「結婚式における親族のみの食事会ってどんなものなのかな。」
「披露宴じゃなくて “食事会” というカタチでも楽しんでもらえるのか心配…。」
「食事会の場合、当日の服装は何を着ればいいんだろう?」
結婚式の準備をいざ始めようと思っても、親族のみの食事会に出席したことがなかったり、情報が少ないのでどんなものなのか疑問や不安だらけの状態では無いでしょうか?
結婚式といえば「大人数で集まって挙式・披露宴を行う」と思われがちですが、実はウエディングパーティを実施した方のうち約18.7%(4人に1人)は親族のみの食事会という結果が出ており意外と親族のみの結婚式を希望される方は多いです。
今回この記事では、「親族のみの結婚式の食事会」について、「食事会とはどんなものか」「会場選びのポイント」まで丁寧に解説していきます。
今まで約5000組もの結婚式を手掛けてきたzero weddingのプロデューサーが実際にお手伝いさせて頂く際に意識しているポイントをまとめておりますのでお役に立てるはずです。
さらに、おすすめの演出のご紹介や親族のみの食事会を行われたお客様からよくいただく質問にもお応えしていきます。親族のみの食事会とはどのようなものかを知るだけではなく具体的にイメージでき、親族のみの食事会についての疑問や不安が解消され、結婚式に対して前向きな気持ちになれるでしょう。
この記事がお二人の未来につながる結婚式を作り上げるお力添えになれば幸いです。
目次
1章 結婚式における親族のみの食事会の特徴と費用を解説
結婚式といえば「大人数で派手な演出」と思われがちですが結婚式を挙げるカップルの4人に1人は親族のみの食事会を実施されています。
特徴と費用についてまとめると以下のとおりです。
1-1 挙式+親族のみの食事会の平均費用は70万円~100万円
挙式の平均費用は40万円、食事会の平均費用は1人あたり2万円が一般的です。
よって親族のみの食事会の平均費用は以下のとおりです。
60名~80名のほどで行う一般的な結婚式の平均相場が316万円ということを考えると、かなり費用を低く抑えることができます。お食事がメインということもあり、演出の内容や色直しの衣装やカメラなど必要なアイテムが減るため、全体の費用を大幅に抑えることができます。
1-2 披露宴と食事会を比較した時の「食事会」のメリット・デメリット
食事会はあくまで食事を楽しむことを目的とした場なので、披露宴のように沢山の演出をするのではなく歓談を中心とした進行が一般的です。
では披露宴での食事と比べどんな違いがあるのか、親族のみの披露宴と食事会を比較した時の「食事会」のメリットとデメリットを解説させて頂きます。
メリット
■準備の負担が少ない
[食事会]
食事会の会場の手配が中心になるので結婚式の準備は1~2ヶ月ほどです。
[披露宴]
演出やアイテムなど決めることが多いため、結婚式の準備に約4ヶ月から半年ほどかかります。
■食事を楽しむことができる
[食事会]
食事を楽しむことを目的とした場なので新郎新婦も食事を楽しむことができます。
[披露宴]
演出などの進行が多く、時間が足りず食事を食べきることができない新郎新婦が多いということが一般的です。
■コミュニケーションが密に取れる
[食事会]
少人数であり、演出も披露宴に比べて少ないので、一人ひとりとゆっくり時間が作れるようになり、コミュニケーションを密に取ることができる。
[披露宴]
大人数であったり、演出が多いのでタイトな時間配分になってしまい、一人ひとりとお話する時間がどうしても短くなってしまう。
■費用が安い
食事会は食事がメインなので演出や装花など費用を抑えることができます。
・演出
[披露宴]
平均19万7千円(ケーキ入刀やキャンドルサービスなどの演出にかかる費用)
[食事会]
0円(演出をされない方が多い)
・装花
[披露宴]
平均26万7千円
[食事会]
0円(装花を用意するケースが少ない)
・衣装・美容
[披露宴]
平均43万3千円(お色直しをされる新郎新婦が多い)
[食事会]
0円(お色直しをされない新郎新婦が多い)
このように親族のみの食事会は演出や装花、アイテムが少ないため、披露宴に比べて大幅に費用を抑えることができます。
デメリット
■写真映えがしない
[披露宴]
装飾や2着目の衣装など写真をとるポイントが沢山有る。
[食事会]
残る写真がゲストが食事をしている場面が中心になってしまう。
この場合当日の写真を残そうと思うと食事会におもきを置くのではなく、その前の挙式の写真を沢山残してもらうことがおすすめです。
■利用できる会場が絞られる
食事会場として利用できる会場には収容可能人数設定があり、平均では40名~50名。
[披露宴]
友人も含めた大人数のゲストを招待するとそこまでの人数を招待することが可能であり、会場選びの幅も広くなります。
[食事会]
人数が少ないこともあり、利用できる会場の幅が狭くなってしまったり、収容人数の関係から自分が気に入った会場でも利用できない場合があります。
2章 結婚式、親族のみ食事会に適した会場4パターンを解説
親族のみの食事会会場4つの特徴について1つずつ詳しく解説していきます。
2-1 レストランで美味しい料理とカジュアルな雰囲気での食事会
【メリット】
・料理にこだわっていて美味しい
・記念日に利用できる
【デメリット】
・貸し切りでは無いので他のお客様がいる
・設備が整っていない(更衣室、控室)
【こんな人におすすめ】
・格式張っていない結婚式を好む方
・料理にこだわりがある方
【費用】
・20~30万円
ゲストとの距離も近く、あまり格式張っていない雰囲気なので少人数の食事会にお勧めです。
食事会なので料理はとても大事になってきます。本格のフレンチ料理で親族をおもてなししましょう。
また、その後の記念日やなにか特別な日にも利用することができ、そのたびに結婚式を思い出すことができます。
レストランには控室や更衣室がない場所が多いので事前に更衣室の有無の確認、ない場合にはレストラン付近の美容室などお着替え可能な場所を確認しておく必要があります。
2-2 料亭で日本らしい和の雰囲気を感じられる食事会
【メリット】
・和の雰囲気を感じられる
・記念日に利用できる
【デメリット】
・バリアフリーに対応していない
・設備が整っていない(音響や映像の機材)
【こんな人におすすめ】
・和の雰囲気を感じたい方
・格式のある会場で行いたい方
【費用】
・40~50万円
レストランに比べると格式高い雰囲気になる傾向にあります。しかし、和食のプロがつくる料理はどれも美味しくゲストに日本らしい和の雰囲気を感じていただけます。また、レストランと同様で記念日に再び利用できる点はとても魅力的です。
料亭には音響や映像の機材などの設備があるところが少ないので、食事会でムービーを流したい場合にはスクリーンやプロジェクターなどを持ち込まなくてはなりません。そのため、食事会でムービーを流したい方は会場選びの際に音響や映像の機材の有無の確認が必要です。
2-3 ホテルで一流のサービスを感じられる食事会
【メリット】
・設備が整っている
・バリアフリーに対応している
【デメリット】
・他にも施設利用者がいる
・自由度の制限がある
【こんな人におすすめ】
・良質なサービスを感じたい方
・バリアフリー対応を希望される方
【費用】
・50~60万円
ホテルウエディングの魅力は、控室や空き時間に過ごせるラウンジや喫茶店だけでなく、クローク、金庫、音響映像などの設備も整っているところです。また、ホテルのスタッフのサービスが徹底されているので、他の会場に比べてより良質なサービスを感じることができます。
ホテルでは多くの会場でバリアフリーに対応しています。エレベーターや車椅子の方でもそのまま入れる広いお手洗いなどが設備されているので親族の中に車椅子や足の悪い方がおられる場合安心して結婚式に参加していただけます。
2-4 ゲストハウスでアットホームな雰囲気の食事会
【メリット】
・非日常感を味わえる
・自由度が高い
【デメリット】
・最低収容人数が設けられている場合がある
・単価が高い
【こんな人におすすめ】
・自由度の高い結婚式を希望される方
・アットホームな雰囲気を好む方
【費用】
・50~70万円
ゲストハウスは完全貸し切りで挙式と食事会を行うことができるのでアットホームな雰囲気での食事会を楽しみたい方にお勧めです。とても自由度が高く、よりお二人のイメージ通りの演出や装飾を行うことができます。
会場によっては最低収容人数が設けられている場合もあるので必ず確認しましょう。「気に入った会場を見つけたが人数が足りずにそこで食事会が行えない。」このようなことがないように事前に確認することが必要です。
3章 会場選びで失敗しないための確認すべき4つのポイント
食事会の会場はゲストの方に満足していただけるかに大きく関わってきます。
その際に失敗しないためのポイントを解説します。
3-1 挙式会場から食事会会場までの距離はタクシー15分圏内が理想
会場選び1つ目のポイントは【挙式会場と食事会会場との距離】です。
挙式会場と食事会会場との距離にはパターンとして2つあります。
①敷地内に挙式会場と食事会会場の両方がある場合
②挙式会場と食事会会場が別の場合
上記の2パターンがあり、②のパターンの場合は移動が伴います。
タクシーで15分以上の移動になると移動時間の体感も長く感じ、親族の方や衣装を着た新郎新婦の移動の負担が大きくなってしまいます。そのため挙式会場と食事会会場との距離が遠くてもタクシーで15分圏内が理想です。
3-2 会場の収容人数(最低人数)を確認し参列人数の規模感に合った収容人数の会場を選ぶ
会場選び2つ目のポイントは【会場の収容人数の確認(最低人数)】です。
はじめに会場の最低収容人数を確認し、人数にあった会場を選びましょう。
食事会会場には「収容人数」というものが決められており、その人数を上回ってしまったり、会場ごとに決められていることが多いです。最低人数を下回ると、その会場を予約することが難しい場合があります。
食事会会場を選ぶ際は必ず「収容人数」を確認しましょう。
3-3 会場にどのような設備が整っているか確認する
会場選び3つ目のポイントは【会場の設備を確認すること】です。
会場の設備面での確認したほうがいいポイントは5つあります。
このポイントによってゲストの過ごしやすさ、できることが大きく変わるため、しっかり見ていきましょう。
①バリアフリー
親族の中に車椅子を利用される方や足が悪い方がおられる場合は手すりや車椅子の方でも入れるトイレなどバリアフリーがしっかり備えられている会場を選択したほうが良いでしょう
②宿泊
親族が遠方から来られる場合にはホテルであれば宿泊が可能かどうかレストランや料亭、ゲストハウスをご希望される場合には近くに宿泊可能なホテルがあるのか確認をしたほうがい良いでしょう
③駐車場の有無
親族が車で来られる場合車を停める駐車場があるのか、無いのであれば近くに駐車場があるのかと料金がかかる場合はその値段まで確認したほうが良いでしょう
④控室、更衣室の有無
結婚式に来られる方がお着替えが必要な場合、控室、更衣室の有無の確認しておきましょう。お着替えが必要で控室や更衣室がない場合、会場の近くにお着替え可能な美容室等があるか、移動の手段などの確認はしたほうが良いでしょう
⑤音響や映像などの機材
食事会をする際に、プロフィールムービーや好きな音楽を流す場合があります。
もしそのような希望が事前にある場合は音響や映像などの機材が会場にあるのかの確認はしたほうが良いでしょう
3-4 食事会会場の料理内容を確認する
会場選び4つ目のポイントは【新郎新婦様がゲストにどんな料理を提供したいのか考えること】です。
具体的に例をあげると、以下のようなイメージになります。
・和婚を希望される方や親族にご年配の方が多い場合は、料亭やホテルの和食
・お肉料理をメインに正餐スタイルでしっかりお料理を提供したい場合は、レストランのフレンチ
他にも”品数” や “料理内容”を事前に確認しておくと、後々の料理のランクアップにより見積もりが大幅に上がってしまうことも防ぐことができます。
このように新郎新婦がどんな料理を提供したいのかを考え、それに合った会場を選ぶことが大切です。
4章 親族のみの食事会のよくあるQ&A
Q1 親族のみの食事会での服装はウエディングドレスを着るもしくは、何を着ていったらいいのでしょうか。決まりなどはありますか?
A 食事会というスタイルだけに婚礼衣装か平服(男性はスーツ、女性はワンピースなど)が主流です。
披露宴の場合の服装は昼か夜かによっても変わりますが、昼間の場合は華やかなワンピースやドレス、スーツなどの略礼服、夜の場合は準礼服というカクテルドレスをはじめとする華やかなドレスやスーツが良いとされます。
新郎新婦がウエディングドレスを着る場合は、「記念としてウエディングドレスを着させていただきますが気楽な食事会なので、どうぞ平服でお越しください」など、一言添えると、ゲストも悩まずにすみます。
Q2 司会者は必要なのか?司会者なしでもスムーズに回るの?
A 親族のみの食事会であれば司会者は無しでもありでも問題ありません。司会者なしの進行でも充分に楽しめますが少なくとも、食事の開始と終わりの合図は必要になります。司会者ありなし両方のメリットをご紹介します。
【司会者ありのメリット】
■新郎新婦の負担軽減
司会者がいないと新郎新婦たちが自分で進行をしなくてはいけません。考えなくてはいけないことが増える分、段取りや進行の間違いが起こる可能性も出てきます。司会者がいることでその負担が減り新郎新婦も食事会を楽しむことができます。
■結婚式の盛り上がり
プロの司会者や話すのが上手い人に場を任せれば、ゲストを楽しませてくれます。演出(例えば、花束贈呈など)のシーンなどでも、司会者がいるとさらに感動を膨らませてくれます。
【司会者無しのメリット】
■費用を節約できる
司会者のキャリアによって料金にはひらきがあり、相場は3万~15万。友人に依頼する場合では、2~3万円を包むのが相場です。司会者を依頼しないない場合はその料金を節約することが出来ます。
■アットホームで自由な雰囲気になる
司会者がいないとアットホームで自由な雰囲気で結婚式を楽しむことが出来ます。ある程度は予定が決まっていたとしてもその場を自由な雰囲気で楽しみたいというカップルには司会者なしがおすすめです。
以上を踏まえた結果、司会者なしでも問題はありませんが「司会者はいたほうが安心」ということ。
新郎新婦様やご親族様全員がしっかり結婚式を楽しむためには、食事会の進行に気を配りながら過ごすより、プロの力を借りて、その瞬間を楽しむほうがより有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
Q3 親族紹介ってどんな形でするのですか?タイミングは挙式前?会食中?
A 親族紹介をするタイミングは大きく分けて2パターンあります。
①挙式前
挙式が始まる前に控室など親族紹介を行うパターン
②会食中
会食の途中で親族紹介を行うパターン
それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
一般的には挙式前に行いますが挙式前が絶対というわけではありません。形式的な進行での親族紹介をご希望される方は挙式前に、アットホームな雰囲気での親族紹介をご希望される方は会食中に行われることをお勧めします。
少人数だからこそできる堅苦しくない会食中の親族紹介の方法3つご紹介します。
①両家代表が順番にゲストを紹介する方法
会食中に父など両家の代表者が順番に親族を1人づつ紹介してもらいます。挙式前だと緊張してしまいがちですが、乾杯も終わり歓談会食がはじまる頃にはだいぶリラックスしているので、堅苦しくなく行うことができます。
②親族一人一人がお祝いの言葉を添えながら自己紹介する方法
会食中にマイクを回しながら2人へのお祝いの言葉も添えて自己紹介形式でしてもらいましょう。
始めるときには司会進行役から「簡単な親族紹介を自己紹介形式でおこないたいと存じます。できましたらお名前と続柄、そして今日の佳き日を迎えたお二人へのお祝いの言葉もひとこといただきたく存じますので、まずは新郎側のお父様からお願いいたします。」といった形ででアナウンスしてもらってスタートすればスムーズに進みます。
③新郎新婦がゲストを紹介する方法
新郎新婦がテーブルを回りながら1人づつ紹介してとにかくアットホームに行います。
こちらは演出のひとつになりますが、新郎新婦がマイクを持って各テーブルを回りながら1人づつ名前と続柄、そして人柄が伝わるようなエピソードなどを交えながら紹介していきます。ゲストの方があまり話すのが得意ではないけれど、互いのゲストを知ってほしい新郎新婦におすすめです。
Q4 乾杯の挨拶は上司がするものというイメージがありますが、親族のみの食事会では誰が乾杯挨拶をするべきですか?
A 親族だけの結婚式で、絶対にこの人へ乾杯の挨拶を頼まなければいけない。というルールはありません。
”人前で話すのが得意、盛り上げるのが得意”という人にお願いするといいでしょう。少人数結婚式を行った先輩カップルは、誰に乾杯挨拶をお願いしたのか紹介していきます。
■新郎父(新婦父)
新郎父、もしくは新婦父が乾杯挨拶をして頂くことは多く、一番無難でもあります。新郎新婦の父親に乾杯挨拶を依頼するときは「両家のバランス」を意識すると良いでしょう。(例:新郎側が謝辞をする場合は、新婦側に乾杯を依頼する)
■伯父・叔父などの親戚
伯父さんなどの近い親戚に頼むこともおすすめです。親戚づきあいを気にする場合は、新郎側の年長者にお願いするのが無難です。
■新郎本人
新郎が乾杯の挨拶をウェルカムスピーチとまとめるとスマートです。挨拶・スピーチ系の演出は、少なからずゲストの負担になります。ゲストへのおもてなしを重視する場合は新郎新婦が乾杯挨拶をすることがオススメです。
上記の点から、乾杯の挨拶はこの人ではいけないという決まりはありませんので、お二人が「この人なら任せても大丈夫」という方にお願いするのが一番です。
Q5 親族のみの結婚式ではテーブルレイアウトはどのような形がいいですか?
A テーブルの配置方法は人数に合わせて決めると良いでしょう。
・20名以下ならば オーバル
・20~30名ならば 2本流し
がオススメ です。
■オーバル
新郎新婦が真ん中に座り、ゲストと共に同じテーブルを囲むスタイルです。
メインテーブルを設置しなくても親族全員から新郎新婦様の顔が見えます。
■2本流し
20名ほどゲストがいる場合は、1つのテーブルだと全員の顔が見えづらくなってしまいます。その場合2本の流しテーブルを使い、メインテーブルを設置することでゲストの顔が見えやすく交流もしやすくなります。
メインテーブルを設置することでどのテーブルからも新郎新婦の顔が見えやすくなります。どのテーブルの上座も、新郎新婦のメインテーブルに背を向けることになります。顔を見るために姿勢を変えないといけないため、単純に年齢が高い人を見えづらい位置に配置しないようにだけ注意が必要です。
5章 親族のみの少人数だからこそできるお勧めの演出アイデア5選
5-1 肩書や名前だけではないお二人からの親族紹介
親族紹介は挙式前に親族のみで名前と肩書を紹介するものと思われがちですが、親族のみの食事会だからこそ、食事会中に新郎新婦から親族ひとりひとりがどんな人なのか、その人との思い出などを含めて紹介する形をがお勧めです。これから親族になる両家のことをより知っていただける演出です。
5-2 手書きのメッセージカードで思いを形に
手書きのメッセージカードを用意するのもおすすめです。
ゲストが少人数であれば、ひとりひとりに当てたメッセージを書く負担も大きくはないかと思います。
普段恥ずかしくてなかなか言えない思いを形にして伝えてみてはいかがでしょうか。
5-3 思い出を振り返る特別なムービーに
プロフィールムービーはゲスト全員の写真をいれて、参列者全員で思い出を振り返る事ができます。一般的な結婚式だとゲストが多い分、全員をスライドショーに登場されないこともありますよね。
少人数の結婚式や親族のみの結婚式なら、ゲスト全員の写真を漏れなくスライドショーに入れるのも難しくありません。
5-4 一人ひとりその人のことを思ったギフト選び
親族のみの結婚式の引出物は人数が少ない分、予算をかけ通常よりランクアップする方が多いです。
用意する数も少なく済むため、一人ひとりのゲストを思い浮かべながらその人のことを思ったギフトを選ぶのがオススメ。また、当日の接触回数や手荷物を減らすために引出物は宅配サービスにするとより安心です。
5-5 ファミリーブックでお二人の思い出を一冊の本に
新郎新婦お二人の生まれてから結婚式までの日々をを1冊の本に。
お二人のプロフィールや幼い時の写真、お互いの親族の簡単なプロフィールまで書いた家族のプロフィールブック、ファミリーブックを作ることによってお二人だけでなく、両家のゲストのことを互いに知っていただくことができます。
これから親族、家族になるお二人と両家のゲスト。
親族のみの少人数の食事会であるからこそ、結婚式を通してお互いのことを知っていただけるようなファミリーブックやお二人からの親族紹介などを演出として行うことで両家がの繋がりを大切にした結婚式を作り上げることができるでしょう。
そこで結婚式の本質を追求している「zero wedding」が推奨している家族の形、繋がり方をご紹介します。
6章 未来につながる結婚式を【zero wedding】で
私たちは結婚式を家族を始める場だと考えています。結婚とは一見幸せなことに見えるかも知れませんが家族というコミュニティでお二人が一体となって生きていくことは楽しいことばかりではありません。
この先ぶつかるたくさんの壁や困難を乗り越えることによってかけがえのない家族として共に成長し、喜びを共有できるのだと思います。
だからこそ、お二人がどんな家族でありたいか向き合い、これから「家族」「親族」となる大切な人たちに対して「意思表明」をすることが大切だと思います。
そのためにzero weddingではお二人のありたい家族の形からお伺いをし、それを形にするための会場や進行の提案をさせて頂きます。
もし、親族のみの結婚式を両家にとって意味のある一日にしたいと考えて頂いている方は、ぜひzero weddingにご相談下さい。
ここまでいかがでしたでしょうか。
今回は親族での結婚式の際の食事会についてお伝えさせていただきました。
本記事が親族での結婚式を検討されている方のお力になれることを願っております。
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