「貯金はないけど結婚式はどうしても挙げたいな…」
「貯金がないから結婚式は諦めないとなのかな…」
結婚式は挙げたいけど、お金の悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
結婚式は一生に一度の大イベントであり、とても大きな費用が必要なため、お金の面で不安を感じていることと思います。特にこれまで計画的に貯金をしてこなかった方は、結婚式を諦めなければならないのかと心配になることでしょう。
今回、この記事ではこれから貯金がないけど結婚式を挙げようと検討している方に向けて解説していきます。貯金なしで結婚式を挙げる3ステップをご紹介しているので、ひとつひとつ順序通りに進めることでどなたでも結婚式を挙げることができます。
貯金がない状態だと、「何もできないのでは?」とどうしても先行きが不安になりますが、ひとまず安心していただけると思います。
さらに「貯金なしで結婚式を挙げたカップルの事例」や「貯金なしで結婚式を挙げる際に気をつけること」も解説しています。貯金が不十分なために結婚式に対して現実味がなかったと思いますが、同じ境遇にいた事例をみていくことでより具体的なイメージが湧くことと思います。
最後に、貯金がないからという理由で結婚式を諦めてほしくありません。お二人がこの記事を参考にしていただき、無事結婚式を挙げられることを楽しみにしています。
目次
1章 貯金なしで結婚式を挙げたカップルは13.5%
結婚式を挙げた先輩夫婦のうち、貯金なしの状態だったカップルは13.5%です。
この数字だけを見ると、「9割近くのカップルが貯金をしていて、貯金なしの私たちは…」と不安に感じるかもしれません。しかし貯金をしていたとしても、余裕で結婚式を挙げれるほど貯金ができていたカップルはそう多くないので、まずは安心してください。
1-1 結婚式費用すべてを負担する必要はない
結婚式は平均で380万円かかるといわれています。
貯金が全くない方からするとかなりの金額で絶望感を抱くかもしれませんが、この費用をすべてお二人だけで準備するわけではないので安心してください。
両家からの援助費用とご祝儀費用を費用総額から引いた金額が新郎新婦が負担する部分、つまりは貯金をするべき部分になります。援助費用を少し多めに出してもらうなどをすることで貯金しなければならない部分を抑えることができます。
これだけを知っておくだけで、漠然と貯金計画を立てるのではなく、大体の目処が立った上で貯金を始められることでしょう。
1-2 結婚全体にかかるお金
「結婚」というイベントにはかなりのお金がかかります。
結婚全体に対して500万円近くのお金がかかるといわれており、場当たり的に準備を進めるのではなく、綿密な事前準備が必要になってきます。
結婚式だけでなく結婚指輪や新婚旅行など各イベントにかかる費用を知り、結婚全体にかかるお金を把握しておきましょう。
これらのイベントはどれも必須というわけではありません。結婚式にお金をかけたいから、新婚旅行はしないという選択肢も考えられます。
さらに費用はあくまで目安のため、必ずしもこれだけの金額をかける必要もありません。
平均費用を知った上で、どのイベントにどれだけお金をかけるかを決めていきましょう。
2章 貯金なしで結婚する3ステップ
貯金がない状態では、「何から始めればいいの?」と不安になるかもしれません。
しかしココで紹介する3ステップに従って、計画を進めていくことで貯金なしでも結婚式を挙げることができます。
ステップ1 結婚式をご祝儀で挙げられるサービスを利用する
結婚式の費用をご祝儀で支払いができるサービスを利用しましょう。
ご祝儀払いができる結婚式のプロデュース会社は、各社が結婚式場と提携をすることにより自社運営費を下げることができるためにご祝儀払いが可能になっています。
ご祝儀払ができれば、結婚式の前に大金を貯金して用意する必要がなくなります。
ただしご祝儀払いをするためには、「結婚式の費用がリーズナブルであること」と「結婚式の費用を後払いできること」の条件が揃っていることが必要になります。
貯金に余裕がない方は、ご祝儀払いができるサービスを探すことから始めてみましょう。
ステップ2 親からの援助金やご祝儀を資金に計算する
結婚式を挙げるにあたって、「親からの援助金」と「ゲストからのご祝儀」を事前にできる限り計算しておきましょう。
1章でも解説したとおり、結婚式の費用はすべてを新郎新婦が準備するわけではありません。親からの援助金とゲストからのご祝儀で足りない費用を自己負担するイメージです。ちなみに、親からの援助金の平均金額は180万円、ゲストからのご祝儀の平均金額は220万円となっています。
事前に貰える費用をおおよそ計算しておき、余裕を持った見積り金額で結婚式を挙げましょう。
ステップ3 アイテムの持ち込みをして費用を節約
自分たちで用意できる、手作りできるアイテムはできる限り持ち込みをしてみましょう。
結婚式場で販売しているアイテムは非常に高額なものが多くなっています。だからこそアイテムを手作りにすることで費用を抑えられますし、さらにはお二人にとってかけがえなのない思い出にすることもできます。
節約できるところは、とことん工夫していきましょう。
▼節約については以下の記事も参考にしてみてください。
3章 さらに費用を抑えるための3つのテクニック
結婚式の費用をさらに抑えるための3つのテクニックを紹介します。
すべてを採用するとなると大変なので、ぜひ1つでも使えるものはないか考えながら読んでみてください。
3-1 夏か冬に結婚式を挙げる
結婚式のオフシーズンといわれる夏か冬に結婚式を挙げると費用を抑えることができます。
結婚式場としては夏や冬の結婚式数を増やすために、春や秋と同内容のプランでも料金が低めに設定されていることがあるのです。このオフシーズンに結婚式を挙げるだけで、30万円から50万円も抑えることもあり得ます。
ただ夏や冬それぞれにデメリットもあるので、十分に検討してから時期を決めたいものです。
もし検討可能な時期があれば確認してみてはいかがでしょうか。
3-2 挙式日を仏滅にする
吉凶を判断する6つの日柄のうち「仏滅」に結婚式を挙げることで費用を抑えられます。
一般的には縁起が良いとされる「大安」での結婚式が人気となっています。一方で「仏滅」は縁起が良くないとされ、あまり人気がありません。だからこそ、結婚式場側は予約が埋まりにくい「仏滅」に割引を用意している場合があるのです。
縁起が良くない日柄に結婚式を挙げたとしても、結婚式のクオリティにマイナスな影響が出ることは決してありません。当事者の考え方次第による部分が大きいため、あまり日柄を気にしないという方は「仏滅」に結婚式を挙げることを検討してみてはいかがでしょうか。
3-3 結婚式までの期間を半年以内にする
結婚式の予定日を半年以内にすることで費用を抑えることが可能です。
結婚式場側としては、結婚式場が空いている日にお客様に予約を入れてほしいという事情があります。そのため結婚式の予定日までの期間が短いほど、キャンペーンや割引で通常より費用が低めに設定されていることがあります。
結婚式の予定日から半年以内に契約を結んだとしても、結婚式の準備は4ヶ月あれば十分なため全く問題ありません。ココはかなり費用を抑える効果が見込めるポイントなので、ぜひチェックしてみてください。
4章 貯金がなくてもこれだけは気をつけたいこと
貯金なしで結婚式をやることを決めた際に気をつけるべきことがあります。
費用の面で余裕がないために、いっぱいいっぱいかもしれませんが、この3つだけは気をつけていきましょう。
4-1 初回見積もり時に必要なものが含まれているか確認する
結婚式場を決めて見積書をいただいたら、必ず必要なアイテムやプランが含まれているか確認しましょう。
見積りをいただいた段階では予算内に収まっていて問題なかったが、後々必要なアイテムが出てきて追加しなければならない事態になってしまいます。この時点で入念に準備しておくことが非常に重要になってきます。
さらに当日発生した追加の料理や飲物の料金、写真の焼き増しの料金など、後になって発生してくる料金も当初の段階で考えておきましょう。
▼結婚式の見積りについては以下の記事で詳しく解説しています。
4-2 ランクアップで予算をオーバーしないよう気をつける
結婚式場と打ち合わせを重ねる度にアイテムのランクアップを持ちかけられ、気づいたら予算を大幅にオーバーしてしまうことがあります。
特にランクアップしやすいアイテムは「衣装」「演出」「料理」の3つです。
それぞれのアイテムは予算内に見積もりを収めるため、当初はランクの低いものを提示されている場合があります。そのためプロデューサーと打ち合わせをしていると、「一生に一度のことですから」という効果抜群の一言を沿えられて、ランクアップを持ちかけてきます。すると結果的に数十万円レベルで全体の料金が跳ね上がってしまうのです。
打ち合わせの際に、流されるままにランクアップを受け入れず、十分に検討してから決断しましょう。
▼ランクアップによる予算オーバーと解消法については以下の記事が参考になります。
4-3 ゲストに関わるアイテムの費用を削りすぎない
ゲストに関わるアイテムの費用を削りすぎないようにしましょう。
貯金がない状態から結婚式を挙げるとなると、少しでも費用を抑えられる部分を模索し続けることと思います。そのときにゲストに関わる「料理」と「引き出物」にかける費用は削りすぎないようにしてください。
特に結婚式に参加したゲストが何に満足を感じるのかというと、ズバリ「料理」になります。料理のクオリティーが高ければゲストは非常に満足してくれるはずです。
結婚式はお二人のものであると同時に、ゲストにとっても重要なイベントです。だからこそ、ゲストを満足させる配慮が欠けてはいけません。
5章 【事例】限られた費用の中で、最高クオリティーの結婚式
【挙式日】
2021年11月
【披露宴会場】
千里阪急ホテル(大阪府)
【演出内容】
・新婦の両親が歌の演奏
・ドレス当てクイズ
・友人の余興
・リングガール
・フラワーシャワー
【新郎新婦が懸念していたこと】
結婚式はとても高いというイメージがあり、慎重に金額と向き合いながら準備を進めました。そういった背景もあり、決められた予算の中で自分たちができることを現実的に考え、理想の結婚式にしようと考えていました。
【新郎新婦が譲れなかったこと】
費用は抑えながらも結婚式のクオリティを高いものにすることにこだわりました。
まず新郎新婦ともに衣装には強いこだわりがあったため、二人揃ってお色直しを行いました。そのために衣装選びにはかなりの時間をかけて、何店舗も回り試着を繰り返し、結果的に自分たちが満足の行く最高の衣装で結婚式を迎えることができました。
さらに結婚式の様子をビデオに収めるため、カメラマンとの打ち合わせを入念に行いました。一生に一度の思い出になるため、ビデオ撮影にも強いこだわりを持って準備を進めました。
【費用を抑えるためにした工夫】
・ブーケトスやブートニアで使用するお花の持ち込み
・ペーパーアイテムの持ち込み
・引き出物を新婦の実家から持ち込み
【貯金なしで結婚式を挙げる際に大変だったこと】
・ペーパーアイテムを持ち込むための手作り作業
・引き出物の用意、配送手配
・持ち込みグッズが増えた際の対応
→事前に持ち込みリストを用意してあったので、特に問題にはなりませんでした。
【プロデューサーの感想】
結婚式の費用にかなり厳しく向き合ってきましたが、とにかく新郎新婦がオシャレで綺麗で、とても華々しい結婚式でした。
これら結婚式全体の様子を記録ムービーで撮っていたのですが、このカメラマンの費用を含めて予算内で結婚式を挙げられたことにお二人は非常に満足していました。結婚式にかけられる費用が少ないからといって、演出やアイテムのクオリティーが下がるわけではありません。
お二人にとってピッタリの演出をプロデューサーと一緒に一から考えていった結果、演出やアイテムの充実度が高く、トータルでクオリティーの高い結婚式にすることができました。
6章 zerokonなら持ち出し費用0円で理想の結婚式が叶う
zerokonは自社披露宴会場を保有せずに、複数の結婚式場と提携しフラットな立場でご祝儀の範囲内で最も適正な価格の結婚式をお届けするプロデュース会社です。
単純に結婚式を安くするのではなく、蓄積してきた独自の交渉力とノウハウを駆使して品質を落とすことなく理想の結婚式の実現をお手伝いいたします。「結婚式は高額な費用をかけないと理想は叶えられないの?」という新郎新婦のお悩みを専門プロデューサーが完全無料でご相談に応じます。
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また、費用が安心できるシステムとしては以下の3つの特徴があります。
①徹底的した予算シミュレート
②ランクアップの廃止
③後払い可能
①徹底的した予算シミュレート
ゼロ婚ではより綿密に予算を把握する為、複数パターンでのご祝儀シミュレーションを行っています。
なぜなら、ご祝儀額は新郎新婦との関係性や個別の事情などでゲストによって差があるからです。
例えば親族でも「20万円」下さる方もいれば「3万円」の方もいらっしゃいます。
新郎新婦の予算の納得感を大事にし、非現実的なシミュレーションにならないよう、一般平均額だけでなくゲスト一人ひとりの金額を出した計算もしています。
さらに遠方からのゲストにかかる「お車代」や「宿泊費」なども含めた結婚式の総額をお出しすることで、「思いがけない費用が増えた…!」ということなく安心して当日を迎えられます。
②ランクアップの廃止
契約後のランクアップによって見積もりが大幅に上がることを防ぐためにご相談時に必要なアイテムとクオリティをしっかりお伺いした上でお見積りのご提案をさせて頂きます。
現在の婚礼業界は、”初回に提示される見積額”と”結婚式当日にもらう最終見積額”の差が平均111万円にもなると言われています。通常では考えられないほどの金額差ですよね。
ゼロ婚では後々予算オーバーしない為にランクアップを廃止。最初から “適切なクオリティ” かつ “必要なアイテム” をしっかりと入れ込んで見積書を作成しています。
③後払い可能
ゼロ婚では後払い制を採用しています。
少人数での結婚式の場合、普段は中々会えないご親族にお礼を伝えたりお見送りしたりと、披露宴後もやることはたくさんあります。
その他にも、せっかくの結婚式なので、披露宴後は当日の余韻もしっかりと味わっていただきたいという思いもあります。
後日精算は、それらを叶えることができる仕組みになります。
7章 まとめ
この記事では貯金なしで結婚式を挙げることについて解説してきました。
ポイントをまとめると…
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■貯金なしで結婚する3ステップ
ステップ1 結婚式をご祝儀で挙げられるサービスを利用する
ステップ2 親からの援助金やご祝儀を資金に計算する
ステップ3 アイテムの持ち込みをして費用を節約する
■費用を抑えるための3つのテクニック
①夏か冬に結婚式を挙げる
②挙式日を仏滅にする
③結婚式までの期間を半年以内にする
■貯金がなくてもこれだけは気をつけたいこと
①初回見積もり時に必要なものが含まれているか確認する
②ランクアップで予算をオーバーしないよう気をつける
③ゲストに関わるアイテムの費用を削りすぎない
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結婚式準備は悩みや問題が少なからず出てきます。
ただそれを乗り越えた分だけ、お二人にとってかけがえのない結婚式になることは間違いありません。
お二人にとって最高の結婚式を挙げられることをお祈りしています。
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