結婚式の原価は妥当なの?婚礼業界の費用事情&原価で結婚式を挙げる方法を全公開

結婚式 原価

「結婚式費用はとても高額なイメージだけど、原価率はどれくらいなんだろう…」
「結婚式場は利益をどんどん上乗せして提供しているって聞くけど、実際はどうなの?」

結婚式費用はとても高額で、多くの不安が予算面につきまとうはずです。
しかし結婚式の料金事情を明らかにしている会社は少なく、なぜこのような高額な費用がかかるのか情報を集めることは困難です。そのため、費用面に納得が行かずブライダル業界に対して不信感が芽生えているのではないでしょうか。

この記事では、以下の内容をご紹介いたします。

■ブライダル業界の原価率と、他業界の原価率の平均値との比較
■結婚式の見積もり費用と、アイテム別の原価率
■婚礼業界の原価率が低い理由

上記の内容から結婚式費用の裏側について把握していただくことで、結婚式費用について納得していただけることでしょう。

さらにこの記事では、今までの常識では考えられなかった業界初の「原価で挙げる結婚式」についてもご紹介していきます。クオリティを保ちながら結婚式費用を約6割も抑えることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでいただければ、結婚式費用に対して抱いている漠然とした不安感や不信感を払拭していただけます。そうすれば、前向きに結婚式準備に踏み出せるはずです。

結婚式は一生に一度の晴れ舞台。あなたがたお二人が共にする新たな人生の第一歩となります。
そんな大切な一日にむけ、楽しんで準備を進めていきましょう!

1章 婚礼業界の費用事情がよくわかる!原価率を大公開

1-1 結婚式の原価率は平均41%

結婚式の原価率は平均41%です。
原価率とは、売上高に占める売上原価の割合のこと。原価率が低いほど、売上に占める企業側にとっての利益額が大きいことになります。

すなわち、原価率が41%ということは、残りの59%が企業側の利益ということです。

財務分析マニュアルザイマニ(https://zaimani.com/)によると、2020年の3576社の売上原価率の平均は74.6%でした。

婚礼業界を含むサービス業でさえ約62%なので、婚礼業界の原価率は低いといえます。

ただし、原価率が低いからと言って、婚礼業界が不当に利益を儲けているわけではないということをご理解ください。このような原価率になってしまう理由は2章で説明しています。

1-2 原価を開示した見積書-項目別の金額と原価を公開

結婚式場で出してもらう予算の見積書には各項目の金額(=売値)だけが記載されており、通常であれば原価を知ることはできません。ここでは、普段なら明らかにされない結婚式費用のアイテム別の原価をお見せします。

(出典:https://analogy.co.jp/blog/bridal-honest-estimate-possibility)

他の業界であれば原価率は平均約7割のところ、婚礼業界は約4割。この表を見るとわかるように多くのカテゴリーの原価率は4割以下です。

その中でもとくに原価率が低いのが以下の3つ。
・「会場料」0%
・「衣装」30%
・「美容」20%

会場は一度建設してしまえば使用のためにかかる費用はないので、会場費は全額式場側の利益となります。
衣装や美容に関しては、ウェディングアイテム会社と提携を結ぶことで安い原価でアイテムを調達し、その分利益を上乗せして提供されます。

2章 婚礼業界の原価率が低い2つの理由

婚礼業界の原価率が低く利益を上乗しているからといって、結婚式場が不当に儲けを出しているわけではありません。多くの会社が、お客様に対して結婚式を提供するために必要な価格を提示しています。この章では婚礼業界では原価率を低くせざるをえない、結婚式独特のしくみについてご説明します。

理由1 結婚式場は高額な「式場初期投資費」「広告宣伝費」を回収する必要がある

結婚式場

結婚式会場の建設費には平均3~5億円もかかります。
式場側はこの「式場初期投資費」を回収するために売上の担保を優先する必要があります。

さらに婚礼業界では「広告宣伝費」にも費用がかかります。広告宣伝費とはブライダルメディアへの広告やテレビCMを出すためにかかる費用のことです。

ブライダル情報誌

大手のブライダルメディア誌の見開きページの片方だけで年間約1,000万円かかります。また、ネットへの掲載には年間約300万円かかります。
また、テレビCMは製作費として最低でも5,000万円かかる上、1回15秒放映するのに50万円かかります。

「式場運営費」「広告宣伝費」にかかる費用をカバーするため、原価率を下げ利益を生み出す必要があります。

理由2 結婚式は一生に一度の買い物だからこそ、新郎新婦が商品相場を知ることが難しい

結婚式は人生において最初で最後のお買い物。つまり、新郎新婦が結婚式という商品に対する知識をほとんど持っていないため、結婚式における商品相場というものを理解することがほとんど不可能です。

ドレスショップから選ぶ

例えばウェディングドレスの場合、式場を決定したあとに式場と提携しているドレスショップから選択することがメジャーです。

ノウハウがない状態でほかの手段からドレスを調達することは難しく、式場の提携先から選択すれば準備の手間を簡略化することができるため、多くの方がこのようにウェディングドレスを選ばれています。
そのため、提携外のドレスショップの費用と比較検討することなくドレスを決定することが多く、1つのショップで提示される金額が相場だと認識されます。

新郎新婦が正しい商品相場を知ることが出来ない状態では、たとえ商品が高額だと感じた場合でもその値段は「しかたのないもの」として納得してしまいます。
「高額な商品でも購入してもらえる」状態になっているため、式場側は会社を運営していくためにも粗利を上乗せし提供できてしまいます。

そのうえ、その金額が結婚式における平均費用であるとブライダル情報誌などで紹介されているため、高いとすら思っていない方も多いのです。

結婚式は一生に一度の買い物であるため新郎新婦は商品相場の知識がなく、高額な商品でも購入してもらえることが、原価率が低くなる一つの原因となっています。

3章 【業界初】新郎新婦の満足を最優先にしたとき、原価で結婚式を挙げるzero weddingは生まれた

新郎新婦に嘘をつかないために、私たちは原価をオープンにする

 

ブラックボックスを排除

「新郎新婦に『嘘』をつかなくていい結婚式のお手伝いをしたい。」
プロデューサーは今までこのような想いを持ちながらウェディングのプロデュースをしてきました。

しかし従来の方法では、どうしても新郎新婦に対してすべてを明かすことはできないというジレンマを抱えていました。

結婚式において新郎新婦は商品仕入れ価格を知る手段がないため、支払う金額に対する原価率や利益率がわからず、費用の「ブラックボックス」が成立してしまいます。新郎新婦に対する「嘘」とはこの「ブラックボックス」の存在のことです。

新郎新婦にとって最適な提案をすることを突き詰めて考えたとき、「ブラックボックスを排除し全て原価で提供する」という結論に至りました。

今の時代は「信用」がモノを言う時代です。
今までは一部の人しか知りえなかった情報も、インターネットやSNSを通じて様々な情報に個人が容易にアクセスできるようになっています。
婚礼業界も例にもれず、この時代の流れの中にあるのです。

このような時代の中では、うそ・いつわりのない透明性の高いサービスや価値の高いサービスが人々の信用を勝ち得ることにつながるとも考えています。

zero wedding プロデューサー

商品仕入価格をオープンにすることは新郎新婦に対して全ての「嘘」を排除することにつながります。そうすることで、zero weddingやプロデューサーに対して信頼感を持って最後まで結婚式を迎えていただけるはずです。

4章 価値と価格に革新を起こすzero weddingで、新郎新婦の願いを叶える結婚式を実現

4-1 zero weddingの料金は「フィー」+「アイテムの原価」で構成

結婚式 費用 自己負担

zero weddingでは、利益を「プロデュースフィー」「ゲストフィー」という形でいただいており、ドレスやフォト・ギフトなどの「アイテムはすべて原価」で提供しています。

 

4-2 原価でアイテムを提供するから、結婚式費用を抑えられる。

 

結婚式費用の全国平均は362万円と言われていますが、zero weddingではアイテム費用を原価で提供することで平均209万円で結婚式を挙げていただけます。

原価で結婚式を挙げることで、結婚式にかかるトータル費用を大幅に抑えることができます。

4-3 費用を抑えられるから、同じ価格でもクオリティにこだわれる

クオリティの高いドレス

ここでは、ドレスを例にご説明します。
本来20万円で提供されるドレス費用は、

・原価:5万円
・粗利:15万円

という内訳になっています。

zero weddingでは、5万円ご用意していただければ本来20万円で提供されるドレスをお召しになれます。10万円出せば通常は40万円程度する有名ブランドのドレスを着ることも叶います。本来なら予算的に手の届かなかった、憧れのドレスを着ることも夢ではありません。

4-4 アイテム会社とのしがらみがないから、プロデューサーは広い視野をもってアイテムを探すことができる

アイテム 自由な選択肢

原価で販売するということはプロデューサーはアイテム販売で利益を得ないので、何にも縛られず市場にあるさまざまなアイテムを比較検討し用いることができるのです。

こちらもドレスを例に説明いたします。
新婦さまが理想とするドレスを見つけるために、従来の結婚式のように指定の衣装店から選択しなくていいだけでなく、いままで利用したことのないショップへもプロデューサーは足を運び、直接交渉を重ねドレスを調達します。

原価でアイテムを集め提供することで、プロデューサーは新郎新婦お二人に向き合い最善のご提案をします。
しがらみがないということはつまり、プロデューサーの力量次第で無限大に価値の高い結婚式を提案することが可能ということなのです。

4-5 アイテムの選択肢が自由だから、クリエイティブな結婚式を挙げられる

クリエイティブ こだわり

zero weddingでは婚礼業界でよくある、持ち込みに対する縛りがありません。

アイテム会社と提携を結ぶ結婚式場では、提携していないショップから調達したアイテムを使用することが不可能だったり、使用する代わりに持ち込み料を支払う必要がある場合があります。
つまりアイテムの制約がないということは、新郎新婦ご自身がご自由にアイテムを持ち込んでいただけるということです。

大切な人から譲ってもらった想い出の品や、自分たちで作ったアイテムなど、すべてのアイテムに持ち込み料をかけずに持ち込んで頂くことが出来ます。そのため、お二人らしい結婚式をクリエイティブに追求することが出来ます。

 

 

5章 まとめ

この記事では結婚式の原価について解説してきました。
ポイントをまとめると

■結婚式費用の原価率は平均41%

■結婚式の原価率が低い2つの理由
①結婚式場は高額な「式場運営費」「広告宣伝費」を賄うために利益を追求する必要がある
②結婚式は一生に一度の買い物だからこそ、新郎新婦が商品相場を知ることが難しい

■業界初の「原価で挙げる結婚式」の紹介

結婚式に対しては高額な費用を支払うことがあたりまえではありません。
あなたがたお二人が信頼感を持って納得した結婚式を挙げられることが大切です。
結婚式の費用事情について知っていただくことで、婚礼業界に対する不安感が少しでも払拭されれば幸いです。

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