結婚式の準備はこれでOK!誰でも出来る”いますぐ”やることリスト

「結婚式はしたいけど、準備が大変そう…」
「やるからにはちゃんと挙げたいけど、仕事もあるし大丈夫かな…」

ほとんどの人が初めて経験する結婚式、やはり準備は大変そうに感じるもののようで、式を挙げた友だちに話を聞いても「大変だったけど、楽しかったよ」と返ってくることも多いようです。

そこで今回はこれから結婚式の開催を考えている方のために、

・結婚式の準備スケジュールの全体像
・タイミング別の「すぐにやるべきTODO」
・準備をスムーズに進めるコツ

など、結婚式のプロが徹底解説。

特に「二人とも忙しくて準備が不安…」という方、これを読めば「大まかなスケジュールと、とりあえず今すぐやることがわかった!」と自信をもって自分たちらしい結婚式を叶えていただけます。どうぞご覧ください。

 

1章  結婚式の準備スケジュールの全体像をつかもう

まずは結婚式の準備の全体像を把握することからはじめましょう。

結婚式の準備期間の平均は「約8カ月」ですがケースバイケースなので「約6か月~1年」あれば余裕をもって進められます。

結婚式 準備 期間 1章

 

具体的に話が進んでいくのは「結婚式の約6カ月前」からであり、最も忙しいのは「結婚式の1~2カ月前」です。

スムーズに準備を進めるコツとしては「結婚式の1~2カ月前」と仕事の繁忙期を重ねないことですが、それができたとしても二人が結婚式の準備で実施することは実は20項目以上にわたり「結局、何から始めたらいいか、よくわからない…」というお悩みも多いようです。

全体のスケジュールやタスクを俯瞰して、先回りして動けるようにしておきましょう。

1-1 結婚式の準備はぜんぶで「5段階・27項目」ある

結婚式の準備において、「開催日までの期間」は非常に重要な項目です。

結婚式にはお二人だけでなくそれぞれのゲストも参加し、皆さんをおもてなしするために「司会者、美容師、フォトグラファー、花屋、料理人、サービススタッフ」など、多くの人が関わっており、開催日が近づいてくると追加手配や内容変更が難しくなったり、キャンセル料金が発生するものあるためです。

大きくわけて5つの期間がありますので、まずは大まかなタスクとスケジュールをつかみましょう。

結婚式 準備 いつから 3章

すべてこの通りに進めないといけない、というわけではありませんが、結婚式は多くの人が関わるイベントだからこそ、先回りして準備していくことを心がけましょう。

1-2 大切なのはタイミングごとに「優先順位」をつけること

多くの準備項目がある結婚式ですが、スムーズに進めていくコツは「優先順位」をつけることです。

仕事や新生活の準備をしながら結婚式の準備も進めていくのは簡単なことではありません。

・いま、何を優先するべきなのか?
・何を後回しにしても大丈夫なのか?

これらがわかっていると漠然とした不安を抱えることなく、ほんとうに必要なタスクに取り掛かることができます。次の章からはタイミング別の「優先順位が高いタスク」を紹介していきます。

またこちらの記事も参考になると思いますのでぜひご覧ください。

結婚式の準備はいつから始める?パタ―ン別ベストスケジュールを紹介

結婚式の準備で大変なことはこの7つ!誰でも実践できる解決策を伝授

 

2章 結婚が決まったらすぐにやるべき準備は「両親への報告」

プロポーズを終え、めでたく結婚が決まったら「両親への報告」が最優先項目です。

おめでたいことの報告という側面もありますが、この後に控えている結婚式や引っ越しなど、お二人の新生活において両親も関わることは少なくありません。

後から口出しされることを防ぐ意味でも、結婚が決まったらとにかく「両親への報告」は早めに行いましょう。

2-1 大まかな新生活(入籍、引っ越し、結婚式、新婚旅行)の流れを考える

「両親への報告の際」は「結婚の報告」だけではなく、「引っ越しや入籍」などの新生活全体のスケジュールもあわせて伝えられると準備がスムーズです。

・入籍
・引っ越し
・両家の親への挨拶、顔合わせ
・結婚式
・新婚旅行

など、大まかなスケジュールで構いませんので、結婚から6カ月~1年ぐらいの先の見通しを考えておくことをおすすめします。

2-2 親や友人、職場への報告タイミングを決める

ご両親への報告する内容が決まったら「いつ伝えるか?」を考えていきましょう。

年末年始やお盆休みなどの長期休暇に合わせるのがスムーズですが、かなり期間があいてしまう場合はまずは電話で一言伝えておくとベターです。

また順番としては「両親→上司→同僚・友人→親族」という流れがお勧めです。絶対にこの順番で報告しなければいけないわけではありません。タイミングによって報告の出来る・出来ないや、「大親友には真っ先に報告したい…!」という場合もあるかと思います。

ただ、あまりにも時間が空きすぎると、他の人から結婚の話を聞いてしまう可能性が高まります。大切なことはなるべく自分の口で伝えるためにも、お互いの両親と、また職場に迷惑が掛からないよう直属の上司にはなるべく早めに伝えるようにしましょう。

いつ、どの時点で、どこまでの人に伝えるかは慎重に考えておきましょう。

3章 式場探しの前にやるべき準備は「希望の整理」

身近な人への報告を終えたらいよいよ式場探しを始めていきましょう。

この時期で一番大切なのは「結婚式に対する希望イメージの整理」です。事前にイメージを固めずに式場を検索していると、

「どの式場も素敵で選べない…」
「施設面はいいけど、予算的には厳しい…」

というように、様々な要素が頭に浮かんできてどこを選べばいいかわからず迷子になってしまったり、式場の条件を見て比較したりすることが難しくなります。

結婚式場を選ぶ基準を設定するという意味も含め、「日程・場所・予算」の3つの点をお二人で話し合って決めましょう。

3-1 日程:いつ挙げるか?

まずは「挙式日程」から考えていきましょう。「大まかな時期」を決める方法としては、

①季節から決める
②仕事の繁忙期から決める
③入籍時期から決める

という3つがあります。

結婚式 日取り 決め方 1章

ここで大事なのは、お二人の都合はもちろんですが、招待したいゲストの都合も考えて日取りを決めることです。

一般的には春や秋など気候の穏やかな季節はゲストにとっても参加しやすく、結婚式の人気シーズンとなっています。またゲストに職場の人を多く招待する予定であれば、仕事の都合を考慮して繁忙期を避けるといった配慮ができるといいでしょう。

結婚式 日取り 決め方 1章 – 1

それぞれの季節にメリット、デメリットがありますので、お二人自身の状況、ゲストの状況をを踏まえて、挙式日程を決めていきましょう。

 

知識ゼロでも決められる!最適な結婚式の日取りの決め方をプロが解説

3-2 場所:どこで挙げるか?

大まかな「挙式日程」が決まったら、次は「開催場所」を決めていきましょう。

お二人が今住んでいるエリアを選ぶ場合や、高齢の親族の負担を考えてどちらかの地元で開催する場合などがあります。またお二人が憧れるリゾート地で結婚式を挙げることもできます。

式場探し

どちらかのゲストが主に遠方にいる時などは、どこで挙げるかは迷ってしまうポイント。二人はどこで挙げたいか、両家の意向はどうかなどは事前に話し合っておきましょう。

式場探しで迷わない!結婚式のプロが伝える最適な式場の見つけ方

2ステップで解決!地元の離れた二人の超簡単な結婚式の場所の決め方

3-3 予算:どこまでかけるか?

「挙式日程・開催場所」の候補が絞れたら「予算」を考えていきましょう。

結婚式費用は平均約360万円。どれくらいの予算を結婚式にかけるのか、しっかりとお二人で話し合っておくことをお勧めします。

また結婚式費用のすべてを新郎新婦が負担するわけではありません。具体的には「自己負担金・ご祝儀・両親の援助金」の3種類で構成されています。

式場探し

結婚式だけでなく、引っ越しや出産・育児などお二人の将来設計を踏まえたうえで、結婚式にどこまでお金をかけるのか決めましょう。

▼結婚式の費用相場や値上がり防止策などはこちらをご覧ください。

もう費用で悩まない!結婚式のプロが語るほんとの相場、節約ノウハウ、値上がり防止策。

▼こちらの記事では、ご祝儀金額をシミュレーションして自己負担金額を決定することができます。

結婚式費用まるわかり!自己負担を把握して予算を抑えた結婚式を実現

 

4章 式場決定後にやるべき準備は「ゲスト決め・写真集め・ドレス選び」

さて、式場が決まったら、続いていよいよ結婚式の内容決めが始まります。

挙式が終わった後の披露宴は大体2時間~2時間半の時間があり、どのようにゲストをおもてなしするか、どうやってお二人の気持ちを伝えるかを決めていきます。

その中でも式場決定後に早めに着手するべきタスクを紹介します。

4-1 招待ゲストをリストアップし、配席を考える

結婚式において「誰をゲストとして招待するか」は、結婚式の内容を決める上で非常に重要なポイントです。

・全体で何人招待するのか
・新郎新婦それぞれのゲスト人数のバランス
・親族を多めか、友人を多めにするのか?

など、悩むポイントが多く時間がかかるものですので早めに着手しましょう。

【具体的な進め方】
①何人規模の結婚式にするのかを考える
ゲストの人数によって、結婚式の予算、会場、式自体の雰囲気も大きく変わってきます。
大勢のゲストを招待すれば派手に見せる結婚式になりますし、少人数の結婚式であればアットホームな雰囲気を作ることが可能になります。

②親族、友人、会社のゲスト数の割合を考える
全体のゲスト人数の目安を決めたら、その内訳を決めていきましょう。既婚の友人や先輩で、過去に結婚式に招待してくれた人は、優先的に自分の結婚式に招待することがマナーです。ゲストをリストアップし終わって、全員を招待できない場合には、絶対招待しなければならない人、どちらかといえば招待したい人の二グループに分けてみてください。ゲストに優先度をつけていくことで、ゲスト選びに余計な時間をかけなくて済みます。

③配席のイメージを考える
よく新郎新婦が頭を悩ませるのが、「誰と誰を一緒に座ってもらうか」という配席を決定する作業です。

▼ 配席のイメージ

たとえば「1テーブルの最大人数が6名だけど、友人は7人グループだから1テーブルに収まらない」というケース。

この場合は思い切って2テーブルに分けることをおすすめします。その際、新郎新婦側の空間は席を置かずに「新郎新婦に背を向ける人をなくす」ようにしてみてください。

場合によっては、友人と一部親族を同じテーブルにせざるを得ない状況も出てくるので、相当考えるのに時間が必要になる作業です。

結婚式は招待する人数別で雰囲気や気を付けるべきポイントがことなりますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

▼30人の結婚式についてはコチラ

「30人規模の結婚式」を検討する人が急増中! 基礎知識~成功のコツまでを一挙公開

 

▼50人の結婚式についてはコチラ

50人の相場は275万円!結婚式の費用から成功のコツまで徹底解説

 

4-2 写真やムービーの素材を集める

結婚式 動画

「写真・動画の素材集め」は結婚式が決まった段階から着手することをおすすめします。

結婚式ではスライドショーやプロフィールムービーを自作される方が多いのですが、提出期限を守るのに苦戦するケースが非常に多いものです。理由としては素材となる写真データを探すのに苦労したり、仕事をしながらだと動画作成がなかなか進まないためです。

特に年末年始やお盆休みなどの長期休暇で帰省する際や同窓会などは、学生時代の写真を手に入れるいい機会ですので、早めに素材集めに取り掛かりましょう。

また映像作成に関してはほとんどの新郎新婦が未経験のため、提出した後に「文字切れ」や「映像が流れない」などのトラブルが発覚して直前の準備がバタつくことがよくあります。最近は楽曲の著作権が厳しくなっているのも手こずるポイントの一つです。

動画作成の経験があまりない方は業者、もしくは動画編集が得意な友人に依頼することをオススメします。

4-3 衣装を試着して「希望の衣装」を予約しておく

ウェディングドレス 選び方

式場が決まったら衣装店に行って「衣装合わせ」は早めに始めましょう。

一生に一度しか着ることができないからこそこだわりたいのがウェディングドレス。特に女性は強いあこがれを持っている方が多いのではないでしょうか。

ドレス選びは衣装店を2-3店舗ほど回り、自分の希望に合うドレスを探していきますが、いざ試着をしてみると、あれもこれも魅力的に思えてしまってなかなか決断ができず、想定以上に時間がかかってしまうことがあります。

結婚式の時期は春と秋が多く、その中でも大安の土日などは多くの新郎新婦が選ぶ日柄ですので、人気の衣装はすぐに予約が埋まってしまうこともよくあります。衣装合わせは計画的に進めていきましょう。

ドレスの選び方については、以下の記事でわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ドレスコーディネーターが伝授!後悔しないためのウェディングドレスの選び方

 

5章 結婚式の準備をスムーズに進めるコツ

タイミング別の準備方法をお伝えしてきましたが、ここからは結婚式の準備全般にわたってスムーズに進めるコツをご紹介します。

5-1 二人とも忙しいからこそ、最初に役割分担をはっきりと決める

お互いに仕事もあれば家事や新生活の準備、出産や育児も重なってくると非常に忙しいのが結婚生活。その中で結婚式の準備を進めていくには「役割分担」は欠かせません。

・招待客のリストづくり
・お金の管理(結婚祝いや業者への支払い)
・演出や進行決定
・ペーパーアイテムの手作り

など、「どっちがいつまでに何をするか?」を最初に決めておくことをおすすめします。

また結婚式にはいろんな項目があり、それぞれにお金がかかってきます。二人ともに関係するものもあれば、それぞれで費用が異なるものも多いため、リストにして見える化することから始めましょう。

<二人ともに関係するもの>
料理やドリンク
会場使用料
写真
司会者

<一人しか使わないもの>
お色直し
ブーケ
美容着付け

<それぞれで費用が違うもの>
ゲストへのお車代や宿泊代

リストアップができたら項目ごとに支払い担当を決めましょう。このときにお互いの貯金額や収入も書き出しておくと、納得感をもって決めていきやすくおすすめです。

5-2 短くても定期的に二人で話す時間を確保する

毎週10分でいいので「二人で話す時間」をつくりましょう。最初は簡単そうに思っていた式の準備でも、始めてみるとかなり手間がかかってきます。

二人とも結婚式が大切なことに変わりはないものの、仕事に家事と目の前のタスクに忙殺されて考えることが後回しになりがちですので、優先順位を上げて結婚式だけを考える時間をつくりましょう。

「忙しいのもわかる。でも大事な結婚式だしちゃんと進めたいから、20時から5分だけ結婚式の話をしよう」

相手の状況に配慮した上で、二人で結婚式の準備状況を共有する時間をつくりましょう。

また、準備を始めた頃と状況が変わることもあります。

・招待客と連絡がつかず、リストアップが遅れている
・ムービー作成が予想以上に進まない
・仕事でトラブルが起きて、準備の時間が取れない

など、お互いの状況をきちんと伝えあって役割分担を変えたり期日を伸ばしたり、二人のペースで無理なく進めていきましょう。

6章 まとめ

ここまでお読みいただき、準備をいつから始めるか、どのような準備が必要かイメージできましたでしょうか。

この記事では、
・結婚式準備の全体像
・結婚が決まった後は「両親への報告」が最優先
・式場探し前は「希望の整理」が大切
・式場決定後は「ゲスト決め、写真集め、ドレス選び」から
・スムーズな準備のコツ
についてご紹介しました。

人それぞれ、準備が始められるタイミング・準備にかけられる時間というのは全く異なります。

自分たちだけで進めることも可能ではありますが、仕事や家事育児のある中で準備をするのは大変なもの。少しでも悩んだらプロに相談するのも選択肢の一つです。どんな時期から始めても、必ず素敵な当日を迎えられるようお手伝いするのがプロデューサーの仕事です。

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