結婚式おすすめDIY!累計実績790組以上のプロデューサーが厳選

結婚式 diy

「結婚式のアイテムを自分たちで作成してみたい!」
「アイテムを手作りして費用を抑えたい」

結婚式の準備の一つとして定番になりつつあるアイテムのDIY(手作り)。
SNSを見ているとおしゃれでかわいい「結婚式DIYアイテム」がたくさんあって自分たちでも作ってみたいなと感じますよね。結婚式アイテムは高額なものも多いため、手作りすることで節約にも繋がります。

しかし、いざ作ってみようと思っても「何を作れば良いのか」「何から始めれば良いのか」わからない方もいると思います。結婚式アイテムは馴染みのないものも多く、タブーはあったりしないかと不安に感じている方もいるかも知れません。

この記事では累計790組以上の結婚式をご提案してきた5名のプロデューサーが厳選した、「結婚式のDIYアイデア」を15個紹介しています。各アイテムの「制作費用」や「制作期間」、「制作に取り掛かるためのタイミング」「プロデューサーからのアドバイス」まで詳しく記載しています。

また、アイテム制作開始前に知らないと後悔する「持ち込み料」や「スケジュール」についても説明致しますので、安心してアイテムの作成を始められます。

結婚式の準備はやらなくてはいけないことがたくさん。DIYアイテム作成にかけられる時間はそこまで多くありません。各アイテムの制作期間やプロデューサーからのアドバイスを参考に無理のないスケジュールを組み立てお二人らしい結婚式を実現させましょう。

1章 オリジナリティあるアイテムでゲストをおもてなしできる結婚式DIYとは 

近年手作りをする人が増えている結婚式アイテム。

インスタグラムなどSNSで「#結婚式DIY」「#花嫁DIY」と検索すると、ペーパーアイテムなど簡単なものからアクセサリーなど難しそうなものまで様々な手作りアイテムの写真が上がっています。

結婚式のDIYアイテムは新郎新婦でつくる場合と、親御様やご兄弟ゲスト様につくっていただく場合があります。

結婚式アイテムのDIYは創る過程で二人の思い出ができるのはもちろん、DIYだとより強い想いも込められているので当日ぐっと思いが募ります。また、オリジナリティが出せる上に、節約ができる点も結婚式DIYの魅力です。

しかし、作るものによっては予想以上に費用や時間がかかるため注意してください。次の章では、結婚式DIYのおすすめアイデアを「制作時間」「制作費用」とともに記載しておりますので、早速見ていきましょう。

2章 累計790組以上をお手伝いしてきたプロデューサー5名が厳選した【オススメ結婚式DIYアイデア15選】

累計790組以上をプロデュースしてきた5名のプロデューサーにゲストからの評価が高かった「おすすめのDIYアイデア」を教えて頂きました。

制作方法はもちろん、制作を始めるべき時期や、制作にかかる時間や費用まで記載しておりますので、作る際の参考にしてください。

【プロデューサー紹介】

齋藤比菜さん斎藤 比菜
プランナー歴:4年目 プロデュース実績:約140組
広島出身。3歳から22歳までダンスやってました。
見て、知って、行動して、経験を活かし新郎新婦様が輝くステージを私がつくります。

東本さん東本 夕璃
プロデューサー歴:6年目 プロデュース実績:約250組
神奈川県横浜市出身はまっこ。好きな人と共有する時間が大切です。
1人の女性として、結婚や出産などのライフスタイルにも向き合い結婚式を考えます。

中谷光里
プロデューサー歴:6年目 プロデュース実績:約200組
奈良出身 埼玉在住。不器用ゆえの真っ直ぐさが武器です。
何をするかよりも誰とするかが大切。大好きな人と想いを伝え合う結婚式を創ります。

藤田さん藤田 翔一
プロデューサー歴:5年目 プロデュース実績:約130組
出身東京。趣味はスノボ、バイク、アニメです。
今自分は「何のためにそこに居る」のかを考え、人生を共有する決意を形にします。

横田さん横田みのり
プロデューサー歴:3年目 プロデュース実績:約70組
長崎出身 大阪在住。生花が好きです。
人生を捧げ結婚式の本質を伝えていきます。新郎新婦様と向き合うことが私の原動力です。

2-1 ペーパーアイテム

まずは、DIYアイテムの定番であるペーパーアイテムのアイデアを紹介致します。

切り株コースター風席札

DIY 1

ゲストが自分の席を見つける際の目印になる席札。一人ひとりの名前を印刷するので業者に依頼すると割高になってしまうため、DIYの定番アイテムです。

紙で作られたものが一般的ですが、最近はアクリルや天然石といったギフトになるような席札も人気が高まっています。

こちらの切り株コースター風席札もギフトにもなる席札です。結婚式後もゲストの皆様にコースターとして使っていただくことができます。

作成方法も難しくはなく、切り株にゲストの名前をかけば完成です。切り株はすでに切られたものが、木材パーツとして安価で入手できます。もちろん、自分たちで木をきって用意することも可能です。その場合はより費用を抑えることができます。

【切り株コースター風席札】
制作を始める時期:3ヶ月前
平均制作時間:180分
平均制作費用:1つ 400~600円
制作の難しさ:★(すでに切られた木材パーツを購入する場合)
制作材料:木材パーツ・ペン
横田さん.jpg 横田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
名前をあだ名で書いたり、筆記体にすることで思い出深くゲストの宝物になります!
全体的な式の雰囲気ともマッチしていて、ゲストも思い出の品として喜んで持って帰っていました。

オリジナル肩書席次表

ペーパーアイテム

披露宴会場のレイアウトと共に、ゲスト肩書と座る位置を書き込む席次表。

最近では「新郎新婦のプロフィールや馴れ初め」「ゲストへ向けてのメッセージ」など様々な情報を一緒に記載します。記載する項目の自由度がどんどん高まってきたことでよりオリジナリティを出したいと、席次表DIYするカップルが急増しました。

私達がおすすめする席次表はオリジナル肩書の席次表です。通常の席次表では「新郎(新婦)父」「株式会社○○ 代表取締役」といった形式的な肩書を記入します。

それに対し、オリジナル肩書の席次表では、「大好きなお父さん」や「尊敬する上司」「幼稚園からの幼馴染」など、ゲストを紹介する親しみやすいフレーズやゲストへのメッセージを記入します。

ネットで無料のテンプレートなどが配布されていますので、パソコンとプリンターがあれば簡単に作成することができます。1から自分たちで作成し本当にオリジナルの席次表を作成することも可能です。

【オリジナル肩書席次表】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:120分
平均制作費用:1つ 300~600円
制作の難しさ:★★
制作材料:紙(パソコン・プリンター)
横田さん.jpg 横田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】横田さん
おふたりとゲストの過去を知ることができ、開宴前でもゲスト同士で盛り上げってお待ちいただけます。
ゲストに失礼のないように、思い出を振り返られる肩書にしましょう。

オリジナルプロフィールブック、新郎新婦新聞

DIY 3

新郎新婦の紹介やゲストへのメッセージなどを記載するプロフィールブック。新郎新婦入場までの時間に新郎新婦のことをより深く知ってもらい結婚式をより楽しんでもらうためのアイテムです。

プロフィールブックは様々な形式がありますが、最近は海外風のおしゃれな新聞をイメージした新郎新婦新聞が人気です。ブライダル新聞とも呼ばれます。

新聞形式でお二人の紹介から、馴れ初めやプロポーズのシチュエーションなど、自由に記載します。

こちらも無料のテンプレートがネット上で配布されています。テンプレートでなくもっと自由にレイアウトを変更したいという方は一から作成することが可能です。

【オリジナルプロフィールブック、新郎新婦新聞】
制作を始める時期:3ヶ月前
平均制作時間:180分
平均制作費用:1つ 400~600円
制作の難しさ:★★
制作材料:紙(パソコン・プリンター)
4707bc41-3acd-4243-9c1c-fa0e9c0e5fa0.png 齋藤

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
「席次表よりもっと二人の情報が書いてあるので、待ち時間退屈しない。知ってるつもりだった知らない面を知れて楽しい!」というゲストの多いアイテムです。
あまり知られていない情報を記載すると、もっと二人のことを知ってもらえる上、ゲストに待ち時間を退屈しないで過ごしてもらえます。

2-2 ウェルカムアイテム

結婚式 持ち込み料

次は受付スペースに設置するウェルカムアイテムを見ていきましょう。

ドライフラワーで彩るウェルカムボードフレーム

DIY 2-2

ウェルカムボードはゲストを出迎えるためのアイテムで、受付スペースの周りや待合ロビーに設置し、ゲストがお二人の披露宴会場を見つけるための目印にもなります。

ウェルカムボードは制作が簡単なため、DIYするカップルの多いアイテムです。無料のテンプレートがインターネット上で配布されているため、テンプレートに名前や日付を記入したものを印刷し、フレームに入れるだけでウェルカムボードとして当日使うことができます。

ウェルカムボードはフレームに一工夫を加えるだけでよりおしゃれに、華やかに見せることが可能です。この記事で紹介している写真のウェルカムボードフレームは、式のイメージに合わせドライフラワーで装飾しています。

簡単なひと手間ですが、雰囲気をガラッと変えることができます。ドライフラワーだけでなく生花やリボン、チュールなど式の雰囲気に合わせて様々なアイテムでDIYすることが可能です。

【オリジナルプロフィールブック、新郎新婦新聞】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:120分
平均制作費用:2000~5000円
制作の難しさ:★
制作材料:フレーム、装飾アイテム
4707bc41-3acd-4243-9c1c-fa0e9c0e5fa0.png 齋藤

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
簡単なDIYですが、クオリティをぐっと高められます。
ウェルカムボードを設置するために使うイーゼルは基本的に式場で借りることができます。
しかし、サイズにも限りがあるため事前に大きさをプランナーに確認し、適切なサイズでウェルカムボードフレームを作成するようにしましょう。

ウェルカムウッド

結婚式 diy

こちらはウェルカムボードと同じや役割をになうアイテムです。ゲストがお二人の披露宴会場を見つけるための目印になります。

ウェルカムボードは結婚式においてゲストが一番最初に目に入れるアイテムです。結婚式の印象や雰囲気を大きく左右するといっても過言ではありません。ウェルカムアイテムは自分たちの結婚式のテーマに合わせて決めると会場全体に統一感がでます。

写真のウェルカムウッドは、キャンプ好きの新郎新婦がオリジナリティを出すために作成したものです。木材をバーナーであぶり、乾燥させてから絵の具で装飾しています。

【ウェルカムウッド】
制作を始める時期:1ヶ月前
平均制作時間:2日
平均制作費用:約2000円
制作の難しさ:★★
制作材料:木材、ペンキ(バーナー)
藤田翔一さん.png 藤田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
非常に簡単だが、とてもキレイに仕上がるのでアットホーム感やナチュラル感を出したい結婚式にオススメです。
キャンプをテーマにした結婚式でしたが、雰囲気とベストマッチでした。
ウェルカムウッドを作成したい場合、木によっては黒く焦げてしまうので、ホームセンターの店員に相談しましょう!

オリジナルのチェキボード

DIY 2-4

チェキボードとはその名の通り、チェキを設置するためのボードです。ウェルカムスペースに設置して、待ち時間の間にゲストにチェキを撮影して頂きボードに飾っていきます。

当日のゲストの写真は思い出のアイテムとして残ります。チェキにメッセージを書き込むためのペンも用意し、メッセージを書き込んでもらうとより印象に残るアイテムになるでしょう。

DIYではチェキを設置するためのボードを作成致します。こちらの写真のものは新郎自らが、木材から加工し作成したものです。板や木材、ペンキはホームセンターなどで安く購入することができるため、1から自分たちで作成することで、費用を大きく抑えることが可能です。

【オリジナルのチェキボード】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:3日
平均制作費用:2000~3000円
制作の難しさ:★★★
制作材料:板、木材、ペンキ(ノコギリ、釘)
4707bc41-3acd-4243-9c1c-fa0e9c0e5fa0.png 齋藤

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
ゲスト参加型のアイテムで、待ち時間も楽しく過ごしてもらえます。
ここまでのDIYはできないという方は、コルクボードに貼り付けるカタチにすると簡単にチェキボードを作成することができます。

前撮り写真パネル

DIY 2-5

受付スペースなどに設置することが多い写真パネル。

受付スペースは装飾がないと非常に寂しい雰囲気になってしまします。写真パネルは簡単におしゃれな雰囲気が出せるアイテムです。

業者に依頼すると高額になってしまうため、自作するカップルが多いです。パネルは100均で用意することが可能です。

前撮り写真はあまり皆様に見ていただく機会がないため、受付スペースに飾るとたくさんの方に見ていただく機会を作れます。写真の他にも文字を印刷したりしつつおしゃれな配置での装飾をしましょう。

【前撮り写真パネル】
制作を始める時期:1ヶ月前
平均制作時間:120分
平均制作費用:1000円
制作の難しさ:★★
制作材料:写真、パネル、のり、マスキングテープ(プリンター)
中谷 光里さん-scaled-e1645169563773.jpg 中谷

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
写真パネルは人気のアイテムですが、業者に依頼すると1つ2000円以上する場合もあります。結婚式あともインテリアとして新居に飾るなどといった事情がないのであれば、なるべく手作りするようにしましょう。
会場によっては、壁の素材がはがれる為直貼りNGな場合もあります。 壁に貼り付けるため、粘着の素材に注意しましょう。

2-3 衣装・小物アイテム

続いて衣装や小物アイテムを見ていきましょう。

リングピロー

DIY 3-1 DIY3-2

リングピローとは、指輪を交換する時まで指輪を置いておくアイテムです。指輪交換に欠かせないアイテムになります。

デザインもカップルによって様々であり、クッション型やボックス型など様々な形があります。

定番はクッション型です。しかし、クッション型でも正方形から長方形、ハート型などバリエーションが豊富です。好みの布を縫い合わせ、リボンやレースなどで装飾して完成です。

ボックス型であれば、箱の中に花などの装飾アイテムを入れるだけで簡単に可愛く仕上げることができます。

【リングピロー】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:2日
平均制作費用:3000円
制作の難しさ:★★(クッション型)
       ★(ボックス型)
制作材料:クッション、リボン、レース(クッション型)
     ボックス、装花、ビーズ(ボックス型)
4707bc41-3acd-4243-9c1c-fa0e9c0e5fa0.png 齋藤

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
誰でも挑戦しやすいDIYだと思います!特にリングボーイ、ガールがいたり、リングの演出がある方は専用に作ってあげると良いです。
衣装の雰囲気に合わせて作成すると統一感がでて写真に映えます。

オリジナルブーケ

DIY 3-3

新婦の手元を華やかに彩るブーケ。衣装全体の雰囲気も左右するほど重要なアイテムです。

せっかくの結婚式、自分でこだわってブーケ創り上げたいと思う方もいると思います。プリザーブドフラワーやドライフラワーなど日持ちする花が増えたことでブーケを自作する人は増えてきています。

もちろん定番の生花で作ることも可能です。その場合は前日または当日の朝に作成することになります。

花のバランスや色合いなどおしゃれに作れるか心配という方は、ブーケの作成キットなども販売されているため、キットを使っての作成もおすすめです。

【リングピロー】
制作を始める時期:前日、当日(生花)
         1ヶ月前(造花、ドライフラワー)
平均制作時間:90分
平均制作費用:5000~10,000円
制作の難しさ:★★
制作材料:好みの花
東本 夕璃さん.jpg 東本

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
ブーケは式場に依頼すると1つ30,000~50,000円ほどかかります。DIYで大幅に費用を抑えることが可能です。
生花の場合は結婚式中にしおれないことが絶対条件となってくるため、直前までは水につけた状態で保存するのがベストです。造花やドライフラワーの場合は直前まで型崩れしないように保管しておく必要があります。

オリジナルアクセサリー

結婚式には衣装の他に花嫁が身につけるアイテムとして、ネックレスやイヤリング(ピアス)、ヘットドレスなどの様々なアクセサリーがあります。

それらのアイテムをDIYしてみるのはいかがでしょうか。今まで紹介させて頂いたものに比べ、難易度は高めですが非常に心に残るアイテムになると思います。

こちらの写真のアイテムは花嫁さんがDIYし、持ち込んだものでした。非常に完成度が高くゲストの方々も「かわいい!」「すごい!」と褒めていました。

ここまでのものが作れる自信がないと言う方も、アクセサリーの制作キットなど説明書通りに作れば完成するものなどもあるため気になった方は調べてみてください。

【前撮り写真パネル】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:1~2日
平均制作費用:4000~5000円
制作の難しさ:★★★
制作材料:ワイヤー、パール、造花など
4707bc41-3acd-4243-9c1c-fa0e9c0e5fa0.png 齋藤

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
アクセサリー類はどうしても費用のかさんでしまうアイテムです。手間はかかってしまいますが、DIYをすることで費用を大幅に抑えることができます。
アクセサリーはメイクリハーサルまでには準備しておく必要があるため、早めに制作に取り掛かるようにしましょう。

2-4 装飾アイテム

 

装飾アイテムのDIYもみていきましょう。装飾アイテムの手作りは大変ですが、よりオリジナル感を出すことができます。

高砂席のチュール装飾

DIY 4-1

高砂席とは披露宴中に新郎新婦が座る席です。歓談中にゲストが集まって写真をとったりと多くのゲストの目に触れ、写真にも残りやすい場所です。

その高砂席の装飾をDIYしてみるのはいかがでしょうか。写真の事例では、チュールや電球を使い結婚式のテーマに合わせつつオリジナルの高砂を作成されていました。

【高砂席のチュール装飾】
制作を始める時期:1ヶ月前
平均制作時間:1日(当日のセッティングは30分程度)
平均制作費用:3000~5000円
制作の難しさ:★★
制作材料:チュール、電球、紐、造花の蔦など
中谷 光里さん-scaled-e1645169563773.jpg 中谷

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
多くのゲストの目に触れる場所だからこそお二人らしさを出したいという場合におすすめです。高砂装飾をDIYした結婚式は「可愛い!」とゲストが高砂でみんな写真撮りたがって賑わっていました。
当日、新郎新婦はセッティングする時間がとれないため、当日は式場のスタッフが対応できるか事前確認しておくようにしましょう。

手作りバージンロード(アイルランナー)

DIY 5-2

アイルランナーとはバージンロードに、お二人のこれまでの歴史を綴る演出です。

入口から入り、お二人が生まれた日からスタートします。そして、だんだんと成長し、お二人が出会い、そして今日を迎えるまでの歴史を綴っていただきます。

思い出を振り返りながら、それぞれがこの道を歩き、そして祭壇の一番前に来る頃には、互いの歩んだ道を振り返り、二人で顔を見つめます。

こういったバージンロードは自分たちで作成することができます。作成は大変ですが、バージンロードを歩く意味をより深く嚙み締められると思います。

チャペル式ではなくバージンロードを自分たちで作成したい場合におすすめです。

【手作りバージンロード、アイルランナー】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:1日
平均制作費用:2000~3000円
制作の難しさ:★★
制作材料:布、ペン、ペンキ
藤田翔一さん.png 藤田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
文字をきれいに書けるが肝だが、オリジナルのアイルランナーの作成を通して新郎新婦の過去を振り返り、なぜ結婚するのかをもう一度深く考える時間を作れると思います。
文字をきれいに書く際は、下書きを必ずしよう!

ペーパージャンボフラワー

ペーパージャンボフラワーとはその名の通り、紙で作るとっても大きな花の装飾アイテムです。
使用する紙の素材や大きさによって様々な雰囲気を表現してくれるペーパーフラワーは近年注目されているアイテムです。

ブーケからウェルカム装飾、テーブル装飾など様々な場所で使用されます。こちらの事例の写真では、各卓分のペーパージャンボフラワーを用意して新郎新婦が各卓を周り用意した花瓶にペーパージャンボフラワーを飾りました。

ペーパーフラワーは写真のように使う色を変更するだけで、雰囲気を大きく変えることができます。気になった方は式のイメージに合わせ、紙の色や素材を選び作ってみてください。

【ペーパージャンボフラワー】
制作を始める時期:1ヶ月前
平均制作時間:2日(卓数による)
平均制作費用:2000円
制作の難しさ:★★★
制作材料:薄紙、ワイヤー、紐など
藤田翔一さん.png 藤田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
作成難易度は高めだが、安くてボリュームを出せるうえにカジュアルさも演出できるので堅苦しい結婚式をしたくない、パーティー雰囲気の結婚式をしたい方におすすめです。
大きくてカタチも崩れやすいため、会場へ持ち運ぶときに潰れないように注意してください!

2-5 その他

最後に紹介しきれなかったプチギフトや演出アイテムのDIYをご紹介致します。

オリジナルプチギフトラベル

プチギフトは、披露宴などで新郎新婦からゲストに手渡す簡単なプレゼントのことです。相場は300円程度で、1個族ごとに渡す引き出物とは異なり、結婚式に参加してくださった全員にギフトを渡します。

ゲスト全員も渡すため、子供から大人まで誰にでも喜んでもらえるような、お菓子などが人気です。そんなプチギフトも簡単な一手間を加えることでよりゲストに喜んでもらえます。

写真のものはおなじみのクッキーに新婦新婦の名前が入っていました。お見送りの際に食べられない~!とっておくね」との声があり、新郎新婦にとってもゲストにとってもより思い出深い物になったと思います。

【オリジナルプチギフトラベル】
制作を始める時期:2ヶ月前
平均制作時間:120分
平均制作費用:1つ 100~200
制作の難しさ:★
制作材料:紙、袋
横田さん.jpg 横田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
ラベルの色味やプチギフトの内容でおふたりらしさをだすことが可能です。
ちょっとした一工夫ですが、ゲストに喜ばれます。丁寧なおもてなしをしたい方におすすめです。

手作り子育て感謝状

近年人気が高まってきている子育て卒業式の演出。その演出に使う感謝状をDIYするカップルは多いです。

子育て卒業式とは、「今まで育ててくれてありがとう。」「ここまで成長することができました」と感謝を綴ったものを、卒業証書に見立てて子育て卒業を祝います。その卒業証書の代わりになる子供から両親へ贈る感謝の言葉を綴ったメッセージボードが子育て感謝状です。

ネットで無料のテンプレートが配布されており、簡単に作成することができます。

【子育て感謝状】
制作を始める時期:1ヶ月前
平均制作時間:120分
平均制作費用:1000円
制作の難しさ:★
制作材料:紙、ペン(パソコン、プリンター)
横田さん.jpg 横田

【プロデューサーからのワンポイントアドバイス】
結婚式はご両親にとっても大きなイベント。
結婚式のフィナーレには、感謝の気持ちと共に、子育てを終了したと実感できるイベントを用意してはいかがでしょうか。
子育て感謝状は印刷ではなく、気持ちを込めて手書きするのも良いと思います。

3章 結婚式DIYを行う前に抑えておきたいポイント3選

おすすめのDIYアイデアをご紹介させて頂きました。実施してみたいアイテムは見つかりましたでしょうか。

DIYするアイテムを決めせっかく作成を始めたのに「こんなところで失敗してしまった」ということがないように、この章では結婚式DIYを行う前に抑えて置きたいポイントをご紹介致します。

3-1 アイテムの持ち込みが可能かを会場に確認する

DIYを始める前に確認したいのが、持ち込みについてです。式場によってアイテムの持ち込みができなかったり、アイテムを持ち込む際に料金が発生する場合があります。

「ペーパーアイテム」や「アクセサリー」は持ち込み制限のない式場が多いですが、「ブーケ」や「ギフト」は持ち込みに関して制限がある場合が多いので注意してください。

せっかくアイテムを手作りしたのに、持ち込めなかったり、更に費用がかかったら悲しいですよね。DIYを始める前に持ち込みについて式場に必ず確認するようにしましょう。

まだ式場を決定していない方は全面持ち込み自由な式場を中心に探すと、心置きなくつくりたいアイテムをDIYすることができます。

▼持ち込みについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。

結婚式で持ち込み料がかかる理由は?持ち込み料0円が叶う方法4選!

3-2 制作時間の確保ができるか事前にスケジュールを立てる

結婚式の準備はただでさえ時間がかかるものです。なれない作業も多く、予定通りにうまくいかないこともあると思います。

DIYを行う場合は予定通りに進まない可能性があることも考慮しつつ時間に余裕をもたせた上で1度スケジュールをたて、実現が可能かを吟味しましょう。

また、招待状のように事前に必要になるアイテムは結婚式の2月前までには制作が完了していなくてはなりません。反対に、席次表などは結婚式の出席者が確定する1ヶ月前までは完成させられません。
そういったアイテム制作時期も考慮しつつスケジュールを組みましょう。

3-3 事前に結婚式のテーマを決める

DIYをする上で、非常に大切であるにも関わらず忘れてしまいがちなことが「テーマの決定」です。

SNSなどでDIYアイテムをみていると作ってみたいおしゃれなアイテムが沢山目に止まりますよね。しかし、つくりたいものだけを作っても統一感がなければごちゃごちゃとした、まとまりの無い式になってしまいます。

せっかくDIYアイテムを作成して結婚式をするのであれば事前にテーマを決めて、お二人らしさあふれる結婚式を開催しましょう。

4章 ゼロ婚では経験豊富なプロが二人をサポート

制作してみたいDIYアイテムは見つかりましたでしょうか。自分のやりたいイメージが付いた方、まだまだもっと事例を知りたいという方、様々いらっしゃることでしょう。

これまで、5,000組以上の結婚式をお手伝いをしてきたゼロ婚では、豊富なアイデア・経験があります。その経験を活かし、「たくさんのアイテムがある中、中々決めきれない…」、そんなお二人の背中をそっと押します。

持ち込み料が0円のため、作成したアイテムは自由に持ち込みをしていただけます。

また、ゼロ婚では担当一貫性のため、最初に相談した担当者と挙式当日まで一緒に打ち合わせを進めることが出来ます。ぜひプロと一緒に自分たちのやりたいことを話し合い、固め、一緒に進めてみるのはいかがでしょうか?

ゼロ婚

まとめ

「プロデューサー5名が厳選したおすすめのDIYアイデア15選」と「結婚式DIYを行う前に抑えておきたいポイント」をご紹介させて頂きました。

要点は以下の通りです。

 

【プロデューサー5名が選ぶDIYアイデア15選】

[ペーパーアイテム]
・切り株コースター風席札
・オリジナル肩書席次表
・オリジナルプロフィールブック、新郎新婦新聞

[ウェルカムアイテム]
・ドライフラワーで彩るウェルカムボードフレーム
・ウェルカムウッド
・オリジナルのチェキボード
・前撮り写真パネル

[衣装・小物アイテム]
・リングピロー
・ブーケ
・アクセサリー

[装飾アイテム]
・高砂席のチュール装飾
・手作りバージンロード(アイルランナー)
・ペーパージャンボフラワー

[その他]
・オリジナルプチギフトラベル
・手作り子育て感謝状

【結婚式DIYを行う前に抑えておきたいポイント】
・アイテムの持ち込みが可能かを会場に確認する
・制作時間の確保ができるか事前にスケジュールを立てる
・事前に結婚式のテーマを決める

大切な人と家族を始める第一歩である結婚式。

一生思い出に残るような素敵な式にしたいですよね。

オリジナリティのあふれるDIYアイテムでお二人だけの思い出に残る結婚式を成功させましょう。

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