「貯金が無い状態での結婚って大丈夫なの?何にお金がかかるんだろう…」
「彼と結婚をするけど、私には貯金がない。彼の親にどう思われるんだろう…」
彼にプロポーズをされ、幸せの気持ちでいっぱい。でもそれと同時に心配なのは結婚するにあたっての必要な費用。女性が貯金0円で結婚するとなると、なんだか漠然と不安になってしまいますよね。実際、今の日本は賃金低下により貯金がない女性は珍しくありません。
そこでこの記事では、200組の予算が心配な新郎新婦を担当したウェディングプロデューサーが、結婚にかかる費用とそれぞれの節約の方法、今貯金がない状態で結婚をしている女性はどう工夫をしているのかを説明します。実際にかかる費用を把握することにより、彼とどこにお金をかけるのかの話が出来、今後の結婚生活に役立ててもらえると思います。
さらに、貯金がないと諦めてしまう結婚式を「貯金なし」の状態で挙げる方法もお伝えします。
今の貯金がないという漠然とした不安が払拭され、何にどれくらいお金がかかるのかが分かり、節約方法についても彼と話合うことが出来て 安心して結婚に踏み切ることが出来るでしょう。
この記事を読んで結婚に対する不安が払拭され、幸せな結婚生活を送れることを祈っています。
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1章 貯金なしで結婚した女性は5割!
貯金なしで結婚をしている女性はなんと「49%」もいらっしゃいます。
近年、賃金が低下しつつある日本では貯金がほとんどない女性は珍しくありません。
とはいえ、今は男性が結婚資金を全額負担するというケースは少ないです。”6~7割ほどを男性が負担する” もしくは “半々” ということもあります。
貯金が出来るまで結婚をしないのでは無く、貯金が無い中で費用をどう節約するかを話し合い、結婚をする夫婦が多くなっています。
2章 結婚に必要な費用と節約方法
それでは実際、結婚に何の費用がかかってどうすれば節約出来るのかを説明します。
結婚に必要な費用は以下の5種類です。
①「結婚指輪」にかかる費用と節約方法
[費用]
結婚指輪にかかる平均費用は「25万円」です。
結婚指輪は婚約指輪と異なり、男性が2本とも購入する場合やお互いに送り合うなど購入スタイルはカップルによって様々です。
環境や条件はカップルによってそれぞれ違うので、お互いが納得する方法がベストな方法でしょう。
ただ、婚約指輪を男性に買ってもらっているから結婚指輪は割り勘が妥当という考え方が一般的です。
[節約方法]
結婚指輪は手作りにすると節約が出来、相場はペアで15万円ほどです。
安い理由は以下の2つが挙げられます。
①デザイナー・職人・人件費がかからない
②広告費やテナント料がかかっていない
手作りの結婚指輪は決して品質が悪いわけではありません。
ハイブランドの指輪だとかかってしまう “百貨店へのテナント料金” や “広告費” の上乗せ分がかからない為、料金が抑えられます。
また、手作りにすることで「二人で作った過程」を大事に出来るのでおすすめです。
②「結婚式」にかかる費用と節約方法
[費用]
結婚式にかかる費用の相場は「362万円」です。
式に参列する人数平均66人で算出をしています。
結婚式では料理・ドレス・装花・写真や映像などにも費用がかかりますが、大きな割合を占めているのはゲストへの飲食費です。
他にもゲストに渡す引き出物も人数が増えるほど金額がかさみます。
結婚式ではゲストからお祝いとして「ご祝儀」をいただけるので、「自己負担金がいくらかかるのか」で考えましょう。
新郎新婦でどちらかが負担したケースは少なく、75%の新郎新婦が貯金やそれぞれで折半をしています。
あくまで二人の結婚式なのでそれぞれの招待人数ではなく、一緒に費用を計算することをおすすめします。
[節約方法]
結婚式で節約をする方法はいくつかあります
■結婚式の時期・日柄・曜日を調整する
■自分たちでなるべく手作りする
■持ち込みできるものは持ち込みする
■挙式スタイルを変更する
人気なシーズンを避けたり、アイテムを出来る限り持ち込みにすることによって結婚式の費用を抑えることが可能です。
また、キリスト教式から人前式にするだけで費用が下がったりもします。
節約する場合は結婚式のこだわりたいポイントだけをプロデューサーに伝え、出来る限り節約したいという希望を伝えましょう。
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③ 「新婚旅行」にかかる費用と節約方法
[費用]
新婚旅行にかかる費用の相場は「50万~70万円」です。
行き先が海外の場合の平均は66.2万円となります。
新婚旅行にかかる費用は「宿泊数」や「行き先」によって大きく変わります。
通常は結婚式後に行くことが多いですが特に時期に決まりはないため、結婚生活が落ち着いてから旅行に行く新郎新婦も増えています。
金銭的に余裕の無い場合は無理をせず、ある程度の貯蓄が出来てから計画を立てるのも、理想の新婚旅行を実現出来る方法です。
[節約方法]
新婚旅行を節約するには以下の方法があります。
■パックツアーを利用する
交通機関や宿泊先を個別で手配するよりも、パックツアーを利用するほうがリーズナブルに利用出来ます。
また、利用先によっては食事や観光地の優待券がつく可能性もあります。
早めに予約をすることにより「早割プラン」の適用が出来る場合もあるのでよりお得に利用することが出来ます。
■オフシーズンなどの安い時期を狙う
基本的に1月、2月、11月が旅行のオフシーズンになります。
夏休みやお盆等の大型連休を避けることにより、料金を抑えられます。
■旅行先を国内やアジア圏内にする
旅行先にそこまでこだわりが無い場合は、比較的低予算の国内やアジア圏内を旅行先にすることもおすすめです。
国外でもフィリピン、タイやマレーシアは物価が安く国内より費用がかからない場合もあります。
④「新居」にかかる費用と節約方法
[費用]
新生活にかかる費用の相場は「72万円」です。
主に新居を借りるときの初期費用や引っ越し代、家具・家電の購入費用です。
ふたりとも一人暮らしをしていた場合、1から全部揃える必要があるので、出費も大きい傾向にあります。
新居にかかる初期費用はどちらが負担する、という決まりはありません。
ほとんどの新郎新婦が折半にしていますが、場合によっては収入の割合に応じて負担する場合もあります。収入に差がある場合不公平に感じてしまうかもしれませんので折半が一番分かりやすくスマートです。
[節約方法]
新生活を始めるにあたっての節約方法は以下の方法があります。
■1人暮らしで使用していたものを使う
■必要か迷ったら新生活を始めてから決める
■必需品リストを作成し優先順位を決める
引っ越し当初に欲しい物をすべてそろえてしまうとかなりの費用がかかってしまいます。
既に持っているものは続けて使用し、必要か迷ってしまうものは新生活を始めてから本当に必要かどうかを検討しましょう。
⑤「出産」にかかる費用と節約方法
[費用]
出産にかかる費用の相場は「40万円~50万円」です。
病院や入院する部屋の種類(個室・大部屋等)によって異なります。
基本的に出産には健康保険が適用されないので妊婦健診や実際の出産には大きな支出が発生してしまいます。
[節約方法]
公的支援制度がいくつか用意されています。
それらをしっかり申請・受給すれば、貯蓄が少なくとも資金面では不安になるようなことはほとんどありません。
■出産育児一時金
被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽヘ申請されると1児につき42万円が支給されるもの
■出産手当金
出産手当金は出産日以前42日から出産日の翌日以降56日までの範囲内で、会社を休み給与の支払いがなかった期間を対象に支給されるもの
その他にも自治体によって支援制度が用意されている場合があるのでしっかりと事前に調べておきましょう。
3章 貯金なしの女性が結婚することは可能
貯金なしの女性が結婚をすることは可能ですし、実際に約5割の女性が貯金なしでも結婚をしています。
プロデューサーとして多数の新郎新婦様の相談にのってきた経験からしても、私も「貯金なしでも結婚をする選択をとった方がいい」と考えています。
理由としては大きく2つありますので、以下、参考にしてみてください。
理由① ライフプランが後倒しになってしまう
結婚を先延ばしにしてしまうと、当然出産も先延ばしになってしまいます。
ご自身のことはもちろんですが、お子様の育児には周囲の協力が必ず必要です。
協力が必要な親御さまの年齢も考えると出産は先延ばしにしないほうが良いでしょう。
理由② いつのタイミングでも費用への心配は尽きない
結婚はタイミングが重要です。
人生は何が起きるか分かりませんし、状況は日々変化していきます。
もし今お金のことが不安で結婚をせず時間が経つと、次の心配事が起きてしまいまた先延ばし…ということも起きかねません。
以下は、実際にあったお客さまの実例になります。
・コロナウイルスの影響で収入が少なくなってしまい、心配で結婚が先延ばしになった
結婚にはいろいろな不安があると思いますが、全てを解決してから結婚となるとタイミングを逃してしまい、ずるずると同棲生活が続き 次のタイミングを作ることが難しくなることも珍しくありません。結婚の意思を持ったタイミングで決断をすることが何よりも重要です。
まずは決断し、その後に彼と今後何にお金をかけるか話し合い、具体的に月々の貯金額を決めるなどして計画を立てて結婚生活を送っていきましょう。
結婚はあなた一人だけの問題ではありません。
迷いや不安は有ると思いますがそれは彼も同じことです。
意思を固め決断し結婚をした上で彼と一緒にふたりの生活のことに対して話し合い、解決をしていきましょう。
今が決断の時です。意思を彼に伝え共に人生を歩むことを決めましょう。
4章 貯金なしで結婚式を挙げる方法
結婚式に関しては貯金が貯まってから…と思っていると入籍から期間が空きすぎてしまいご祝儀を頂きにくくなってしまいます。入籍から半年以内が理想でしょう。
結婚式ではゲストから「ご祝儀」というお祝い金が貰えます。
ご祝儀を利用し結婚式を挙げることにより、貯金無しの状態で結婚式を挙げることが可能です。
貯金無しで結婚式を挙げる方法は以下の流れです。
STEP① 結婚式をご祝儀で挙げられるサービスを利用する
結婚式の費用をご祝儀で支払えるサービスを利用しましょう。
ご祝儀払いには「結婚式自体の費用がリーズナブル」だということと「費用を後払いできる」ことが必要になります。
プロデュース会社の場合、自社で式場を保有しないことで結婚式自体のクオリティはそのままに価格だけリーズナブルにすることが出来るのでオススメです。
▼「リーズナブル」・「後払い」両方を兼ね備えたプロデュース会社はこちら
STEP② 親からの資金、ご祝儀を計算し資金にする
結婚式をする時、大きく資金になるのは「親からの援助」「ゲストからのご祝儀」になります。
事前におおよそ貰える金額の計算をしておき、余裕をもった見積もり金額で結婚式を挙げましょう。
▼親からの援助金相場はこちらです
早めに招待するゲストを決め、予算を計算したうえで式場やアイテムを選びましょう。
STEP③ 持ち込みを活用して費用を節約する
結婚式で式場が販売しているアイテムは高額なものが多くなっています。
アイテムを手作りにすることにより料金が抑えられ、二人の思い出にもなるでしょう。
結婚式を終えた新郎新婦で節約出来たと感じるアイテムは以下のとおりです。
手間がかかっても自分たちで出来ることは自分たちでやることによって料金を抑えることが出来ます。
より詳細に節約術を見たい方は、こちらの記事も参考にして下さい。
▼参考記事
5章 zerokonなら「持ち出し費用0円」で理想の結婚式が叶う
これまでzerokonでは、5000組以上の新郎新婦さまに「自己負担0円」の結婚式をご提案してきました。
創業から11年間蓄積してきた独自の交渉力とノウハウを駆使して、単純に結婚式を安くするのではなく、品質を落とすことなく理想の結婚式の実現をお手伝いいたします。
また、費用が安心できるシステムとして、以下の3つの特徴があります。
「貯金が無いから妥協した結婚式しか挙げられない…」
「貯金が無いから結婚式は無しにしようかな…」
こんなお悩みがある方は、是非ゼロ婚をご活用ください。プロのプロデューサーが不安を徹底的に解消・サポートいたします。
6章 まとめ
ここまで読み進めていただきありがとうございます。
今回は貯金が無い女性の結婚に関してお話をさせていただきました。
要点をまとめると…
■結婚後にかかる費用を把握し、どこにお金をかけるか新郎とのすり合わせが必要
■結婚式は自己負担無しで挙げることが出来る
この記事を参考に結婚に対する不安が取り除けることを願っています。
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