っこしているお母さんの顔がとってもやさしい表情でグッときました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・フィナーレは、より感動的なシーンを作りたい
・こんなに大きくなりましたと実感してもらいたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
出生体重の記念品贈呈を行いたい場合なるべく早く手配を始めるようにしましょう。
「体重米」の場合は自分たちで用意することも可能ですが、業者に依頼する場合は早めに手配しておいたほうが安心です。「ウエイトベア」の場合は名前を入れたりするため、基本的に40日前には手配を始めないと納品が間に合わなくなってしまう可能性が高いです。
・新郎新婦から両親へ贈る歌
新郎新婦から両親へ歌を送る演出も素敵です。
今まで育ててくれた感謝の伝わる曲はもちろん、お二人で作詞・作曲した曲や家族での思い出の曲も良いでしょう。
歌のプレゼントは手紙に変わるクライマックスの感動的な演出です。
[ゲストの声]
・新婦様は歌いながら泣いてしまい歌えなくなっていて、それを新郎様が背中をさすって、一緒に歌ってるふたりの姿に胸打たれました。
・同じように支え合いながら、補い合いながら 乗り越えていくんだと思って、ふたりの絆を感じました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・手紙を読むのは恥ずかしいという方
・作詞作曲が得意という方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ゲストの歌の余興は当日リハーサルが出来ますが、新郎新婦様は当日 着付・ヘアセットがあり、リハーサルが出来ないので、事前の練習をしっかりしておくこと。必要あれば、別日に会場に行ってリハーサルをする必要があります。
・両家親御様からの謝辞
新郎もしくは新郎の父が両家を代表して述べることが多い謝辞ですが、この演出では両家親御様から謝辞を頂きます。
お二人から両親へ感謝の思いを伝える演出は多いですが、両親から新郎新婦へ言葉を送る演出はなかなかありません。
しかし、ご両親も大切な娘・息子の記念すべき日に伝えたい思いはたくさんあると思います。親御様からのお気持ちを知ることができる機会を設ける演出もおすすめです。
[ゲストの声]
・普段言えない思いを言葉にして、全員の前で伝える初々しさが心に響きました。
・ありふれる思いを頑張って言葉にして伝えてくれる姿に、家族のはじまりを強く感じれる機会だった。(新郎新郎の声)
[こんな新郎新婦にオススメ]
・せっかくの結婚式になにかしたいと言ってくださる両親がいる新郎新郎
・両親の知り合いまで幅広く招待する場合
【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
親が打ち合わせなどにも参加することが前提にはなってしまうため、予定の調整などが可能か両親に事前に確認しておくようにしましょう。
・友人からの手紙
披露宴で主流の友人スピーチですが、近年手紙形式で読まれることが多くなりました。
手紙では「話が脱線してしまった」「用意していた内容が飛んでしまった」ということもなく伝えたいことをしっかりと伝えられます。
呼んだ手紙を新郎新婦に渡すには式場スタッフを通じて渡してもらうか、手紙を読み上げた直後に新郎新婦に直接渡します。
直接渡したお場合は、事前に式場スタッフと段取りを確認するようにしてください。
[ゲストの声]
・本当にそのエピソードシーンをリアルに想像することができ、感動的でした。
・友人も号泣しながら読み上げ新婦も号泣、私まで思わず泣いてしまいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・昔から仲のいい親友がいる場合
・新郎新婦のためになにかしたいと言ってくれる友人がいる場合
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
手紙を読む場合は、そのシーンを他ゲストも想像できるように、なるべく具体的に「子供のころ新婦をどう思っていたのか」「初めて新郎を紹介されたときはどう思ったのか」「今、新婦に対してどう思っているのか」といったエピソードを交える様にすることでゲスト全員が感動できます。
2-3. その他(1)
・メッセージ入りの席札にする
ゲストが自分の席を見つける際の目印になる席札ですが、一人ひとりのゲストに合わせてメッセージを書き込みます。
普段はなかなか素直になれない部分もあると思いますが、結婚式という場の力を借りてゲストに感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。
日々の小さいありがとうを大切にしたいお二人や感謝を伝えたい人を絞りきれないお二人にオススメです。
[ゲストの声]
・席につくとメッセージがあり、昔を思い出すような内容でした。娘が今日と言う日を迎えられたことを実感し披露宴が始まる前から思わず涙ぐんでしまいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・直接言葉で伝えるのは恥ずかしい新郎新婦に
・全員にそれぞれ感謝を伝えたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
「直筆」がオススメ。大人になるとなかなかお手紙を書いたり、見ることが少なくなりますよね。時間はかかりますがお二人の想いはその分伝わります。
▼感動的な演出の事例が更に知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
▼テーマが感謝の結婚式の作り方が知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
3. 節約可能なおすすめ演出11選
次に費用を抑えることが可能な演出について11個ご紹介させて頂きます。
「ゲストには最大限楽しんでほしいけど、しっかり節約もしたい」という方におすすめです。
3-1. 挙式(2)
・ブーケプルズ
ブーケプルズとは、「小さめのブーケ」に5~10本程度のリボンを取りつけ、「せーの!」で一斉にリボンを引き、リボンの先にブーケがつながっている人にブーケをプレゼントする演出です。
小さめのブーケは約6,000 ~ 10,000円で用意が可能です。ブーケは欲しいけどブーケトスを取りに行くのは恥ずかしいと感じている方に人気の演出になります。
[ゲストの声]
・ブーケトスはがっついてる人みたいに見えちゃいそうで嫌だけど、プルズだったら受け身で参加できるから楽。なんだかんだブーケが当たったら嬉しいですしね。
・新婦友人の為の演出かと思っていたけど、新郎がアフロを被って登場して男性ばかりで参加しました!!ゴムパッチンは痛かったけど予想外で面白かったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・恥ずかしがりやの友人が多いけど、ブーケは誰かにあげたい
・大人数(10人程度)が参加できるゲーム要素のある演出を探している
【プロデューサーワンポイントアドバイス】
定番をアレンジして ブーケが3つに分かれるように細工しておき当たる確率を増やしたり、新婦の代わりに新郎がアフロを被ってリボンをゴムパッチンに変え、ゴムパッチンの先に書かれた番号のプレゼントが当たる…などアイデア次第でバリエーション豊かになる演出です。
・アーチ退場
披露宴会場から退場する際に、ゲスト全員に花道をつくってもらい、そこをくぐりながら退場する演出です。
ゲストに立ち上がってもらい花道をつくってもらういます。
ゲストに協力をしてもらう演出ですので、費用は0円です。
[ゲストの声]
・新郎新婦の嬉しそうな顔が間近で見れて嬉しかった!
[こんな新郎新婦にオススメ]
・一体感を感じることが好き
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
コルセットなどをキツめに締め、豪華なドレスを着用している場合は屈むことが難しいためアーチをくくることができないかもしれません。衣装と相談しつつこの演出を取り入れるか検討しましょう。
3-2. 披露宴(7)
・新郎新婦のゲスト紹介
新郎新婦がゲストのテーブルをまわって「関係性」「人柄」「エピソード」などを話し、ゲストひとりひとりを紹介していきます。
スピーチが得意なゲストがいた場合は、流れの中でコメントをもらってもいいでしょう。
マイクがあれば可能な演出ですので、費用は0円です。
[ゲストの声]
・中学、高校と一緒だった友人が、会社でどんな人達とどんな風に過ごしてきたのかが知れてよかったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・普段お世話になっている方を自分達の大切な人達(ゲスト)に紹介したい人
・感謝の気持ちを伝えたい人
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ゲストに失礼のないように配慮しつつ、思い出を振り返られる内容にしましょう。
・新郎新婦が歌って登場
新郎と新婦でデュエットしながら登場します。
普通に登場してくるかと思いきや、いきなりパンチのある登場になるので、披露宴が最初から盛り上がります。
こちらもマイクがあれば可能な演出ですので、費用は0円です。
[ゲストの声]
・最初から歌って登場とか、クセが強すぎる!!
・普段歌を歌うのが苦手なのに、新婦に無理やりうたわされたのかと思うとウケました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・カラオケが大好きな人
・歌は苦手だけど、相手(新郎or新婦)がカラオケが大好きなので結婚式くらいは頑張って歌うか!と思える人
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ゲスト全員が盛り上がれるようになるべく多くの人が知っているような曲を選ぶようにしましょう。
・ゲストと一緒に思い出の歌を歌う
ゲストと一緒に思い出の歌を歌う演出です。
最初は新郎新婦が歌って、その後マイクをゲストからゲストに順番に渡しながら回すと盛り上がること間違いなしです。
こちらもマイクと音源が用意できれば大丈夫なので、費用は0円です。
[ゲストの声]
・いつもカラオケの〆で歌っている曲を結婚式の最後の場面で全員で歌いたいなんて言われたら嬉しいって気持ちでしかないです。
・色んな人達がマイクを回しながら熱唱していて、会場が一体感に包まれていました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・カラオケが好きで、友人や同僚とよく行っている人
・カラオケでいつも仲間と一緒に歌う曲がある人
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
タイミングは特に決まりはありませんが、「お色直し退場の時」や「最後の退場の時」がオススメ。
・新郎新婦のプロポーズ再現
プロポーズのシーンを再現する演出。
誰もが気になっているふたりが結婚することになったきっかけの瞬間を、そっくりそのまま再現するします。
ロマンチックな場所での愛のセリフにキュンキュンします。マイク一本、必要があれば小道具を用意して行います。費用は0円から1,000円以内で済むことが多いです。
[ゲストの声]
・ロマンチックな場所とセリフでキュンキュンしちゃいました。私も早く結婚したいです。
・普段はおとなしくて優しいイメージですが、決めるとこは決める男らしい一面をみました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ロマンチックなプロポーズだった新郎新婦
・もう一度プロポーズの雰囲気を味わいたい新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
式場と打ち合わせをし照明を落としてもらい、BGMなどのもこだわるとよりロマンチックな雰囲気を作ることが可能です。
・ファーストダンス
ファーストダンスとは、新たな人生をともに歩んでいく象徴としてダンスを披露宴でお披露目します。
海外では一般的な演出ですが日本ではあまり行われていない演出なので、ゲストの目を引きやすいです。
[ゲストの声]
・この日の為に一生懸命練習したんだろうな~と思うと、感動的でした。
・中々見ることがない演出だったので楽しかったです。大人な雰囲気でしたね。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式に向けて、ふたりで新しいことにチャレンジしたい
・ふたりにとって思い出になるワンシーンをつくりたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ダンスが初心者な方でも大丈夫。むしろ、この日の為に一生懸命練習した方が感動的な演出になるはずです。
動画などを見て自己練習を行う場合は0円、レッスンなどに通う場合は約10,000 ~50,000円の費用がかかります。
・始球式
新婦父と新郎がキャッチボールをする演出。
「俺の娘を頼んだぞ・・・」と、新婦父から投げられるボールを新郎がしっかりとキャッチする姿は、見る人の胸をアツくさせます。
キャッチボール後のふたりが握手する場面も見物です。
野球のグローブ2つとボール1つが必要になります。自宅にある場合は、もちろん購入不要になるので費用は0円です。新しく購入する場合は約5,000 ~ 7,000円の費用がかかります。
[ゲストの声]
・こんなに真剣なキャッチボール見たことありません、感動しました。
・新郎の表情もいつになく緊張していましたね。握手するところが良かったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・野球が大好きな新郎・新婦父に
・不器用だけど気持ちのある「新婦父」や「新郎」に
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
室内や割れ物が近くにある場合など、場所によっては危険になりますので、実施できない場合もあります。
事前に式場へ確認するようにしましょう。
・シェフのお料理紹介
美味しい料理はひとつの演出になります。
料理で披露宴会場を選んだのなら、是非ともプログラムに入れてもらいたいのが「シェフによるお料理紹介」です。
産地やこだわりポイントなど、シェフから直接紹介してもらった後に食べるとより一層美味しく感じられます。
[ゲストの声]
・シェフがわざわざ出てきて料理紹介してくれるなんて初めてでした。
・美味しい料理は披露宴の1つの楽しみなので、嬉しかったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・お料理で披露宴会場を決めた新郎新婦に
・グルメなゲストが多い新郎新婦に
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
会場によっては受けてもらえないこともあるかもしれませんが、大抵の会場は0円で対応していただけます。
是非実施したいという新郎新婦は事前に式場に確認するようにしましょう。
3-3. その他(2)
・宝探し
あらかじめ披露宴会場内に「お宝」を隠しておき、歓談中などにゲストに探してもらうゲームです。
見つけた方にはプレゼントを準備しておくと盛り上がります。
お宝は「新郎新婦の大好きなネコちゃんの置物」だったり、「新郎新婦が仲良く写真に写った写真」でも何でもOK。
「お宝」と「プレゼント」を何にするかで費用が決まります。大体の相場は5,000~20,000円程です。
[ゲストの声]
・お宝の隠し場所が、新郎の背中でした!どこにもないのでひょっとして…と新郎を捕まえてみたら見つかりました!楽しかった!
・小さな子供達が一生懸命ネコちゃんを探していました。通常の結婚式だとすぐに飽きちゃって困るんですが、こういったゲームがあるとずっと楽しそうだったので助かりましたね。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・自分達らしさを出したい
・歓談中も楽しんでもらいたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
「新郎新婦のアツアツ写真を見つけた人には、新郎新婦の初デートで行った映画にまつわるモノをプレゼント!」など景品もお宝にまつわるものだと最後まで盛り上がります。
・共通のアイテム装着
ちょっとした小道具も、目的をもたせると一体感を演出してくれます。ゲストと新郎新婦全員で同じアイテムを身に着けます。
結果として一体感のある雰囲気が作れるのでオススメです。
費用は約3,000~18,000です。人数や、なんのアイテムを用意するかにより大きく変わってきますが、共通の身に付けるアイテムなどを百均で用意することも可能です。
[ゲストの声]
・ゲスト同士も同じアイテムを持っているので初対面でも一緒に写真をとったりして盛り上がりました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲスト同士の交流の場をつくりたい人に
・楽しそうな映える写真がとりたい人に
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
例えば、ガーデンや船上での結婚式でフリータイムを設ける場合、そのスペースへの入場チケットとして共通アイテムを設けておくとゲストが積極的にアイテムを使ってくれるようになります。
▼結婚式の節約が実現できる演出事例についてもっと知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
4. ゲスト参加型のおすすめ演出9選
つぎは、ゲスト参加型の演出を9個ご紹介致します。
参加型の演出はゲストとの距離がより近くなります。「アットホームな式にしたい人」「ゲストの方々に楽しんで欲しい人」におすすめです。
4-1. 挙式(3)
・リングリレー
リングリレーとは、指輪の交換の際、お二人の指輪をゲストの力を借りてお二人の元へ運ぶセレモニーです。
座席の一番内側に座っている方が指輪を通したリボンを持ち、後ろから指輪を通していきます。新郎新婦は一番前でリボンの端を持ち指輪の到着を待ちます。
お二人が今日、ここに立っているのはきっと参加しているゲストのみなさまのおかげ。
最後の約束を交わす時にも、今一度みなさんのお力を借りて夫婦となる第一歩を踏み出す、そんなゲストを巻き込んだ素敵な演出です。
[ゲストの声]
・結婚指輪を間近で見て、あの子がこれから結婚式を挙げるんだと実感した。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲストの協力の下結婚式を上げたいと考えている新郎新婦
・せっかくの結婚指輪を多くのゲストにみて欲しい場合
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
新郎側と新婦側、どちらの指輪が先に届くかを競う場合もあります。
そうすると、少しゲーム感覚でゲストのみなさまもかなり盛り上がっていただけます。
・リボンワンズ
こちらはフラワーシャワーに変わる演出です。
新郎新婦が挙式会場を退場する際に、細長い棒にリボンをつけ、ゲストのみなさまに振っていただく、という演出になります。
一斉にカラフルなリボンが空を舞うので、鮮やかに写ります。音がしないのが寂しく感じる方は、棒に小さなベルをつけるのもお勧めです。
[ゲストの声]
・フラワーシャワーでなくこんな演出もあるのだと新鮮でたのしかった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・王道な演出ではなく少し変わった演出をしたい方
・会場によっては、床に何かが飛び散ってしまうような演出はNGとされるところもあるので、そういった場に
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
リボンの色を変えるでけで雰囲気がガラッと変わります。
音がしないのが寂しく感じる方は、棒に小さなベルをつけるのもお勧めです。
・フラッグワンズ
フラッグワンズはリボンワンズと似た演出になります。
リボンワンズではリボンを付けた細い棒を振るのに対し、フラッグワンズではその名の通りフラッグを振って頂きます。
リボンワンズが可愛らしい雰囲気であるのに対し、フラッグワンズはスタイリッシュな雰囲気になります。
[ゲストの声]
・フラワーシャワーより大人っぽくスタイリッシュな雰囲気で新郎新婦のイメージにあっていた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・スタイリッシュな雰囲気で挙式会場退出の演出をしたい方
・会場によっては、床に何かが飛び散ってしまうような演出はNGとされるところもあるので、そういった場合に
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
リボンワンズと組み合わせて、フラッグにリボンが付いたアイテムもありますので式のコンセプトや衣装に合うものを選びましょう。
4-2. 披露宴(3)
・ドレス色当てクイズ
ドレスの色あてクイズでは、披露宴開始前に、新婦お色直しのドレスの色を予想して投票してもらいます。
お色直しの入場前に司会者より「それでは、正解発表です!」とアナウンス。見事に正解をあてた人の中からくじを引いて数人の方にプレゼントを贈呈します。
[ゲストの声]
・付き合いが長いので、新婦が好きな色はスグにわかりました!分かっていたとしても当たっていると嬉しいもんですよね。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・お色直しの衣装に注目してほしい
・自分らしいカラーというものがある
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
当たりのプレゼントは1,000円以下で準備できるようなものでOK。
金額が高いものが1人だけに当たるより、もらったらちょっと嬉しいな…というものを3~5名程度が当たるようにすると良いです。
・似顔絵コンテスト
似顔絵コンテストは、同じ卓に座っているゲスト全員が協力して、生まれてくるお子様の似顔絵を完成させるテーブル対抗のゲームです。
1人目は 「輪郭」
2人目は 「眉毛」
3人目は 「耳」
それに続く人たちで 「目」→ 「鼻」 → 「口」…といったカタチで色紙とペンを回していきます。
最後にテーブルの代表者が高砂の前に集まってきて、新郎新婦に色紙を見せてプレゼン。
見事優勝したチームにはお菓子の詰め合わせなどの景品をプレゼントという流れになります。
非常に簡単なゲームなので、老若男女どんな人にも楽しんでもらえます。
[ゲストの声]
・結婚式のゲームといったら若い人達が楽しむものという印象がありましたが、これは年配の僕たちでも参加できる簡単な内容だったので楽しく参加できました。
・顔を書いていく内に宇宙人みたいな顔になっちゃっておかしかった!優勝しておっきいお菓子をもらいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・幅広い年齢のゲストが全員で参加できるゲームを企画したい
・ゲスト同士が交流できる場をつくりたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
小さいお子様からお年寄りまでいらっしゃいますので、優勝景品は大きな駄菓子セットなどを購入するのがオススメです。見た目にもインパクトがありますし、中身がたくさん入っている 且つ 節約もできちゃいます。
・キャンドルリレー
新郎新婦がもったキャンドルの火を、テーブルラウンドしながらゲストのキャンドルに点灯していきます。
火をもらったゲストは、同じテーブルの隣のゲストにリレーのように火を灯していきます。最後にそこに集う人達の幸せを願いながら全員でキャンドルの炎を吹き消す演出です。
非常に幻想的でロマンチックな演出になります。
[ゲストの声]
・キャンドルの火がその場の雰囲気をあったかくしてくれました。全員で火を吹き消す演出も、心がひとつになった感覚でよかったです。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲスト全員と一体感を感じたい
・楽しいだけでなく、幻想的な雰囲気も作りたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
火が灯ったキャンドルはロウがたれてしまう可能性があるため、火の灯っていないキャンドルを傾け火を渡すようにしましょう。
ゲストが怪我をしてしまうことがないように、司会にアナウンスを依頼してください。
4-3. その他(3)
・タイムカプセル
「ウエディングボックス」とも呼ばれるセレモニーです。
ゲストに受付で10年後(ここは何年後でも構いません)の新郎新婦に向けてのメッセージを書いてもらいます。
そして、挙式中に新郎新婦がそれぞれ相手に向けてメッセージを書き、二人で蓋を閉じる、という演出。
未来を近い、その約束を胸に日々を過ごす、結婚式が終わりではなくはじまりとなる、そんな素敵なセレモニーです。
[ゲストの声]
・10年後の二人を想像すると微笑ましく、こちらまで幸せな気持ちになった。
・これから家族として長年寄りっ沿っていくという強い決意を感じれた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・この先の人生を二人で歩んでいくという決意をカタチに残したい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
派生版として、ワインを一緒に入れて箱を閉じ、数年後に箱を開けた時に二人で一緒に飲むという「ワインボックス」、
ゲストからのメッセージをもらった後、最後に蠟燭で固め、蓋をする「タイムカプセルキャンドル」などもあります。お二人らしさを演出できるカタチを見つけてみてください。
(キャンドルの場合、毎年記念日に火を灯し、○年後に全て溶け切り、皆さんからのメッセージが現れる、という仕様になっております)
・ウェディングドロップス
さまざまな形のチップ(ドロップス)にゲストから署名やメッセージを記入してもらい、そのドロップスをフレームに入れて完成させるアイテムです。
結婚式に集まってもらったみんなで何か一つものをつくるというのはなかなか出来ません。結婚式はカタチとしては残りませんが、これはカタチとして残すことが出来ます。
[ゲストの声]
・待ち時間も退屈せず楽しく過ごすことができた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式の思い出をカタチに残したい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
アイテムとしても可愛いので新居に飾ったりすると、見返す度に結婚式のことを思い出し初心を忘れずにいつまでも過ごしていけそうですね!
・定点カメラ
定点カメラとは会場のどこかにビデオカメラを設置し、ゲストがビデオの前で好きなように話す演出です。
後日ゆっくりと見返すことができ、結婚式後も楽しみが残っていいですね。今まで知らなかった暴露なんかも聞けちゃうかもしれません。
[ゲストの声]
・最初は少し恥ずかしかったけど、きちんと想いを伝えられる場があってよかった。お色直しの間なんかは長蛇の列ができていた!
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲストからのメッセージを沢山受け取りたい
・後日思い出を振り返りたい新郎新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
仕様や設置場所は、新郎新婦の入場前などに司会者にアナウンスしてもらいます。
▼アットホームな結婚式について詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
5. 神前式・和装に合うおすすめ演出7選
この章では神前式など和装の際に合うおすすめの演出を7個ご紹介致します。
「神前式の雰囲気を大切にしたい」「和装ならではの演出がしたい」という方におすすめです。
5-1. 挙式(4)
・筥迫(はこせこ)の儀
”筥迫”とは、江戸時代に女性が懐紙や鏡などを持ち歩く際に使っていた小物入れのことです。新婦の支度の仕上げに、新婦お母様より新婦の胸元へ、『筥迫』を差していただく演出。
キリスト教式の『ベールダウン』のように、魔除けの意味も込められています。
[ゲストの声]
・新婦と新婦母の真剣でどこか寂しそうにも感じる表情が心に響いた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式で母親と何か演出をしたい新婦
・母親への感謝を伝えたい新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
通常チャペルへの入場前またはブライズルームで行うのが一般的ですが、人前式など決められたプログラムがない場合は挙式のプログラムに組み込み、ゲストも感動的な場面を見守ることもできます。
・紅差しの儀
別名「紅引きの儀」とも言われ、「筥迫の儀」の派生版とも言えます。これは新婦となる娘の唇に、母親が紅筆で口紅を塗ってあげるというものです。
もともと「紅」(赤色)は魔除けや厄除けの為に、昔から使用されていた色で、「魔除け」の意味が込められております。
[ゲストの声]
・結婚式という大切な日に娘のためになにかをしてあげられて本当に嬉しかった。式が始まる前から思わず泣きそうになってしまった。(新婦母)
[こんな新郎新婦にオススメ]
・娘のために結婚式でなにかしたいと言ってくれる母親がいる新婦
・母親への感謝を伝えたい新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
タイミングとしては、ベールダウンの代わりに入場をするときも良いですが、身支度の時に行うと「母と娘」二人だけの時間も作れるので、このタイミングもお勧めです。
・折り鶴シャワー
こちらはフラワーシャワーに変わる演出です。花びらの代わりに折り鶴を投げます。和装にぴったりです。
鶴は平和・長寿の象徴であり、一夫一妻での動物です。
折り鶴シャワーには「平和に末永く幸せでありますように」という願いが込められています。
[ゲストの声]
・たくさんの折り鶴を手作りしたと言っていてびっくりした。たくさんの思いが詰まった折り鶴なんだろうなと感じた。
・新郎新婦が通った道にはたくさんの折り鶴があり、新郎新婦の後ろ姿をとった写真がとっても綺麗だった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・王道のフラワーシャワーを和装にあった形で取り入れたい
・結婚式のために何か作成してみたいと考えている新郎新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
和柄の折り紙を使ったり、組紐や花びらも混ぜたりすることでより華やかになるでしょう。
・水合わせの儀
新郎 新婦のお互いの実家の水を汲んできて、ひとつの杯に注ぎ合わせた水を飲むという儀式です。
別々の環境(水)で育ったふたりがお互いの環境に慣れ親しみ、新たな家庭、環境(水)を築いていけるようにという意味が込められています。
和装ですと、まるで三々九度の儀式のようで、神社式のような雰囲気を味わくことが出来ます。
[ゲストの声]
・和装に合っていて、キレイでした。
・オリーブの木で水合わせを行うというのが現代的で良かったですね。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・決意表明のような場をもちたい
・ふたりでひとつのものを作る演出をいれたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
最近では、これをアレンジしてふたりが準備した植物(植木鉢)に水を注ぐ「植樹の儀」という演出もあります。
中でもオリーブの木は「平和」という花言葉の上、昔から「夫婦の木」とも言われておりオススメです。
5-2. 披露宴(2)
・鏡開き
こちらは和婚でケーキ入刀の代わりに行われることの多い演出です。
鏡開きには「幸せな未来を切り開く」という意味が込められています。
新郎新婦2人で行ってもいいですし、新郎新婦2人とお二人の両親の6人で行う場合もあります。
[ゲストの声]
・大樽に入ったお酒なんてなかなか飲める機会がないから特別な気分だった
[こんな新郎新婦にオススメ]
・新郎新婦とそれぞれの両親全員で何か一つの演出をしたい場合
・お酒好きなゲストが多く、特別なおもてなしをしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
酒樽の蓋を開けるのは非常に大変な作業です。叩くだけで簡単に開くイメージがあるかもしれませんが、あれは事前に蓋を開けています。その作業を式場で対応してもらえるか確認しましょう。もしくは樽と清酒を別で用意すると、蓋を開ける作業の手間を省けます。
・だるまの目入れ
だるまの目入れは新郎新婦お二人でだるまに目を入れて開眼するイベントです。
通常だるまには目が描かれておらず、願いを込めて左目を書き、願いがかなったら右目を書き入れます。結婚式の演出では「二人のこれから幸せ」を願い目を書き込みます。
[ゲストの声]
・お二人の願いを聞いて幸せな気分になった。これから幸せな家庭を築いていってほしい。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚式の思い出をカタチに残したい新郎新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ペンを用意して、だるまにゲストからの寄せ書きをもらうとより思い出深い品になります。
5-3. その他(1)
・番傘入場
番傘を使っての入場です。小道具が1つあるだけなのに、一気に華やかになります。
白無垢と赤い番傘の相性は非常によく、白い衣装に赤の番傘が映えてとても美しい写真がとれます。
[ゲストの声]
・白無垢に赤い番傘が映えてキレイでした!
・和って感じがしていいですね。新郎がかっこよく見えました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・写真映えしたい方
・キリッとした印象の写真を撮りたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
番傘には赤以外のカラーや柄の入っているものもあります。白無垢や色打掛との相性を見つつ好きなものを選んでください。
6. 人前式に合うおすすめの演出6選
自由でオリジナリティを出せることが魅力の人前式。
しかし、オリジナリティを出したいと思っても、人前式ならではの演出ってなかなか浮かばないですよね。
この章では人前式に合う演出を6個ご紹介致します。
6-1. 挙式(6)
・オリジナルの誓いの言葉
人前式ではお二人でオリジナルの誓いの言葉を作成します。
神様に誓うキリスト挙式や神前式と異なり、人前式とは式に参列していただいたゲストに証人になってもらう”人”に誓う結婚式です。
お二人のだけの言葉で「結婚する決意」と「これからの未来」を誓いゲストに承認してもらうことで結婚が成立します。
[ゲストの声]
・二人らしさ全開の誓いの言葉に、ついにこの二人が結婚するんだなと感じた。
・お二人の口から発せられる強い意志に感動した
[こんな新郎新婦にオススメ]
・お二人らしい結婚式にしたい方
・自分たちの口から決意をゲストに伝えたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
お二人の思い出、エピソード、好きな事、嫌いな事、共通点、相違点を書き出してみましょう。そこからお二人らしさがより伝わる内容を誓いの言葉にしましょう。
・ゲストから問いかけをもらう誓いの言葉
大抵、誓いの言葉はお二人が事前に考えてきたことをゲストのみなさまの前で誓いますが、この場合は異なります。
受付などで、ゲストのみなさまに「式でお二人に誓ってほしいこと」を書いていただき、それを当日その場で誓うというセレモニーです。
誓いの言葉のシーンでお二人が、ゲストのみなさまに書いていただいた紙を引き、そしてその内容を書いた方に前に出てきていただき、実際にその場で読み上げていただきます。
そしてその場でお二人は問いかけに対して正直に答え、誓う、という流れです。
[ゲストの声]
緊張した新郎新婦二人への問いかけ思わず私も緊張してしまいましたが、かけがえのない思い出になりました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・家族や親族、友人みんなで結婚式を作り上げたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
こちらのパターンはお二人の決意をしっかりと伝えたい方や、家族や友人などのパートナーの大切な方々も大切にしていきたい方にオススメ!指名されたゲストにとってもかけがえのない思い出になることでしょう。
・ブーケセレモニー(ブートニアセレモニー)
ブーケ・ブートニアセレモニーとは挙式の前にプロポーズを行う、とてもロマンチックな演出です。
まず新郎様が入場し、祭壇前でブーケを預かります。そして、新婦様が入場後、祭壇前に来たところで新郎様からプロポーズの言葉とともにブーケを渡します。
新婦様はブーケを受け取り、その中の1本(もしくは別途用意しているブートニア)を新郎様の胸ポケットに挿す、という流れになります。
[ゲストの声]
・ロマンチックな場所でのプロポーズの言葉にキュンキュンしちゃいました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・式の前に新婦にもう一度想いを伝えたい新郎
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
青年が愛する女性にプロポーズする際、女性のお家までの道のりで咲いているお花を集めて、その花束を女性にプレゼントしました。
そして女性が返事とともに貰った花束から1つのお花を青年の胸ポケットにプレゼントしたという中世ヨーロッパの逸話が基になったセレモニーです。その意味を知っているとより考え深いものになります。
・レターセレモニー
人前式の際のレターセレモニーでは挙式中にお手紙を読み上げます。
手紙は、「新郎新婦が互いに手紙を贈り合う」パターンと「新郎新婦からゲストに感謝の手紙を贈る」パターンがあります。
自由な演出が叶う人前式ならではの演出です。挙式という神聖なタイミングでお二人の言葉を大切な人たちへ贈ってみるのはいかがでしょうか?
[ゲストに声]
・チャペルという神聖な場所でお互いに手紙を贈り合う姿はとてもロマンチックだった。
・新郎新婦入場前の厳かな、少し緊張に満ちた雰囲気の中読む二人からのメッセージは胸に刺さった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・誓いの際にもう一度自分の言葉で相手に気持ちを伝えたい
・結婚式を始める前に招待したゲスト一人ひとりに感謝の言葉や今の気持ちを伝えたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
ゲストに手紙を送る場合は、受付などで事前にゲストに手紙を渡し、合図があるまで開封しないように注意喚起をしておきます。
そして、挙式会場に入場し、お二人が入ってくるまでの待ち時間で、司会から読んでいただくように声掛けしてもらいます。
・チャペルムービー
新郎新婦が挙式会場に入場する前に上映するのが「チャペルムービー」
厳かな雰囲気の中、お二人からゲストへの感謝の想い、そしてお二人のこれまでの軌跡を映像にして上映する演出です。
「披露宴でムービーを流すことはよく聞くけれど、挙式でも…⁉」と驚かれた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。確かに珍しい演出ですが、それ故にゲストのみなさまの記憶に残りやすいと言われています。
[ゲストの声]
・チャペルでのムービーは珍しくてびっくりしたが、美しい天井に映し出される二人のこれまでに感動した。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲストをびっくりさせたい新郎新婦
・自分の招待したゲストに相手のことを知ってほしい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
厳かな雰囲気に包まれている挙式ですが、このムービーを流すことにより、ゲストのみなさまの雰囲気も和らぐ、というメリットもあります。
会場によっては、挙式会場で映像を流せないという場合もありますので、ご希望の場合は事前にご確認ください。
・アイルランナー
アイルランナーとはバージンロードに、お二人のこれまでの歴史を綴る演出です。
入口から入り、お二人が生まれた日からスタートします。そして、だんだんと成長し、お二人が出会い、そして今日を迎えるまでの歴史を、写真とともに綴っていただきます。
思い出を振り返りながら、それぞれがこの道を歩き、そして祭壇の一番前に来る頃には、互いの歩んだ道を振り返り、二人で顔を見つめます。
この後の誓いの言葉を胸に、未来は二人で作っていく、そんなストーリーが込められる演出です。
[ゲストの声]
・バージンロードを子供が敷き始めたときに、二人の過去の写真が見えてびっくりした。
・無地のバージンロードよりも華やかでした!
[こんな新郎新婦にオススメ]
・結婚前にお互いの過去を振り返りたい方
・周りとかぶらない演出をしたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
オリジナルのアイルランナーの作成を通して新郎新婦の過去を振り返り、なぜ結婚するのかをもう一度深く考える時間を作れると思います。
▼更に人前式ならではの演出事例を知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
▼オリジナリティあふれる人前式の誓いの言葉の事例が知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
7. 家族婚/少人数婚におすすめの演出8選
近年、感染症の影響などもあり人気が急増している家族のみや少人数での結婚式。
この章ではそんな「家族婚」「少人数婚」におすすめの演出を8つお伝え致します。
7-1. 挙式(3)
・ジャケットセレモニー
新婦様が入場後、新婦のお母様に行っていただく「ベールダウン」はご存知の方も多いことでしょう。こちらはその男性版の演出になります。
新郎様が入場された後、新郎のお母様が、新郎様にタキシードのジャケットを着せ、送り出すというものです。
立派に成長した息子の最初の一歩を送り出すお母様。これまで育ててきてくれた母に、立派な背中を見せる新郎様。言葉を交わさずとも伝わる親子の想いが垣間見える、そんな素敵な演出です。
[ゲストの声]
・息子を送り出す母の涙にこっちまで涙してしまった。
・タキシードに腕を通ししっかりと前を向く新郎に友人ながらかっこいいと思った。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・母親に大切に育ててもらった感謝を伝えたい新郎
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
新郎の母親にとって結婚式は息子を送り出す大切な日。息子のために何かしてあげたと思う方も多いと思います。お母様の想いを汲み取り、ジャケットセレモニーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
・リングガール/ボーイ
指輪の交換の際、お子様に運んできてもらう「リングボーイ・リングガール」という演出。
登場の順番は会場などによって異なりますが、入り口から入場して、バージンロードを歩き、そのままお二人の元迄指輪を運んだ後はゲスト席までお戻りいただきます。
大切な指輪を運ぶ役割なので、人によっては少し緊張気味に、慎重に運ぶ姿がとても可愛らしい演出です。親族での結婚式の場合、顔見知りの方が多いでとても微笑ましい雰囲気になります。
[ゲストの声]
・リングピローを大切そうに持って歩く子どもの姿にドキドキしつつ癒やされました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・親族や仲の良い友人などに小学生以下の子供がいる方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
リングピローは誰でも挑戦しやすいDIYだと思います!リングボーイ、ガールのために専用に作ってあげると喜ばれます。
衣装の雰囲気に合わせて作成すると統一感がでてより写真に映えます。
・フラッグガール/フラッグボーイ
こちらもお子様に依頼する演出です。
新郎新婦の登場を知らせるウエディングフラッグを持って先に入場する「フラッグガール・フラッグボーイ」。その名の通り、「旗」を持って新郎新婦を先導していただきます。
[ゲストの声]
・緊張した表情の新郎でしたが、前を歩く子どもたちを見て和やかな表情になっていて、こちらも緊張がとけました。
・途中座席の方まで子どもたちが来ましたが、可愛らしい姿に癒やされました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・親族や仲の良い友人などに小学生以下の子供がいる方
・和やかな雰囲気で挙式を始めたい方
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
フラッグに書く言葉は、「Here Comes The Bride(Groom) (新婦(新郎)が登場します)」が定番ですが、ここはアレンジ可能!
GroomとBrideを「&」で繋いでも良いですし、二人の名前を書いてもいいですし、「Just Married」も定番のお勧めのアレンジと言えるでしょう。
ここの言葉に縛りはありませんので、ぜひ色々アレンジしてみてください。
7-2. 披露宴(3)
・両親からの新郎新婦紹介
改めて新郎新婦を紹介するとともに、初めて会ったパートナー側のゲストに自分のことを知ってもらうための新郎新婦紹介。
司会者が行うことが多いですが、こちらは二人のことを一番よく知っている人(父・母)から直接二人のことを紹介してもらう演出です。
「昔は~~で」というエピソードは新郎新婦の成長を感じれるとともに、親の愛が愛情を持って育てたことが伝わってきます。新郎新婦にとってもこんな思い出育ててくれたんだと感じられる感動の瞬間だと思います。
[ゲストの声]
・新郎新婦の昔の話を聞けてよかった。
・大切そうに昔のエピソードを語る親御様の声や表情に胸を打たれた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・相手の子供のお頃のエピソードを知りたい
・自分たちの素の部分をゲストに知ってほしい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
よく見て、よく育ててくれたことが新郎新婦はもちろん、ゲストにも伝わるので結婚式全体を感度的なものにしてくれます。
・肩書や名前だけではない親族紹介
親族紹介とは、挙式の前や挙式と披露宴の間に結婚式に出席している新郎新婦の親族をひとりずつ紹介することです。
家族のみの会食の場合、披露宴(会食)中に演出として親族紹介を行うこともあります。
通常は新郎新婦との間柄を説明し一言添える程度ですが、演出として行う場合新郎新婦との過去の思い出などを話してもらいます。昔から二人を知る人たちでしか感じられない空気感がとても和みますし、有意義な時間だなと感じます。
[ゲストの声]
・和やかの雰囲気の中、結婚相手の人柄を深く知れてよかった。
・歓談の際に会話するきっかけになった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・親族のみで歓談メインのアットホームな式にしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
二人をよく知る親族からの話は、新郎新婦は覚えていない小さい頃のエピソード新があると盛り上がります。
郎新婦にとっても新しい発見(話)があるかもしれません。
・思い出を振り返る特別ムービー
プロフィールムービーはゲスト全員の写真をいれて、参列者全員で思い出を振り返る事ができます。
一般的な結婚式だとゲストが多い分、全員をスライドショーに登場されないこともあります。
しかし、少人数の結婚式や親族のみの結婚式であれば、ゲスト全員の写真を漏れなくスライドショーに入れるのも難しくありません。
[ゲストの声]
・ムービーに自分が映るのは少し恥ずかしさもあったがやっぱり嬉しかった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・昔からの写真が沢山ある
・たくさん写真を撮る家族になりたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
写真と一緒にその時のエピソードや、その人へのメッセージがあるとよりゲストが楽しめます。
7-3. その他(2)
・ゲストのテーブルを横長方形のものにする
ゲストのテーブルを横長方形のものにすることで、どのゲストも新郎新婦から近い距離で結婚式を楽しむことができます。
一般的な結婚式では会場の中に円テーブルがいくつかあり、遠い席のゲストは新郎新婦の顔が見えづらくなることもあります。さらに距離も遠ければ、会話もしづらくなります。
一方で少人数だからこそできる横長方形のテーブルであれば、一同に介してゲストの顔が見えるだけでなく、新郎新婦との距離も近いので自然と会話がしやすくなります。
[ゲストの声]
・高砂のように席が離れていないので食事をしながらでも新郎新婦とたくさん話せて嬉しかった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・親族全員が交流できるようなアットホーム式にしたい
・食事をしながらゲストとの会話を楽しみたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
新郎新婦用の席は固定せず、空席をいくつか作っておいて移動できるようにしておくと、より多くのゲストと近い距離で話すことが可能です。
・新郎新婦がゲストを迎える
新郎新婦がゲストをお出迎えを行うことで、結婚式のスタート時点からアットホームな雰囲気を作ることができます。
ゲストが来場した際に「今日は来てくれてありがとう!」「素敵な結婚式だね!」といった何気ない会話が少しでもできることで、結婚式全体の雰囲気がだいぶ変わってくるはずです。
[ゲストの声]
・花嫁姿の感想をいち早く伝えられて嬉しかった。
・新郎新婦と話せる時間が必ず取れるで良かった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲスト一人ひとりと会話する時間を設けたい
・丁寧なおもてなしの式にしたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
これを取り入れるだけでもおもてなし度が上がるので、ぜひオススメします。
しかし、一人ひとりと丁寧に会話していると、時間が押してしまい披露宴の時間が短くなってしまうので時間管理はしっかりとするようにしましょう。
▼親族のみの結婚式について詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
▼親族のみの食事会スタイルの結婚式について詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
8. マタニティウエディングにおすすめの演出6選
お腹に子供がいるときに結婚式を行ったということは、将来忘れられない思い出になると思います。
最後にタニティウエディングだからこそできるオリジナル演出やアレンジを6つご紹介致します。
8-1. 挙式(3)
・牧師からの特別な問いかけ
こちらは誓いの言葉を変える演出です。
例えば「二人に新しく宿ったこの命を、二人で大切に愛を注いで守り抜くことを誓いますか?」など、赤ちゃんを意識した言葉に変えるだけでお二人だけではなく、おなかの中に宿っている赤ちゃんも一緒に家族になっていく決意を固めることができます。
[ゲストの声]
・通常の結婚式とは異なるフレーズにびっくりしていましたが、それだけの覚悟が二人にはあるということなのだろうと思いました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・子供のことも含めこれから家族になる決意をゲストの前で誓いたい新郎新婦
【プロデューサーアドバイス】
牧師からの問いかけを変えることはできるのかと驚いた方もいると思います。式場によっては不可な場所もありますが、対応してくれる式場もあるため気になる方は問い合わせてみてください。
・手作りのファーストピロー
リングピローを、生まれてきた赤ちゃんのファーストピローに使用します。
リングピローとは、指輪を交換する時まで指輪を置いておくアイテムです。指輪交換に欠かせないアイテムになります。
赤ちゃんの頭に触れても大丈夫な優しい素材を使い、大きめに作ればファーストピローにぴったりです。リングピローは誰でも挑戦しやすいDIYだと思いますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
[ゲストの声]
・挙式後、エコー写真とともに披露宴会場の受付に飾られていてお腹の赤ちゃんの存在を感じられた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・お腹の赤ちゃんのためになにかしたいけど結婚式の準備で余裕がない
・赤ちゃんも一緒に結婚式に参加していることを感じたい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
また、ファーストピローではなく赤ちゃんのファーストシューズを作るというのも、マタニティウエディングだからこそできる素敵な演出です。
・ベビーリング
ベビーリングとは、その名の通り、お子様の誕生を祝って贈る指輪のことです。
元々の由来はヨーロッパの「銀のスプーンを持って生まれた子どもは幸せになれる」という言い伝えから始まりました。それが近年派生して、同じく銀製の指輪を贈るという習慣に変化していきました。
生まれてくる子どもの幸せを願って、誓いの場で贈ってみるのはいかがでしょうか?
[ゲストの声]
・この二人なら子供を大切に育てて行くんだろうなと感じた。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・誓いの場で自分たちの子供に対する想いを伝えたい
・これから生まれてくる子供に何か残したい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
一般的に誰が誰に送るという決まりはありませんが、挙式で行う場合は「新郎→新婦」に送るという流れが良いでしょう。
もらった指輪は、お子様が大きくなるまで、ネックレスに通して新婦が身に付ける、という方が多いようです。
8-2. 披露宴(2)
・赤ちゃんの心音を映像の中に
披露宴で流すムービーの中に赤ちゃんの心音やエコー写真を組み込む演出です。ゲストへの報告がまだの状況であればサプライズでの報告も兼ねることができます。
[ゲストの声]
・結婚式のムービーで初めてお腹に赤ちゃんがいることを知りました。みんなびっくりしていましたが、自然と拍手に包まれていました。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・ゲストへの妊娠報告がまだの新郎新婦
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
これから生まれてくる赤ちゃんへのメッセージをムービーに組み込むと、会場全体が感動に包まれ、生まれてきたお子さまへのプレゼントにもなります。
・テーブルLOVEラウンド
人気の演出「テーブルラウンド」をアレンジし、ゲストと楽しくおなかに注目が集まるような写真を撮影する演出です。あえてブーケを持たず、お腹を隠さないスタイルでゲストのテーブルを回ります。
お腹の赤ちゃんにフォーカスした写真を撮影することでマタニティウエディングならではの一体感が生まれます。
[ゲストの声]
・結婚式の準備などでバタバタしてそうだったので、新婦には久しぶりに会いました。いつの間にかお腹が大きくなっていて感動した。
・二人にとってより思い出深い写真になるんだろうなと思った。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・赤ちゃんも一緒に結婚式に参加していることを感じたい
・ゲストに赤ちゃんの存在を感じてほしい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
皆様隠してしまいがちなマタニティ時期の体型ですが、一つの思い出としてお腹の赤ちゃんにフォーカスした写真を撮影してみてはいかがでしょうか。
ウェルカムベイビーフォトを行う場合は事前にカメラマン、ビデオマンへの趣旨、要望内容を共有しておくようにしましょう。
8-3. その他(1)
・10歳のあなたへメッセージ
これから生まれてくる赤ちゃんが10歳になる頃の未来に向けてメッセージをもらう、タイムカプセルのような演出です。
「ママの言うことをよく聞くんだよ!」と友人から。「生まれてくることを本当に楽しみにしているよ」とおばあちゃんから。ゲストからの愛が感じられる、お子さまにとって宝物のような時間が作れます。
メッセージを書いてもらったり、ムービーに残したり、様々なアレンジも楽しむことができます。
[ゲストの声]
・思い思いの温かいメッセージをもらっていて生まれて来る子供は幸せものだなと思った。
・子供が成長する頃には私は高齢でどうなっているかわからないけど、メッセージを残せて本当に嬉しいし感慨深かった。
[こんな新郎新婦にオススメ]
・子供のことも含め自分たち家族を愛してほしいと感じている新郎新婦
・これから生まれてくる子供に何か残したい
【プロデューサーのワンポイントアドバイス】
自分の子どもが10歳くらいにあるころ、もしかしたら反抗期で子育てに苦戦しているかもしれません。
なので、この場にいるゲストから生まれてくる赤ちゃんへメッセージをお願いします。
生まれてくる子供にとっても、両親にとっても心の支えになるでしょう。
▼マタニティウエディングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
9. 演出を取り入れる際の注意点
タイプ別に演出を多数ご紹介させて頂きました。実施したい演出はあったでしょうか。
実施する演出を決めお二人らしい結婚式にするはずだったのに「こんなところで失敗してしまった」ということがないように、この章では演出を取り入れる際の注意点をご紹介させて頂きます。
9-1. 内輪ネタや新郎新婦だけが盛り上がる演出はNG
演出を取り入れる際の注意点1つ目は「内輪ネタや新郎新婦だけが盛り上がる演出はしない」ということです。
今までの人生の中でお世話になった人を招待する結婚式。親族から、学生時代の友人、会社の同僚や上司、様々なゲストが参加していると思います。それぞれのゲストと異なる思い出があると思います。
しかし、内輪ネタは控え一部のゲストしかわからない、盛り上がれないといった演出は控えるようにしましょう。
9-2. 時間の長さや演出の個数に注意
演出を取り入れる際の注意点2つ目は「時間の長さや演出の個数に気をつける」ということです。
結婚式の演出は多すぎても少なすぎてもいけません。演出が多すぎると新郎新婦とゲストが話す時間がなくなってしまい、せっかく来ていただいたゲストに感謝を伝える時間が取れなくなってしまいます。
反対に、演出が少なすぎると間延びしたメリハリのない式になってしまいます。
演出を取り入れる際のポイントは以下の3つです。
・自由時間を30分はつくる
・演出を最低3つは入れる
・感動シーンを最低1つ入れる
これだけは守るようにしましょう。
▼演出を取り入れる際のポイントを更に詳しく知りたい方はこちらの記事の4章を御覧ください。
9-3. 取り入れる前に予算を把握しよう
演出を取り入れる際の注意点3つ目は「取り入れる前に予算を把握する」ということです。
結婚式の総額は「成約」~「最終見積」までに大幅日アップすると言われています。実際にゼクシィ結婚トレンド調査2021年 首都圏版のデータでも「全体の69.3%が初回見積りから追加料金が発生し、平均で93.3万円も金額がアップした」という結果が報告されています。
予算を気にせず行いたい演出のみうを詰め込んでいるといつの間にか、大幅な予算オーバーといったことも…。
演出を取り入れる際は、予算も考慮しつつ決めるようにしましょう。
▼結婚式の費用でお悩みの方はこちらの記事をご覧ください
まとめ:たくさんの選択肢から、自分たちに最適な演出を
演出事例をパターン別に計70コと演出を取り入れる際の注意点をご紹介させて頂きました。結婚式のイメージはかたまってきたでしょうか。
結婚式の演出は紹介させて頂いたものも含め無数にあります。今回紹介させて頂いた「ゲストの声」や「プロデューサーアドバイス」を参考にしつつ、お二人に合う演出を見つけてください。
お二人らしい思い出に残る結婚式になることを願っています。
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