予算内でこだわりがぜんぶ叶った大満足の結婚式でした

「費用をできるだけかけずに、でもいい結婚式がしたかったんです。」

結婚式は費用をかけずにやりたいと思っていました。

だからもともとは、1.5次会のような会費制のパーティーを中心に考えていたんです。ゼロ婚に出会うまでは、ご祝儀制の結婚式って自己負担がかなり大きくなるイメージがあり、これからの結婚生活のことを考えると結婚式以外にも費用が必要になる場面が想像できたからです。

ただ、せっかく結婚式を開催して大切な家族や友人を招待するなら、カジュアルな式場ではなんだか物足りないようにも感じていました。

ゼロ婚で挙げようと思った決め手は何でしたか?

クオリティを落とさずに、自己負担が抑えられる提案をしてもらえたからです。プランナーの竹村さんの提案もあり、ほんとにリーズナブルな価格で結婚式ができると思いました。費用に対して高い納得感を持てたんです。

初めてゼロ婚に相談しに来たときに、担当プランナーの竹村さんの提案で「私たちは会費制じゃなく、ご祝儀制の挙式披露宴を行うスタイルが合うんだ」と気づかせてもらいました。もともと「ご祝儀制にすると自己負担金が大きくなりそう」という考えから1.5次会を考えていた私たちは、実際に会費制とご祝儀制で費用を比較していただけたことで、安心してご祝儀制に切り替えることができました。私たちのイメージに合う「かっちりした雰囲気のレストラン」を選ぶと、会費制では予想以上にお金がかかることまでリアルにわかったんです。

さらに、見積もりを作っていく過程で、私たちにとって必要なものとそうでないものをプロの目線からはっきり伝えてくださったことも大きかったです。結婚式は契約をしてから打合せでどんどん費用が値上がっていくという話も聞いたことがありましたが、見積もりを作っていく過程で竹村さんは不要なものは「不要だ」とはっきり言って下さり頼れる存在でした。

また「なぜ一般的な結婚式と比べてゼロ婚はこんなに安いのか」も不安要素の1つでもありました。安さの理由やその具体的な仕組みまで、詳しく説明していただけたので、リーズナブルな価格でも高い納得感と安心感がもてました。

お二人の結婚式のこだわりは何でしたか?

準備を進めていく中で特にこだわったのは「わたしたちの個性が出る部分」です。

衣装・お花・テーブル装飾・招待状・ギフトなど、1つ1つのアイテムを自分たちで選ぶことができ、持ち込みも0円のゼロ婚だからこそ、妥協せず満足いく結婚式をつくれたと思います。

衣装はかなり重視しましたね。最終5店舗をまわり、かなりの着数を試しました。インスタグラムを見ながらどんなスタイリングにしようか考え、私たちそれぞれの良さ・個性がでるような衣装を探し求めていました。

結婚式当日、特にゲストから嬉しい言葉をもらえたのはお色直し後の衣装です。「洋装✕和装」という意外な組み合わせをしながらも、私たちの個性が表現できるコーディネートができました。

私はよく友達から「和装が似合いそう」と言われていたし、新郎は普段からもブラウンの服をよく着ていて、タキシードなんだけどどこか普段の雰囲気も感じられるような、ふたりの「良さ」が生かされたスタイリングをみんなに褒めてもらえてすごく嬉しかったです。

お花屋さんと直接相談もできて、当日は理想通りの空間を作っていただきました。

お花を使った会場の装飾にも強いこだわりがありました。ふたりの記念日には必ず新郎が花をプレゼントしてくれるので、花は私たちにとっての幸せで、日常の1つでもあります。

お花の色は「黄色」か「オレンジ」と決めていました。

元気が出るいちばん好きなカラー、さらにもともと秋の結婚式を予定していたので季節にも合う色にしたいと思っていたからです。

結婚式当日を迎えるまでの打ち合わせは大変なこともありました。花材は数えきれないほどの種類があるし、費用もかなりかかってきます。フローリストさんとも直接相談させてもらいました。私のこだわりを形にするために何度もやりとりを重ねてご提案してくださったり、演出の1つとしてゲストに花を飾ってもらおうと思っていたのですが”花瓶への差し込みやすさ”など細部まで考えた提案もしていただきました。

正直、実際に完成形を見るまでは「本当にイメージ通りのものができるのか」不安もありました。ただ結婚式当日に会場内を見た瞬間、その不安は喜びに変わりました。私がイメージしていたものがしっかり再現されていて「ああ、プロのみなさんにお任せしてよかったな」と心から思ったんです。

結婚式のコンセプトは「flower market」に決めました。プランナーの竹村さんから提案をしていただいたこのコンセプトは『何気ない日常にあるささやかな幸せを大切に』というメッセージがこめられた、私たちが心から大事にしたいと思えるものになっています。

このコンセプトは、フランスの文化にインスピレーションを受けてできたものです。フランスの街中にはフラワーマーケットが並び、なんでもない日に花を一輪買ってプレゼントする風趣があるんです。

新郎が記念日はもちろん、なんでもない日にでも花をプレゼントしてくれるのが私たちの日常で、いつも幸せを感じる瞬間です。この先もそうやって日常に一輪の花をプラスして小さな幸せを感じていきたい、これが私たち家族が大切にしたい価値観です。

さらに「結婚式では日常の小さな幸せをゲストにも感じてほしい!」「結婚式がゲストの人生を彩るエッセンスになってほしい!」という思いもありました。だからコンセプトを活かした演出の1つとして、受付にフラワーマーケットを作るのはどうかと提案していただきました。

ゲストには受付から一輪の花を取ってもらい、テーブルの花瓶に生けてもらいます。「どんな花を選んだのか」ゲスト同士も自然に会話が広がり、さらに花瓶を持ち帰ってもらうことで結婚式後にはまた別の花が生けられていく…。「ふたりの結婚式が未来につながっていく」という提案は私自身とても胸が高鳴りましたね。

結婚式を終えていかがでしたか?

結婚式を開催してほんとうによかったです。「緊張するかな?」「どんな1日になるんだろう?」と前日まで不安に思っていた気持ちも、挙式場の扉が開いてみんなの声を聞いた瞬間、一気に楽しさに変わっていきました。

結婚式の終わりにはゲスト1人1人を見送りながら、いろんな感情がこみあげたんです。「きてくれてありがとう」という感謝の気持ちや「無事に開催できてよかった」とほっとする気持ちが大きかったですね。

そしてやっぱり、ゲストに娘を見てもらえた喜びは何より大きかったです。家族3人で挙げられたことであたたかい結婚式になったなと思います。将来娘が大きくなったら、写真を一緒に見ながらいろんな話をしたいと思っています。

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