「結婚式の日取りの決め方が分からない」
「最適な結婚式の日取りの決め方は?」
いざ結婚式の日取りを決めようとしたものの「日柄などは知っているけど結局結婚式の日取りの決め方はどうすればいいの?」と悩まれている方はたくさんいるのではないでしょうか。
今回この記事では、これまで5000組以上の結婚式をプロデュースしてきた私たちが「最適な結婚式の日取りの決め方」について細かく解説していきます。
この記事を最後まで読み終えれば「結婚式の日取りの決め方の手順やポイント」から「日取りの決め方の注意点」や「日取りによる費用の違いの知識」まで身に付けることが出来ます。
それらの知識が身につけば結婚式の日取りの決め方についての不安がすべて解消でき、結婚式の日取りを家族と話し合えますし、友人に結婚式の日取りの決め方について質問されても答えられます。
結婚式の日取りの決め方で迷われている方はこの記事が必ず役に立つと思いますので是非参考にしてみてください。
結婚式の日取りの決め方で迷われている方はあなただけではありません。
どの様な事から検討し決めていくべきなのかをイメージしながらこの記事を読んでいただけたら幸いです。
1章 【結婚式の日取りの決め方:手順①】大まかな時期を3つのポイントから決める
結婚式の日取りの決め方の流れはご存じでしょうか?
結婚式の日取りの決め方にはいくつかのパターンがありますが、そのほとんどが下記の手順で日取りを決めていきます。
① 開催『月』(大まかな時期)を決める
② 開催『日』(日取り)を決める
この章では、①の開催『月』(大まかな時期)の決め方について説明させて頂きます。
そもそもなぜ開催『月』(大まかな時期)から決めるのかというと、日付から先に決めたとしても既に予約が入ってしまっていた場合、「また日取りの考え直し…」となってしまうからです。
そうならないように最初に開催『月』から決めていきましょう。
出来れば希望する開催月を2つ程度に絞るといいですよ。
開催『月』は「季節」「仕事の繁忙期」「入籍時期」の3つのポイントから決めることが出来ます。
読み終えたころには自分にとって最適な開催『月』の決め方が自然と分かるようになっていると思いますので、「まず何から始めたら良いか分からない!」という方ほど、ぜひご覧ください。
ポイント① 「季節」から決める
まず最初に紹介するポイントは「季節」です。
「季節」は春夏秋冬の4つのシーズンからの選択になるため結婚式の開催月を12ヶ月→3ヶ月に絞ることが出来ます。
結婚式における春夏秋冬は下記のように区分されます。
・春は 3~5月
・夏は 6~8月
・秋は 9~11月
・冬は 12~2月
それぞれの季節による結婚式の違いをご説明させていただきます。
○春…色々な花が咲く季節なので花が好きな方や桜などを背景に、春らしいロケーションフォトも撮りたい方にオススメです。
○夏…太陽がもたらす明るいイメージで、海・ヒマワリのイメージがあるのでそれらが好きな方にオススメです。
○秋…気候が一番安定していて、かつ紅葉がとても美しいので写真映えを狙いたい方にオススメです。
○冬…クリスマスをテーマに結婚式をしたいと考えている人にオススメです。
ポイント② 「仕事の繁忙期」から決める
2つ目のポイントは「仕事の繁忙期」です。
当日はもちろんですが、準備が佳境になる結婚式の1~2ヶ月前も仕事の繁忙期と重なると準備が大変ですのでその時期はあえて避けることをオススメします。
〇ゲストの人数が確定してからしか出来ないことが多い
・料理メニューの決定
・ペーパーアイテムの検討
・ゲストの宿泊手配
〇結婚式の日が近づかないと出来ないことが多い
・ヘアメイクリハーサルの実施
・持ち込み品の最終確認
・ご両親や必要ゲストに連絡…等
〇経理・営業の方は・・・決算や四半期目標の最終月などは多忙になる為避けましょう
〇教員の方は・・・年末度などは多忙&関わる人達が変わる可能性もある為避けましょう
ポイント③ 「入籍時期」から決める
3つ目のポイントは「入籍時期」です。
結婚式の日にちを決める際、多くの新郎新婦様が入籍してから1年以内に結婚式を挙げられます。その数は、なんと90%以上にも及びます。
実際にプロデューサーの観点からいっても入籍から半年以内のタイミングで結婚式をすることをオススメしています。
なぜなら親御様の世代は入籍とほぼ同じタイミングで結婚式を挙げられている方がほとんどなので、入籍から結婚式までの日程が離れていると親御様や親族の方から心配されてしまったり、日取りが決定した後に報告を入れた場合、最悪日程の決め直しをすることになりかねません。
よって入籍時期から半年以内(どんなに遅くても1年以内)の日程で結婚式を開催することをオススメしています。
ちなみに日取りの決め方には、1章で解説した3つのポイント以外に【費用】を軸に決める方法もあります。
例えば、以下のポイントで日取りを選ぶと費用を抑えることができます。
・閑散期を狙う
・仏滅を狙う
・平日を狙う
・結婚式までの期間を短くする
詳しくは、当記事の3章「日取りの決め方によって費用を平均33.7万円抑えることが出来る」で解説していますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
日取りの決め方についてもっと詳しくプロに相談したいと思った方は、お二人にとって最適な日取りから最適な結婚式までプロデュースしているzero wedding をオススメします。
2章 【結婚式の日取りの決め方:手順②】具体的な日取りを3つのポイントから決める
それでは続いて手順②開催『日』を決めるためのポイントを3つご紹介させて頂きます。
開催『日』の決め方は「曜日」「六輝」「記念日やお二人にまつわる日」の3つのポイントから決めることが出来ます。
これらのポイントから候補日を「4~8日程」に絞り、第1希望~第3希望まで優先順位をつけておくと良いでしょう。
ポイント① 「曜日」から決める
まず最初にご紹介するポイントは「曜日」です。
曜日を決めるだけで候補日をかなり絞ることができます。
例えば9月か10月の土曜日に挙げたい場合、具体的な日取りを8つに絞ることが出来ます。
以下の表を参考にして、どの曜日なら「お二人の都合が合うのか」「ゲストが参加しやすいのか」「最適な曜日はいつなのか」を決めていきましょう。
ポイント② 「六輝」から決める
2つ目のポイントは「六輝」です。
そもそも「六輝」とは『お日柄』を意味していて、日時・方位などの吉凶といった運勢などの一つで縁起を担ぐためにも「六輝」から決める方もいます。
お日柄を気にしない新郎新婦でも、ご両親や年配の方は六輝(お日柄)を気にする方が多いので要注意です。
それでは六輝表を参考にしてみてください。日柄の良い順番や内容、意味合いについても理解しておきましょう。
ポイント③ 「記念日など」から決める
3つ目のポイントは「記念日など」です。
「一生忘れられない日にしたい」「記念日をより特別な日にしたい」とおめでたい日にお二人の特別な記念日を選びたいという方もいます。
一生大切にしたい結婚記念日だからこそ結婚式の日取りを記念日やお二人にまつわる日にするのもオススメです
・11月22日(良い夫婦)、2月9日(肉の日)と語呂で合わせて決めるのも覚えてもらいやすいです。
・名前が「ハジメ」だから結婚式やその他記念日も各月の「1日」にされているという方もいらっしゃいました。
・お二人のラッキーナンバーで結婚式の日取りを決める方もいらっしゃいます
以上3つの結婚式の具体的な日取りの決め方を解説してきました。どれか一つでも取り入れることで結婚式の日取りをスムーズに決められるので、是参考にしてみてください。
【時間帯も重要】
遠方からのゲストがいる場合や二次会を行いたい場合は時間帯も重要なポイントです。
(例)
・移動時間の兼ね合いで朝が早すぎたり、遅いと自宅まで帰れない場合がある
・披露宴と二次会の間が空きすぎてしまう場合がある
時間によるトラブルを避けるためにもゲストのスケジュールを考慮すると良いでしょう。
3章 日取りの決め方によって費用を平均33.7万円抑えることが出来る
日取りの決め方によって費用が違ってくることはご存知でしょうか?
日取りによっては費用を平均33.7万円抑えることが出来、その抑えた費用を新婚生活や新婚旅行の費用に当てることが出来ます。
費用を抑えるポイントは下記の通りになっています
①「閑散期」を狙う
②「仏滅」を狙う
③「平日」を狙う
④「結婚式までの期間」を短くする
この章ではそれぞれ、『どこを狙ったらどのくらい費用を抑えられるのか』を解説していきます。
読み終えたころには「いつ結婚式をすればどのくらい費用が抑えられるのか」が自然と分かるようになっていると思いますので、「費用を抑えたいけど、どうすればいいの?」という方ほど、ぜひご覧ください。
ポイント① 「閑散期」に行うことで55万円安くなる
最初に紹介するポイントは「閑散期」に行うことです。
費用を抑えるために「閑散期」に結婚式を行うと55万円安くなる場合があります。
結婚式の閑散期といわれる夏と冬はオフシーズンといわれ結婚式をする方が少なく割引を得ることができ、人気の会場でも予約がしやすいというメリットがあるので閑散期での結婚式も検討してみましょう。
【割引理由】
・結婚式の閑散期と言われる夏か冬はオフシーズンといい結婚式をする方が少ないです。
・式場側としては夏や冬の結婚式の数を増やすために、春や秋と同内容のプランでも料金が低めに設定されていることがあります。
【割引額(事例)】
ゆんゆんちゃまさん 30代後半 挙式日2018年8月
約55万円の割引
・時期が8月のお盆ということで、披露宴会場の利用料や参列者のための宿泊費が通常と比べて大きく割引してもらいました。(出典:みんなのウェディング)
【こんな方へオススメ】
・費用を大きく抑えたい方
・夏や冬が好きな方
ポイント② 「仏滅」に行うことで40万円安くなる
2つ目のポイントは「仏滅」に行うことです。
費用を抑えるために『仏滅』に結婚式を行うことで40万円安くなる場合があります。
吉凶を判断する6つの日柄のうち「仏滅」に結婚式を上げると割引を得ることができます。
仏滅は六輝の中でも人気のない日柄なので会場の予約が取りやすいです。仏滅での結婚式も検討してみましょう。
【割引理由】
・「仏滅」は縁起が良くないとされ、あまり人気がないので式場側は予約が埋まりにくい「仏滅」に割引を用意しています。
【割引額(事例)】
ぴよのすけさん 20代後半 挙式日2019年7月
40万円の割引
・仏滅で40万円の値引きがありました。気にしない方は、あえてこういった日を狙うのもありかもしれません。(出典:みんなのウェディング)
【こんな方へオススメ】
・あまり日柄を気にされない親御様がいる方
ポイント③ 「平日」に行うことで20万円安くなる
3つ目のポイントは「平日」に行うことです。
費用を抑えるために『平日』に結婚式を行うと20万円安くなる場合があります。
平日に結婚式を挙げるカップルは少ないですが予約が取りやすかったり好きな日にちを選べたり、平日限定の割引プランがあります。
平日なので希望の日程が抑えやすかったり、宿泊先が空いている事が多いというメリットもあるので結婚式を挙げることが可能な方は「平日」での結婚式も検討しましょう。
【割引理由】
・人気のない曜日だからこそ、会場が空いていることが多いので会場が予約で埋めようと平日での割引やキャンペーンなどで集客をしていることがあります。
【割引額(事例)】
croissant523さん 30代前半 挙式日2021年4月
20万円の割引
・平日特典として会場費20万円分が100%割引になりました。(出典:みんなのウェディング)
【こんな方へオススメ】
・曜日にこだわりがない方
・仕事が平日お休みの方
ポイント④ 「結婚式までの期間を短くする」ことで20万円安くなる
4つ目のポイントは「結婚式までの期間を短くする」ことです。
具体的には結婚式までの期間を3~6ヶ月以内にすることで20万円ほど安くなる場合があります。
しかし期間を短くして「準備は間に合うの?」と気になりますよね。
結論、全く問題ありません。
人気のある式場は1年以上前から予約をする必要がありますが、実際に結婚式に向けて動き出すのは4ヶ月もあれば十分です。
結婚式までの期間を短くすることも検討しましょう。
【割引理由】
・式場としては式場が空いている日にお客様に予約をしてもらいたいという事情があるので、結婚式の予定日までの期間が短いほど、費用を抑えることができます。
【割引額(事例)】
ソラリクカイリさん
結婚式3か月前の予約で20万円安くなりました。(出典:みんなのウェディング)
【こんな方へオススメ】
・最近入籍されて、今すぐ結婚式をされたい方
以上、日取りの決め方によって費用が抑えられるポイントを4つ紹介してきました。
どれか1つでも取り入れることで費用を抑える効果がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
4章 結婚式の日取りを決める上での注意点3選
4-1 絶対に来て欲しい方の出欠確認は必ず申込前にしておくこと
絶対に来てほしい親族やゲストの方には出欠確認や当日の日程を申込前に確認しておきましょう。
おニ人の意見だけで結婚式の日取りを決めてしまうと、親族の方や絶対に来てほしい方があまり納得されなかったり、その日がすでに予定が入っていたりとなる場合もあります。
「この日に決めて結婚式場を予約したから」と報告したら、日にちや場所などを親族に反対されてキャンセルしなければならなくなったケースもあるので注意です。
申し込み後にキャンセルをする場合、申込金が返金されなかったりキャンセル料が発生したりすることもあるので本決定をする前に親族の意見は聞いておきましょう。
4-2 式場の空き状況はいつ埋まるか分からない
式場の空き状況は毎日更新されているのでいつ会場の予約が埋まるかわかりません。
希望の日取りで気に入った会場が見つかったのに「タッチの差で埋まってしまった…」なんてことがあった場合、せっかく決めた日取りを変えるか、もしくは会場を変えなければいけません。
式場の空き状況はいつ埋まるか分かりませんので仮予約をすることをオススメします。
仮予約とは約1週間ほど期間限定で式場を抑えられるシステムです。
出来る式場と出来ない式場がありますが、仮予約が出来るのであればぜひ活用したいシステムです。もしお気に入りの会場で希望の日時が空いているということであれば迷わず仮予約をしておきましょう。
「たった5分の差でさっきまで空いていた日時が埋まってしまった…」なんてことは多々あります。仮予約は無料のところが多いので是非活用してください。
4-3 台風や雪や雨が頻繁な時期だと交通機関が止まるかもしれない
油断大敵なのが「天候」です。台風や雪、大雨などで交通機関が止まると、参加予定のゲストは来られなくなります。そのような状況になった場合の対応についてプランナーに相談しておきましょう。
そうなった場合の対処法を教えてもらえたり、代案の提示もしてくれます。
不安な部分を少しだけでも取り除くにはプランナーに相談するのが一番です。
台風の多い9月や降雪量の多い2月、梅雨の時期である6月は天候面に注意し慎重に日取りを選びましょう。
5章 プロデューサーがお二人にとって最適な日取りをご提案する ~zero wedding~
結婚式の日取りは決められましたでしょうか?中には「日取りの決め方について理解はできたけど迷ってしまう」「特に日取りは気にしてないからプランナーに決めてほしい」という方もいるかもしれません。そんな方には日程や会場まで全てを親身になってゼロからおニ人と決めていくzero weddingをオススメします。
zero weddingでは「家族をはじめる場」として結婚式を大切にしています。
何のために結婚式を挙げるのか、なぜこの日を選んだのか、何をこれから大切にして生きていくのかを改めて考えることで「家族をはじめる覚悟」が生まれてくるはずです。さらに結婚式を挙げる本質的な目的が定まっていると、「どんな事を大切にしたいからこそ、その日を選んだ」という理由も見つかると思います。
何からはじめたらいいか分からないという方は、是非ともお気軽にご相談ください。
6章 まとめ
ここまで結婚式の日取りの決め方について解説してきました。
ポイントをまとめると
②開催『日』(日取り)を決める
③日取りの決め方によっては費用を大幅に抑えることが出来る
④結婚式の日取りを決める上での注意点
この記事で書かれている事をぜひ参考にしていただき「最適な結婚式の日取りはいつなのか」を、お二人同士や親御様と相談して決めていきましょう。
お二人にとって最適な結婚式の日取りを決められましたら幸いです。
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