「結婚式の式場を探しているけど、正直どこがいいかも分からなくて面倒…」
「結婚式で使う物を準備しているけど、かなり面倒…」
「結婚式って何の為に挙げるか分からないし、考えるのが面倒…」
結婚式の準備を始めたものの、考えることがたくさんあり面倒で億劫になっていませんか?
実は6割の男女が結婚式に対して面倒だと感じています。
結婚の準備が整い、次は結婚式の準備。
いざ結婚式場探しから始めたものの、式場もたくさんありどうやって選べば良いかも分からないし一度見学に行ったものの5時間も拘束されとても疲れてしまった…
式場が決まっても準備に一年くらいかかるっていうし凄く大変なイメージ…
結婚式ってここまで時間を使ってまで挙げる意味ってなんなの?と思う新郎新婦も少なく有りません。
この記事では、約5,000組もの結婚式を手掛けてきたzero weddingのプロデューサーが結婚式の準備で新郎新婦が面倒だと思ってしまう理由とその解決方法をご紹介します。
また、解決方法には方法だけでなく「手順」や「いつまでに行ったほうがいいのか」まで記載していますので、結婚式の準備がスムーズに進み、面倒と思ってしまうことが解消されるでしょう。
他にも、そもそも結婚式を挙げたほうがいい理由と結婚式の準備において大事にしたほうがいいポイントなども記載しております。
結婚式に対しての「なんで結婚式って挙げるの?」という気持ちもこの記事を読めば解消されるでしょう。
結婚式の準備に対して「面倒だな…」という億劫な気持ちになっていると思いますが、安心して下さい。この記事を読めば、準備が面倒だと思うことがなくなり新郎新婦ともに楽しく結婚式の準備を進められるでしょう。
これからお二人の結婚式が準備にかける時間も含めてとても良い有意義なものになることを祈っています。
目次
1章 結婚式を面倒だと思う5つの理由
結婚式が面倒だと思う人は約6割です。
面倒な理由として上げられたのは以下の5つです。
・結婚式場を決めることが難しい
・招待するゲストを決めることが難しい
・結婚式の打ち合わせに時間を取ることが嫌
・アイテムの準備に時間がかかる
・結婚式を挙げる意味が分からない
なぜそう思ってしまうのかを以下に記載します
1-1 結婚式場を決めることが難しい
結婚式場は調べてみると山程あり、自分たちに合った式場を探すことはかなり困難です。
式場には「収容人数」「アクセス」「設備の充実度」などそれぞれ特徴があり良し悪しがあります。
しかしそれはネットを見るだけでは分かりません。
写真で見ると「Aの式場が素敵!」と思っていざ見学に行って実際に見てみると段差がかなり多く「ご年配の方がこれでは危ない…」と感じてしまい、見学に3時間かかったもののまた探し直し…ということもたくさんあります。
何個も何個も式場を見ているうちに「披露宴会場はAが良かった…でもチャペルはBのほうが良かったし決められない…」と、どうやって式場を決めたらいいのか分からなくなってしまい、気づけば探し始めて半年が経ってしまったなんてこともあります。
特に男性は式場自体にはそこまでこだわりがある人は少ないため、式場探しに時間をかけることが面倒になってしまいます。
1-2 招待するゲストを決めることが難しい
招待するゲストを決めることには意外と時間がかかってしまいます。
どこまでの親戚を呼べば良いのか分からない…
この友人を呼びたいけどそうしたらあっちの友人も…?
上司って呼ぶべきなのかな…
と結婚式に呼ぶゲストは人それぞれでどこまでのゲストを呼んだら良いのか分からないという理由で難しいと感じてしまいます。さらに自分の中では上司は呼ばないつもりだったものの、パートナーが呼ぶつもりと分かり「それなら呼んだほうがいいのかな…」と更に迷ってしまうことも。
他にも、新婦が気に入った式場がMAX80名なのに希望のゲストを数えると合計80名を超えてしまうなんてことがあった場合、気に入った式場を選ぶか呼びたい人を呼ぶかでパートナーを揉めてしまうこともあります。
誰を呼ぶのかを決めるという作業は誰にも任せられず、自分たちでしか決められないことなので面倒と感じてしまいます。
1-3 結婚式の打ち合わせに時間を取ることが嫌
結婚式の打ち合わせ回数は式場によりますが3回~5回が一般的です。
毎回時間を作り打ち合わせ場所まで向かい打ち合わせをすることを面倒と感じてしまう方は多いです。
主に面倒と感じてしまうのは男性が多いようです。
特に打ち合わせの中で「ヘアメイク」の打ち合わせや「装花」の打ち合わせなどは男性は興味が無い方も多いでしょう。
打ち合わせに行ったのは良いけど、装花の打ち合わせに1時間かかりその間はこだわりのある新婦と装花スタッフがずっと話しているだけで正直自分はいてもいなくても良いな、という状況。興味の無い話ばかりで時間が過ぎていくと「正直面倒…」と思ってしまいます。
1-4 アイテムの用意に時間がかかる
結婚式の準備でなにより時間がかかるのはアイテムの用意です。
費用を節約しようとしてほどんどのアイテムを手作りの予定にしたものの、いざ作成を進めると手作業が多く仕事とも両立するとなるとかなり時間がかかってしまったなんてことも。
特に招待状は手作りにする方も多いですが、1通作成するのに「本文・デザインの決定、本状の印刷、封筒の作成、返信用はがきの印刷、付箋の作成、宛名書き」と行う工程がとても多いです。
招待するゲストが多ければ多いほど、必然と用意するアイテムの量は多くなるので
準備を初めてから面倒だと思ってしまいます。
1-5 結婚式を挙げる意味が分からない
そもそもそこまでお金を掛けたり、準備に時間を要してまで結婚式って必要なのか?
と疑問に感じ結婚式を面倒だと思う新郎新婦は少なくありません。
結婚式は挙げなくても結婚出来ますし、夫婦生活を送ることも可能です。
結婚式に参列し、主役になる新郎新婦を見て
「目立ちたくも無いし、自分たちの為にわざわざゲストに集まって欲しいとも思わない…」
と感じ結婚式ってそもそも必要なのか?と特に男性で感じられる方は多いのではないでしょうか。
女性も結婚式に対して憧れが無い方は結婚式の意味が分からない方も多いです。
改めて結婚式を挙げる意味というのが二人の中に明確に無いと面倒と感じてしまいます。
2章 結婚式の準備のストレスを減らす方法
結婚式のストレスは準備の方法を工夫することにより、減らすことが可能です。
理由別に、ストレスの軽減方法をまとめてみました。
尚、「結婚式を挙げる意味が分からない」という理由に対しての対策は大事なポイントになりますので次の章で詳しくお伝えしていきます。
2-1 結婚式場探しはプロデューサーに相談しよう
結婚式場探しは式場探しを代行してくれるサービスに依頼をすると希望の式場をピックアップしてくれてスムーズに探すことが可能です。
結婚式場探しには自分たちで調べて直接式場に下見の予約を入れる方法と式場探しを代行してくれるサービスに依頼する方法に分かれます。
式場探しをしてくれるサービスを利用すると人数規模、エリア、施設(ホテルやレストラン等の希望)、雰囲気等の希望を伝えると該当する式場を探してくれます。
式場を写真で見て気に入った式場があれば下見の予約も代わりに行ってくれるのでストレスを減らすことが出来ます。
また、式場探しを代行してくれるサービスにも式場の紹介のみのウェディングカウンターと当日までのプロデュースまで行うプロデュース会社に分かれます。
▼比較表
紹介のみのサービスだと、式場の紹介と下見の予約まで行ってくれます。
下見に行き、その後のお見積りを出してくれたりするのは全て式場直接のやり取りになります。
プロデュースまで行うサービスだと式場の紹介、下見の予約代行、お見積り出しや本決定する際の予約まで全てを行います。
たくさんの式場のお見積りを同じ内容で出してくれますのでよりストレスを減らし式場探しをするならプロデュース会社がおすすめです。
2-2 招待するゲストは挙げたい結婚式の規模から考えよう
結婚式の規模を先にパートナーと決めてから、誰を招待するかメンバー決めをしましょう。
親族のみで会食形式にするのか、親族と本当に仲のいい友人のみでアットホームな形式にするのか、友人中心でパーティー形式にするのか大体の人数規模や披露宴の形を決めておきましょう。
1章でも触れたように呼びたいゲストをそれぞれで先に考えてしまうと
新郎は親族と友人を30名くらい呼びたい
新婦は親族と友人は本当に仲のいい3名くらいを呼びたい
と、いざふたりで話し合った時に結婚式のイメージが全く違うことが発覚し、また規模感の話し合いから行うことになってしまいます。
そうならない為にも、先に結婚式の規模感を二人で話し合い、イメージを固めてから呼ぶゲストを具体的にピックアップしましょう。
2-3 打ち合わせ中の確認事項は事前に確認しておこう
打ち合わせのストレスを減らす方法は打ち合わせ中の確認事項を事前に二人で確認しておき、打ち合わせで聞かれた時にすぐ答えられるようにすることです。
親族紹介の有無や、親族写真の有無や、主賓の方の肩書き、料理のアレルギーの有無等、結婚式では新郎新婦の確認事項がたくさんあります。
次回の打ち合わせまでに確認をしないといけないことはしっかりとメモをしておき、次回の打ち合わせまでに確認をしておきましょう。
確認をしておかないと打合せ中のその場で主賓の方の肩書きを探したり、その場でアレルギーの確認をゲストへ入れたり…と打合せにかなり時間がかかってしまいます。
打合せの時間が長いほど、打合せが面倒と感じてしまいますよね。
余裕をもって確認をしておくことにより打ち合わせですぐに返答が出来てスムーズに進み、打ち合わせの時間を短縮することが可能です。
打ち合わせまでに行わないといけないことはできるだけ早めに行い準備を前倒しにしておくことにより、ストレスを減らすことが可能になります。
2-4 こだわりが無いものに関しては外注をしよう
こだわりがない持ち込みするアイテムに関しては外注をすることで準備のストレスを減らすことが可能です。
結婚式の準備に最も時間がかかってしまうものはアイテムの準備です。
特に席次表や席札などのペーパーアイテムは細かな作業が必要かつ人数が多ければ多いほど、用意する部数が多くなり手作りが大変になってしまいます。
結婚式のアイテムは低価格で外注が出来るサービスも存在します。
式場に頼むと費用がかさんでしまうものに関しては外注をすることにより費用も抑え準備のストレスを減らすことが可能です。
▼外注がおすすめなアイテム、おすすめしないアイテム
司会者や美容師やカメラマン等の業者に関してあまり外注をおすすめしていません。
当日の結婚式場に慣れている業者のほうが導線が分かっている為、誘導に安心感があり、カメラマンに関しては結婚式場の良い写真のアングルの把握が出来ているので出来れば外注をしないほうがおすすめです。
業者では無く、アイテムに関しては外注をすると準備のストレスが軽減出来るのでおすすめです。
3章 結婚式は誰の為?結婚式を挙げる理由を考えよう
結婚式を何故挙げるのかをお伝えします。
結婚式は挙げなくても夫婦生活を送ることは可能です。
そもそも結婚式を挙げる意味が分からないと思う方はやはり準備も面倒だと思いますし、なかなか気乗りもしないですよね。
結婚式を挙げたほうが良い理由は主に以下の3つです
・家族へ感謝を伝える為
・お世話になった人に感謝を伝える為
・夫婦になることへのけじめをつける為
それぞれどういった理由なのか、詳細を説明します。
3-1 家族へ感謝を伝える為
結婚式は家族へ感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
いままでの人生で一番迷惑を掛けたり一番感謝の気持ちを伝えたいのはやはり近くにいた家族ではないでしょうか。
募る思いはたくさんありますが伝えるきっかけや場が無いと改まって感謝の気持ちを伝えることってなかなか無いですよね。
結婚式をしないと家族と向き合う機会が無く、感謝の気持ちを伝えることが出来なかったということも起きてしまいます。
あえて結婚式という場を設けることによって自分の家族に対して感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
3-2 お世話になった人に感謝を伝える為
結婚式では家族以外にも感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
家族以外でも人生で感謝をしている人はいると思います。
自分が悩んでいる時に親身になってくれた方に感謝の気持ちを伝えたい。
といった理由で結婚式を挙げる方が多いです。
・結婚式当日にお手紙を渡しする
・料理でおもてなしをする
・余興を開催し楽しんでいただく
いろいろな方法で感謝の気持ちを結婚式で伝えることが可能です。
結婚式という場で感謝を伝えたい人を改めて考えてみましょう。
3-3 夫婦になることへのけじめをつける為
結婚式を行うことによって、夫婦になることへのけじめをつけることが出来ます。
実質、婚姻届を提出することによって夫婦になることが出来ます。
ただ、いままで長く連れ添い特に同棲を先にスタートしていると夫婦になった実感はなかなか湧きづらいです。
結婚はゴールでは無く、家族としての始まりを意味します。
喜びも悲しみも二人で共有し、家族になる覚悟を決め自分たちで切り拓いてく、それを宣言するのが結婚式になります。
ただただ結婚式をパーティーをして開催するのでは無く、家族を始める場として捉え結婚式の準備をしましょう。
4章 結婚式で大事なのは装飾では無く「家族のありたい姿」
結婚式で大事なのは装飾や豪華さではなく、「家族のありたい姿」です。
3章の結婚式を挙げる意味でも少し触れましたが、改めて結婚式の準備に取り組むにあたり何が大切なのかをこの章ではお伝えします。
4-1 装飾や式場だけにこだわった結婚式はただの「思い出」になってしまう
結婚式を装飾や式場の綺麗さ、華やかさだけにこだわってしまうと結婚式はただの「思い出」になってしまいます。
正直、結婚式の本質的な意味を考えずに結婚式を実施すること自体は可能です。
式場を決め、当日の進行をプロデューサーと決め、アイテムの準備を行うと結婚式を挙げることは可能です。
ただ、本質的な結婚式の意味を考えずに準備をすると、結婚式が終わった後「楽しかったね」という思い出で終わってしまいます。
3章でも伝えたとおり、結婚式は家族を始める場です。
装飾や見栄えだけにこだわった結婚式では無く家族のありたい姿を考えましょう。
4-2 結婚式で大事なのは「家族のありたい姿」
お二人がこれからどんな家族を築いて行きたいのかを考えましょう。
家族のありたい姿を二人で明確にすることにより、結婚式がただの「思い出」ではなくなります。
その家族のありたい姿を宣言をすることが結婚式を挙げる意味となります。
「楽しかったね」だけで終わらず、喧嘩をしてしまっても結婚式で宣言したことが原点となり未来へ続く結婚式となるでしょう。
カップルから夫婦になり、どんな家族を始めるのかを考え結婚式を挙げましょう。
5章 プロデューサーがコンセプトから演出まで提案するzerowedding
zero weddingではプロデューサーがお二人にヒアリングをし、「家族コンセプト」を一緒に決めていきます。
決めた家族コンセプトをもとに結婚式会場のご提案や披露宴中の演出のご提案もプロデューサーから行います。
なかなかお二人だけで決めることが難しいコンセプトや演出をプロデューサーからご提案することにより、お二人で悩むことがなくなり、ストレス無く意味のある結婚式を挙げることができるでしょう。
zero weddingでの結婚式までの流れはこちらです。
・家族コンセプトをプロデューサーと作成
・コンセプトを元にロケーション、演出をプロデューサーよりご提案
・プロデューサーと結婚式の準備を行う
それぞれを具体的にご説明します。
5-1 家族コンセプトをプロデューサーと作成
zero weddingでは、家族コンセプトというものをプロデューサーがお二人にヒアリングをし、作成をしています。
言葉・ワードで表すことによって、お二人の思いがよりゲストに伝わるだけでなく統一感があり印象に残る結婚式にすることが出来ます。
これは、結婚式だけにかかわらず今後のふたりの結婚生活においてとても大切なプロセスです。
より詳しく、相互理解を深め、お互いの想いをすり合わせて「家族コンセプト」を決めていきましょう。
家族コンセプトから演出を考えることによって、「ただの思い出」の結婚式ではなくおふたの「家族をはじめる場」としての結婚式を創り上げることができます。
家族コンセプトの例
concept
go ahead
お二人のconceptは「前進」
あなたに出会って私の人生は変わった。あなたがいるから前向きになれる。
これからは共に「前を向いて歩んでいこう」この決意を結婚式で表現したかった。
・reason
私達の出発の場所はコーヒーショップ。何かにつまずいたときはいつもコーヒーを片手に朝から夜まで形合った。
これからもそれは変わらない。立ち止まったときにはコーヒーショップから再スタートしよう。
5-2 コンセプトを元にロケーション、演出をプロデューサーよりご提案
家族コンセプトが決まったら、それを元にロケーション・演出をプロデューサーよりご提案します。
4章でもお伝えしたとおり、会場の見栄えや華やかさではなくお二人のコンセプトを元に式場や演出を決めることによって、ただの思い出の「結婚式」ではなくお二人の家族の形を宣言する意味のある「結婚式」になります。
ロケーション・演出の例
location:cafe
ceremony:welcome coffee
ふたりの始まりであり、原点である「Coffee」。
これからふたりと人生を共有していく大切なゲストと大切な時間を共有したい。
ふたりの決意表明の場に立ち会って頂く大切なゲストに入り口でコーヒーを配りおもてなしのお出迎えをします。
5-3 プロデューサーと結婚式の準備を行う
コンセプト、式場、演出が決まったらいよいよ結婚式の準備に入ります。
経験豊富で数々の結婚式をお手伝いしてきたプロデューサーなので準備もスムーズで安心です。
例えば、お二人手作りのアイテムに関しても手間が少ない準備の工夫方法もお伝えを致します。
それぞれの手作りアイテムや準備の流れについて、ストレスを抱えず進める準備方法を伝え親身にサポートをさせていただきます。
結婚式の準備を面倒と感じずにスムーズに準備が進めることが出来、また「ただの思い出」ではなく「未来へ続く結婚式」にすることをお約束します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚式が面倒だと感じてしまうポイントと、その解消法についてご紹介しました。
要点をまとめると
・こだわりがないアイテムは外注することによって手間が減る
・結婚式を挙げる理由を考えることによって意味のある結婚式になる
この記事を読んで “面倒”という気持ちが減り、前向きな気持ちで結婚式の準備を進めていこうと思っていただけたら幸いです。