「結婚式でカメラマンを持ち込みにすることはできるのかな?」
「式場専属のカメラマンってなんでこんなに費用がかかるの?」
「絶対憧れのカメラマンに自分の結婚式を撮ってもらいたい!」
結婚式の見積書を細かく見てみると、式場のカメラマンの費用の高さに驚いたのではないでしょうか?
正直なところ、写真を撮るだけなのに「なんで20万円近くもかかかるの?」と感じてしまうものです。
さらに、結婚式は一生に一度しか経験できないことだし、納得のいく写真を撮ってもらうためにカメラマンは自分で選びたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
今回、この記事では結婚式での「カメラマンの持ち込み」についてみていきます。
ズバリ、結婚式でカメラマンを持ち込むことに関して要点をまとめると、
・カメラマンの持ち込みは可能
・カメラマンの持ち込み費用相場は13万円
さらに、カメラマンの持ち込みは
・結婚式の費用を抑えたい人
・結婚式の写真のクオリティーにこだわりたい人
におすすめしています。
この記事ではカメラマンの持ち込みに関する基礎的なノウハウから、実際に計画を立てていく時に役立つ情報も紹介しています。
そのため、カメラマンの持ち込みに関して、全く知らなかった方でも結婚式の計画を進める上で充分な知識を得られることだと思います。
この記事がお二人にとって最高の結婚式にするための力添えになれれば幸いです。
一生忘れられない結婚式を挙げるために、準備の段階からお二人で力を合わせて楽しんでいきましょう。
目次
1 費用を抑える&写真の質をこだわる方にオススメの「カメラマンの持ち込み」
結婚式で外部のカメラマンを持ち込むことはできます。
結婚式のカメラ撮影は、式場専属のカメラマンに依頼しなければならないと考えていたかもしれませんが、外部のカメラマンに依頼をして持ち込むことができます。
ただし必ずしも、どこの式場でも持ち込みができるとはかぎらないため、事前に式場に確認をする必要があります。
とはいえ外部のカメラマンに依頼することで費用を抑えられたり、写真のクオリティーが上がることもあるのでぜひ検討してみましょう。
1-1 カメラマンを持ち込む理由
① 費用を抑えたいから
費用を抑えるために式場のカメラマンではなく、外部のカメラマンに依頼して持ち込みにする方が多くいます。
後ほどカメラマンに関する費用を細かく解説していますが、式場カメラマンではなくカメラマンを持ち込みにすることで7万円近くの費用を抑えることが可能になります。
ただでさえ結婚式はかなりの費用がかかり予算にも限りがあるので、費用を抑えるためにカメラマンを持ち込みにするのは良策と言えます。
もし見積書をいただいて予算をオーバーしていたり、予算がシビアになってきた方はカメラマンを持ち込みにすることを考えてみましょう。
② 写真にこだわりたいから
自分たちの好みの写真を撮ってもらうべく、カメラマンを自分たちで手配する方法が増えています。
式場専属のカメラマンを契約した場合、自分たちの希望のカメラマンを選択することはできない場合が多いです。式場が契約している撮影業者がその日に空いているカメラマンを派遣するカタチが一般的になっているため、挙式当日に初めてカメラマンと会うことがよくあります。
一方で外部のカメラマンに依頼する場合、自分たちの好みの写真を撮ってくれそうなカメラマンを選択できます。最近は、インスタグラムなどSNSでたくさんのカメラマンの作品を自由に見ることができるため、気に入ったカメラマンがいれば簡単にアポイントを取ることができます。なかには1年先までスケジュールが埋まっているカメラマンもいるほどです。
写真にこだわりたい方は、カメラマンを自分たちで手配することをオススメします。
③ カメラを趣味としている友人がいるから(友人がプロの場合も含む)
カメラを趣味としていて、撮影技術に自信がある友人がいれば、友人に撮影を依頼する方法があります。
仲の良い友人に結婚式の写真を撮ってもらうことは、それだけで特別感が増しますし、一生忘れられない思い出になること間違いないでしょう。
ただ、友人をカメラマンとして招待するとなると、他のゲストのように食事を楽しんでもらうことができないため、予め友人ともしっかりと相談する必要があります。
1-2 式場カメラマンと持ち込みカメラマンの5つの違い
式場カメラマンと持ち込みカメラマンの違いは大きく5つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 費用
式場カメラマンは費用が高く、持ち込みカメラマンは費用が安くなっています。式場カメラマンは、写真撮影代金やアルバム代金に加えて中間マージン料を上乗せするため撮影料金が予想以上に高くなっています。
一方で持ち込みカメラマンは撮影料金自体は安くなっていますが、多くの場合式場への持ち込み料がかかるめ、総合的に考えて式場カメラマンと持ち込みカメラマンのどちらが安いのかを比較する必要があります。
② 手配の手間
式場カメラマンは式場側が手配の全てをしてくれるため、新郎新婦への負担が少ないです。
一方で持ち込みカメラマンは新郎新婦が自らカメラマンを探し、撮影を依頼し、そして式場に適宜 “報告・連絡・相談” をする必要があります。結婚式の準備にあまり時間を掛けられない方は、カメラマンを持ち込みにすると大変かもしれません。
③ 事前の打ち合わせ
式場カメラマンは写真撮影に関して事前に打ち合わせができない場合が多いです。そのため結婚式当日にカメラマンと初めましてとなるパターンが少なくないです。
一方で持ち込みカメラマンは事前に打ち合わせができ、柔軟な対応をしてくれます。撮ってもらいたいイメージを事前に伝えることができるため、満足の行く写真を撮ってもらうことができます。
④ 撮影場所の制限
式場カメラマンは基本的に撮影場所に制限がありません。そのため、ヘアメイクをするブライズルームや祭壇などゲストが立ち入り禁止の場所に入って撮影をしてもらうことが可能です。
一方で持ち込みカメラマンは撮影場所に制限がある場合が多く、写真のバリエーションが限られてしまうかもしれません。
⑤ 撮影枚数
式場カメラマンは300枚プラン、400枚プランといったカタチで撮影枚数に上限があり、枚数が増えるほど料金が上がります。
一方で持ち込みカメラマンは基本的に撮影できる枚数に上限がないケースが多いため、たくさん写真が欲しいという人にはぴったりかもしれません。
1-3 カメラマンを持ち込むメリット・デメリット
式場カメラマンと持ち込みカメラマンの違いがざっくりわかったところで、持ち込みカメラマンのメリット・デメリットまとめると以下のようになります。
(※注:上記はあくまでも参考です。詳細はカメラ会社により異なります)
カメラマンを持ち込むことのメリット・デメリット両方をしっかりと把握した上で、実際に持ち込むのかどうか検討していきましょう。
2 カメラマンの持ち込みにかかる費用相場は13万円
外部のカメラマンの持ち込みにかかる費用は約13万円となっています。
まず外部のカメラマンの撮影料金は10万円前後の費用がかかります。加えて持ち込む場合には式場への持ち込み料がかかる場合が多く、3万円が持ち込み料の相場となっています。これらを合わせると、カメラマンの持ち込みにかかる費用が13万円となります。
一見すると13万円も高いと感じるかもしれませんが、式場カメラマンに依頼した場合の費用は20万円前後が相場となっています。そのためザッと比較すると、持ち込みカメラマンにすることで7万円近くの費用を抑えられるメリットが得られます。
3 カメラマンの持ち込みで気をつけるべき5つのポイント
Point 1 持ち込みができる式場なのか確認する
外部のカメラマンと契約をする前に、必ずカメラマンを持ち込める式場なのかプランナーに確認しましょう。
基本的にはカメラマンの持ち込みを認めている式場がほとんどですが、なかには持ち込みを禁止している式場もあります。
外部のカメラマンと契約した後に、そもそも式場が持ち込み禁止にしていたら元も子もないので、必ずカメラマンを持ち込める式場なのか事前に確認しておきましょう。
Point 2 持ち込み料がいくらかかるのか確認する
式場へのカメラマンの持ち込み料がいくらかかるのかを必ず確認しましょう。
これはできたら外部のカメラマンと契約をする前に確認しておきたいです。加えて、持ち込み料の相場が3万円前後ということも把握しておきましょう。
せっかくカメラマンを持ち込みにして費用を抑えようとしたのにも関わらず、持ち込み料が高いために結局式場カメラマンのほうが安かったら、これまでの努力が無駄になってしまいます。
もともとの持ち込み料が安いのであれば値引いてもらえる可能性は低いですが、あまりにも持ち込み料が相場より高い場合はぜひ値引き交渉をしてみましょう。
カメラマンを持ち込みにすると、ほとんどの場合に持ち込み料がかかってくるので忘れずに確認しましょう。
Point 3 撮影に制限がある
持ち込みのカメラマンには撮影の制限があります。
ブライズルームや祭壇での撮影ができなかったり、挙式中は立ち歩くことができないため席からの撮影になることが多いです。あくまで外部の業者であるので、カメラマンが自由に動き回って挙式の流れに支障をきたすことがあってはならないですし、もしカメラマンが無茶をして会場内の破損が起こしてしまうとお二人に責任が問われることにもなります。そのためにあらかじめ外部のカメラマンの行動が制限されているのです。
ここばかりは無理を通すことができないため、式場のルールのしっかりと理解した上で、外部のカメラマンに撮影を依頼しましょう。
Point 4 カメラマンの移動にかかる費用を把握しておく
外部のカメラマンに仕事を依頼する時に、必ず確認しておかなければならないことがカメラマンの移動にかかる費用です。
細かくいうとカメラマンの移動には、気をつけるべきポイントが二つあります。
一つ目はカメラマンの出張費です。東京で挙式を上げる場合、東京を拠点にしているカメラマンに依頼すれば出張費は発生しません。しかし、例えば埼玉を拠点にしているカメラマンに依頼するとなると、基本の撮影料金に交通費が上乗せになることがあります。さらに遠方のカメラマンに依頼をした時に、カメラマンが前日に現地入りする必要がある場合もあります。その際、カメラマンの宿泊費をお二人が負担する必要が出てくるので、遠方のカメラマンに撮影を依頼するときはココの費用を念頭に置きましょう。
二つ目は、挙式会場と披露宴会場が異なる場合のカメラマンの移動にかかる費用です。挙式会場と披露宴会場が同じであったり、近場であれば心配する必要はないのですが、会場が違うために電車やタクシーでの移動が必要になる場合は、必ず事前にカメラマンの動線とそれにかかる費用を確認しておきましょう。
外部のカメラマンに仕事を依頼するときは、カメラマンの移動にかかる費用に関して二つのポイントを押さえておきましょう。
Point 5 事前にカメラマンにイメージを伝える
どういった写真を撮って欲しいのかという要望をなるべくこまかく、事前にカメラマンに伝えておきましょう。
せっかく手間ひまをかけてお二人がカメラマンを手配したわけですから、カメラマンにおまかせというのは随分もったいないです。「ケーキ入刀の時は正面から撮ってください。」、「ゲストの写真も多めでお願いします。」といったように、カメラマンがイメージできるように詳細に伝えましょう。
加えて先ほど説明したとおり、外部のカメラマンは撮影場所に制限があります。事前にカメラマンが撮影可能な場所の理解をすり合わせておくことで、当日になって撮影ができないといったようなトラブルは防げると思います。
ぜひ撮影を依頼したカメラマンとの打合せの際に、忘れずに伝えておきましょう。
4 一生忘れられない写真を取るためのポイント
結婚式は一生に一度の機会。だからこそ結婚式の写真は、数年後に見返したときに家族が始まったスタート地点を思い出すきっかけとなるものであり、お二人にはぜひこだわりをもってもらいたいと思います。そこで一生忘れられない写真を撮るためのポイントが二つご紹介します。
Point 1 できる限り新郎新婦のこれまでの “背景” や “描く未来” をカメラマンに伝える
カメラマンと打ち合わせができる場合、新郎新婦のこれまでの人生経験や結婚する理由などの背景を細かく伝えましょう。
これを聞いて、「なぜカメラマンにそこまで伝えなければならないの?」と思うのかもしれません。これにはカメラマンがただ現場で起きていることを撮っているだけでは、かけがえのない写真を撮ることができるとは限らないという理由があります。
カメラマンがプランナーと同じ具合で新郎新婦の背景を理解していることで、お二人がなぜこの挙式スタイルを選んだのか、なぜこの演出を盛り込んだのかといった意図を汲み取った上で写真を撮ることができます。だからこそ、カメラマンもより心を込めて撮影に臨めることができますし、会場で起きるドラマを見逃さずに写真に収めてくれるはずです。
一生残る写真だからこそ、より良いものにするために、お二人の背景を解像度高くカメラマンに伝えてみましょう。
Point 2 写真を撮る目的を伝えた上で、撮ってほしい写真のイメージを伝える
なぜ結婚式の写真を撮るのかという目的を伝えてから、お二人が撮ってほしい写真のイメージを伝えましょう。
そもそもなぜ結婚式の写真を撮るのでしょうか?理由はたくさんあると思います。アルバムを作るため、遠方で実際に会場に来れない方に送る手紙に同封する写真のため、インスタグラムといったSNSで載せるためなど人それぞれたくさんあるはずです。この目的によってカメラマンの写真の撮り方が変わってくるため、必ず伝えましょう。
続いて写真を撮る目的を伝えたら、撮ってほしい写真のイメージを伝えましょう。
「誰とどのシーンを絶対に撮ってほしい」、「ゲストのこの人をこの角度で撮ってほしい」、「インスタ映えするように撮ってほしい」といった具合で、思いつく要望は可能な限り伝えきりましょう。先に写真を撮る目的を伝えている上で、細かい撮影のイメージを伝えることで、新郎新婦とカメラマンの認識にズレが起きることが無くなりますし、かなり満足のいく写真が出来上がるはずです。
この二つのポイントは式場カメラマンであろうと、持ち込みカメラマンであろうと関係ありません。
数年後、結婚式の思い出を振り返ることができるのが写真であり、だからこそお二人には素晴らしい写真を撮ってもらいたいと思います。
この二つのポイントを踏まえた上で、結婚式の写真にこだわってみましょう。
5 結婚式をトータルコーディネートするzero wedding
zero weddingでは、業界初の「プロデュース料金」と「アイテム原価」という料金システムを採用し、お客様が理想とする結婚式をとことん追求してしていきます。
少し解説させていただくと、全商品の原価をオープンにし、プロデュース料を明確に分けているため、アイテムの追加販売で利益を得る必要がありません。
これによりお客様には適正な価格で、本質的な結婚式の実現をご提供することか可能になりました。
さらに、アイテムの持ち込みに制約を設けていません。
新郎新婦が希望するアイテムを持ち込むことを推奨しており、それに合わせて新郎新婦の理想の結婚式づくりを徹底的にサポートしていきます。
お二人にとって本当に必要な提案をさせていただき、唯一無二の結婚式にすべくゼロからトータルコーディネートさせていただきます。
費用が理由で諦めるのではなく、費用にコミットしながらお二人にとって最高の結婚式をつくりあげていきましょう。
6 まとめ
この記事では、結婚式におけるカメラマンの持ち込みについて解説してきました。
ポイントをまとめると、
▼カメラマン持ち込みチェックリスト
□カメラマンの持ち込みは可能
□カメラマンの持ち込み費用相場は13万円
□写真のクオリティーを上げることができる
▼持ち込みカメラマンのメリット・デメリット
□料金が安い(メリット)
□希望のカメラマンを選択できる(メリット)
□事前に打ち合わせができるため、要望を伝えられる(メリット)
□撮影枚数に制限がない(メリット)
□持持ち込み禁止の式場がある(デメリット)
□式場の撮影スポットを知らない(デメリット)
□撮影場所に制限がある(デメリット)
▼カメラマンの持ち込みで気をつけるべき5つのポイント
□持ち込みができる式場なのか確認する
□持ち込み料がいくらかかるのか確認する
□撮影に制限がある
□事前にカメラマンの移動を把握する
□事前にカメラマンにイメージを伝える
▼一生忘れられない写真を一生忘れられない写真を取るためのポイント
□できる限り新郎新婦のこれまでの背景をカメラマンに伝える
□写真を撮る目的を伝えた上で、撮ってほしい写真のイメージを伝える
結婚式の写真は一生残るものだからこそ、こだわりがかなり強いと思います。
ぜひこの記事を参考にしながら、カメラマンの手配ならびに結婚式の準備を進めてみてください。
▼その他アイテムの持ち込みについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。