披露宴をしたくない人の理由と対処法を伝授!費用・準備もコレで解決

披露宴 したくない

「披露宴で大勢に注目されるのが恥ずかしい」
「準備に費やす時間や費用がない」

実際に披露宴の準備を始めたら、様々な不安や面倒事が浮かび上がって来て、挙式さえすれば十分じゃないかと感じてしまいますよね。

案外披露宴を行わない人は多数いらっしゃいます。
この記事では披露宴を行わなかった人たちの割合や理由、披露宴を行う場合と行わない場合の費用面や準備にかかる時間等の細かい比較などを記載しています。

結婚式の意義を追求し、5000組以上の結婚式をプロデュースしてきた私達は披露宴をしたくないと考えている人たちの相談にたくさんのってきました。

その上で披露宴を挙げるべき理由についてお話する中で、やはり結婚式全体の本質的な意義や意味にたちかえり結婚式を挙げた方から、やはり「やってよかった」とおっしゃる言葉をたくさん聞いてきたのも事実です。

この記事では後悔のない結婚式を迎えて頂くためにも改めて結婚式はどういった場なのかということについてもお伝えできればと思います。

1章 披露宴を開催した人は約5割

実は披露宴を開催している人は入籍したカップルの内約半数、51.5%ほどしかいません。

披露宴 したくない

(出典:結婚総合意識調査2021 ※リクルートブライダル総研調べ)

上記は結婚式自体を挙げない方も含めての数字ですが、それでは挙式のみを行った人や、挙式と親族中心の食事会のみを行った人はどれ位いるのでしょうか。
まずはそれらのデータから見ていきましょう。

1-1 挙式のみを行った人はわずか3.4%

挙式のみを開催した人は僅か3.4%になります。
時間や恥ずかしさを理由に披露宴はせず、
「ウェディングドレスだけは着たかった」
「親に晴れ姿を見せたかった」という理由で挙式のみの開催をした人が多かったです。

しかし、3.4%と数値で見れば挙式のみを開催した人はかなり少ないという結果がでています。

1-2 挙式と親族中心の食事会をした人は18.7%

挙式と食事会(食事会のみの開催も含む)を開催した人は18.7%。

約5組に1組が披露宴をせず、挙式と親族中心の食事会のみを行っているということになります。披露宴はしなくとも家族へ今までの感謝を伝えるために、食事会をする人は多いです。結婚式はお二人の両親も深く関わって来るイベントです。披露宴というかたちではなくても、両親へ感謝を伝える場は設けたいと考える人は多いかもしれませんね。

2章 披露宴を「行う場合」と「行わない場合」の費用と準備比較

では、披露宴を「行う場合(挙式+披露宴)」と「行わない場合(挙式のみ)」とでは、具体的にどういった点に違いがでてくるのでしょうか。

費用と準備の観点で比較してみました。

披露宴 したくない

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

2-1 【費用比較】総額平均の差は約300万円

結婚式を行う際にどうしても気になってしまうのが費用の話ですよね。
総額平均は以下のとおりです。

・披露宴を行わない場合:31.5万円
・披露宴を行う場合:323.6万

あたりまえですが、披露宴を行う場合の費用の方が圧倒的に高くなります。

2-2 【費用比較】自己負担額の差は100万円程度

結婚式の総額は新郎新婦のお二人が全額負担するわけではありません。

総額から、”ご祝儀”や”親御さまからの支援金”を差し引いた金額が自己負担額になります。それでは自己負担額で比較した場合、金額差はどれくらいになるでしょうか。

・自己負担額の差は100万程度

結婚式費用が圧倒的に違うにも関わらず、自己負担額が大きく変わらない理由は「ご祝儀の有無」にあります。

挙式のみの結婚式では、「ご祝儀を辞退するのがマナー」という風習があります。
一方、披露宴を行う場合は、お祝いとしてご祝儀を頂くため、結婚式費用の半分以上を賄うことができます。よって、自己負担額の差が少なくなるのです。

▼自己負担額の計算方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

結婚式費用まるわかり!自己負担を把握して予算を抑えた結婚式を実現

2-3 【準備比較】披露宴を行う場合は打ち合わせ回数が3~4回増える

結婚式の準備と聞いて、一番に思い浮かべるのは式場との打合せですよね。
続いては、打ち合わせの回数について比較してみます。

・披露宴を行わない場合:0~1回
・披露宴を行う場合:4~5回

挙式のみの場合、進行表が全て決まっているため電話やメールの打合せのみで当日を迎えることが可能です。
対面での打合せを行う場合も1回で終わるため、忙しいお二人でも空いた時間で打合せを行えます。

一方、披露宴を行う場合は披露宴の進行内容や配席・ギフトの決定などがある為、打ち合わせの回数は多くなってきます。
但し、どうしても時間がとれないということを相談すれば、オンラインでの打ち合わせや準備が少なくなる工夫などもありますので、プロデューサーに相談してみるといいでしょう(詳しい対処法は3章(3-2)でも紹介しています)。

2-4 【準備比較】披露宴を行う場合は、演出準備に時間がかかる

披露宴といえば演出のイメージがありませんか?
それらには当然準備が必要になりますので、披露宴を行う場合は準備に時間がかかります。

以下は披露宴で行われている演出上位3つです。

・生い立ち紹介を映像演出で行う
・花嫁の手紙を読む
・両親へ感謝の品を贈る

これらの演出の場合、以下のような準備が必要になります。

・生い立ち紹介の映像演出:写真の選定が必要
・花嫁の手紙:手紙の準備
・両親へ感謝の品の贈呈:贈呈品を選ぶ

一方、以下は挙式で行われている演出上位2つです。

・親御さまからのベールダウン
・フラワーシャワー、ライスシャワー

挙式で人気な演出は「ベールダウン」は準備不要、「フラワー(ライス)シャワー」は式場手配となります。

よって、披露宴を行わない場合、披露宴を行う場合に比べ準備の負担が少ないです。

3章 披露宴をしない理由と対処法

披露宴をしない場合の特徴についてお話させていただきまたが、披露宴を挙げなかった人たちは以下のような理由で披露宴を開催しませんでした。

披露宴 したくない

その悩みに対する対処法と共に詳しくご説明いたします。

3-1 大勢に注目されることが恥ずかしい

【理由】

披露宴では、「二人の馴れ初めムービー」が流れたり、「花嫁の手紙」を読んだりといった演出があります。
そういった演出に居心地が悪い、恥ずかしいと感じる方もいるでしょう。
また、派手な演出が苦手であったり、体型の出やすい衣装を恥ずかしいと感じる方もいると思います。

恥ずかしいと感じる部分はそれぞれ違いますが、大勢の人に注目されることが苦手という理由で披露宴を行わない人は多いです。

【対処法】

恥ずかしいと感じる演出を無理に行う必要はありません。
結婚式の演出は無限にあります。お二人にあった演出をゼロから生み出すことも可能です。
先程「生い立ち紹介などムービー上映」や「花嫁の手紙」の演出が多く行われているといいましたが、どちらとも実施した人の割合は全体の7割弱であり、3割り以上の人が実施していません。
せっかくの結婚式、自分たちがやりたくないと感じる演出は行わず、負担の感じない演出を行いましょう。

また、衣装は和装にすることで体型を隠せます。
ドレスの場合もデザインを意識することで、ウエストや二の腕など気になる部分を隠すことができます。

▼ドレスの選び方についてはこちらの記事をご覧ください。

ドレスコーディネーターが伝授!後悔しないためのウェディングドレスの選び方

 

3-2 準備をする時間の余裕がない

【理由】

披露宴を行う場合、演出準備などに多くの時間を取られてしまいます。
人によっては演出に関する準備の他にもウェルカムボードや、席札などを準備する場合もあります。
仕事などが忙しいカップルの場合、準備する時間を取ることが難しいと言う理由で披露宴を挙げない場合が多いです。

【対処法】

ペーパーアイテムやウェルカムボードは無理に自作する必要はありません。
外部の専門業者に依頼することで、費用も準備負担も減らすことが可能です。
演出内容も工夫することで準備の時間を削減できます。
ケーキを食べさせ合う「ファーストバイト」や各テーブルを周り写真撮影をする「フォトラウンド」は準備も少なく、実施する人の多いおすすめの演出です。
「打合せ時間が取れるか心配…」という方は、オンラインでの打合せを行っている式場やプロデュース会社もあるため問い合わせてみましょう。

3-3 金銭的な余裕がない・他のことにお金を使いたい

【理由】

入籍の際にかかる費用は、結婚式費用のみではありません。
「新婚旅行」や「引っ越し」、その後も「家のローン」や「出産育児」など、さまざまな場面でお金がかかります。
そんな場面で「高額な披露宴費用を払えない!」という理由から披露宴を開催しない方もいます。

【対処法】

むしろ費用で悩んでいるなら、披露宴を行ったほうが良いです。
披露宴を開催する場合、ご祝儀がもらえます。
ご祝儀に収まるように結婚式を行うプロデュース会社などもあるため、費用で悩んでいるのであれば、一度ウェディングプロデュース会社に話を聞きにいってみてください。

また、結婚式には様々な節約術があります。節約術を組み合わせることで、あなたの希望する予算内で披露宴を挙げることが可能でしょう。

▼総額300万円以上を削減できる節約術が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

結婚式の費用が約40%ダウン!いますぐ試せる20の節約術

 

4章 披露宴をしたくないあなたに当社が伝えたいこと

「披露宴をしたくない」と考えているあなたに、私達がただひとつ伝えたいことは「披露宴はしたほうが良い」ということです。
様々な新郎新婦をそばで見てきた私達が考える披露宴をするべき理由についてお話させていただきます。

4-1 準備期間は家族をはじめる第一歩

まず、披露宴を行うべき理由は準備期間にあります。
結婚式の準備では意見が衝突してしまうことが増えると思います。
「入籍までは喧嘩なんてしたこともなかったのに、式の準備に入ってから10回以上も喧嘩してしまった」なんて話もあるほどです。
しかし、その中で結婚する意味や、式を挙げる理由を再発見できたそう。

これから家族をはじめるお二人が、はじめに行う大きな共同作業が結婚式の準備だと思います。
結婚式の準備は「選択・決断」の連続で、楽しい作業ばかりではありません。
その中でお二人の意見が異なることもあるでしょう。
準備の過程で相手の価値観にふれ、お互いにより深く知ることで家族としての価値観(意見)を形成していくのです。
家族として様々な「選択・決断」を繰り返していくことで、家族として成長し、お互いがよりかけがえのない存在になっていくでしょう。

披露宴の準備は家族をはじめるための大切な第一歩です。
お互いをより深く知り家族として成長するために披露宴を挙げるのはいかがでしょうか。

4-2 披露宴は今までお世話になった人々へ感謝を伝える場所

披露宴を挙げるべきもう一つの理由は、今までお世話になった人々へ感謝を伝えるためです。

挙式はお二人の意思を言葉にし、大切な人々の前で「家族になることを誓う」場でしょう。
一方披露宴は、今までお世話になった人々に「家族になる人を紹介」し、「今までの感謝を伝える」場ではないでしょうか。
もちろんそれだけではありませんが、大きな役割はそこにあると私は考えます。

お世話になった人々に感謝を伝えるタイミングは難しいです。
新しい道へ進む始まりである結婚式は、感謝を伝える場として最適ではないでしょうか。

挙式の開催時間は30分程度で、すべての人々に感謝を伝えることはできません。
披露宴を開催し、感謝の気持ちをしっかりと伝えてはいかがですか。

4-3 結婚式はお二人が「家族として生きていくこと」を意思表明する場所

結婚式は豪華なものたちに囲まれて、お二人が主役となり派手にお祝いをする場というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
特に様々な演出や余興の行われる披露宴はそのイメージが強いですよね。

しかし、結婚式はお二人が「これからの人生を家族として生きていくこと」を招待した大切なゲストたちの前で宣言する場です。

結婚式に招待するゲストは、今までのお二人を支えてくれた人たちであり、これからも人生を共にしていきたい人たちだと思います。
そんな大切な人達の前だからこそ、「これからの人生をこの人と共に歩んでいく」と宣言することに責任と覚悟が生まれると思いますし、それこそが「結婚式の本質である」と私達は考えます。

5章 お二人に最適な結婚式を提案する zerokon

zerokonではあなたの悩みに寄り添いお二人にとって負担のない結婚式をご提案致します。

披露宴を恥ずかしいと感じている方には、メインテーブルを作らない”晩餐会スタイル”の提案や、ケーキ入刀に変えて”果実酒作り”などその他の共同作業のご提案など、お二人にとって負担のない演出を考えます。

また忙しいお二人にも結婚式を諦めてほしくないという想いから、オンライン上での打合せを可能にし、準備にかかる負担を抑えながら結婚式当日を迎えることができるようになりました。

費用で不安を抱えている方のためにzerokonはご祝儀内で叶う結婚式を実現。

例えば、従来の結婚式では約360万円ほど費用がかかりますが、zerokonの場合、同じ内容のものが約160万円ほどで叶います。

zerokonは新郎新婦を最優先に考え、お二人の悩みを解決します。
少しでも披露宴をしたいという気持ちがあるなら、zerokonで後悔のない結婚式を挙げてみませんか。

まとめ

披露宴を挙げなかった人々の割合から、披露宴を挙げるべき理由についてご説明いたしました。
自分たちにあったスタイルは見つけられたでしょうか。

 

■披露宴を行う場合と行わない場合の違い
・披露宴を行う場合の総額は平均320万円、行わない場合の平均は30万円
・披露宴を行う場合の自己負担は120万円、行わない場合は30万円
・披露宴を行う場合の打ち合わせ回数は4~5回、行わない場合は0~1回
・披露宴を行う場合の準備負担は大きい、行わない場合は少ない

■披露宴を行わなかった人の理由と対処法
・恥ずかしいと感じる → ゲスト全員に注目されるような演出は行わない
・準備する時間が取れない → 外部業者に頼んだり、演出内容を変えて自分達で行う準備を必要最低限にする
・金銭的な余裕がない → ご祝儀内で結婚式を挙げられるサービスの利用や、節約術を活用し自己負担額を減らす

■私達が考える披露宴を行うべき理由
・準備期間で家族としての価値観を形成していくため
・今までお世話になった人たちへ感謝を伝えるため
・お二人が「家族として生きていくこと」を意思表明するため

 

結婚式は家族をはじめる場であり、立ちかえれる場であるべきです。
新しい人生のスタートラインとして、後悔ない選択をしてください。

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