プロが教える!100人規模の結婚式で成功するための6つのポイント

結婚式 100人

「せっかくの結婚式なのだから、今までお世話になった人、大切な友人、親族などみんなを招待したい!」
「呼びたいゲストを全員招待しようとしたらあっという間に人数が100人超えてしまいそう。」という方も多いのではないでしょうか。

けれど、招待人数が増えれば増えるほど総額費用も高くなりそうだし、本当に100人ゲストを呼ぶ結婚式が自分たちも挙げられるんだろうか?と不安にもなりますよね。

この記事では、これまで100人規模の結婚式を1,000組以上に渡ってプロデュースしてきた、プロのプロデューサーが、100人規模の結婚式の総額から自己負担金の相場まで解説いたします。

人数が増えることによって費用が上がりやすいアイテムと費用を抑えるためのポイントについてのご紹介に加え、100人規模の結婚式だからこそオススメしたい演出についてもご紹介いたします。

100人規模の結婚式の注意点も踏まえ、どのようなポイントに気を付ければ成功するかが分かるためゲストの招待人数が多くても段取り良く準備を進めていくことが可能です。

せっかくの結婚式。
少しでも呼びたいと思うゲストがいるなら全員招待して、新たな一歩を踏み出す場でしっかりとお礼の気持ちを伝えましょう。
この記事を読んで、思い溢れる結婚式をつくっていただけると幸いです。

目次

1章 100人の結婚式は規模が大きい!平均ゲスト数は67.3人

結婚式 100人 1章(出典:https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/ready/plan/04/)

ゲストが100人を超える結婚式は、一般的に規模の大きい結婚式になります。
一般的なゲストの人数は全国平均で65.5名と言われており100人未満のケースが87.1%と半数以上を占めています。
そんな100名を超える規模の結婚式ですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
次章でそれぞれ確認しながら、自分たちに最適な結婚式の規模を確認していきましょう。

2章 100人規模の結婚式のメリット・デメリット

100人規模の結婚式のメリット/デメリットの一覧は以下の通りです。
それぞれ1つずつ詳しく解説いたします。

結婚式 100人 2章

2-1 100人規模の結婚式のメリット

まずは100人規模の結婚式のメリットから見ていきましょう。

■メリット

① たくさんの人に祝福してもらえる
② 相手のゲストと一度の機会で一気に会える
③ 参加人数が多いため演出も盛り上がりやすい
④ 頂くご祝儀が多くなり、自己負担金が少なくなる場合もある
⑤ 2次会をさらに開催する必要がなくなる

① たくさんの人に祝福してもらえる

結婚式に集まった沢山のゲストに祝福してもらえます。
100人以上の大切なゲストに一度に会える機会はなかなかないためより多くのゲストに祝福されとても幸せな気持ちを感じられることでしょう。

② 相手のゲストと一度の機会で一気に会える

相手の大切なゲストと一度に会うことが出来ます。
結婚後は、相手の大切なゲストと関わる機会も増えていきます。
そのため早い段階で相手が大切にしている友人や仕事関係の方に挨拶をしておきたいという方には、一度にたくさんのゲストを呼ぶ100人規模の結婚式がオススメです。

③ 参加人数が多いため演出も盛り上がりやすい

人数が多い分、演出もより華やかに盛り上がります。
挙式の際のバルーンリリースやフラワーシャワーなど、人が多いほど華やかになる演出が多く賑やかになるためです。
そのため賑やかに楽しい結婚式を挙げたい方には100人規模の結婚式がオススメです。

④ 頂くご祝儀が多くなり、自己負担金が少なくなる場合もある

結婚式費用の自己負担金が少なくなる場合もあります。
呼ぶゲストが多くなることで、ご祝儀をいただける人数が増えるためです。
ただし、結婚式費用の総額によってはご祝儀額が増えても自己負担金が減るとは限らないため注意が必要です。

⑤ 2次会をさらに開催する必要がなくなります

結婚式の後にさらに2次会を開催する必要がなくなります。
結婚式後に2次会を開くケースのほとんどが、式場の収容人数が30人程で呼びたいゲスト全員を呼べないからという理由になります。
100人規模の結婚式の場合は呼びたいゲストをほぼ全員呼べている可能性が高いため、追加で会を開かずとも会いたいゲスト全員に会うことが可能です。
そのため、結婚式の開催時間が遅い時間帯の方や、結婚式の後はゆっくり休みたい人には呼びたいゲストを一度に呼んだ100人規模の結婚式がオススメです。

まずはメリットからご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか。やはり人数が多い分、賑やかでより楽しい結婚式になるという点が1番のメリットでしょう。
それでは続いてデメリットも確認してみましょう。

2-2 100人規模の結婚式のデメリット

■デメリット

① 会場が狭く感じる
② 会場の選択肢が狭まる
③ お車代・宿泊代が多くかかる可能性がある
④ 1人1人のゲストとが話す時間が少ない
⑤ テーブルラウンドが全て出来ない可能性がある
⑥ 受付が混雑する
⑦ アイテムにかかる費用が上がりやすい
⑧ 準備に時間がかかる

① 会場が狭く感じる

人数が多くなるため、会場が狭いと感じやすくなります。
また、会場のチャペルによっては一部のゲストは着席が出来ないという場合もあります。
そのため式場を決める段階で、披露宴会場のスペースのゆとりがどれくらい必要なのかを想定して会場を決めるようにしましょう。

【対策】

呼ぶ予定の人数+30人規模の収容人数で会場を探しましょう。

② 会場の選択肢が狭まる

結婚式を挙げる会場の選択肢が狭まります。
なぜなら会場タイプによっては収容人数が50人程度と、人数に制限のある会場も多いためです。
特にレストランタイプの会場ですと、収容人数が50人程の会場がほとんどになります。
そのため、挙げたい会場のイメージと呼びたい人数に大きな差が出ていないかに注意しましょう。

【対策】

はじめに会場のタイプとゲストの人数のどちらを優先して式場を決めたいかを話し合っておきましょう。

③ お車代・宿泊代が多くかかる可能性がある

呼びたいゲストのうち遠方ゲストが多い場合は、その分お車代や宿泊代がかさむ
可能性があります。
遠方ゲストの方へは片道分の交通費もしくは交通費と宿泊代どちらもお出しするのが一般的です。
後から予想以上に費用が掛かってしまったということにならないよう注意しましょう。

【対策】

呼びたいゲストを想定する段階で、合わせてお車代・宿泊代も想定しておきましょう。

④ 一人一人のゲストと話す時間が少なくなる

ゲストの人数が多い場合は、一人一人とゆっくり話せる時間が少なくなってしまいます。
一人3分だとしても100人いると300分かかるため、どうしても個別に話をする時間を取るのは難しくなってしまいます。
また人数が多いことで、ゲスト同士でも高砂席に行くタイミングを躊躇してしまうことも起こりやすくなります。
ゲストが多い分、新郎新婦の二人と話が出来ずにゲストが退屈してしまわないように注意しましょう。

【対策】

全ゲスト一体型の演出を取り入れて退屈させないようにしましょう。

⑤ テーブルラウンドが全て出来ない可能性がある

全卓分のテーブルラウンドが出来ない場合があります。
100人規模の場合、1卓5名掛けでもテーブル数が20卓近くになるため、全卓回るだけでも30分以上時間がかかってしまうためです。
そのため、人数が決まった後で演出を行う時間が足りないということにならないように注意しましょう。

【対策】

1卓ごとの人数を増やして、出来るだけテーブル数を減らせるようにしましょう。

⑥ 受付が混雑する

ゲストの人数が多くなると、受付が混雑しやすくなります。
一名ずつ出席確認を行ない、席次表のお渡しもそれぞれに行う必要があるため思った以上に時間がかかりやすいためです。
そのためゲストが受付に集中してしまい、受付待ちにならないように注意しましょう。

【対策】

受付の時間をずらして設定して、混雑を避けられるようにしましょう。

⑦ アイテムにかかる費用が上がりやすい

ゲストの人数が多くなれば多くなるほど、アイテムにかかる費用も上がりやすいので注意しましょう。
招待状や席次表など、ゲストの人数によって用意が必要な数に差が出てくるアイテムがあるためになります。
「後から思っていた以上に費用が上がってしまった」とならないように、初めの段階から予想の人数分の
アイテム費用も予算に含めて考えておきましょう。

【対策】

人数によって費用が上がりやすいアイテムと節約ポイントを事前に確認しておきましょう。
4章にて人数によって費用に差が出やすいアイテムを解説しています。参考にしてみてください。

⑧ 準備に時間がかかる

ゲストの人数が多いほど、結婚式の準備にかかる時間も多くなります。
例えば出欠の確認やアレルギーなどの確認など、人数が多いことで管理の手間が増える部分も多くあるためです。
またメッセージなどを添える場合なども、人数が増えれば増えるほど準備に費やす時間も多くなります。
予想以上に準備がかかってしまって結婚式までの時間がないということにならないように注意しましょう。

【対策】

100人規模の結婚式の準備期間は1年くらいで考えておきましょう。

ここまで100人規模の結婚式のデメリットについてご紹介させていただきました。

いかがでしたでしょうか。ゲストの人数を多く呼ぶことにはメリットだけでなくデメリットもあるため、どちらの面も踏まえて自分たちに最適な結婚式の規模を考えていきましょう。

上記を踏まえて、100人規模の結婚式がどういう方にオススメなのかをまとめてみました。

2-3 呼びたいゲストを全員呼んで賑やかな結婚式を挙げたい2人は100人規模で結婚式を挙げよう

ゲストを呼ぶ人数を絞らず賑やかで楽しい結婚式を挙げたいお二人には100人規模の結婚式がオススメです。
100人と聞くと多く感じるかもしれませんが、新郎側新婦側それぞれ50名ずつと考えると、親族・会社関係・友人関係の呼びたい方を全員呼ぼうとするとあっという間に50名になってしまいます。

そのため、ゲスト人数を100名以下の規模にする場合は、どのゲストを呼んでどのゲストは呼ばないかを選択する必要が出てきてしまうのです。
でも、結婚式は一生に一度きり。出来ることなら呼びたいゲストは全員呼びたいですよね。
そのためある程度の費用や時間をかけてでも、呼びたいゲスト全員を招待して、賑やかで楽しいパーティーのような結婚式を挙げたいお二人には100人規模の結婚式をオススメいたします。

2章では100人規模の結婚式のメリット・デメリットについてご紹介させていただきました。
続いての3章では、気になる100人規模の結婚式の自己負担金についてご説明させていただきます。

3章 100人規模の結婚式の費用

100人規模の結婚式の費用は「400 ~ 600万円」と言われています。
結婚式に関わる費用の総額は下記の通りです。

結婚式 100人 3章

自己負担金とは新郎新婦の二人が負担する金額のことを指し、結婚式の費用は総額ーご祝儀額」が新郎新婦様の自己負担金となります。
この自己負担金の考え方に沿って解説させていただきますので、まずは総額の費用から見ていきましょう。

3-1 100人規模の結婚式の総額相場は400 ~ 600万円

100人規模の結婚式の総額の相場は400 ~ 600万円程になります。

ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると、招待客一人当たりにかかる費用は全国平均6.4万円です。
そのため、単純計算をすると「100名×6.4万円=640万円」かかると言えます。

ただし、上記の金額はあくまで全国平均をもとにした金額であり実際には100人規模の結婚式でも400万円程で挙げている方も多いためご安心ください。
600万円以上かかるケースは稀なケースであり、演出や使用するアイテムの工夫次第で賢く予算を抑えて挙げることが可能です。

また、あくまで総額の費用であり実際にお二人が負担する金額とは異なります。
続いてお二人の自己負担金額を計算するために、100人規模の結婚式の場合にいただけるご祝儀額の相場についても見ていきましょう。

3-2 100人規模の結婚式でいただくご祝儀額相場は340万円

ゲストを100人呼ぶ場合、いただけるご祝儀額相場は約340万円です。
つまりひとりあたり3.4万円包んでいただける計算になります。

ただし、上記の金額はあくまで全体平均の金額であり、よりリアルな数字で考えるのであれば、ゲストとの属性別で計算する必要があります。

例えばゼクシィ調べによると平均額は以下の通りです。
(出典: https://zexy.net/article/app002005017/ )

・友人 3.0万円
・上司 3.9万円
・親族 6.7万円
・恩師 3.7万円

下記に簡単に、自分たちの場合のいただけるご祝儀額を計算することが出来る表を用意しましたのでぜひご活用ください。

結婚式 100人 3章-2

3-3 100人規模の結婚式の自己負担金相場は60 ~ 260万円

100人規模の結婚式における自己負担金の相場は約100万円になります。
先述した通り、総額の金額相場が「400 ~ 600万」でいただけるご祝儀額の相場は「340万」となるため自己負担金額の相場は「60万 ~ 260万」という計算になります。

ただし、上記の金額もあくまで平均相場を利用して算出した金額になりますので、実際には総額費用とご祝儀額のシュミレーションによって、自己負担額は大きく異なってきます。
よりリアルな数字を確認したい場合は下記の表を利用してお二人の場合の自己負担金を算出してみてください。

結婚式 100人 3章-3

▼自己負担額の計算方法について詳しく知りたい方はこちら

結婚式費用まるわかり!自己負担を把握して予算を抑えた結婚式を実現

4章 費用が上がりやすい注意ポイント5点 

100人の結婚式ですと費用もかさみやすいですし、出来るなら少しでも抑えられる費用は抑えたいですよね。
この章では50人規模の結婚式と対比しながら、100人の結婚式では具体的にどこにお金がかかりやすいのかを知り予算を抑えるポイントをチェックしていきましょう。

結婚式 100人 4章

4-1 料理・ドリンク代    

【50名】
15,800円×52名=821,600円

【100名】
15,800円×102名=1,611,600円

→ 差額790,000円

料理・ドリンクの代金は、差額が約80万円となっています。
1人あたりの単価が高いため、人数が増えれば増えるほど総額の費用も高くなります。
だからといって、料理のクオリティは結婚式のクオリティを左右させるもの。
料理のクオリティを下げてしまうとゲストの満足度も下げかねないので注意しましょう。

[対策]

フリードリンクのランクアップなどを検討する時は、人数が多いことを引き合いに会場に単価が安くならないか交渉する。

4-2 引き出物・引き菓子

【50名】
4,000円×35名=140,000円   

【100名】
4,000円×70名=280,000円

→差額140,000円

※夫婦やご家族がいらっしゃる為、ギフトは全ゲストの7割にお渡しする想定で算出

※1組あたりの合計金額4,000円(引出物3,000円+引菓子1,000円)

引き出物・引き菓子の差額は14万円程となっています。
ギフト類はご祝儀と同じ考え方で、世帯ごとにお渡しするものになるため、ゲストの総人数だけでなく世帯数で呼ぶ人数が増えれば増えるほど準備が必要な数も増えてきます。
一世帯当たりの金額は千円代の追加料金ですが、総額で見た場合に差額が大きくなることが多いため注意しましょう。

[対策]

セット購入割引などを利用して、総額を抑えるように工夫する。

 

4-3 ゲストテーブル装花   

【50名】
7,000円×10卓=70,000円   

【100名】
7,000円×20卓=140,000円

→差額70,000円

※1卓5名掛け想定で算出

(参考: https://www.bridal-esthe.com/hanayome-note/10474)

ゲストテーブルを飾るゲストテーブルフラワーは、金額の差が約7万円となっております。
ゲストテーブルフラワーの価格は、1つの価格そのものが7千円と高いためテーブル数の増加によって総額にも大きな差が生じてきます。

 

[対策]
①1テーブルあたりの人数を増やしてテーブル数を少なくする

テーブル装花の必要な数を減らすために、1テーブルあたりの人数を減らしましょう。
1テーブル当たりに座るゲストの人数は5~6名程が平均的ですが、多い場合で1卓8~10名程座れるケースもございます。
会場に確認して1テーブル当たりの着席人数を増やしてみましょう。
ちなみに、テーブル数を減らすと各席から高砂席までの距離も相対的に近くなるためゲストの満足度も高まります。

②テーブル装飾は装花以外のものを使用して、1テーブルごとの装飾単価を下げる

そもそもテーブル装飾に生花を使うのではなく、低コストで用意できるものを利用して装飾してみましょう。
例えば写真立てに各テーブルのゲストとの思い出の写真を入れて飾ったり、LEDキャンドルや小瓶を複数飾り付けするのもオススメです。
小物の用意する数は増えますが、100均などを利用すれば1卓につき5点ほど飾っても、総額が550円程と生家に比べてかなり費用をおさえることが可能です。

 

 

4-4 ペーパー類

【50名】
招待状 392円×35名=13,720円
席次表 290円×35名=10,150円      
席札  176円×50名=8,800 円
合計  32,670円

【100名】
招待状 392円×70名=27,440円
席次表 290円×70名=20,300円
席札  176円×100名=17600円
合計  65,340円

→差額32,670円

※招待状・席次表:全ゲストの7割にお渡しする想定で算出 
※席札:ゲスト全員にお渡しする想定で算出

(参考: https://zexy.net/article/app000101114/)

ペーパー類の中でも、大半の新郎新婦さまが利用する「招待状・席次表・席札」。
人数差による金額の差は約3万円になっております。
1人あたりの金額は少額ですが、ゲスト人数によって発注数に大きく差が出るため総額は思ったより金額が膨れ上がります。注意しましょう。

[対策]

出来るだけペーパレス化する。

1枚1枚に300円前後かかるペーパー類ですが、そもそもデータ化出来てしまえば費用は更におさえることが可能です。
その日その時しか使わないものも多いため、データで配れるものはデータで用意するのをオススメします。
特に招待状などは、web招待状にすることで返信も楽に行えると喜ぶゲストも多くいます。
手軽で費用も抑えられるデータを上手に活用していきましょう。

 

 

4-5 お車代/宿泊代

 

【50名】
3,000円×10名=30,000円   

【100名】
3,000円×20名=60,000円

→差額30,000円

※全ゲストの二割に一律で3,000円をお渡しする想定で算出

呼ぶゲストの出身地や渡す人数によって大きく差が出るお車代は、差額が約3万円となっています。
お車代は一般的にゲストの片道分の交通費をお渡しすることが多いため、遠方から起こしいただくゲストの人数と距離によって大きく費用に差が出てきます。

[対策]

予算を考える段階から、遠方ゲストの人数を把握しておく。

呼びたいゲストを想定する際に、リストを作成して予めお車代の費用を大まかに把握しておくようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。

1点1点の金額が安くても、総人数で確認すると総額が大きく膨らみやすい項目もたくさんあるので思わぬ追加料金に注意しておきましょう。

また、注文数が多いことで割引が使えるような項目もあります。
ペーパー類やギフト類はセット割引などが利用できる場合もあるので費用を抑えられる部分は上手く活用していくのがオススメです。

▼お車代に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。

結婚式のお車代の相場っていくら?金額設定から渡し方まで徹底解説

 

 

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5章 100人規模の結婚式の注意ポイント6つ

100人規模の結婚式を挙げる場合に、事前に確認しておくべきポイントは下記の6つになります。
規模が大きい分、式場決定前や準備段階でしっかり段取りを組む必要があるため見落としがちな下記のポイントにも注意しながら最適な式場を探していきましょう。

結婚式 100人 5章

5-1 対合室の広さはゲスト100人入れるかどうかを注意

受付を行った後、挙式の開催時間まで待つための対合室も十分な広さがあるかどうかを確認しておきましょう。
式場によっては会場は100人程入れても、対合室は50人を超えると着席して待っていただくスペースがない場合もあります。

また、人数が多いことで受付にも時間がかかるため、ゲストに待ち時間で負担をかけてしまう恐れもあります。
対合室の広さが十分ある会場にするか、もしくは受付の時間をゲストごとに時間をずらすことで待ち時間で負担をかけないように注意しましょう。

5-2 挙式の収容人数は全員着席出来る人数かどうかを注意

披露宴会場の収容人数だけでなく、挙式会場の収容人数も十分かどうかを確認しておきましょう。
式場によっては披露宴会場と挙式会場(チャペル)で収容人数が異なり100名程の人数が入っても数十名は立席での立ち合いになる可能性もあります。

チャペルの収容人数も満たした人数かどうか確認し、どうしても超えてしまう場合は披露宴から出席していただくことも検討してみましょう。

5-3 披露宴会場の収容人数に対する確保スペースは十分かどうかを注意

披露宴会場の広さが収容人数に対してゆとりのあるスペースかどうかを確認しましょう。

会場によっては会場の広さに対してMAXギリギリの人数を最大収容人数としている場合もあります。披露宴の演出でダンスやフォトラウンドなどを検討している場合は、広さに対してテーブル数が多いとスペースが取れなくなり、結果的に行いたい演出も十分に行えない恐れがあります。

あらかじめ行いたい演出を踏まえた必要なスペースを確保したうえで、人数が何名程度呼べる広さなのかを確認しておきましょう。

5-4 席次表の種類や大きさは確認しやすいかどうかを注意

100名規模の結婚式の場合は、配るタイプの席次表で見やすい大きさで用意しましょう。
エスコートカードやボードタイプの席次表などもありますが、人数が多い結婚式の場合数ある席の中から自分の席を探すのにはかなりの時間がかかります。

席が見つからずゲストが混乱するのと、会場の入り口あたりに人がたまり混雑する恐れがあります。
そのため1人1人ご自身で確認が出来る、席次表タイプにて自分の席がすぐに見つけられるように配慮した大きさのものを用意しておきましょう。

5-5 アレルギーのあるゲストと妊婦のゲストの把握漏れがないかに注意

100名近いゲストを呼ぶ場合は、リストを活用してアレルギーと妊婦の把握をしていきましょう。
通常、招待状の出欠確認の際に合わせてアレルギーも確認しますが返答のタイミングなどもバラバラなため、人数が多いと把握漏れが発生する恐れがあります。

アレルギーなどは場合によっては死に至る程危険なものもあるため、漏れなく管理が出来るようにあらかじめリストでアレルギーの有無と種類/状態を管理していくようにしましょう。
また妊婦の方や授乳中の方も合わせて、アルコール/生もの/カフェインのチェックを行いましょう。

5-6 新郎側ゲスト、新婦側ゲストそれぞれで人数を把握出来ているかに注意

新郎側/新婦側でそれぞれ招待客のリストを作成し、正しく人数集計を行っていきましょう。
ゲストの人数集計が誤ってしまった場合、料理やギフト類、座席の用意など様々な問題が発生します。

挙式が近くなった際に、最終の人数集計が誤っていないかすぐに確認できるようあらかじめ新郎側/新婦側でそれぞれリストを作成し、正しい人数を漏れなく把握出来るようにしておきましょう。

6章 プロが勧める!100人規模だからこそオススメしたい厳選演出3選

せっかく100人規模の結婚式を行うのだから、大人数だからこそ楽しめるような演出を取り入れたいですよね。
今回はこれまで100人規模の結婚式を何百件も担当してきたプロデューサーがオススメする大人数だからこそ楽しめる演出をご紹介いたします。

6-1 フラワーシャワーとバルーンリリース

挙式の最後に行う演出の1つである、フラワーシャワーとバルーンリリースがオススメです。
少人数でも行うことが出来る演出ではありますが、人数が多い分彩りも増えるためより華やかな雰囲気になること間違いありません。
またゲスト同士で遠慮することなく、全員気軽に参加しやすい演出である点もオススメのポイントになります。

6-2 100ピースのパズル

ゲストの人数が多いからこそ、ピース数の多いパズルを完成させるという演出もオススメです。
「ピース」には「一部、欠片」という意味合いがあります。
ゲストそれぞれに深い思い出や想いがあるからこそ、誰か1人でも欠けてしまったら決して完成しない。

そんな意味を込めたパズルのピース1つ1つに想いを込めて、パズルを埋めていき最後の1ピースをおふたりではめれば会場も温かい想いに包まれることでしょう。

6-3 テーブル対抗クイズ

ゲスト全員参加型のテーブル対抗クイズを演出に取り入れるのもオススメです。
ゲスト全員に参加してもらえるため、新郎新婦のおふたりと離れた席にいるゲストも一緒に参加して楽しんでいただくことが可能です。

また、テーブルごとで対抗クイズにすることで、テーブル内での会話も弾むためよりゲスト同士の仲も深めることができるのではないでしょうか。

100人規模の結婚式ならではのオススメしたい演出3選でした。
ゲストの人数が多い分、新郎新婦のおふたりと1人1人が話す時間は短くなってしまうため「参加している」という気持ちをゲストに持っていただくことが重要です。
せっかく参列していただいたゲストなので、退屈してしまわないように気をつけましょう。

7章 まとめ

いかがでしたでしょうか。
「結婚式」だからこそ、今までの感謝の想いやこれから二人共によろしくねという想いを伝えたいゲストは全員招待したいですよね。

そして参加してもらったからにはゲスト全員に「今日来られて本当によかった」という言葉をいただきたいはず!

大人数になると起こりやすい注意ポイントを把握したうえで、挙式当日はぜひ一切の不安なく、大切なゲストと特別なひとときをお過ごしください。

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