一般的には土日や祝日に挙げられる方が多い結婚式。
しかし中には様々な都合で平日に結婚式を挙げたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも平日に結婚式を挙げることは出来るのかな?と疑問に思っている方もいるかもしれません。
挙げられる数の少ない平日の結婚式ですが、実は平日の結婚式にも様々な魅力があります。
とはいえ
「私たちの都合で結婚式は平日しか考えられないけれど、平日に挙げても良いの?」
「平日結婚式で調べてみたら”迷惑”と出てきたけれど、平日の結婚式は避けるべき?」
「どうしても平日に結婚式を挙げる場合はどのような点でゲストに配慮すれば良いんだろう…?」
など、どうすべきなのかが分からず不安に思ってしまいますよね。
この記事では、これまで5,000組以上の結婚式のお手伝いをしてきたプロのプロデューサーがあなたの不安をなくすために下記の内容を解説いたします。
・平日の結婚式のメリット/デメリット
・平日に結婚式を挙げる場合のゲストへの配慮ポイント7点
・平日の中でもオススメの日取りの決め方ポイント3点
この記事を読んでいただければ、お二人にとってもベストな日取りで、ゲストの満足度も高い結婚式を挙げていただくことが可能です。
ぜひこの記事を参考に、出来る限りゲストへの負担はなくしたうえで、平日の結婚式を成功させていただければと思います。
1章 結婚式は平日に挙げることも出来る
土日・祝日のイメージが強い結婚式ですが、実は平日に結婚式を挙げられる方もいらっしゃいます。
この記事を読んでいるあなたも平日の結婚式を検討したくて、ここまで辿り着いてくださっているのではないでしょうか?
この章では実際に平日に結婚式を挙げる人の割合はどれくらいで、どのような人が平日の結婚式を検討しているのかをご紹介いたします。
1-1 平日に結婚式を実施した人の割合は 14.5%
上記データによると、平日の結婚式は14.5%の割合で実施されています。
数年前までは結婚式といえば土日・祝日という印象がありましたが、近年では平日に結婚式を挙げる人も増加傾向にあるようです。
とはいえ、8割以上の方は土日・祝日に結婚式を挙げています。
一般的には土日休みの職業の人の方が多く、ゲストも含め土日に挙げる方が予定を合わせやすい為でしょう。
それでは、どのような方が平日の結婚式を選ばれるのでしょうか?
この章では、よく聞く3つの理由をご紹介いたします。
1-2 平日に結婚式を挙げる理由は「職業柄」が最も多い
平日に結婚式を検討される理由は、以下の3つになります。
①職業柄、平日しか難しい
②平日割引を使って費用を抑えたい
③挙げたい日が、たまたま平日だった
順に詳しくみていきましょう。
【理由①】職業柄、平日しか難しい
平日の結婚式を検討する方の中で、最も多い理由が「職業柄、平日しか難しいため」になります。
具体的な職業としては「美容師」「アパレル」「飲食」「販売」などのサービス業が挙げられます。職業柄どうしても平日しか休むことが出来ない、有給を取ろうにも中々難しいといった声も多く、平日に結婚式を挙げることを検討している方が多くいらっしゃるのです。
【理由②】平日割引を使って費用を抑えたい
平日結婚式の検討理由の2つ目が「費用を抑えることが出来る」になります。
平均350万円程かかると言われている婚礼費用ですが、式場によっては割引などを行っているケースもあります。土日や大安などの縁起が良い人気の日取りではなく、平日や仏滅などといった日取りを選ぶことで、割引が適用されるケースは多くあります。
そのため割引の適用で婚礼費用を抑えることが可能となるため、平日で結婚式を検討される方がいらっしゃるのです。
平日割引については 2章 にも詳しく記載しておりますので、気になる方はそちらも合わせてご確認ください。
【理由③】挙げたい日が、たまたま平日だった
平日の結婚式の検討理由で稀に聞くのが「もともと挙げたい日時が決まっていて、それがたまたま平日だった」という理由になります。
例えば、
・お二人のどちらかの誕生日に合わせて結婚式を挙げたい
・記念日の日に合わせて結婚式を挙げたい
などが挙げられます。
そのため必ずしも平日で検討しているというわけではなく、日時を重視した結果、平日で検討し始めたという方もいらっしゃいます。
以上が、平日の結婚式が選ばれる3つの理由になります。
次章では平日の結婚式のメリット・デメリットについて解説していきます。
2章 平日結婚式のメリット・デメリット
平日の結婚式の特徴は下記の通りになります。
少数派である平日の結婚式ですが、意外にもメリットがたくさんあります。
まずはメリットから詳しく見ていきましょう。
2-1 平日の結婚式のメリットは 5つ
平日の結婚式のメリットは下記の通りです。
①希望の日取りで挙げやすい
②貸し切り感が味わえる
③費用が抑えやすい
④上質なサービスが受けやすい
⑤式場へのアクセスが比較的楽になる
一つ一つ詳しく見ていきましょう。
①希望の日時・お日柄の良い日時の競争率が低い
平日の結婚式を検討する場合、希望の日取りで挙げられる可能性が高くなります。
なぜなら土日の結婚式と比べて、そもそも平日に結婚式を挙げる人の割合が低いためです。そのため、例えば人気のお日柄で土日の場合はすぐに埋まってしまうような「大安」や「一粒万倍日」などの日時でも予約に空きがある可能性が高まります。
もちろん10月・11月などの人気シーズンでも同じことが言えるので、日取りに強くこだわりたい方は平日の結婚式が狙いめです。
②利用者の多い土日と比べて貸し切り感が味わえる
平日の結婚式の場合は、通常と比べて「貸し切り感」を感じられます。
なぜなら、土日や祝日の結婚式の場合は、一日に5~6組ほどの方が同じ式場内で結婚式を挙げるのに比べて、平日の場合は予約が少なく1組だけの場合も多いからです。そのため図らずとも貸し切り感を味わうことができ、特別感を感じやすくなります。
貸し切り感を味わってゆったり結婚式を挙げたい方は平日の結婚式がオススメです。
③平日割で費用を抑えられる式場が多い
平日の結婚式の場合、平日割引が適用され費用を抑えられる可能性が高いです。
一般的には土日の方が利用率が高く平日の式場の稼働率は低いため、式場側としても非効率になります。そのため少しでも式場の稼働率を上げるために、多少費用を下げてでも平日の利用者を増やしたいため、割引サービスを行っている式場が多くあります。
割引金額は式場ごとによる差や、ゲストの人数差によっても異なってきますが、平均的に「20万~100万円」ほど異なってくると言われています。
ですので割引を利用して、婚礼費用を安く抑えることが出来るというメリットがあるのです。
ただし割引が使える分、初回のお見積もりに “音響” や “スクリーン” など必要なものが全て含まれていないケースや衣裳の選べる点数が少なく、後からランクアップが必要だったといったトラブルもありますので、契約前にお見積もりの中身はしっかり確認しておきましょう。
④ゲストへ上質なサービスが行き届きやすい
平日の結婚式ではゲストへの細やかな気遣いなど上質なサービスが行き届きやすくなります。
土日の場合は同時に複数の組の結婚式を進めていくところが、一組の結婚式のサービスのみに集中することが可能なためです。
スタッフにも余裕が生まれるため、より上質なサービスでゲストをおもてなしすることが可能になります。そのためゲストの満足度も高まりやすく、挙式後に嬉しい言葉をゲストからいただきやすくなること間違いありません。
⑤交通機関が空いていてゲストの式場へのアクセスが楽になりやすい
土日に比べて平日の方が交通機関も空いていることが多いため、ゲストの式場へのアクセス負担を減らすことが可能です。
例えば、
・遠方ゲストがいる場合、チケットなどが取りやすい かつ 宿泊費用も安く済む可能性が高い
・ヒールを履く女性の場合、電車の中も座りやすい平日であれば、ゆったりと式場まで向かうことが出来る
遠方からお越しいただくゲストが多い場合は、特にゲストの負担を減らすことが出来るでしょう。
いかがでしたでしょうか。
挙げる割合の低い平日の結婚式にもメリットがたくさんありましたよね。
それでは、続いてデメリットも合わせて確認していきましょう。
2-2 平日結婚式のデメリットは 3つ
平日の結婚式のデメリットは下記の通りです。
①ゲストの出席率が悪くなる可能性がある
②ゲストに迷惑だと思われる可能性がある
③二次会への参加率が悪くなる可能性がある
こちらも詳しくみていきましょう。
①ゲストの出席率が悪くなる可能性がある
平日の結婚式の場合、ゲストの出席率が悪くなる可能性があります。
なぜなら先述した通り、一般的には土日が休みであり、その方が予定が合わせやすい為です。
出席率が悪くなりやすいゲストのタイプは、以下の3つになります。
・土日休みのゲスト
・遠方のゲスト
・お子様のいるゲスト
■土日休みのゲスト
土日休みのゲストは平日挙式への出席が難しい場合があります。
事前に平日に結婚式を挙げることを連絡していたとしても、職種によってはどうしても平日に休みを取ることが難しいといった場合もあります。
また有給休暇をとってもらう必要があるため、お願いしづらいという側面もあります。
■遠方のゲスト
遠方ゲストは平日挙式への出席が難しい場合があります。
なぜなら、遠方の場合はどうしても宿泊が必要になる可能性が高いためです。
場合によっては連休を取る必要も出てくるため、出席が難しいというゲストも出てくる可能性があります。
■お子様がいるゲスト
お子様がいるゲストの場合も平日挙式への出席が難しい場合があります。
平日の場合、お子様を預けることが難しく出席が難しくなる可能性があります。
上記の理由から、平日の結婚式の場合は想定よりも出席してもらえるゲスト人数が少なくなってしまう可能性があることに注意しましょう。
また、出席率が悪くなることで注意しなければならないのが式場の「最低人数の保証」になります。式場ごとに「最低人数」というのが決まっており、その人数分の “料理代金”と”ドリンク代金” を支払う必要がある会場がほとんどです。そのため挙式日が近づき招待状の返信が返ってきてから、出席人数が最低人数を下回てしまったといったことがないように注意しましょう。
【対策】
あらかじめ確実に参加できるゲストの人数を確認しておく
②ゲストに迷惑だと思われる可能性がある
ゲストによっては「結婚式は土日に行うもの」という考えから、平日に結婚式を行うこと自体が「迷惑だ」と考える方もいらっしゃいます。
特に土日休みのゲストの立場からすると、平日に休みを取ることが出来たとしても「有休を消化する必要がある」「仕事を休むことで周りに迷惑をかけてしまう」といった考えがあるからです。そのため、最大限しっかりと配慮をしたうえで「参列してほしい」という想いを伝えるようにしましょう。
また3章にて、ゲストへ配慮すべきポイントもまとめているので合わせて確認してみてください。
【対策】
①ゲストへは早めに連絡し、平日になった理由をきちんと説明する
②結婚式への参列をゲストに無理強いしない
③二次会への参加率は低くなりやすい
土日の結婚式の場合は参加率も高い二次会ですが、平日の場合は参加率が低くなる傾向にあります。
なぜなら、次の日に仕事があるゲストの割合が高いためです。そのため、絶対に二次会も行いたいという場合は、参加率が低くなる可能性があることに注意しましょう。
また、二次会は絶対に結婚式当日に行わなければならないというわけではありません。
場合によっては別日に「お披露パーティー」という形で友人のみで行うという選択肢もあるので、合わせて検討してみることをオススメします。
高い参加率でどうしてもその日中に二次会まで行いたい場合は、結婚式の開催時間自体を早めの時間で設定しましょう。そうすることで、二次会も早めに終わることが出来、次の日に仕事があるゲストも参加しやすくなります。その場合は午前挙式で行うかお昼過ぎくらいの時間帯で挙式を行うとよいでしょう。
【対策】
①結婚式の開催時間を早めに設定し、二次会の終了時間が遅くなりすぎないようにする
②別日にお披露目パーティというカタチで二次会を実施することを検討する
2-3 ゲストへの配慮も考えた上で、お二人の挙げたい日に結婚式を挙げましょう
結婚式はお二人のための大切な一日だからこそ、お二人が挙げたいと思う日時で結婚式を挙げましょう。どんなにゲストを優先しようと考えたとしても、お二人が無理をしてまで結婚式を挙げるかたちになってしまえば本末転倒です。
その上で、ゲストにも気持ちよく参加してもらうために出来るだけゲストへの負担を配慮したうえで日取りを決めるのがオススメです。
また呼ぶゲストが平日休みの方が多い場合は、平日の開催の方がむしろ喜ばれる可能性もあります。
例えば美容師の場合、平日であればサロンもお休みなため、気軽に職場の方を招待することも出来るのではないでしょうか。
信頼のおける職場の方を招待して、披露宴の最中に髪の毛を切ってもらうといった演出を取り入れるのもゲストに驚いてもらえる演出なのでオススメです。
▼美容師の持ち込み方法について詳しく知りたい方はこちらから
美容師やアパレル関係の仕事の方にこそオススメしたい!
持ち込み料が無料で自由度の高いzero wedding
zero weddingでは、費用を抑えて自由度の高いオリジナル結婚式を叶えることが出来ます。
それらが叶う理由は、以下の3つの特徴があるからです。
②持ち込み料が無料
③ご提案するアイテムは全て原価での提供
①zero weddingでは「婚礼アイテムの持ち込みが可能」
zero weddingでは、婚礼アイテムの持ち込みを飲食以外は基本的に全て可能としています。
そもそも「持ち込み」とは、結婚式で使うアイテム (司会者や美容師、招待状や装花など)を式場で紹介するものではなく、お二人で準備したものを使うこと。結婚式場では、式場と提携しているアイテム会社のアイテムを使用していただくことで利益を得ているため、外部からの持ち込みを禁じていることも多くあります。
zero weddingでは、飲食物のみ衛生面の観点で持ち込みをお断りしておりますが、それ以外のものであれば基本的に何でも持ち込んでいただくことが可能です。
②zero weddingは「持ち込み料が無料」
zero weddingでは、アイテムの持ち込みが可能なだけでなく持ち込み料も無料です。
結婚式場の多くは、持ち込みアイテムを持ち込むために「持ち込み料」が追加でかかります。なぜなら式場が本来得られるはずだった利益を少しでも補填するためです。
zero weddigでなら持ち込み料がかからず持ち込みしていただけるため、費用を抑えてオリジナルウエディングを叶えることができます。
③zero weddingでは「ご提案する全てのアイテムが原価価格での提供」
zero weddingではお客様へ持ち込みを推奨するだけでなく、お二人にぴったりのアイテムのご提案もさせていただきます。またそれらのアイテムは全て原価にて提供しているため、従来より費用が60%も安くなります。
▼原価提供について詳しく知りたい方はこちらから
▼ドレスの持ち込み方法についてはこちらから
▼装花の持ち込みについてはこちらから
▼カメラマンの持ち込みについてはこちらから
「結婚式は挙げたいけれど、自己負担は出来るだけおさえて結婚式を挙げたい。」
「ただ安くて簡単な結婚式ではなく、こだわりたいところはしっかりこだわりを持って、私たちだけの結婚式を挙げたい…!」
という方にはzero weddingがオススメです。
3章 平日の結婚式を成功させるためのゲストに配慮すべき 7つのポイント
2章で説明したとおり、平日に結婚式を挙げる場合は、ゲストにも気持ちよく参列してもらうために最大限ゲストへの配慮は忘れずに行うことをオススメします。
そのためこの章では、具体的に配慮すべきポイントについて解説していきます。
事前に配慮ポイントをチェックして、お二人もゲストも気持ちの良い結婚式になるようにしましょう。
3-1 両家の家族には必ず事前に日取りを確認する
平日の結婚式を検討する場合は、日取りを決定する前に必ず両家のご家族に日取りを確認しておきましょう。
先述の通り、ご家庭によっては平日に結婚式を挙げること自体を非常識だと考える家庭も少なくありません。また、結婚式は両家の結びつきの機会でもあるため、出来るだけご家族の皆様には参列していただきたいと考えるのではないでしょうか。
後から「聞いていなかった」となり家族間の仲が悪くなってしまわないためにも、しっかり理由を説明したうえで事前に日取りの確認をしておきましょう。
3-2 ゲストへの開催日時の連絡は遅くとも3か月前には行う
平日の結婚式を開催する場合には、ゲストへの連絡も通常より早めに、遅くとも挙式の三ヵ月前には連絡しておくようにしましょう。
先述の通り、場合によっては休みを取って参列してもらう必要があるゲストもいらっしゃいます。ゲストの方が負担なく休みを取ることが出来るようにするためにも、なるべく早めに日取りの連絡はしておくようにしましょう。
3-3 平日での開催になった理由の説明をしっかりする
ゲストへの配慮として、結婚式の日取りを伝える際には出来るだけ平日開催になった理由も併せて伝えるようにしましょう。
ゲストによっては「なぜ平日なの?」と考える方も少なくありません。平日になってしまった理由が分かるだけでもゲストは安心します。「負担をかけてしまうことは理解しているけれど、どうしても平日でしか調整が出来なくて、ごめんね」という想いが伝わればゲストも嫌な思いはしないのではないでしょうか。
3-4 結婚式への参列を無理強いしない・欠席ゲストへも配慮の一言を伝える
2章にて説明しましたが、事情によってはどうしても参列が難しいというゲストも出てきます。
結果は欠席だったとしても、本当は参列したいとお考えのゲストも多いはず。
「無理して休みはとらなくても大丈夫」などの言葉を伝えるだけでもゲストの気持ちがラクになるので、一言付け加えるようにしましょう。
3-5 式場へのアクセスに使用する交通機関の運行状況を把握しておく
見落としがちですが、式場へのアクセスに使用する交通機関の運行情報は事前に確認しておきましょう。
使用する交通機関によっては、平日と休日で運行時間に差が出ていたり、駅から式場への直行バスが出ていないなどのトラブルも起こりえます。
当日ゲストが困らないためにも、ある程度交通機関の状況は事前に把握しておきましょう。
3-6 カジュアルな服装で到着しても問題ないと伝える
平日の結婚式の場合はカジュアルな服装(平服)で式場に来ていただいて良いと伝えておくことをオススメいたします。
なぜなら、時間帯によっては仕事終わりに直行してくれるゲストがいる可能性があるためです。その場合、仕事終わりに着替えている時間や場所を確保することが難しいと考えられるため、平服で会場に向かっていただいても問題ないと伝えるのがよいでしょう。
併せて、到着後に式場内の更衣室にて着替えることが可能と伝えれば、ゲストもより安心できると思います。
3-7 ゲストが参加しやすい日取り・時間帯を検討する
平日でも最大限ゲストに参加してもらうために、出来る限り「連休が取りやすい日取り」・「時間帯」で行うことを検討しましょう。
(詳しい日取り・時間帯決め方については「4章」で詳しく解説しています)
■遠方ゲストに配慮し「連休が取りやすい日取り」を検討する
遠方ゲストの場合、移動時間の兼ね合いから二日間休みを取る必要があるかもしれません。前後に土日祝を挟むことでゲストに休みをとってもらう日が一日で済む場合がありますので、連休を取りやすい日取りで考えるとよいでしょう。
■仕事終わりの時間でも参列できるように「ナイトウエディング」を検討する
ナイトウエディングであれば、平日の仕事終わりの時間からでも参列が間に合う可能性があります。その際は、受付時間や開始時間に注意しながら式場を選ぶとよいでしょう。
▼ナイトウェディングを詳しく知りたい方はコチラ
いかがでしたでしょうか。
ゲストに配慮すべき7つのポイントをご紹介いたしました。
特に日取りの部分は出来る限りゲストの状況を配慮して決めたいポイントです。
では実際にどのような観点から日取りを考えれば良いのでしょうか。
次章では、オススメの日取りの決め方をご紹介いたします。
4章 平日でも最大限ゲストに参加してもらえる日取りの決め方 3つのポイント
平日の結婚式の中でも、最大限ゲストへ配慮して日取りを決めることは可能です。
以下の3ポイントに沿って、結婚式の日時を決めていきましょう。
4-1 曜日が固定の場合は前後に祝日のある日取りを選ぶ
曜日が固定の場合は、前後に祝日のある日取りがオススメです。
お二人の職種によっては、平日の中でも「火曜日」「水曜日」など曜日が限定されてしまう可能性もありますよね。そういった場合は、年間のカレンダーをチェックして、その曜日の前後に祝日がある日取りがないかを確認してみてください。
先述の通り、特に遠方ゲストには連休が取れる日取りの方が好まれます。せっかく遠方から来ていただくので、観光もかねて楽しんでいただくのもいいでしょう。
4-2 平日の中であれば連休が作りやすい金曜日か月曜日を選ぶ
平日という縛りだけがある場合は、出来るだけ曜日は金曜日か月曜日で調整するようにしましょう。
連休が取れるようにした方がゲストの負担を抑えられ、喜んでもらいやすいです。
4-3 ナイトウエディングも検討する
検討できるのは日取りだけではありません。
平日の仕事終わりの時間でも参列できる「ナイトウエディング」を検討するのもよいでしょう。
「挙式:18時~、披露宴:19時~」くらい時間帯であれば、平日の仕事終わりの時間からでも参列が間に合う可能性があります。
また、挙式時間が「19時以降のスタートでないと難しい場合」も、【披露宴内で人前式を行う「宴内人前式」】を選択することで、19時スタートでも挙式と披露宴を両方行うことが可能です。
それぞれ上記の時間帯に開始した場合、21時30分には披露宴をおひらきにすることができるため、あまり遅すぎない時間帯でお見送りをすることができゲストにも負担がかかりにくいでしょう。
5章 まとめ
いかがでしたでしょうか。
結婚式といえば土日や祝日に挙げるのが一般的と言われるものの、平日の結婚式にもたくさんの魅力があります。
この記事をまとめると、
平日の結婚式のポイント
■平日の結婚式は挙げても良い!
■平日の結婚式にも魅力がたくさんある
①希望の日取りで挙げやすい
②貸し切り感が味わえる
③費用が抑えやすい
④上質なサービスが受けやすい
⑤式場へのアクセスが比較的楽になる
■平日の結婚式を検討する場合はゲストへの配慮を忘れずに
①ゲストの出席率が悪くなる可能性がある
②ゲストに迷惑だと思われる可能性がある
③二次会への参加率が悪くなる可能性がある
■ゲストへの配慮ポイント7つ
①両家の家族には必ず事前に日取りを確認する
②ゲストへの開催日時の連絡は遅くとも3か月前には行う
③平日での開催になった理由の説明をしっかりする
④結婚式への参列を無理強いしない・欠席ゲストへも配慮の一言を伝える
⑤式場へのアクセスに使用する交通機関の運行状況を把握しておく
⑥カジュアルな服装で到着しても問題ないと伝える
⑦ゲストが参加しやすい日取り・時間帯を検討する
■ゲストに最大限参加してもらうための日取りを決める3つのポイント
①曜日が固定の場合は前後に祝日のある日取りを選ぶ
②平日の中であれば連休が作りやすい金曜日か月曜日を選ぶ
③ナイトウエディングも検討する
結婚式はこれから家族となるお二人の意思を表明する場。
お二人が挙げたいと思う日取りで結婚式を挙げるのが一番良いでしょう。
その上で、ゲストの中には平日休みの方がいれば土日休みの方もいるかもしれません。
お二人を祝福したいからこそ、スケジュールを合わせて何とか直接お祝いの言葉を届けたいと思うゲストも多いはず。
お二人の姿をお披露目して、ゲストの方に感謝の想いを伝える貴重な時間だからこそ、ゲストの方にも気持ちよく参列してもらえるように最大限の配慮をもって準備し、当日はしっかり想いを伝えて素敵な一日を過ごしてくださいね。
コメント