「パートナーからプロポーズをされた!」
きっとその瞬間は一生の記憶に残る素敵なひと時でしょう。
しかし、いざ結婚式をすることが決まっても、
「結婚式の準備っていつから始めればいいんだろう?」
「そもそも何から始めればいいんだっけ…?」
「仕事が忙しいのにそんなに時間がかけられない、ちゃんと間に合うか不安」
という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
結婚するとは、つまり他人であった二人が家族になる瞬間。
やはり、そこに至るまでに準備すること・気にかけることは多数あります。
それ故に、何から手を付ければよいのか分からず足踏みしてしまった、というお声も多数聞きます。
この記事では、そんな悩みにお応えすべく、「準備はいつから始めるのがベストか」「そもそも何を準備しないといけないのか」を具体的に説明し、全体的なスケジュール感もお伝えしていきます。
全体像がつかめることで、焦ることなく自分たちに合ったスケジュール感で準備を進めることができるでしょう。
また、更に結婚式前後で必要な・準備しておいた方が良いこともお伝えさせていただきます。
これで結婚式にまつわる準備が網羅でき、安心して当日を迎えることができるはずです!
この記事がお二人にとって、最適なスケジュールで進めるためのお力添えになれれば幸いです。
目次
1章 式場探しは早くて1年前、準備は遅くとも4ヶ月前には始めよう
とはいえ、みなさん、いったいいつから準備を始めているのでしょうか?
準備と言っても大きく分けると2つあります。
まず「式場の予約」。
式場・日程が決まらなければ、その他の細かな準備も進められません。
なのでまずは基盤となる、場所・日程を決めていきます。
そして、式場が決まった後に行う「当日の準備」。
こちらはイメージつく方も多いかと思いますが、披露宴の内容を決めたり、招待客を決めたりと当日に向けての具体的な準備になります。
それぞれ、内容が違うのでお勧めスタート時期も異なります。
では、いつ頃から始めると良いか、別々に見ていきましょう。
1-1 式場の予約は早くて1年前から!
一般的に、式場の空き状況が公開されるのは1年前からになります。
そのため、人気シーズンの土日やお日柄の良い日などは比較的すぐに埋まりがちです。
もし、記念日など特定の日で挙げたいと思っていらっしゃる方は、1年前の時期になれば即座に動くことをお勧めします。
逆に、2~3ヶ月前など、直近で予約をする場合は式場もなるべく空き日程を作りたくないので、キャンペーンなどで安くなっている場合も多いです。
そのため、少し準備が大変という部分はありますが、費用を押さえたいという方には出来るだけ近い日で予約をするのもお勧めです。
1-2 準備開始は遅くとも4ヶ月前から!
式場が決まれば、続いて当日に向けて具体的な内容の準備を進めていきます。
ウエディングプロデューサーとしては、最低でも4ヶ月前から準備を開始することをお勧めしますが、「もっと早くから始めたい」「もう少し遅くても良いのでは…?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
そこで、タイプに分けてお勧め準備期間をお伝えさせていただきます。
①ゆっくり・じっくり準備したい人は【1年前】から始めよう
「こだわって色々決めたい」「自分のペースでゆったりと準備をしたい」
そんな人には1年前から準備を始めることをお勧めします。
この時期から準備を始めると「結婚式」の日取りが希望の日程で押さえやすくなるのは勿論のことながら、受付グッズや披露宴で使うアイテムを手作りにしてみたり、ドレスや花・引き出物等結婚式に必要なアイテムをじっくり選ぶことができます。
また、特に新婦様は美容に気を使われる方も多いかと思います。
前もって準備を始めると、エステやダイエットなどにも注力する時間を設けることができます。
②テキパキ・中だるみせず進めたい人は【半年前】からがお勧め
「あまり早くから始めると中だるみしそう…」「テンポよく準備がしたい」
という方は半年前から始めることをお勧めします。
半年前からであれば、慌てすぎず・また当日が先過ぎてやることがない、ということはありません。
よくあるのが、
・まだ決めなくても良いかと、先延ばしにしていたら、気に入っていた衣装が他の予約で埋まってしまう
・気に入った引出物があったが、直前過ぎて手配が間に合わない
という状況です。
あまり早めに始め過ぎると、余裕がある分後回しにしてしまったり、直前過ぎると手配が間に合わない・忙しくてバタバタする、というような状況にも陥りがちです。
半年くらい時間があると、忙しすぎず・ゆったりもし過ぎず丁度良いテンポ感で準備が進められます。
③短期間で勢いよく・サッと決めたい!費用を抑えたい人は【2~3ヶ月前】からでも間に合う
「じっくり考えるよりは勢いで決めてしまいたい」「事情があってすぐに結婚式を挙げたい…」
そういう方は、2~3か月前からでも問題はありません。
仕事が忙しくあまり準備にかける時間が無かったり、ご懐妊やご家庭のご事情ですぐに上げたいという方も多数いらっしゃいます。
そういう時は、多少その期間は準備の密度が上がりますが、逆に迷わず衣装や引き出物など結婚式に必要なアイテムを決められたり、結婚式への気持ちが高いうちに準備が終えられたりという利点もあります。
短期間での準備も可能ですのでご安心ください。
ただ、やはりせっかくの結婚式。やるとなれば素敵なおもてなしでみなさまを迎えたいもの。
そのため、やらないといけないことは、必ずプロデューサーに確認・随時状況を共有する等して、漏れの無いように準備を進めていきましょう。
また、直近での予約であれば、費用が大幅に下がる会場もありますので、コストを押さえたいという人にもお勧めです。
2章 具体的にどうやって進めていく?全体の準備スケジュールをご紹介!
2-1 周りの人への報告
結婚が決まれば、まずは身近な人への報告をしましょう。
順番としては「両親→上司→同僚・友人→親族」という流れがお勧めです。
絶対にこの順番で報告しなければいけないわけではありません。
タイミングによって報告の出来る・出来ないや、「大親友には真っ先に報告したい…!」という場合もあるかと思います。
ただ、あまりにも時間が空きすぎると、他の人から結婚の話を聞いてしまう可能性が高まります。
大切なことはなるべく自分の口で伝えるためにも、お互いの両親と、また職場に迷惑が掛からないよう直属の上司にはなるべく早めに伝えるようにしましょう。
2-2 式場決め
報告が済めば、続いて式場探しです。
式場を決めるにあたって大事なのは「日時」「場所」「費用」の3つです。
ポイント①:日時
まず、「日時」。いつ式を挙げるのかを決めます。
ここで大事なのは、二人の都合は勿論ですが、招待したいゲストの都合も考えて日取りを決めることです。
それを踏まえて、季節・お日柄・時間帯等を基準に決めていきましょう。
ポイント②:場所
続いて「場所」。
どの地域で挙げるのか、そしてどんな会場で挙げたいのか、この2点を決めていきます。
どちらかのゲストが主に遠方にいる時などは、どこで挙げるかは迷ってしまうポイント。
二人はどこで挙げたいか、両家の意向はどうかなどは事前に話し合っておきましょう。
ポイント③:費用
そして最後に「費用」です。
どれくらいの予算を結婚式にかけるのか、この点はしっかりとお二人で話し合っておくことをお勧めします。
やはり、結婚式は一大イベント。費用も普段の買い物とは違い、大きな金額になります。
基本的に招待したゲストからは、ご祝儀や会費をいただくことが大半です。
その分の費用と合わせて、大体どれくらいの予算で行いたいか、ざっくりとでもよいので目安をつけておきましょう。
「一体どれくらいの費用がかかるのか?」「ご祝儀はどれくらいもらえるのか?」「自己負担の目安はどれくらいで思っておけばよいのか?」
その詳細を知りたい方はぜひこちらの記事もご覧ください。
▼結婚式費用まるわかり!自己負担を把握して予算を抑えた結婚式を実現
2-3 披露宴の内容決め
さて、上記の3ポイントを押さえ、式場・日程が決まりましたら、続いていよいよ内容決めです。
挙式が終わった後の披露宴は大体2時間~2時間半の時間があります。
その中でどのようにゲストをおもてなしするか、どうやってお二人の気持ちを伝えるか、そこを決めていきます。
親族だけでの披露宴の場合は、お食事・歓談がメインのことが多いですが、ご友人も来られる場合は、ゲームや余興を入れてみんなが楽しめるようにな演出を入れる、といったこともあります。
当日来ていただけるゲストのみなさまに「どんな風に過ごしてもらいたいか」、お二人の「どんな想いを伝えたいのか」を軸に演出を考えると良いでしょう。
演出事例はこちらの記事にたくさん記載がありますので、ご参考になさってください。
演出にかかる費用や、それらを賢く押さえる方法なども合わせてご紹介しております。
▼費用例もゲストの声も丸わかり!節約可能な結婚式演出アイデア30選
3章 時期別・やることリストのまとめ
全体的な準備の流れはイメージできたでしょうか?
2章で大まかに伝えた「披露宴の内容決め」、その準備に関する具体的な「やること」を時期別にリストアップして簡単にまとめましたので、ぜひこちらも参考にしてください。
4章 「ゼロ婚」でお二人にぴったりのスケジュール感で準備を。
ここまでお読みいただき、準備をいつから始めるか、どのような準備が必要かはイメージできましたでしょうか?
この記事では、結婚することが決まった後、
・いつから式場探しを始めるか
・いつからどのように具体的な準備を進めていくか
についてご紹介しました。
人それぞれ、準備が始められるタイミング・準備にかけられる時間というのは全く異なります。
しかし、どんな時期から始めても、必ず素敵な当日を迎えられるよう、プランナーがお手伝いをいたします。
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