【トーク付】結婚式の予算オーバー撃退法!プロ直伝の見積チェック法

結婚式 予算オーバー

「結婚式が高いのはわかっていたけれど、実際こんなに予算をかけれない…」
「予算オーバーをどうにかしたいが、具体的な方法が分からない…」

せっかくブライダルフェアに参加して、楽しい気分で「ドレスはプリンセスタイプがいいな!」「料理にはこだわりたいね!」という感じでふたりで話していたのに、見積もり金額を見てがっかり…

そんなお悩みはございませんか?

この記事では、”予算内に完全コミットした結婚式” をモットーに、約600組の結婚式を担当してきたウエディングプランナーの私が、予算オーバーを完全に解消するための方法を伝授いたします。

見積もりには自分たちにとって不要なアイテムが入っているかもしれません。
本当にかけるべきところにお金をかけれるよう、その具体的な解決策を大公開いたします。

さらに、予算オーバーを気にしすぎて、クオリティまで下がってしまった!なんて失敗はさせません。
クオリティは担保したまま、見積もり金額だけを下げる必勝法もお伝えします。

予算内にコミットした結婚式で、予算オーバーを完全解消し
新しいインテリアや新婚旅行、お子様の為の貯蓄にご予算を充てることが出来るのです。
そして、大切なゲストにもご満足いただける結婚式になります。

予算オーバーが発生するタイミングや、予算オーバーしやすいアイテムを一挙公開します。

本当の意味でいい結婚式は予算をかけることで実現するわけではありません。
予算オーバーで今後の生活を苦しめる結婚式…本末転倒です。
結婚式の準備が楽しく、お二人の人生が明るくなることを心から願っております。

1 約9割のカップルが経験している結婚式の予算オーバーの3つの理由

結婚式の予算オーバーを経験しているカップルは、全体の約9割。(ゼクシィトレンド調査2020より)
オーバーした金額は10万円の方もいれば、100万円以上の方もいて、様々です。

そもそもなぜ予算オーバーは発生するのでしょうか?
その理由は3つあります。
謎を解き明かしていきましょう!

1 成約時の見積書には結婚式当日に必要なアイテムが入っていない

予算オーバーが発生する一つ目の理由は、成約後に<アイテムの追加>を提案されるからです。
多くの会場は、成約前の見積もりを出来る限り安く提示し、まずは成約してもらうことを優先します。
いざ打ち合わせが始まり、プランナーさんから「このアイテムはオプションですが、追加しますか?」と提案を受けます。

成約時の見積もりから100万円以上 金額が上がるというのはよくある話です。
そうならないために、よく後々追加となるアイテムの一部をご紹介します。

予算オーバー見積項目

こういった細かいアイテムが入っているかどうかは、プロでなければ中々気づきにくいものです。
プランナーさんから提示されたお見積書なら「足りないアイテムがある」なんて思わないですよね。
しっかり内容を確認しましょう!

どの項目の、どのポイントを見れば足りないアイテムを発見できるかは第二章でお伝えしますね!

2 成約時の見積書のアイテムではランクが低すぎて成約後にランクアップせざるを得ない

予算オーバーが発生する二つ目の理由は、<アイテムのランクアップ>です。
成約時の見積もりには<最低ランクのアイテム>が入っていることが多いのです。

書面の見積もり上では、お料理・衣装・装花など、それぞれのアイテムがどのようなものなのか分かりにくいものです。
打ち合わせが始まり、いざ ふたを開けてみると成約時の見積もりのままだと、ランクが低すぎることがあります。

例えば「メイン料理にはお魚とお肉が入っていると思ったが、お肉しか入っていなかった…」
「ランク内には気に入る衣装がない…」「お花のボリュームが小さかった…」など実はよくある話です。

理想のアイテムのランクにしようと思うと、数万円、数十万円の追加料金…
打ち合わせごとにどんどん金額が上がっていきます。

書面上では分かりにくいからこそ、落とし穴に陥りがちです。
プランナーさんへどのように質問すれば、アイテムのランクを確かめられるかは第二章でお伝えしますね!

3 お車代・宿泊費などを予算の計算に入れていない

ご遠方からのゲストへのお車代・宿泊費をお忘れではありませんか?
これを予算に入れておかないと、あとから約6万円~18万円ほど追加となります。

「お車代」は式場までの「交通費」のことです。
新幹線・飛行機などの公共交通機関を使用してお越しいただく場合、結婚式当日に新郎新婦様はその交通費をゲストに渡します。

相場は、交通費の半額から全額。
つまり、一人あたりに1万円~3万円のお車代がかかるのです。

例えば、60名の結婚式でそのうち1割のゲストが遠方からの参列だったとすると、約6万円~18万円かかります。

遠方からの参列の場合は、ホテルに宿泊されるかもしれません。
その場合は、宿泊費の全額を負担しましょう。

何百万円もの結婚式だと 小さく見えてしまう金額ですが、6万円でも大きな金額です。
しっかり予算に入れたうえで、検討していきましょう。

2【アイテム別】見積もりチェックポイント と 予算オーバーの解消法

続いては予算オーバーを解消方法についてご紹介します。予算オーバーは以下のステップで解消することが可能です。

予算オーバー解消3つのステップ

まずは、会場決定前に提示された見積り書の段階で、「必要なアイテムは入っているか」「後々ランクアップする必要はないか」を確認し、把握してください。
続いて、プランナーさんにアイテムの価格交渉をしてください。「私たちの予算は●円です。これ以上はかけれません。」と、明確に伝えましょう。
会場決定前に価格交渉をすることでプランナーさんも、成約を逃すくらいなら…と、価格交渉を飲んでくれるでしょう。

この手順を踏むことが、予算オーバーを解消するための、唯一の方法なのです。
それでは、チェックすべきアイテムをご紹介します。

予算オーバー解消チェック5項目

1「料理」・「ドリンク」の品数や質をチェックする

料理・ドリンクはゲストの満足度を大きく左右します。
皆さんも、ゲストとして結婚式に参列する際、普段食べる機会がそう多くないコース料理を
楽しみの一つにされているのではないでしょうか?

重要なポイントである料理・ドリンクでチェックすべきは以下です。

①料理の品数
②お肉のボリューム
③ドリンクの品数
④乾杯酒の有無

①料理の品数

品数が少なく、ゲストに「ケチったのかな…」そう思われたくはありませんよね。
結婚式のコース料理の平均の品数は「9品」です。
ただ、料理の種類によって異なります。

料理タイプと品数

見積書には「コース料理」としか記載がなく、品数までは書いていません。
「見積りのコース料理は、何品で構成されていますか?」とプランナーさんに聞いてみましょう。

もしも平均の品数よりも少ない場合は、内容・ボリュームが満足出来るものか確認してみましょう。

②お肉のボリューム

結婚式 料理

料理の品数は問題なくても、ボリュームが少ない…ということもあります。
それが分かりやすく出るのが「お肉料理」です。

皆さん、フレンチのフルコースなら、お肉料理はどんなものを想像しますか?
牛肉の分厚いステーキなどでしょうか?

実は、最初に見積もりの中に含まれているお肉料理はステーキではなく
「薄いローストビーフ」だった…なんてことがあります。
見た目もボリュームも少ない…
料理をランクアップをしようとすると最低でも一人あたり3,000円ほど金額が上がります。

つまり、60名×3,000円=18万円 も上がってしまう可能性があるのです。

後からこうならないためにも、プランナーさんへはこのように確認しましょう。
「料理メニューの写真を見せてください。」

「季節によって食材が変わるので、今はお見せ出来ません。」
なんて言われるかもしれません。

そんな時は「今までの料理メニューの写真を見せてください。」とお願いしましょう。

③ドリンクの品数

結婚式 ドリンク

料理内容は問題がなくても、意外とドリンクメニューが不足しているなんてこともあります。
種類を増やせば、一人あたり約800~1,000円の追加。
60名のゲストだと、約5万~6万円もの金額が追加となります。
後から、「こんなにドリンクの種類が少ないなんて思わなかった…」とならないように、最初に内容を確認することをお勧めします。

一般的な結婚式のドリンクメニューをご紹介します。

●アルコール
ビール・ワイン(赤・白)・日本酒・ウイスキー

●ソフトドリンク
オレンジジュース・ウーロン茶・ジンジャーエールなど

カクテルなどはオプションとして用意している会場が多いです。

必要なドリンクの種類が入っているかどうか確認するために、プランナーさんへはこのように確認しましょう。
「フリードリンクの種類を教えてください。」

足りないドリンクがあれば、「●●を追加すると、何円追加になりますか?」としっかり確認してください。

④乾杯酒の有無

披露宴が始まる時には、全員で「乾杯」をします。
結婚式では「スパークリングワイン」や「シャンパン」で乾杯をするのが一般的です。
この乾杯酒が入っていないのが、まさかの落とし穴です。

飲み会のように、フリードリンクのビールで乾杯するわけにはいきませんので
見積もりに入っていなかったのであれば、追加となります。

相場は一人あたり800円~1,000円なので
60名のゲストだと、約5万~6万円もの金額が追加となります。

こうならないためにも、プランナーさんへは次のように伝えましょう。
「乾杯酒は入っていますか?種類はスパークリングワインか、シャンパンですか?」

2「衣装」の種類・ランクをチェックする

結婚式 衣装
式場が決まり、ドレス選びが始まれば、ドキドキわくわくしますよね。
しかし、成約後に衣装の追加料金が10~20万円かかることをご存知ですか?

なぜその追加料金がかかるのでしょうか?

例えばプラン内の衣装から選ぼうとすると

「選べるドレスの数が5点しかない…」
「自分のサイズに合うドレスが見つからない」
「着たいと思っていたブランドはランク外だった…」
「5点以上の中から選びたい。」
「自分のサイズに合う衣装を着たい。」
「希望のブラインドのドレスを着たい。」

そんな当たり前のことをするだけで、金額が10~20万円上がってしまうのです。

実際にドレスショップに足を運び、目で確かめるのが最善です。
ですが、式場によっては成約前の衣装見学は不可としているところも多いようです。
一度、プランナーさんへこのように交渉してみましょう。
「衣装の種類やサイズを確かめたいので、成約前に衣装を見せてください。」

どうしても成約前の衣装見学を断られてしまった場合は、プランナーさんへこのように確認しましょう。

「この金額の衣装は何着から選べますか?」
「この金額の衣装で●号の衣装は何着ありますか?」
「この金額で●●というブランドの衣装は取り扱ってますか?」

素敵な、とっておきの一着に出会えることを願っています。

3「装花」の色・ボリュームをチェックする

結婚式 装花
ブーケ・メインテーブル装花・ゲストテーブル装花など会場を、花嫁様を華やかに飾ってくれるのがこれらのお花です。
実は、装花のお花の種類やボリュームなど、リクエスト次第で金額が跳ね上がる可能性があるので注意が必要です。

①装花の色

お花の色を選ぶのに、料金がかかることを皆さんはご存知ですか?

例えばブーケ。

ブーケはどんな色にしたいですか?
可愛らしいピンクのブーケでしょうか?
元気なイメージ、オレンジや黄色のブーケでしょうか?

常に手に持つブーケは、好きな色にしたいですよね。
ですが、プラン内のブーケは「白とグリーン」だけで色をリクエストするならアレンジメント料金として、1~2万円ほどあがってしまうなんてことも。

プランナーさんに「装花は、自由に色を選べますか?」と確認しましょう。

②装花のボリューム

会場を華やかにしてくれる装花だからこそ、ボリュームはとても大事です。
しかし、初回見積りのお花のボリュームは少なく後から追加料金が発生するケースがほとんどです。

例えばメインテーブル装花。
メインテーブル装花の追加料金は約5万円です。ゲストが集まり、一番写真を撮るのがメインテーブルです。より華やかであって欲しいですよね。

しかし、プラン内のメインテーブル装花のボリュームだと、テーブルの半分くらいのボリューム…。
テーブル全体にボリュームをアップするとなると、見積もりの金額の倍近くになりかねません。

そうならないためにも、プランナーさんに「この金額のお花、どのくらいのボリュームですか?写真を見せてください。」と確認しましょう。

ご自身の目でしっかり確かめて、納得感のあるボリュームで見積もりを出してもらってください。

4「写真」のカット数・撮影シーンをチェックする

結婚式が終わってから家族や友人と話すときに見返したいのが、写真ですよね。

その写真で、後悔するポイントが「欲しかった写真が納品されていない」ということ。
これは、「カット数」と「撮影シーン」が大きく関係しています。

①写真のカット数

カット数が少なくて、大切な演出の写真を撮ってもらえてなかった…。そんな悲しいことにならないよう、撮影のカット数はきちんと確かめましょう。

よくあるのが、最初の見積もりの金額には「100カットまで」となっているケース。「100カットあれば十分なのでは?」と思うかもしれません。

ですが、100カットなんて、挙式の30分間であっという間に越えてしまいます。

もちろん、カット数が多ければ多いほど、撮りたい写真が必ずしも撮れるわけではありません。
事前にプランナーさんに「この金額で何カット データ納品されますか?」、「このシーンは必ず撮って欲しい」と、明確に伝えましょう。

②撮影時間・場所

「花嫁のリップシーン」は、必須で抑えたいショットですよね。

ですが、式場によっては、本番前であるこのシーンは撮れないケースがあります。撮るにはオプションとして、撮影時間の延長料金がかかることも。

事前にプランナーさんには「この金額では撮影はいつから始まりますか?」、「撮影出来ないシーンはありますか?」と聞いておきましょう。

5「演出」のアイテムをチェックする

「ゲストに楽しんで欲しい!」「演出はどんなものにしよう?」
式場が決まれば次に考えるのは演出です。

しかし最初の見積りには「演出」のアイテムは入っていません。演出を決めるのは成約後の打合せのタイミングだからです。

どのような演出を行うかにもよりますが、10~30万円の追加料金がかかることが予想されます。例えば「当日編集エンドロール」。平均20万円です。また、その映像を流すための「プロジェクター・スクリーン」の使用料が別途5万円追加となることも。

やりたい演出があるのであれば、成約前に必ず伝えましょう。演出があればゲストは楽しめるのは間違いありません。ですが、その演出が、自分たちにとって本当に必要なものなのかは一度立ち止まって話し合ってみてください。

ふたりが結婚式で伝えたいことは何ですか?ゲストに、どんな気持ちになって欲しいですか?お金のかかっている演出だから、伝えたいことが伝わりますか?
そうではないはずです。

例えば、ゲストに「ありがとう」を伝えたいならあえて演出はなくして、ゲストのテーブル1卓ずつ回って「ありがとう」と伝えてみるのはいかがですか?

「演出にお金がかかっているな…。」「どんな演出にしようか思いつかない。」そんな時は、プランナーさんに「ゲストに、費用をかけずに ●●を伝えたいのですが、どんな演出をしたらいいですか?」こう相談してみましょう。

3 要注意!予算オーバーはこのタイミングで発生する!

皆さんは、予算オーバーが発生するタイミングをご存知ですか?
式場によってタイミングは多少異なりますが、多くは次の通りです。

①成約後すぐの「衣装合わせ」
②4ヶ月前から始まる「演出の打合せ」
③結婚式の1~2ヶ月前の「料理の打合せ」

1 成約後すぐの「衣装合わせ」で金額が跳ね上がる

二章でもお伝えしましたが、成約後のドレスのランクアップは非常に多いです。
その平均金額は10~20万円です。「一生に一度ですから」ドレスコーディネーターのこの一言は効果抜群です。

プラン内のドレスと、さらに素敵なランクアップのドレスを並べられると、やはり、ランクアップのドレスを選びたくなりますよね。後から金額が上がるくらいなら、成約前から自分の希望のドレスの金額を教えてもらいましょう。

2 4ヶ月前から始まる「演出の打合せ」で金額が跳ね上がる

こちらも二章でお伝えしましたが、演出のアイテムは基本的に成約後に追加となります。
その平均金額は10~30万円です。

「本当に必要な演出なのか。代替え案はないのか。」

成約後でも間に合います。しっかり話し合って、演出は決定してください。

3 結婚式の1~2ヶ月前の「料理の打合せ」で金額が跳ね上がる

一人あたりのアップする金額は少ないものの、それがゲスト全員分となると、大きな金額の変動があるのが料理です。一人あたり3,000円の追加だとしても、60名分では約20万円もの追加になります。

料理の打合せでは、試食が出来ることもあります。ランク内の料理と、ランクアップの料理を食べ比べをすれば、やはりランクアップの料理を選びたくなりますよね。

1ヶ月前に、見積もりが20万近くも上がってはたまりません。ですから成約前から料理の内容をしっかり確認しておきましょう。

4 zerokonでつくる予算内の結婚式

これまで追加・ランクアップになりがちなアイテムやチェック方法についてご紹介してきました。
そもそも、予算オーバーを見越して様々なアイテムを成約前、成約後の打ち合わせで毎回チェックしていくのは面倒ではないですか?

「zerokon」では、そのような面倒なことは不要です。なぜなら、従来の結婚式のつくり方と仕組みが全く違うからです。

結婚式 追加料金 なし

「結婚式の予算は何円なのか」も家族の大切な問題です。結婚式だけでなく、将来のお子様のこと、家具や家族旅行などこれからの家族の生活では大切なことがまだまだあります。

ドレスや演出に使うアイテムなど、zerokonが用意するアイテムでは理想のもの・予算内のものがない場合、世界中のアイテムからプロデューサーが探し出し、ご提案します。

私たちが大切にしているのはただ一つ「予算内にコミット」するということ。
成約時から心から安心して準備を進めていただけます。

5 まとめ

さて、予算オーバーについての理解が深まり、不安は解消されましたか?
手間は発生しますが、成約時・打ち合わせが始まってからも、下記のチェックを怠らないようにしましょう。

●「料理」・「ドリンク」の品数や質を確認する
●「衣装」の種類・ランクを確認する
●「装花」の色・ボリュームをを確認する
●「写真」のカット数・撮影時間や場所を確認する
●「演出に使用するアイテム」の必要性を話し合う
●お車代・宿泊費などを予算の計算に入れる

安心して結婚式当日を迎えられることを、心から願っております。

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