「そもそも結婚式に演出って絶対必要?」
「できるだけゲストには負担をかけたくない!」
結婚式では会場が決まると、衣装やアイテムの他にどんな進行にするのか、余興や演出をいれるのか考えていく必要があります。
ただ、余興や演出は絶対にいれなければならないのか、やらなければならないなら、自分たちにはどんな余興や演出がいいのか、結婚式って一生に一回のことだからこそ、分からないですよね。
そこでホテルやゲストハウス、神社や料亭の結婚式まで手掛ける zero wedding の現役プロデューサーが
□そもそも結婚式に余興や演出は必要なのか
□ゲストの満足度があがる演出
について徹底的に解説します。
これまで数多くの演出の悩みを解消してきた実績と実際にプロデュースした5000組以上のデータをもとにお二人にとって意味のある演出のみでゲストに満足してもらえる結婚式にする方法をお伝えしていきます。
また、余興なしの結婚式で心配される間延びも事前に回避することが出来ます。
お二人にとって意味のある演出だけを凝縮し、演出を詰め込みすぎることもなく、ゲストに満足してもらえる結婚式の方法が分かります。
さらに現役プランナーが教える「余興なしの結婚式 Q&A」から、実際に余興なしの結婚式を挙げられた「新郎新婦のリアルな声」までたった4分で読める内容です。
ぜひ活用して結婚式の演出の悩みを解消しましょう!
「余興ゼロの結婚式を成功させる方法」をYouTubeで公開中!
1 余興は無しでOK。しかし演出は実は重要!
結婚式では「余興」と「演出」という2つの言葉があります。 この2つの言葉は少し意味合いが違います。記事を読む前に一度整理しておきましょう。
余興
会場を盛り上げるために行われる出し物のことで、主にゲストが行います。
例: ダンス、歌や演奏、ネタ など
演出
新郎新婦の想いを結婚式で表現するためのもので、余興よりもさらに広い意味で使われる言葉です。
「新婦のお手紙」など披露宴中の時間を使うものや、予めテーブルに設置しておくゲストへのメッセージカードのように時間をかけないものもあります。
1 余興と演出を区別して考えよう
上記で説明したように、余興と演出は全く意味が異なります。
だからこそ、人によっては異なる捉え方をしている事がよくあります。
親やパートナーに余興や演出の話をした際に、自分の希望が上手く伝わらない、相手と話が噛み合わないなどの状況にもなりかねません。
しっかりとお互いの余興と演出の捉え方をすり合わせ、その後に意見共有をすることが大事です。
2 余興なし」でもOKな理由
まず結論からお伝えすると、結婚式に余興はなくても全く問題はありません!
ここからは結婚式で余興をしなくてもいい2つの理由を解説します。
理由1 ゲストとたくさん関わることができる
余興は盛り上げることができる反面、長い時間を使ってしまいます。
披露宴の時間は基本的に2時間半で、例えばお色直しがあると30分はお色直しに時間がかかります。実質お二人とゲストが一緒に過ごせるのは2時間。ここに余興が加わると10分~15分ぐらい時間がかかり、ゲストとの時間がどんどん減っていきます。
お二人にとって余興をやる意味がないのであればもっと他の事に時間を使いましょう。
実際に結婚式の進行を一緒に考えていた新郎新婦さんからは、
「自分が参列した結婚式で、余興は楽しかったけど、新郎新婦と関わる時間が少なくて、ただ2人を見てるだけで寂しかったんです。だから、私たちはゲストと沢山関わる時間が欲しいんです。」
という声を頂いたことがあります。
余興は結婚式自体の盛り上げに時間を使う分、ゲストと関わる時間は減ってしまいます。せっかくお二人に会いに来たのに余興ばかりだと全然関われなかったとの声も。
ゲストの1番の希望は、新郎新婦と話したり、写真撮ったり、お二人と一緒に楽しむということをお忘れなく。
理由2 演出だけでも感動の結婚式を実現できる
「ゲストに喜んでもらいたい!」
その気持ちから余興を入れなきゃと思われている方も多いかもしれません。しかし、ゲストの満足度は盛り上がりだけで決まりません。
料理や引出物、ひとつひとつのアイテムでのおもてなし、新郎新婦の挨拶や手紙、ムービーといった演出だけでも十分にゲストを感動させる結婚式を実現することができるからです。
盛り上がりよりも、幸せそうなお二人の姿やそちらを微笑ましく見守るゲストの姿、皆が感動に包まれ涙されている姿が凄く印象に残っています。
3 結婚式に「演出」が必要な理由
先述しましたが結婚式には余興は必要なくてもOKですが、演出は必要不可欠です。
ゲストからこんな声を聞いたことがあります。
シンプルな進行すぎてお相手のことがよく分からなかった。正直、よくある結婚式って感じだった。
こういった「シンプルすぎる・普通すぎる」の原因は演出にあります。
結婚式は普段はなかなか伝えられない想いを伝えることが出来る大切な機会。そして演出は普段は伝えられない想いを伝える大きな役割を担っています。
人生には3つの節目があると言われています。
生まれる時。結婚する時。死ぬ時。
しかし、考えてみてください。生まれる時と死ぬ時は誰にも自分の想いを言葉にして伝えることはできません。
結婚式は一生のうちでもかけがえのない大切な1日なのです。
個人的に結婚式で一番大切なポイントだと思っています。後悔することがないように、誰にどんな想いを伝えたいか、是非ここはお二人でしっかりと話し合って下さい。
2 約6割のカップルが選ぶ余興なしの結婚式を徹底解説!
「結婚式には余興が当たり前」と思われている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。今や約6割のカップルは余興なしの結婚式を選んでいます。
余興なしの結婚式を検討するカップルからは、
余興は準備が大変そうだし、共働きだから余興まで準備する時間がない…。それにゲストへ頼むのは申し訳ないし、頼めるような人がいない。
といった声が多く聞かれます。
結婚式自体も少人数化し、親族のみの結婚式も増えつつあります。バブル時代の華やかさや豪華さをメインとした結婚式よりも、二人らしい結婚式やゲストへのおもてなし重視へと移り変わってきています。
そこでこの章では
□余興をしないメリットとデメリット
□余興なしの結婚式はどんな方にオススメか
をお伝えいたします。
1 余興なし結婚式の3つのメリット
メリット1 ゲストに負担がかからない
何よりのメリットはゲストにお願いしなくていいこと。余興は盛り上がる反面、せっかくの結婚式でゲストに負担をかけてしまうことも事実です。
余興をお願いすることで練習が必要になったり、衣装を準備しなければならなかったり、結婚式を盛り上げなきゃというプレッシャーを感じさせてしまったり。
余興の負担がないことでゲストもリラックスして結婚式を楽しんでいただけます。
メリット2 ゲストと過ごす時間が十分とれる
余興なしにすることでゆっくりお話する時間がとれます。
先述の通り、お色直しありだとゲストと過ごせる時間はたった2時間しかない場合も。余興を詰め込みすぎて
「ゲストと全然話せなかった、写真が撮れなかった」
ということにもなりかねません。余興がないことでゲストとコミュニケーションを取れる時間が多くなり、思わぬ想い出話に花が咲き、記憶に残る一日になりますよ。
メリット3 全参加者がゆっくりと食事を楽しめる
ゲストが結婚式でやっぱり楽しみにしていることがお料理!
しかし余興がたくさんあると「見ないと失礼だから…」と、料理を食べきれなかったという人もいらっしゃいます。
ゲストもお二人もせっかくならゆっくりと極上のお食事を楽しみたいですよね。そんな願いも余興なしなら叶えることができます。
2 余興なし結婚式の2つのデメリット
デメリット1 盛り上がりにかける可能性がある
余興は不要とはいえ、歌やダンス、ネタなどの出し物はやはり盛り上がるポイントになります。
大切なのはどんな盛り上がり方をしたいかです。
「みんなで楽しくワイワイ」という盛り上がりもあれば、新婦からの手紙や新郎スピーチで「感動に包まれる」といった盛り上がりもあります。
お二人がどんな結婚式にしたいのか、誰にどんな想いになって欲しいのかを明確にしておきましょう。
デメリット2 間延びしてしまう可能性がある
単純に余興をすべてなくしてしまうと、ゲストが手持ち無沙汰になってしまったり、間延びしてしまう可能性もあります。
実は「余興なしでも間延びしないコツ」があります。第4章でご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
3 余興なし結婚式がオススメの5つのパターン
ここまで「余興なし結婚式」のメリット&デメリットを紹介してきましたが、実際に「余興なし結婚式」がおすすめの5つのパターンを解説します。
①ゲスト全員との時間を多くしたい方
②親族のみ・少人数でアットホームにしたい方
③ゲストに負担をかけたくない方
④ゲストとのお食事をゆっくり楽しみたい方
⑤余興以外でやりたい演出がたくさんある方
主なポイントは「ゲストとどんな時間を過ごしたいか」によって決まります。せっかくの結婚式、お互いが大切にしたいゲストの顔を思い浮かべながら、余興をいれるかどうかを考えていきましょう。
3 余興なし結婚式を挙げた新郎新婦のリアルな声!
実際に余興なしの結婚式を挙げられた新郎新婦さまのリアルな声を聴いてみました!ぜひ参考にしてみてください。
1 余興なしでも最高の時間を過ごせた!(Kさん)
[余興なしにした理由]
余興をするなら友人とやりたい。でも私たちの場合は準備期間が短く、協力してもらう人にも負担をかけてしまうことになると考え、余興はなしにしました。
[当日の感想]
盛り上がるのかな、間延びしないかなと当日まで心配でしたが、ゲストからはたくさんの嬉しい言葉をもらいました!
▼ゲストからの感想
「素敵なお披露目会でした。手づくりの心暖まるおもてなしをしてもらった感じです」
「素敵なお披露目で楽しい時間を過ごせました」
2 シンプルな時間だからこそできた式(Fさん)
[余興なしにした理由]
自分も余興をお願いされることがよくあるので当日の緊張感が分かるんですけど、友人には当日は緊張してほしくないからお願いしませんでした。
[当日の感想]
ゲストからは「余興がない方がスッキリしてて良かったよ!」など、満足してくれてよかったです。
お料理も美味しく食べてもらえて、久しぶりに会う友だちとの時間を大切にすることができて大満足でした!
3 会話のきっかけがあった方がよかった(Gさん)
[余興なしにした理由]
親族だけのシンプルな食事会にしたかったからです。あとは夫が仕事が忙しく準備に手間暇をかけることが出来なかったので余興なしにしました。
[当日の感想]
当日は和やかに進みましたが、少し間延びしたかもしれません。何か一つ会話のきっかけになるような演出やアイテムがあればさらに良かったかなと思いました。
ただ、両親や祖父母には「和やかでよかったね!幸せそうだったね!」と後日言ってもらえたので、余興なしでもよかったのかなと思いました。
4 余興なしの結婚式!間延びを防ぐ3ヶ条
お伝えしてきたように、お二人が「どんな結婚式にしたいのか、誰にどんな想いを伝えたいのか」を考えた上で必要なければ余興なしで全く問題ありません。
ただ、結婚式で大切にするポイントをおさえずに余興なしにしてしまうと、間延びしてしまう可能性があります。
そこで、現場のプランナーも活用している「間延び防止3箇条」をご紹介します。
余興なし結婚式の間延び防止3箇条
1. 自由時間を30分はつくる
2. 演出を最低3つは入れる
3. 感動シーンを最低1つ入れる
詳しく解説していきますね。
1 自由時間を30分はつくる
ゲストと新郎新婦が自由に関われる時間を最低30分つくると間延び防止に近づきます。
ゲストはお二人に会いに来ていますので、新郎新婦と話したり、記念写真を撮ることが出来る時間をつくりましょう。
結婚式の時間はおよそ「2時間30分=150分」なので、ゲストが60人だとすると「ゲスト1人当たり2.5分」しかないんです。意識的にゆっくり楽しめる時間をつくりましょう。
お二人から積極的にゲストに関わりに行くのもポイント!式後に「あの人とは1度も話せなかった。」なんてことが起こらないようにしましょう。
2 演出を最低3つは入れる
披露宴中に時間を使う演出(例:新婦の手紙)でも、おもてなしグッズ (例:席札に手書きメッセージ) などのアイテム演出でもかまいません。
「盛り上がり」よりも「二人の想い」が伝わる演出を3つは組み込むとより素敵な式になります。
二人がメインの結婚式ではなく、二人らしさがあふれる結婚式はゲストの満足度も上がります。自分たちらしさをいかにアピールできるかがポイントです。
3 感動シーンを最低1つ入れる
ゲストの期待の一つには「感動的なシーン」は少なからずあります。
想いを言葉にして直接伝えるのは恥ずかしいという場合は、ムービーや手紙で伝えても、もちろん大丈夫。実は謝辞やスピーチなども感動するポイントだったりするんです。
「この二人の結婚式に、参加してよかった」とゲストもグッと来るようなシーンを意識していれてみましょう。
▼よろしければ、こちらの記事も参考にご覧ください
5 zerokon の現役プロデューサーが選ぶ!ゲストの満足度が上がる演出ランキング15選
ここからは余興なしの結婚式におすすめな演出ランキングをご紹介します。
実際に余興なしの結婚式をプランニングし、結婚式当日もオペレーションしてきた zero wedding の現役プロデューサーに
□ゲストの満足度が上がる演出
□実際のゲストの反応
を取材し、満足度が高い順にピックアップいたしました!
▼zerokon の現役プロデューサー
舩山 直人
プロデューサー歴:4年目
プロデュース実績:約110組
横田みのり
プロデューサー歴:3年目
プロデュース実績:約90組
石神 健矢
プランナー歴:3年目
プロデュース実績:約70組
船澤 千春
プランナー歴:3年目
プロデュース実績:約80組
小池 花三
プランナー歴:2年目
プロデュース実績:約30件
「余興はなし!でも何をしたらいい?」
「自分たちにおすすめの演出は?」
などなど、疑問や不安も一挙に解決いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
1位 | お越しいただいた皆様に感謝の気持ちを。席札の裏に「お1人お1人へのメッセージ」 |
2位 | 結婚式だからこそ伝えられる想いがある。「新郎の手紙」「新婦の手紙」 |
3位 | 新郎新婦が行う「親族紹介」 |
4位 | やっぱりゲストは2人と写真が撮りたい。「フォトラウンド」 |
5位 | 1日のダイジェストが結婚式の最後に流れる。「当日編集エンドロール」 |
6位 | ご両親にとっては子育ての卒業式。「子育て感謝状」 |
7位 | 結婚式はお互いの相手のことを知ってもらうチャンス!2人を紹介する「アルバム」や「プロフィールムービー」 |
8位 | お父様から新郎様へバトンタッチの瞬間を。「バージンロード風再入場」 |
9位 | ありきたりな物ではなく2人だからこそ贈れるギフトを。「こだわりの引出物、引菓子、プチギフト」 |
10位 | いつもお世話になっている方に日頃の感謝の気持ちを込めて。「サンクスバイト」 |
11位 | 結婚式に参加したみんなで一つのカタチとして残せるモノをつくる。「ウエディングツリー」や「ウエディングドロップス」 |
12位 | 大切な人との「サプライズお色直し退場」 |
13位 | お誕生日や記念日の方をみんなでお祝い!「ケーキバイト」や「メッセージプレート」 |
14位 | ご両親も号泣。「両親とのファーストミート」 |
15位 | 音楽に想いをのせて。「こだわりのBGM」 |
【1位】お越しいただいた皆様に感謝の気持ちを。席札の裏に「お1人お1人へのメッセージ」
お越しいたただく皆さんに想いを伝えたいというお二人にオススメ。
メッセージをきっかけに、新郎新婦席にお礼を言いに来てくれたり、昔話に花が咲いたり。もちろんお持ち帰りいただけるので、その日1日だけではなく、カタチとして残る思い出に。
メッセージを見つけた時に思わずほっこり。お二人の心温まるおもてなしにゲストも自然と笑顔になっています。
【2位】結婚式だからこそ伝えられる想いがある。「新郎の手紙」「新婦の手紙」
結婚式の最後によく入っている新婦からの手紙。結婚式のクライマックスを飾る、重要な演出です。
そもそもなぜ新婦からのみなのか
と言うと、昔は、新婦は自分の「家」を出て相手方の「家」に入る。という結婚観から「別れの挨拶」をするためだったのでは?と言われています。
ただ現在では結婚観も変わり、「感謝を伝える手紙」として新郎が手紙を読むことも全く問題ありません。
新郎の手紙を読むタイミングとしては、新婦の手紙の前でもいいですし、新郎謝辞の中に新郎からの手紙を織り交ぜる方も多いです。
手紙って、普段なかなか家族に書くことはないかと思います。ましてや、それを声に出して読む経験はほとんどなかったと思います。
結婚式では、そんな日頃伝えられない想いを自分の言葉で声で伝えることができる。そのような機会とも私は考えています。
まさかあると思っていなかった演出に新郎の親御様もとっても喜ばれてます!
【3位】新郎新婦が行う「親族紹介」
親族のみの結婚式の際にオススメ!
通常挙式の前や、挙式の後に、新郎新婦は同席せずに行うことが多い親族紹介ですが、親族だけの結婚式の場合は披露宴中に親族紹介を入れてもOK。
結婚式では、お相手側とは初対面もしくは会うのは2回目といった親族も多く、親族紹介は緊張してしまう…という人も少なからずいるはず。
こちらの親族紹介だと二人からの紹介のため、親族の負担も少なく、新郎新婦は前もってしっかりと準備ができるため、より詳しく親族とのエピソードなども交えながら紹介することが出来ます。
お相手側のことをより知ることができ、アットホームな和やかな雰囲気を演出することができます。
しかし、しきたりを大切にする家庭によっては、披露宴の前には親族紹介を済ましておかなければならないところもあるので親御様には確認をとっておきましょう。
名前だけではなく、小さい頃のエピソードなどもあり、ゲスト様も和やかな雰囲気でリラックス出来たようです。
【4位】やっぱりゲストはお二人と写真が撮りたい。「フォトラウンド」
ゲストの声として多く上がるのが、「新郎新婦と写真が撮りたい!」
ゲスト数が多かったり、余興や演出が盛りだくさんだと、お二人と写真を撮る時間がなく、せっかくのお二人の結婚式に来たのに写真が撮れなかったなんてことも。
そこで、こちらからゲストと写真を撮る時間をあらかじめ用意しておくのも一つの手段。必ず全員とお写真が撮れ、コミュニケーションをとれるのでこれも人気の演出です。
【5位】1日のダイジェストが結婚式の最後に流れる、「当日編集エンドロール」
挙式から主にお色直し入場までの撮影をまとめ、披露宴の最後に流すムービーを当日編集エンドロールムービーと言います。
撮って出しといい、当日撮った写真や映像が披露宴の最後にはムービーになっているので、すごい!と驚いてくれるゲストもいますし、当日のゲストの姿や表情も写っているのでゲストも一緒に盛り上がれます。
また、映像会社によっては音楽に合わせて写真や映像をチョイスしてくれ、ゲストみんなが涙するような感動のムービーになることもあります。
また、挙式は神社やチャペルで親族のみで行った場合は、披露宴のみのゲストにも挙式の様子もご覧いただけるのでオススメです。
当日の様子が式の最後には映像となっていることにビックリされる方も多いです!そして自分の名前や映像が出てくるとゲスト様も嬉しそうな様子でご覧になってます。
【6位】ご両親にとっては子育ての卒業式。「子育て感謝状」
結婚式の最後にお手紙を読んだ後に行うことが多い、今までの感謝の気持ちを込めたご両親へのプレゼント。
ここの内容には全く決まりはなく、お花が好きなお母様に花束を渡されるお二人もいれば、子育てを終了しこれからはお二人の時間を大切にしてくださいという想いを込めてペアの旅行券やディナー券をプレゼントされる方もいます。
その中で印象に残っているのが、子育て感謝状。
お二人の結婚式は言わば、ご両親の子育て卒業式。手作りの感謝状は、娘や息子が無事に一人前に育ち結婚するという嬉しい気持ちと、自分たちから少し離れていってしまうような寂しい気持ちとが入り交じるご両親にとって、いい節目の機会ともなっていました。
【7位】結婚式はお互いの相手のことを知ってもらうチャンス!お二人を紹介する「アルバム」や「プロフィールムービー」
実は「結婚式でゲストが楽しみにしていること」としてよく聞くのが
□お相手の顔や人柄
□お二人の出会いや理想の夫婦像
であり、結婚式は相手側のゲストにも自分を知ってもらうチャンスなのです。
当日何かをしなければならないこともなく、事前にしっかり準備が出来るので、当日みんなの前で何かをするのはちょっとというお二人にもオススメ!
若い頃のご両親のお写真などで会場がわっと盛り上がることも。
【8位】お父様から新郎様へバトンタッチの瞬間を。「バージンロード風再入場」
神前式などバージンロードをお父様と歩けなかった方にオススメ。
入場やお色直し再入場の際にお父様と新婦様で入場し、お二人の席の前で新郎様とバトンタッチ。人生の節目の瞬間に会場内も感動に包まれます。
娘と一緒にバージンロードを歩き、新郎に娘を託すのは、お父様にとっても夢かもしれません。
お父様から新郎へのバトンタッチは会場全体が感動のシーンとなりました。
【9位】ありきたりな物ではなくお二人だからこそ贈れるギフトを。「こだわりの引出物、引菓子、プチギフト」
実はゲストが楽しみにしていることが、引出物などのギフトですが、結婚式にたくさん招かれる世代からは、
「同じものばっかり溜まっていく…」
「カタログギフトばかりで、もう何を頼めばいいか分からない…」
といった声も。結婚式ではアイテムひとつひとつがお二人の結婚式を創りあげています。
お二人だからこそ贈れるギフトを選んでみてはいかがですか?大切な人を想って選ぶことが相手にも想いが伝わるポイントです。
【10位】いつもお世話になっている方に日頃の感謝の気持ちを込めて。「サンクスバイト」
結婚式でよく聞くファーストバイト。
新郎から新婦へは「食べるものに困らせない」という想いを、新婦から新郎へは「一生美味しい食事を作ります」などの気持ちを載せて。
これからの結婚生活を豊かなものにするという気持ちや意志が込められている素敵な演出ですが、ゲストの前でするのは恥ずかしいといった方も多いかと思います。
そんな時にオススメなのがサンクスバイト。
今までお世話になった方々に、感謝の気持ちを込めて新郎新婦様がケーキを食べさせてあげる演出のことです。感謝の気持ちも伝えることが出来ますし、サプライズにするとゲストもワクワク、会場のみんなで掛け声なども入れるとより盛り上がるポイントになります。
【11位】結婚式に参加したみんなで一つのカタチとして残せるモノをつくる。「ウェディングドロップス」や「ウェディングツリー」
□ウェディングドロップス
さまざまな形のチップ(ドロップス)にゲストから署名やメッセージを記入してもらい、そのドロップスをフレームに入れて完成させるアイテムです。
結婚式に集まってもらったみんなで何か一つものをつくるというのはなかなか出来ません。結婚式はカタチとしては残りませんが、これはカタチとして残すことが出来ます。
アイテムとしても可愛いので新居に飾ったりすると、見返す度に結婚式のことを思い出し初心を忘れずにいつまでも過ごしていけそうですね!
□ウエディングツリー
枝だけが描かれた木の絵に、ゲストのフィンガースタンプ(指印)とお名前のサインを 書いてもらうことによって完成するゲストと一緒に作り上げるウェルカムアイテムです。
指印には、お二人への祝福と結婚の承認の意味があり、結婚証明書として人前式などで取り入れられることも多くなりました。
最近ではお二人にちなんだイラスト(例:ウェディングフィッシュやウェディングバルーン)にする方も多くいます。
また、いろんな色のスタンプを準備し、一つひとつの色に意味を付け、ゲストに色を選んでスタンプしてもらうといったものもあり、後から見返した時にも楽しめるアイテムです。
【12位】大切な人との「サプライズお色直し退場」
お色直し退場はお二人の大切な人と関われる重要なチャンス!
写真にもしっかり残せますし、選ばれたゲストはお二人に選んでもらえたことが心から嬉しいはず。兄弟や姉妹、一番の親友、親のように可愛がってくれたおじいちゃん、おばあちゃんと退場される方もいます。
お二人にとって特に想いを伝えたい方、そして挙式や披露宴の他の演出で出番がない方にお願いするのがオススメです。
【13位】お誕生日や記念日の方をみんなでお祝い!「ケーキバイト」や「メッセージプレート」
新郎新婦が主役の結婚式にその日が誕生日や記念日なゲストをお祝いする演出です。本人もまさか自分がお祝いされるとは思ってもいないはず。
自分の誕生日や記念日を覚えていてくれていたこと、お二人の結婚式でお祝いをしてくれたこと、お二人の心遣いと想いが伝わり、より嬉しいはず。
想像していなかった驚きと、お二人の気持ちに感動し涙するゲスト様も。
【14位】ご両親も号泣。「両親とのファーストミート」
ファーストミート。
この言葉自体は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。新郎新婦が別々に準備をして、挙式の直前にお互いの姿を披露することをさします。
今回オススメするのは「ご両親とのファーストミート」です。
一般的な流れでは、新郎のご両親とは結婚式本番。新婦のご両親とは挙式のリハーサルで初めてお会いすることがほとんどです。そのため、お二人の晴れ姿をみたご両親の感想等をゆっくりと聞くことは難しいのが現状です。
ただ、ご両親は誰よりも息子、娘の晴れ姿を楽しみにしていらっしゃいます。
晴れ姿を見るその瞬間をしっかりと時間を取って、感想を聞いたり、その際に一言感謝の気持ちを伝えたりするだけでも、あっという間過ぎていく結婚式の一日がより意味深いものになるはずです。
【15位】音楽に想いをのせて。「こだわりのBGM」
音楽は結婚式の雰囲気を決める重要なポイント。
ただ、好きな曲を流すだけではなく、お二人の思い出の曲や、ゲストとの思い出の曲、学生の頃の懐かしの曲などにして、選んだ理由をプロフィールブックやリストに記載したり、司会者からアナウンスを入れてもらったりすると、よりひとつひとつのシーンを色鮮やかに彩ってくれます。
よく新郎新婦様から「余興ってした方がいいんですか?」って聞かれるんですが、僕は余興なしで全く問題ないと思ってます。
そうだね、逆に受付のお礼をお二人から直接渡している新郎新婦さんや、お二人からゲストに会いに行って話す方やゲストから直接手渡しでプレゼントを貰ったり、時間をゆったり使えるからゲストも楽しそうだよね。
余興なしでも時間が余ったりすることはめったにないですし、今回ご紹介した演出を一つ入れるだけでもかなり充実した結婚式になるのでぜひ参考にしてみてほしいですね。
6 余興なし!それでもゲストが大満足する結婚式が叶う zerokon
これまで5000組以上の結婚式をプロデュースてきた会社が運営する zero wedding は、その60%以上もの結婚式が余興なし。
お二人の想いを引き出し、あらゆる演出のノウハウでサポートすることでゲストが大満足の結婚式をつくります。
そしてお二人が本当に大切にしたいことが伝わる結婚式を叶えます。
そのためにはまず、
□どんな結婚式にしたいか
□誰にどんな想いを伝えたいか
このふたつを考えるところから始めましょう。
zerokon では、必要であればお二人の生い立ちからお伺いします。どんな結婚式にしたいのか、誰にどんな想いが伝わる結婚式にするのかを一緒に考えて、完全オリジナルな進行表として表します。
ゲストに満足してもらえる、お二人の想いを大切にした結婚式をぜひ zerokon をご活用ください。
7 まとめ
ここまで記事を読み進めていただきありがとうございます。
今回は結婚式の余興や演出についてご紹介してきました。ここまでのポイントをまとめると
- 「余興」は不要だが「演出」は必要
- 間延びを防ぐには「自由時間、最低3つの演出、感動シーンを1つ」
- お二人ならではの結婚式が叶うところを選ぶ
結婚式に余興はなくても全く問題ありません!
自分たちが本当に大切にしたいことが伝わる演出を選んで、理想の結婚式を叶えてください。
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