プロが本気で解説!ブライダルフェアを使い尽くすための秘訣を大公開

ブライダルフェア

「結婚式をするならブライダルフェアに行ったほうがいいかな?」
「ブライダルフェアって何ができるんだろう?」

結婚式を挙げることが決まったらまず行うのが結婚式場探し。
そこでブライダルフェアに行くことを思いついたのではないでしょうか?

でも行ったこともないし、どんなことをするのか、営業をかけられるのかなど分からないことだらけだと思います。

今回、この記事では「ブライダルフェア」について解説していきます。
「ブライダルフェアでできること」や「ブライダルフェアの流れ」を詳しく紹介しているので、これから結婚式準備を始める方でもブライダルフェアの全体像を理解していただけるはずです。

さらにブライダルフェアに参加するにあたって「事前に確認すべきポイント」と「当日に確認すべきイポイント」を解説しています。

いざブライダルフェアに参加しようと思ってもチェックすべき項目が多すぎて、何を確認すべきかわからなくなってしまいます。要点を絞って確認すべきポイントを紹介しているので、理想の結婚式場選びに役立つはずです。

ぜひこの記事を参考にしながら、お二人にとって素敵な結婚式場を見つけましょう。

 

目次

1章 結婚式の雰囲気を体感できるブライダルフェア

「ブライダルフェア」は結婚式を挙げたいカップルを対象とした、結婚式場の見学ができるイベントです。

結婚式場の見学に加えて、料理の試食やドレスの試着もできるので、デート感覚で楽しむことができます。実際に結婚式場に足を運んでいただくことで、ホームページやネットではわからないリアルな雰囲気を体感していただけるはずです。自分の目で確かめるからこそ、結婚式当日のイメージが湧くことでしょう。

さらにブライダルフェアでは、プランナーと結婚式に関して相談することができ、自分たちの結婚式にかかる費用のお見積りも出していただけます。結婚式は漠然とお金がかかることは知っている方が多いと思いますが、自分たちの詳細なお見積りをいただくことで結婚式にかかる費用感を把握することができます。

ブライダルフェアは結婚式の準備を始めたばかりの方におすすめのイベントです。準備を何から始めればいいかわからない方でも、結婚式場のスタッフと直接話すことができるので、結婚式に関する悩みを解決することができます。

無料で参加できる結婚式場もあるので、ぜひ一度お近くで開催しているブライダルフェアを探してみましょう。

 

2章 ブライダルフェアで体験できる4つのこと

ブライダルフェアでは新郎新婦が結婚式をイメージできるよう、様々なイベントが用意されています。

ここではブライダルフェアで体験できるメインとなるイベントを4つご紹介します。ブライダルフェアに参加しないとなかなか体験できないことなので、これから結婚式を挙げる方は必見です。

2-1 料理試食

実際に披露宴で提供される婚礼料理やデザートを試食でき、その結婚式場の味を確認できます。

結婚式において料理はゲストをもてなす上で最重要ポイントといっても過言ではありません。料理のクオリティーが高ければ、それだけ結婚式に対してゲストは満足していただけます。だからこそ、試食をして自分たちで料理の味を確かめてほしいのです。

料理の試食は予約制で、有料の場合が多いです。しかし通常料金よりも低めに料金が設定されているので、気軽に参加することが可能となっています。ぜひとも料理の試食に足を運んでみてください。

user.jpg 今井

食器やカラトリー類、ゲストと接するスタッフの対応をチェックしてみてください。おもてなしの観点から、ゲストに直接関わることは手を抜かずにこだわることをおすすめします。
ぜひゲストになったつもりで料理の試食に参加してみてください。

2-2 衣装試着

結婚式 ドレス 持ち込み
結婚式で着るウェディングドレスやカラードレス、和装を試着できます。

ブライダルフェアで衣装を試着することで、余裕を持ってあなたにピッタリのドレス探しができます。会場によっては写真撮影をしてもらえることもあるので、特別な体験になること間違いありません。

普段はなかなか着る機会のないウェディングドレス。これから結婚をするんだという実感が湧き、一足先に花嫁気分を味わうことができます。ぜひ衣装の試着ができるブライダルフェアを探してみましょう。

user.jpg 今井

衣装試着の際は衣装のラインナップを確認しておきましょう。
衣装室に飾れらているウェディングドレスは圧倒されるかもしれませんが、取り扱っているブランドや選べるバリエーションには限りがあります。
自分が着たい衣装があるかどうかは、結婚式場を決めることに関わってきます。

2-3 模擬挙式


実際の挙式会場で本番さながらの挙式を体験できるイベントです。

モデルカップルによる模擬挙式を見ていただき、セレモニーの内容や雰囲気を体験していただけます。ゲストの立場で挙式を見ることができるので、新郎新婦がどう見えるのかを客観的にチェックすることができます。

親族や友人の結婚式に参加しない限り、ブライダルフェア以外では挙式を体験することができません。模擬挙式に参加してみることで、挙式を具体的にイメージできるので一度模擬挙式を体験してみるとよいでしょう。

user.jpg 今井

会場の収容人数、バージンロードの長さや幅、挙式時の臨場感を確認しておきましょう。
ホームページやネットで得られる情報とはイメージが違う可能性があるので、案内してくれるプランナーに漏れなく聞いてみましょう。

2-4 会場コーディネート見学

ひらまつ
装花やクロスなど本番同様にコーディネートされた会場全体の雰囲気を体験していただけます。

プランナーやスタッフの案内で会場内を見て回り、会場の雰囲気や広さ、設備などを確認します。写真ではわからないイメージを確認できることが一番の利点です。ご自身の目で見ていただくことで、当日のおもてなしのイメージが膨らむはずです。

季節ごとに装花やテーブルクロスの色味を変えたりと、結婚式場によって会場コーディネートは大きく違います。そのため複数の結婚式場に足を運んでいただいても存分に楽しむことができます。

user.jpg 今井

会場コーディネートを見学する際は以下の2点を確認してみてください。
①スクリーンの数や位置
②照明の明るさや動かせる範囲
結婚式場によってかなり変わってくる部分なので、忘れずに確認して比較検討してみてください。

 

3章 ブライダルフェアの流れ

この章ではブライダルフェアに参加するにあたっての一連の流れを解説していきます。
ちなみに当日は1会場あたり2~3時間あたりの所要時間がかかること把握しておきましょう。

①事前予約

ブライダルフェアに参加するとなったら、必ず事前予約をしましょう。
予約をしなくてもいい会場もありますが、フェアによっては申込期限や申込み人数を設定していることもあるので、事前に予約をすることが無難です。

さらに予約をする際に以下の3点を確認しておきましょう。
①所要時間
②試食会の料金
③申込日に体験できる内容

気になるブライダルフェアを見つけたら、まずは予約をしておきましょう。

②到着&受付

結婚式場に到着したら、入場口で受付を行います。
参加費がかかる場合は、受付の時点で支払を済ませます。

受付を済ませるとヒアリングシートをいただくので、できる限り詳しく記入していきましょう。アンケート用紙には希望のパーティースタイル、挙式希望日、希望予算、ゲスト人数などの項目があります。これはその後のカウンセリングで使用する情報なので、なるべく詳細に記入しましょう。

③ブライダルサロンでカウンセリング

先程、記入をしたヒアリングシートもとにプランナーがお二人の希望を伺います。

挙式の検討時期や結婚式のイメージに加え、二人の出会いや交際期間、プロポーズ場所などプライベートなことも聞かれます。プランナーが新郎新婦のことをよく知るためにヒアリングしているので、会話を楽しみながら正直に答えていきましょう。

④館内の見学

チャペルや神殿などの挙式会場と披露宴会場を見学します。
プランナーかスタッフが案内してくれるので、その都度気になったことは質問できます。

館内を見学する際に以下の5点を確認しておきましょう。
①ゲストの控室の広さ
②ゲストが利用するトイレ
③キッズ用トイレ
④授乳室、おむつ交換スペースの場所
⑤エレベーターの有無

挙式会場や披露宴会場の豪華さに圧倒されるかもしれませんが、当日ゲストが過ごすスペースも忘れずに確認しておきましょう。

⑤メインイベント(模擬挙式、料理試食、衣装試着)

館内の見学が終わると、2章で解説した模擬挙式、料理試食、衣装試着といったメインイベントを体験できます。
プランナーやスタッフの案内に沿って行動すればいいので、特別何かを心配する必要はありません。

⑥見積もり提案&空き情報確認

お二人の希望に沿ったお見積りを作成してもらえます。
さらにお二人が希望する時期に合う日程や直近で空いている結婚式場の空き状況を確認してもらえます。

前もって用意しておいた質問や、見積もりに関して気になることは、遠慮せずにこの時点で聞いておきましょう。

⑦仮予約、本予約、退館

最後に仮予約、もしくは本予約を行います。

本予約は正式にその結婚式場に申し込む手続きです。契約書にサインをして、10~20万円の申込金を支払います。この申込金は後にキャンセルをしたとしても返金されないので、注意が必要です。

仮予約は日程の仮押さえを行う手続きです。希望日時を1週間程度押さえておくことができ、それから正式申込の判断をします。仮予約にはお金はかかりません。

よっぽどその結婚式場を気に入って、希望日程に空きがあるのであれば、その場で本契約をしてもよいでしょう。しかし少しでも不安が残るのであれば、その場で即決せずに一旦家に持ち帰ることをおすすめします。

これらの手続きが終わり次第、退館となります。

 

4章 ブライダルフェアで確認すべきポイント【予約前編】

ブライダルフェアは非日常的な体験できるからこそ、結婚式準備を進めながらも楽しめるイベントでもあります。そのため何も事前準備をせずに行ってしまうと、楽しかっただけで終わってしまいます。
ぜひココで紹介している5つの項目はブライダルフェアに行く前に確認しておきましょう。

①結婚式候補日・候補シーズン

お二人が結婚式を挙げたい候補日か候補シーズンを決めておきましょう。

大まかでも全く問題ないので希望の候補日を決めておくと、ブライダルフェア当日に希望の式場の空き日を確認することができます。

具体的な日にちがわからないとしても、秋がいい、10月がいい、大安の土曜日がいいなどでもいいので候補日を洗い出しておきましょう。

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②大まかなゲスト数

招待したい大まかなゲスト数を決めておきましょう。

結婚式はゲスト数によって、結婚式の会場決めや費用に大きく変わってきます。
結婚式の会場は、収容人数30人規模のレストランや200人規模のホテルまで様々です。そのためゲスト人数によってどのタイプの会場を選ぶのかだいぶ変わってきます。

さらにゲスト数によって、料理や引出物を用意する量がかわってくるため、その分だけ費用も変わってきます。事前に30人、60人とざっくりでいいのでゲスト数を決めておきましょう。

結婚式を30人、40人、50人、60人、100人の人数別で解説しています。気になる人数の結婚式があればぜひご覧ください。
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③結婚式にかけられる予算

結婚式にかけられる予算を決めておきましょう。

予算は例えば165万円、328万円のように細かく決めておくことが理想です。もしそこまで細かくはわからない場合は150~170万円、315~330万円といったようにできる限り金額の幅を広げすぎずに希望の予算を伝えてみてください。

予算を決めておくことで、予算内でできることとできないことが明確になり、プランナーと結婚式の予算に関する相談がしやすくなります。さらに予算を明確にしておくと、実施日時や結婚式の内容に関してプランナーから具体的な答えをもらいやすくなります。

プランナーに予算を曖昧に伝えてしまうと、次々と追加アイテムの持ち込みの営業をかけられる恐れもあります。できる限り予算は詳細に決めて、プランナーにはっきりと伝えましょう。

④希望の挙式スタイル・式場タイプ

希望の挙式スタイルと式場タイプを確認しておきましょう。

挙式スタイルには大きく「教会式」「神前式」「人前式」の3つがあります。

一方で式場タイプには「専門式場」「ホテル」「ゲストハウス」「レストラン」「料亭」の5つがあります。

できる限り挙式スタイルと式場タイプは希望を固めておくことが望ましいですが、わからないこともたくさんあると思います。その場合はブライダルフェア当日にプランナーに相談しながら決めてもらっても全然問題ありません。

⑤どんな雰囲気・どんなイメージの結婚式にしたいのか

お二人が理想とする結婚式の雰囲気やイメージは決めておきましょう。

先程の挙式スタイルと式場タイプは固まっていなくても大丈夫ですが、結婚式の雰囲気やイメージは決めておくことをおすすめします。

結婚式はアットホームにしたいのか、派手な演出をして魅せるものにしたいのかなど様々なタイプがあります。アットホームにしたいならゲスト数は少なめにするなど、お二人が挙げたい結婚式のイメージによって準備や結婚式のプランが大きく変わってきます。

以前に参加した友人の結婚式を参考にするのでも構いませんので、お二人が理想とする結婚式の雰囲気やイメージは固めておきましょう。

▼アットホームな結婚式について詳しくはコチラ

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▼感謝をテーマにした結婚式についてはコチラ

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5章 ブライダルフェアで確認するべきポイント【当日編】

引き続きブライダルフェアで確認するべきポイントを解説していきます。
この章では当日確認するべきポイントを6つご紹介します。

①挙式会場、披露宴会場の最小人数・最大人数

挙式会場と披露宴会場の最少人数・最大人数を確認しましょう。

最少人数と最大人数を把握しておくことで、自分たちが招待するゲスト数に見合った会場なのかを判断する材料になります。もし最大人数ギリギリのゲストを招待するとなると、テーブルや隣の人との間隔が狭まって会場が窮屈になってしまうかもしれません。

ゲスト席に座って椅子の座り心地や、天井の高さも一緒に確認して、招待するゲスト数に合っているのかをイメージしてみましょう。

さらに見学時のコーディネートは何名を想定して飾られているのか聞いてみましょう。見学時は会場を広く見せるために、収容人数よりも少なめに席を設けている場合もあります。イメージと食い違うことのないよう、見学時のコーディネートは何名を想定しているのか聞いてみてください。

②自分たちの結婚式に必要なものが全てお見積りに入っているか

いただいたお見積りに必要なものがすべて入っているか確認しましょう。

後々、追加でアイテムを注文する必要が出たり、見落としで必要なものが含まれていなかったりすると、当初の見積もりから大幅に金額が上がることがよくあります。
これによって予算オーバーになることも考えられるので、見積もりをいただいた段階で丁寧に確認することをおすすめします。

確認してほしい項目は以下のとおりです。

【追加で発注が起きやすいアイテム】

・親族衣装(モーニング、留袖)
・親族の美容着付け
・写真の焼き増し
・ウェルカムドリンク
・チェアカバー
・介添え
・トス用ブーケ
・ヘアメイクリハーサル
・ヘアチェンジ
・お引き上げ
・新婦小物
・フラワーシャワー
・プロジェクター・スクリーン
・ウェルカムボードのイーゼル

③見積もりに含まれている料理やアイテムのクオリティ

②と同様、お見積りをいただいたら料理やアイテムのクオリティーを確認しましょう。

初回見積もり時には、一番低いランクの料理やアイテムが入っていることが多いです。
その事に気づかずに準備を進めて、後から料理のランクを上げるため追加費用が発生してしまうことがよくあります。

こだわりたいアイテムは最初からランクアップしておくことで、初回から最終見積もり金額の大幅アップを防止できます。

【ランクアップが発生しやすい項目】

・料理
・飲物
・ウェディングケーキ
・引出物
・装花
・ドレス

▼結婚式のお見積りについて詳しく知りたい方はコチラ

プロのチェックリスト公開!結婚式の見積もりアップを防ぐ25のノウハウ

④持ち込みの可否と持ち込み料

アイテムの持ち込みができるかどうか、持ち込みができる場合に持ち込み料がどれだけかかるかを確認しましょう。

全てのアイテムを持ち込める会場もあれば、持ち込みができるアイテムに制限がある会場もあります。まずはアイテムの持ち込みができるのか、持ち込みに制限があるかどうかを確認しましょう。

その上で持ち込み料がどれだけかかるのかを聞きましょう。
持ち込み料の相場は以下のとおりです。相場を知っておくことで、価格交渉に役立つかもしれないので知っておいて損はないです。

アイテム別持込料相場
アイテムを持ち込みにすることによって費用を抑えることができたり、こだわりのあるアイテムに変更できるなどのメリットがあります。持ち込みは結婚式を理想に近づけるために必要なことでもあるので、ぜひ積極的に持ち込みに関する疑問は聞いていきましょう。

⑤プランナーやスタッフの対応力

プランナーや結婚式場スタッフの対応を注意して見ておきましょう。

プランナーはこれから結婚式の準備を一緒に進めていく人。誠実な対応をしてくれる方か、演出や費用など自分たちの要望に対して柔軟な対応をしてくれたかなど、相性や対応力を確認しておきましょう。

さらに結婚式場のスタッフは、お二人に変わってゲストをもてなす人。結婚式の成功を左右する重要な要素といっても過言ではないので、信頼のおけるスタッフなのか様子を伺ってみましょう。

user.jpg 今井

ブライダルフェアで担当してくれたプランナーが最後まで担当のプランナーになるのか確認しましょう。
ブライダルフェアで対応してくれた人が担当プランナーになるとは限りません。プランナーは数回の打ち合わせから当日のアテンドまで密に連絡を取っていく人なので、忘れずに確認しておきましょう。

 

6章 ブライダルフェア参加時の3つの注意点

ブライダルフェアは結婚式の気分を一足先に味わえるため、とても楽しいイベントです。
しかし楽しい半面注意しておくべきこともあります。

ここではブライダルフェアに参加するにあたって注意してほしいことを3つご紹介しているので、忘れずにチェックしておきましょう。

6-1 事前準備が必要になる

ブライダルフェアに参加することを決めたら、4章で紹介した項目を事前に準備しておきましょう。ブライダルフェアは事前に何も準備しないで参加すると、楽しかっただけで終わってしまうことが考えられます。

さらに一つの結婚式場を回るのに2~3時間もかかるため、貴重な休日の時間を使うことになります。気になったことは質問したりメモを残したりして、ブライダルフェアへの参加を意義あるものにしていきましょう。

ブライダルフェアに参加する目的はあくまでも、お二人の希望に沿った結婚式場を見つけることです。事前に準備しておくべきこと、当日聞きたいことを洗い出して参加しましょう。

6-2 少なからず営業を受ける

ブライダルフェアに参加すると、少なからず結婚式場側から営業を受けることになります。

ブライダルフェアを開催する目的は、少しでも多くの新郎新婦に自社で結婚式を挙げてもらうことです。そのためプランナーにとって新郎新婦とお話をする時間は契約を勝ち取るための時間ともいえます。

「今ここで決めてもらうと、安くできますよ。」と申し込みを持ち込みかけられることもあると思いますが、慎重に考えて無理な場合は無理とはっきり伝えましょう。

6-3 勢い余って申し込まない

ブライダルフェアに参加して勢い余って申し込まないように気をつけましょう。

料理の試食や衣装の試着をして楽しい気分になっているため、契約してもいいかなと考えることでしょう。さらに当日特典をつけてもらえることもあり、今ここで申し込めば得するかもと感じるかもしれません。

しかしココで注意が必要です。
ブライダルフェアは新郎新婦の契約獲得を目的とした場でもあります。そのため当日見学した会場装飾等は最高ランクを用意していることがあります。そのためブライダルフェアで実際に見たイメージで予算を組むと見積もり額が予算をオーバーしてしまうことが考えられます。

よっぽどその結婚式場を気に入り、見積もりの条件も全く問題ない場合はその場で契約を申し込んでも心配ありません。ただし少しでも不安な点があったり、入念に検討する必要がある場合は即決せずに一度持ち帰ってみましょう。

 

7章 それが知りたかった!ブライダルフェアのQ&A

ここまでブライダルフェアについて解説してきましたが、まだまだわからないこともあると思います。
そこでこの章ではブライダルフェアに関してよくあるQ&Aをご紹介していきます。

7-1 ブライダルフェアに行くベストなタイミングは?

結婚式を挙げることを意識し始めたら行くことをおすすめします。

ブライダルフェアに行くタイミングに決まったルールはありませんが、早いタイミングで一度行っておくことで結婚式についての理解度が深まるはずです。

早めに予約を取らなければならない会場もあるので、できる限り早めの行動を心がけましょう。

7-2 ブライダルフェアって何件まわったほうがいい?

ブライダルフェアは3件を目安に行きましょう。

結婚式場によって会場の雰囲気や設備などが大きく異なります。そのため複数の結婚式場に行くことで設備やサービス内容を比較検討することができ、十分な知識を身につけた上でお二人の希望に沿った結婚式場を選ぶことができます。

7-3 本命会場のブライダルフェアは何件目に行ったほうがいい?

本命の結婚式場には3件目に行くことをおすすめします。

ブライダルフェアに数回行くことで結婚式場の雰囲気に慣れ、確認すべき要点がわかってくるはずです。必要な費用、アイテム、スケジュール等のチェックすべきポイントを自然と確認できるようになります。
そのため3件目に本命の結婚式場に行くことで、余裕をもってプランナーと相談をすることができます。

一方でブライダルフェアに参加しすぎると情報が混乱する恐れもあるので、適度な数に抑えておきましょう。

7-4 ブライダルフェアってどんな服装で行ったらいい?

カジュアルすぎず、きれいめな服で行くことをおすすめします。

スーツのような特にかしこまった服装で行く必要はなく、デートに行くときのような服装をイメージするとわかりやすいはずです。

さらに衣装の試着をする予定がある場合は、着替えがしやすい服装で行くとよいでしょう。

7-5 ブライダルフェアに行くときの持ち物は?

スマホと大きめのバックがあるとよいでしょう。

館内を見学する際は会場担当者に撮影許可をもらって、記録用に写真を残しておきましょう。さらに会場見学の際に気になったことはこまめにメモを残しておきましょう。後で結婚式場の比較検討をする際の判断材料となります。

加えて会場で資料をもらうこともあるので、大きめのバックで行くことをおすすめします。

7-6 ブライダルフェアって彼とデート気分で楽しんでもいい?

ぜひデート気分で楽しんでください。

ウェディングドレスを着たり、バージンロードを歩けたりと一足先に花嫁になる実感を味わえます。普段は体験することのできないイベントがたくさんあるので、特別なデートになること間違いありません。

結婚式に乗り気ではなかった新郎がブライダルフェアに参加したことで積極的になったケースもあるので、デートも兼ねてブライダルフェアに行くことをおすすめします。

 

8章 結婚式場探しはプロデュース会社がおすすめ【ゼロ婚】

ゼロ婚は自社披露宴会場を保有せずに複数の結婚式場と提携しており、フラットな立場でご祝儀の範囲内の適正価格で結婚式をお届けするプロデュース会社です。

提携している結婚式場は単純に価格が安いだけではなく、パートナーシップによって品質を高く維持できる結婚式場だけを厳選しています。効率的でスムーズな運営によって各結婚式場のメリットを最大化させることで提携数を増やし、結婚式のお日柄や時間帯をご希望に添えるように努めています。


さらに、費用面において安心して結婚式を挙げていただける特徴があります。

費用が安心できるシステム

「たくさんゲストを呼びたいけど、費用のことが不安、、」
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そんなお悩みがある方は、ぜひゼロ婚をご活用ください。

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9章 まとめ

ここまで「ブライダルフェア」についてみてきました。
ポイントをまとめると、

■ブライダルフェアで体験できる4つのこと
・料理試食
・衣装試着
・挙式、披露宴体験
・会場コーディネート見学

■ブライダルフェアの流れ
①予約
②到着&受付
③ブライダルサロンでカウンセリング
④館内の見学
⑤見積もり提案&空き情報確認
⑥退館&仮予約&本予約 

■ブライダルフェアで確認すべきポイント【予約前編】
・結婚式候補日・候補シーズン
・大まかなゲスト数
・結婚式にかけられる予算
・希望の挙式スタイル・式場タイプ
・どんな雰囲気・どんなイメージの結婚式にしたいのか

■ブライダルフェアで確認するべきポイント【当日編】
・挙式会場、披露宴会場の最小人数・最大人数
・自分たちの結婚式に必要なものが全てお見積りに入っているか
・見積もりに含まれている料理やアイテムのクオリティー
・持ち込みの可否と持ち込み料
・プランナーやスタッフの対応

■ブライダルフェアに参加する際の3つの注意点
・ある程度の事前準備が必要
・少なからず営業を受ける
・勢い余って申し込まない

ブライダルフェアは結婚式について知ることができる最も手っ取り早い方法かもしれません。
結婚式を挙げることは決まったけど、結婚式について何もわからないという方は一度足を運んでみることをおすすめします。

その際にこの記事でご紹介したポイントをチェックしてから参加してみてください。

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