「結婚式はしたいけど、かたくるしいのは嫌だ」
「親族は食事会にして、友だちだけでカジュアルにお披露目をしたい」
そんな方に選ばれつつあるのが「1.5次会」というスタイルの結婚式です。
披露宴ほどはかしこまらず、2次会ほどはくだけすぎない。それぞれのいいとこ取りをした、ちょうどいいカジュアルさのお披露目パーティですが、参加したことがない方も多く
「1.5次会って聞いたことあるけど、何が違うの?」
「カジュアルなのはいいけど、クオリティは大切にしたい」
「会費制らしいけど、ゲストに失礼じゃない?」
など、新しいスタイルだからこそ分からないことも多いのが1.5次会です。
そこで今回はこれから1.5次会の開催を考えている方のために、
・一般的な結婚式との違いやメリット&デメリット
・費用や会費金額の相場
・1.5次会ならではの注意点
・スムーズに進める準備のコツ
・よくあるお悩みとプロのアドバイス
など、結婚式のプロが徹底解説。
これを読めば「1.5次会ってよくわからない」という方も自信をもって自分たちらしい結婚式を叶えていただけます。どうぞご覧ください。
目次
1章 従来の結婚式とはここが違う、1.5次会の5つの特徴
「1.5次会って聞いたことあるけど、よくわからない…」
「ふつうの結婚式と何が違うの?」
まずはそんな疑問から解決していきましょう。
大まかに1.5次会の流れをまとめると
その上で1.5次会と一般的な結婚式との違いは5つあります。
それでは順番にご紹介していきます。
特徴1 ご祝儀ではなく「1.0万円〜2.5万円の会費」で行うスタイル
一般的な結婚式との一番大きな違いは、ご祝儀制ではなく会費制であること。
ゲストがお祝いの気持ちとして自分で金額を選んで包むご祝儀と違って、招待状が届いた時点で「会費 15,000円」のように参加費として明確に記載されているのが特徴です。
ご祝儀制の結婚式と比較して、1.5次会はゲストの参加費用が半分程度なのでゲストも参加しやすいのが大きな特徴です。
特徴2 参加ゲストは「友人のみ」が主流
友人や同僚など親しい関係のゲストのみで行うことが多いのも1.5次会の特徴です。
両親や親戚とは海外での挙式で紹介を済ませていたり、最近では家族だけの少人数挙式と食事会。友人とは別日にお披露目パーティとして1.5次会を開催するパターンも増えてきました。
もちろん両親や祖父母を招待する1.5次会も可能ですが、「親族+友人+同僚」を一つの結婚式で招待することと比較して、「友人だけ」とすることで三密を回避することにつながるというのも、選ばれている理由のようです。
形式ばった結婚式よりも、親しい友人と過ごすアットホームなパーティを叶えたい方におすすめなのが1.5次会スタイルです。
特徴3 会場は「レストラン」で気兼ねなく
1.5次会の会場として人気が高いのは「レストラン」での開催です。
一般的に結婚式というと「ホテル」や「専門式場・ゲストハウス」といったイメージが強いですが、友人メインで肩肘はらない空気を大切にしたい人には「レストラン」のアットホームな空間が選ばれています。
会場スタイル別に特徴をまとめると
・レストラン
友人メインの1.5次会から両親や親族が参加するパーティまで幅広く選ばれている会場タイプ。ほどよいアットホームさと料理クオリティがポイント。デメリットは控え室や照明設備などの設備面が整っていない会場があることです。
・ホテル
高齢ゲストや親せきが多い1.5次会スタイルにおすすめ。料理内容はコーススタイルが多いものの、サービスクオリティや施設の充実度は高いのが特徴です。
・専門式場
結婚式専用のゲストハウスや式場。レストランやホテルと比較するとお値段は上がる傾向にありますが、ガーデンや景色、知名度などこだわりが強い新郎新婦様におすすめです。
とはいえ必ず「レストラン」で挙げないといけない理由はありません。
1.5次会はこれといったルールや決まりはありません。お二人が大切にしたいイメージと、ゲストとの距離感をあわせて会場を選んでいきましょう。
特徴4 料理は「フルコース or ビュッフェ」スタイルで
おもてなしに料理は欠かせない要素ですが、1.5次会では「フルコース or ビュッフェ」の2つのスタイルがあります。またビュッフェには「着席・立食」の2タイプがあります。
くだけすぎない結婚式を挙げたい人へのおすすめは「フルコース or 着席ビュッフェ」スタイルです。ゲストが会場内を歩くシーンが目立つ「立食ビュッフェ」はアットホームさを感じやすい一方で、結婚式としての厳かさはなくなり2次会のような印象を与える結果となるからです。
あくまでも「結婚式」としての1.5次会を希望する場合は「フルコース or 着席ビュッフェ」を選びましょう。
特徴5 演出面の違いは「挙式と引出物がない」こと
自由なスタイルの1.5次会ですが、演出面では「挙式と引出物がない」パーティが多いです。
・挙式がない理由
海外挙式や地元で家族だけで挙式を済ませているケースが多いためです。ただせっかくきてくれた友人へお披露目として「挙式シーンを編集したムービー上映」や「人前式を行い、誓いの言葉をゲストの前で読み上げる」などのセレモニーを実施するなどもおすすめです。
・引出物がない理由
ゲストの大半が友人のみであるためです。親しい間柄のため「そこまでかしこまった贈り物はなくてもいいのでは?」と考える方が多い印象があります。
また引出物は頂いたご祝儀のお祝い返しとしての側面をもちますが、会費制の場合は参加費としての意味合いが強く、500円程度のプチギフトをお渡しされるケースがほとんどです。
とはいえこれも「必ず守らないといけないルール」ではなく、挙式も引出物も選ばれるケースもあります。
「結婚式だから挙式して当たり前」など従来のルールにとらわれず、自分たちのスタイルにあったお披露目の形が選べるのが1.5次会の一番の魅力と言えるでしょう。
2章 いま、1.5次会が選ばれる3つの理由
1.5次会の特徴を見てきましたが、実際に1.5次会を選ばれるケースは以下のような場合が多いです。
・海外挙式後に国内でお披露目パーティがしたい
・友人だけで肩肘張らずに楽しみたい
・地元が離れていて、それぞれの出身地で開催したい
・費用を抑えてカジュアルに楽しみたい
ここからはそういった方に1.5次会スタイルの結婚式が選ばれる理由を見ていきましょう。
「自分たちには1.5次会が合っているんだろうか?」
という方はぜひご覧ください。それでは1つずつ解説していきます。
理由1 会費制だから「結婚式の予算」が立てやすく、自己負担も少ない
挙式をする上でやっぱり気になるのが「費用」のこと。
1.5次会が選ばれる理由として「会費制だから予算が考えやすい」ということが挙げられます。
結婚式当日までわからないご祝儀の金額と違って、参加人数と会費金額から当日に集まる金額が予めわかっている1.5次会。新郎新婦は予算が立てやすく、自分たちの持ち出し費用がある場合でも前もって貯金などの準備が可能です。
また一般的な結婚式と比較して「総額と新郎新婦の自己負担」が少ないこともポイント。
(ゼクシィ結婚トレンド調査2020(全国推計値)」より)
比較的リーズナブルなレストランでの開催であることと、挙式や引出物などの演出が少ないことが理由の一つです。
お二人の自己負担額が気になる方はこちらの記事もどうぞ。
理由2 「ゲストの費用負担」が少なく参加してもらいやすい
新郎新婦にとって予算が立てやすいだけでなく、ゲストのお財布に優しいのも1.5次会ならではの特徴です。
平均3万円と言われるご祝儀と比較して、1.0万円〜2.5万円ほどで済む会費制。特に春先や秋口は結婚式が続くことも多く、出席が多いゲストには喜ばれる点の一つです。
またご祝儀制の場合は関係性によって包む金額が変わることもしばしば。
「上司だし先輩だから3万円じゃ少ないかな…」
「夫婦で参加する場合って、ちょっと多めに払うんだっけ…?」
そういったマナーやしきたりなどで悩まずにすむのも、ゲストにとっては嬉しいポイントです。
ご祝儀制と比較してゲストの参加ハードルが低いので、大切な友だちを招待しやすいのが1.5次会が選ばれる理由の一つです。
理由3 自由なスタイルだから「自分たちらしい結婚式」にできる
1.5次会にはこれといったルールがなく、開催場所も時間も進行も、自由なスタイルで開催することが可能です。
また友人メインのパーティが多いとはいえ無理に余興を詰め込む必要はありません。お二人が家族として出発する場として、思いが伝わる演出さえあれば、どんなスタイルでもOKなのが1.5次会です。
3章 準備前に知っておきたい1.5次会のデメリットと注意点
1.5次会の特徴と選ばれる理由を見てきましたが、1.5次会にも3つのデメリットや注意点が存在します。
1. 会費制に馴染みのないゲストへの配慮が必要
2. カジュアルになり過ぎないように注意が必要
3. 会費金額の調整を間違えるとゲストの満足度が下がることがある
最終的に1.5次会というスタイルを選ぶにしても、リスクとなる面も理解した上で選択していきましょう。
3-1 会費制に馴染みのないゲストへの配慮が必要
会費制に馴染みがないのは新郎新婦様もゲストも同じです。特にご高齢のゲストは「一般的な結婚式」のイメージが強いことが多く、マナーやしきたりについて気にされる方も多いようです。
・両親や親族へは事前説明がベター
ご祝儀制の場合、友人と違って親族は3万円よりも多い金額を包んでくれることもよくあります。たとえ会費制でも「ご祝儀を渡したいんだけど…」という質問を聞くケースもありました。
参列されるゲストには「友だちの参加者が多いから、かしこまった感じというよりもアットホームでカジュアルなスタイルにしたくって、ご祝儀制じゃなく会費制で行います。よろしければ気兼ねなく参加ください」と事前に説明をしておきましょう。
それでも当日ご祝儀を包んでくれる方もいらっしゃいます。その際は感謝をしっかり伝えて受け取っておきましょう。お披露目会後にお礼の連絡をお忘れなく。
・招待状はWEB形式が一般的だが紙も併用する
1.5次会の場合、招待状はLINEやメールでやりとりする「WEB招待状」が一般的ですが、ゲストの中にはPCやスマホの取り扱いが苦手な方もいらっしゃいます。
一部のゲスト向けに紙での招待状をご用意しておきましょう。部数も少ない場合は手作りもおすすめです。
3-2 カジュアルになり過ぎないように注意が必要
自由でカジュアルに楽しめるのが1.5次会の魅力でもありますが、クオリティ面には注意が必要です。友人メインのパーティとはいえ、内容をくずしすぎると全体の雰囲気が軽くなってしまうことがあるからです。
1.5次会を行う場合は次の2つは注意した方がいいでしょう。
・料理は「着席コース or 着席ビュッフェ」にする
立食ビュッフェスタイルだとコストを抑えられて気軽に楽しめる雰囲気になりますが、2次会や飲み会のような印象が強くなる傾向にあります。ゲストが会場内を歩きまわるシーンも多いため、落ち着いて会話や演出を楽しむことが難しくなりがちです。
あくまでも「結婚式」としての1.5次会ですので「着席スタイル」の料理を選びましょう。
・司会は友人ではなく必ずプロに頼む
2次会では幹事を友人に依頼することもありますが、1.5次会では基本的にプロの司会者にお任せしましょう。
楽しく盛り上がることに主眼が置かれがちな2次会であればアマチュアの司会でも問題ないケースもありますが、結婚式としての側面が強い1.5次会では内輪ネタで盛り上がったり慣れない進行でグダグダになることは極力避けるべきです。
また万一の機材トラブルや想定外の事態にも臨機応変に対応できるのもプロならではの魅力です。せっかくの結婚式ですから、ぜひ司会者はプロにお願いするようにしましょう。
3-3 会費金額の調整を間違えるとゲストの満足度が下がることがある
新郎新婦にとっても馴染みのない会費制というスタイルでは、設定金額とパーティ内容が見合っていないことでゲストの満足度を下げてしまう場合があります。
<実際にあった失敗ケース>
「友人には楽しんでほしいから料理はフルコース。でも負担は下げてあげたいから会費金額を7,000円ぐらいで」と、会費金額を下げて、その分だけ自己負担を増やして対応された新郎新婦。
ですがゲストの立場に立つと、招待状に書かれた「会場名と会費金額」だけしかわからない状態です。
「カジュアルなレストランで会費7,000円だから、2次会っぽい感じなのかな。あんまり食事も出ないだろうし、事前にちょっと食べてから参加しよう」
そう思って参加してみたら上品な会場で、しかも普通の披露宴さながらのコース料理。どう見ても自分が払った会費以上のクオリティに申し訳ない気持ちにさせてしまったケースです。
会費金額が7,000円〜10,000円ぐらいだと2次会に近いイメージを持って参加されるゲストは少なくありません。逆に会費金額が20,000円でそれなりの結婚式を想像して会場に着いたら、料理はビュッフェで演出もクイズやビンゴ大会などの2次会に近い内容だった、ということも耳にしたことがあります。
大切なのは「期待値と実際のクオリティ」のギャップをなくすことです。初めて会費制の結婚式に参加する人の立場にたって、「どれくらいの会費と会場なら、どの程度の内容をイメージするだろうか?」と考えることが重要です。
4章 これでばっちり!プロが教える1.5次会の作り方
1.5次会の特徴やメリット、デメリットや注意点も踏まえた上で、ここからは1.5次会の作り方をご紹介します。
手順1 招待するゲストの範囲を決める
1.5次会を開催するにあたって最初に検討するのは「招待するゲストの範囲」です。
親族も呼ぶのか、友人のみでいいのか。これによって会場のグレードや会費金額が大きく変わってきます。親族も招待する場合はご祝儀制での開催も候補に入れた方がいいケースもあります。
・友人のみ(同僚含む)
・親族+友人
・親族のみ
まずは大きくこの3タイプのどれに当てはまるか、そしておおよその人数を考えましょう。
手順2 おおよその会費金額を決める
ゲストの顔ぶれがある程度決まったら、次に理想の会費金額を考えます。会費金額を決める材料になるのはゲストの顔ぶれと料理スタイルです。
・フルコース
会費相場 15,000円~25,000円
一般的なご祝儀制の披露宴と同程度の内容。両親や上司、高齢ゲストが多いパーティにおすすめ。
・ビュッフェ
会費相場 10,000円~15,000円
比較的カジュアルな雰囲気。学生や20代前半、お子様が多いパーティにおすすめ。
ゲストの顔ぶれ、料理スタイルごとの会費相場と特徴をまとめると
また会費10,000円以下ですと、ゲストに「2次会に近いんだろうな」という印象を与えることが多いので、結婚式としての1.5次会をお考えであれば基本的にはおすすめはいたしません。
ゲスト人数や関係性、会場のグレードによって会費金額に幅はあるものの、この相場を外れなければゲストの期待値を下回ることはありませんのでご安心ください。
手順3 会場のスタイルを決める
ゲストの顔ぶれとおおよその会費金額が決まったら、次は会場のスタイルを決めていきましょう。
主流なのはレストランではありますが、会費金額や内容によっては他のスタイルが適していることもありますので、自分たちのイメージに近いものを探していきましょう。
手順4 演出や進行を決める
ゲスト、会費、会場が決まったら1.5次会の内容を考えていきましょう。演出や進行にルールはありませんが、いくつかの考えるポイントがありますのでご紹介していきます。
・招待状
前述のとおり1.5次会の場合、LINEやメールでやりとりする「WEB招待状」が一般的。事前に会費をクレジットカードで支払えるサービスもあります。若いゲストが多いパーティでは便利に思ってもらえる可能性が高いので検討してみてください。
・挙式やセレモニー
こちらも必須ではありませんが、せっかくきてくれたゲストへ何かしらお披露目はしたいと思う人は少なくありません。私のおすすめはゲストに家族の誓いを立てる「人前式」です。人前式は自由な進行が特徴で、ベールダウンや誓いのキスが恥ずかしくて苦手な人でも執り行えるのがポイント。オリジナルの誓いの言葉をゲストの前で読み上げる、といったセレモニーもお二人らしさが出ておすすめです。
・余興やスピーチ
友人メインのパーティとはいえ無理に盛り上げる必要はありません。もちろんお二人の希望であれば構いませんが、歓談の時間を全体の半分以上にしてもゲストの満足度にはあまり影響がありません。
お二人を祝福しに来たゲストからすれば、楽しそうなお二人の姿や久しぶりに会う友人どおしの会話だけでも十分に満足できるからです。
自分たちもゲストもリラックスして楽しめることを第一に考えていきましょう。
5 1.5次会スタイル結婚式のよくあるお悩み
さて、ここからは「ゲストの招待についての悩み」・「結婚式開催についての悩み」・「演出についての悩み」など、1.5次会のお悩みについてQ&Aのカタチでお答えしていきます。
Q. 親や親族が出席してもいいの?
A. もちろん構いません!
1.5次会は友人メインのパーティが主流とはいえ、ご両親や親族も参列されることは少なくありません。以前は海外挙式で親族にはご紹介を済ませていた方が、国内でのお披露目パーティとして選ぶことが多かった1.5次会ですが、最近では家族も含めてカジュアルにお披露目をしたいという方にも選ばれています。
Q. 子どももいるんだけど開催していいの?
A. お子様のお披露目をかねて開催も人気です!
1.5次会を選ぶ方の中には「入籍して急に妊娠が決まって、出産してからは育児と家事でバタバタしてて、いまさら結婚式というタイミングじゃないかな…」と悩まれているケースは少なくありません。
同年代のゲストも子連れで参加されることも多いので、ビュッフェスタイルで気軽に楽しめる1.5次会もおすすめです。
お子様ゲストの会費については大人と同じ料理を食べる場合は大人ゲストと同じ会費、それ以外の場合は会費を取らないか、お子様ランチ代として1000円〜3000円を設定することが一般的です。
Q. 再婚なんですが1.5次会って普通ですか?
A. 再婚カップルの1.5次会も開催されています!
すでに過去に結婚式を挙げたときにご祝儀をもらっていて、もう一度ご祝儀をもらうのが申し訳ない…。
そんな気持ちから会費制を選ばれる方もいらっしゃいます。もちろんゲストはお祝いの気持ちでいっぱいではありますが、ご祝儀制より会費制の方が費用負担も小さいので参加しやすいという点もあるでしょう。
Q. ご祝儀をもらった場合はどうしたらいいの?
A. ありがたく受け取って、後日お礼を伝えましょう。
会費制の1.5次会とはいえ、お祝いの気持ちを伝えたいという理由からご祝儀を包んでくれる方もいらっしゃいます。頂いた相手には感謝をしっかり伝えてお披露目会後にお礼の連絡をしておきましょう。
Q. 遠方ゲストのお車代や宿泊費は?
A. 1.5次会では負担しないケースが多い。
ご祝儀制の結婚式では交通費や宿泊費の半分程度を「お車代」としてお渡しすることが慣例ですが、1.5次会ではご祝儀制よりも会費金額が少ないこともあって「お車代」をお渡ししないケースもよくあります。
遠方からはるばる参加されたゲストには、プチギフトやお手紙などを添えて感謝の気持ちを伝えるのもおすすめです。
Q. 会費はどうやって集めるの?
A. WEB招待状での事前払い or 当日受付で頂きます。
会費制のパーティという点では会費金額の受け取りは2次会と同じスタイルとなります。親しい友人に受付を依頼し会費を受け取ってもらいましょう。また最近ではクレジットカード決済機能付きのWEB招待状もありますので、忙しいゲストには喜ばれることもあります。
Q. 司会者や幹事は必要なの?
A. 幹事や司会は必要ですがプロにお願いしましょう。
2次会では友人に幹事や司会を依頼することを見かけますが、1.5次会では基本的にプロの司会者にお任せしましょう。結婚式としての一定の格式を保つために1.5次会では内輪ネタで盛り上がったり慣れない進行でグダグダになることは極力避けるべきです。
ご友人にも楽しんでもらうために、ぜひ司会者はプロにお願いするようにしましょう。
6章 1.5次会は「新しい結婚式」だからプロにお任せ。専門サービス「1.5次会PRO」とは。
1.5次会はカジュアルなパーティスタイルではありますが、やはり結婚式という専門的なサービスですのでプロにお任せすることを検討される方は多くいらっしゃいます。
もちろん自分たちで手配することも不可能ではないですが、新生活の準備や仕事と多忙を極める中で、馴染みのない1.5次会スタイルの結婚式を準備することは簡単なことではありません。
また2次会のようにカジュアル過ぎないようにクオリティ面には注意が必要です。
そこでご紹介したいのが、1.5次会専門のプロデュースサービス「1.5次会PRO」です。
特徴1. 必要なアイテムが全て入ったパックプランでわかりやすい
特徴2. 会費金額から選べる豊富な会場バリエーション
特徴3. 挙式&披露宴を約5700組手掛けてきた会社の高いクオリティ
1.5次会という新しい会費制結婚式スタイルだから、専門にプロデュースするプロフェッショナルが必要ではないでしょうか。
従来の結婚式のあり方をゼロベースで見直し本当に必要なサービス、必要な知識、必要なサポートで理想のウェディングを実現する1.5次会PROで、お二人にあった1.5次会を挙げてみませんか。
7. まとめ:スタイルは変わっても、本質は変わらない
いかがでしたでしょうか?
ご紹介した1.5次会のポイントをまとめていくと、
1. ご祝儀ではなく「1.0万円〜2.5万円の会費」で行うスタイル
2. 参加ゲストは「友人のみ」が主流
3. 会場は「レストラン」で気兼ねなく
4. 料理は「フルコース or ビュッフェ」スタイルで
5. 演出面の違いは「挙式と引出物がない」こと
<1.5次会が選ばれる3つの理由>
1. 会費制だから「結婚式の予算」が立てやすく、自己負担も少ない
2. 「ゲストの費用負担」が少なく参加してもらいやすい
3. 自由なスタイルだから「自分たちらしい結婚式」にできる
<1.5次会のデメリットと注意点>
1. 会費制に馴染みのないゲストへの配慮が必要
2. カジュアルになり過ぎないように注意が必要
3. 会費金額の調整を間違えるとゲストの満足度が下がることがある
<1.5次会の作り方>
手順1. 招待するゲストの範囲を決める
手順2. おおよその会費金額を決める
手順3. 会場のスタイルを決める
手順4. 演出や進行を決める
新しいスタイルで馴染みがない方も多い1.5次会。ですが新郎新婦とゲストが感謝を伝えあう場であることは普通の結婚式と何も変わりありません。
形式やルールに縛られずに、自分たちらしい理想の1.5次会を叶えてください。
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