「結婚式って、何で持ち込み料がかかるんだろう…?」
「式場に支払う持ち込み料って、結構高い金額なのかな…?」
「持ち込み料を払わずに好きなアイテムを持ち込む方法って無いのかな…?」
結婚式では手作り品などで自分達らしくオリジナリティを出そう!と胸をはずませながらいざ式場探しをはじめたのに、「持ち込み料」という言葉を目にして、不安な気持ちになったりしていませんか?
その他にも「結婚式では絶対に憧れブランドのドレスが着たい!」と持ち込みを検討していたのに、式場から「ドレスを持ち込む場合は ”持ち込み料が5万円がかかります” 」なんて言われてしまい、想定外のところで予算オーバーなんてことも…。
それでもどうにか持ち込み料を支払わずに「自分たちのこだわりアイテムを持ち込みたい」と思いますよね?
この記事では、これまで500組以上の「持ち込みを活用した結婚式」をプロデュースした私が、どうしても”結婚式の持ち込み料の負担を減らしたい時”の方法や、先輩夫婦が持ち込まれたアイテムトップ5、婚礼業界の裏側から見た持ち込み料の仕組みまで、惜しみなくお伝えします。
アイテムを持ち込みんだ際のイメージがつくだけでなく、”無駄遣いの無い結婚式”を行う方法が分かり、持ち込み料へのネックも解消されることでしょう。
他にも、実際にアイテムを持ち込みしたことで叶ったオリジナルウエディング事例や、費用を抑えるために持ち込みをしたいとお考えの新郎新婦様へ向けて、自己手配すべきでない3つのアイテムもご紹介をいたします。
持ち込みの方法や料金については色々と知識が必要だとお考えかと思いますが、安心してください。
この記事を読んで、お二人のオリジナリティ溢れる「こだわりも費用も妥協をしない結婚式」を作っていきましょう!
1 結婚式の持ち込み料の仕組み
持ち込み料は、式場の運営費確保のために式場としては請求せざるえない料金です。
式場側が持ち込み料を設定されているのには大きく2つの理由があります。
【売上の担保】
式場には、運営していくために「広告費」「人件費」「設備維持費」等の費用を賄う必要があります。
それを補うために、衣装・装花などのアイテム費用に上乗せをして生計を立てる状況です。
特に大手式場の原価率は約4割と言われており、アイテム会社から式場がアイテムを仕入れた後に約6割もの費用を上乗せしています。例を挙げると「4万円で仕入れたタキシードは10万円で新郎新婦へ販売している」ということになります。
自社のアイテムを使ってもらえないと勿論売上も下がるため、持ち込みをされると式場としては具合が悪いので「持ち込み料」という仕組みがあります。
【提携アイテム会社との約束】
ほとんどの式場には、建物の中に「衣装店」や「美容室」がテナントとして入っています。
これらの会社は、その式場で成約されたお客様の衣装や美容の発注は「基本的にテナントに入っている衣装店や美容室へ送客する」ということを条件にテナントを借りています。
式場側としては、毎月アイテム会社から入ってくるテナント料でも収益を担保しており、撤退されると大きな痛手となるため、アイテム会社との約束を破るわけにはいかない状況です。そのため、そもそも持ち込みNGとされている式場も多く存在します。
ただ、「持ち込みNG」とまでしなくても、万が一持ち込みとなった場合は「持ち込み料」を新郎新婦へ請求することにより、持ち込み料の一部を提携先のアイテム会社へお渡しすれば【アイテム会社】⇔【式場】の関係性も良好に提携を続けることが出来るという仕組みです。
式場やアイテム会社にとっては必要不可欠な料金だったとしても、
新郎新婦にとって持ち込み料は、「勿体ないお金」でしかないですよね?
この後、6章では「持ち込み料の負担を減らしたい時の方法」についても解説しますので、是非最後まで読んでください。
それでは、まずはアイテム毎の持ち込み料についてご紹介します。
2 結婚式の持ち込み料がかかりにくいアイテムとかかりやすいアイテム
持ち込み料が掛かりやすいアイテムと、持ち込み料が掛かりにくいアイテムには実はそれぞれ傾向があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
1 持ち込み料がかかりやすいアイテムは高単価商品
結婚式を挙げるために必要となる商品、例えば「料飲・衣装・美容・カメラ・装花・司会」などは、見積もりアイテムの中でも高単価で、このアイテムが無いと結婚式が成り立たない商品なので、こういったアイテムは既に式場が各アイテム会社と提携しており、新郎新婦にアイテムを持ち込まれると、「売上担保」「アイテム会社との送客の約束」に影響が出るため、持ち込み料が掛かりやすいです。
2 持ち込み料がかかりにくいアイテムは装飾品
ウェルカムボードや受付スペース、ゲストの待合スペースの装飾や、新婦が身につけるアクセサリー類の装飾品については式場側でのアイテム手配と管理に手間がかかるため、新郎新婦自身での準備を推奨している式場も多く持ち込み料は掛かりにくいアイテムです。
ただし、披露宴会場内の装飾については「メインテーブル装花」「ゲストテーブル装花」等の主な装花は式場の花屋へ注文したうえでのプラスαの装飾のみ持ち込み料0円と考えておいて下さい。
3 結婚式の持ち込み料相場
持ち込み料の金額が決まっておらず、「会場と要相談」というアイテムもあります。
ここは「婚礼のプロだったらOK」など、条件次第で持ち込みの承認が得られるケースがあります。
アイテム毎の「持ち込み料」「式場依頼の際の金額」「外注した際にの金額」細かい相場も見てみましょう。
1 衣装
※注意事項※
一番値段が抑えられる方法は「ネット手配」ですが、ネットでの手配は試着が出来ない為、ご自身の体にドレスのサイズが合わな…!?なんてこともしばしば。
特にドレスは本来、新婦のボディラインに合わせてミリ単位での補正を行うような実は繊細アイテムなため、衣装の決定前に試着は必ず行いましょう。
ちなみに、和装の場合はサイズの心配は必要ありません。新婦の体型に合わせて結婚式当日に美容師が着付けを行います。
2 美容師
※注意事項※
ヘアセット・メイク・着付けについては持ち込みの美容師さんへお願いすることができても、結婚式当日に終日新婦に付き添い、館内での移動のお手伝いや、挙式・披露宴中も新婦の身の回りのお世話を行う【介添え】だけは必ず式場へ依頼をしないといけないケースが多いです。
・【介添え】も持ち込み美容師への依頼でOKか?
・式場に必須で注文が必要か?
・必須の場合、介添え料はいくらか?
を事前にしっかり確認ください。
3 カメラ
※注意事項※
会場の動線や撮影スポットを知らないカメラマンだと、せっかくの撮影スポットでの写真を撮り逃すなんてことも…。外注カメラマンには必ず、事前の式場下見を行ってもらうようにしましょう。
4 装花
※注意事項※
生花の場合、外注の花屋が結婚式当日に式場まで搬入してくれるかどうかを確認するようにしましょう。
配達を行っていない花屋の場合、結婚式当日の朝に花屋までブーケを取りに行く必要が出てきたり、郵送のみ対応の花屋の場合は、「造花」でしか手配が出来ないケースもありますので、依頼前に確認が必要です。
5 司会者
※注意事項※
式場によって披露宴を進めるうえでのルールや手順は異なってきますので、その式場で過去に司会の経験がある方にお願いするのがベストなため、司会者の過去の経歴も参考に持ち込み司会者を探しましょう。
6 ギフト(引出物・引菓子・プチギフトetc…)
(割引ギフトを手配した場合)
※注意事項※
引菓子が定価から割引になっている際、「賞味期限間近」という可能性もあります。
万が一賞味期限が迫っている場合は、結婚式当日に司会者から「賞味期限が〇日のため是非お早めにお召し上がりください」と一言入れて頂くと安心です。
7 ペーパーアイテム(招待状・席次表・席札etc…)
※注意事項※
外注や手作りの場合、作成したメニュー表と実際出てくるメニューが違う!?なんてトラブルも起きかねません。ペーパーアイテムが外注の場合も、必ず印刷前には式場のスタッフへチェックをしてもらう様お願いをしましょう。
8 アクセサリー類
※注意事項※
アクセサリー類は式場によってはドレスのプランに含まれていますが、その場合外注しても割引にはならないため予め周知ください。
また、フリマサイト等で卒花が安くで販売していることも多いので、ドレスが決まったら早めに探し始めることがお勧めです。
9 映像(オープニングDVD・プロフィールDVD)
※注意事項※
DVDの持ち込み自体は無料ですが、プロジェクター・スクリーンのレンタル費用は必要となります。
また、式場で「プロフィールDVD」や「オープニングDVD」を注文すると、プロジェクター・スクリーン代が無料になる等の特典が付くケースもある為、どちらがお得になるか式場に確認のうえ外注の検討をしましょう。
10 会場・受付装飾
※注意事項※
受付装飾は基本的にはどの式場も持ち込み料0円ですが、会場内の装飾については制限がある式場がほとんどです。
例えば、食事に入る危険があるため「ドライフラワー」の装飾はNGや、火災の危険性によりキャンドルの火を長時間灯すのはNG等です。
持ち込み予定アイテムが決まったら、購入前にまずは式場へ装飾OKなアイテムか確認するようにしましょう。
4 先輩夫婦に聞いた持ち込みアイテムランキング
TOP5
ウェルカムボードを持ち込みで準備される新郎新婦様は約95%にも及ぶほど
結婚式を挙げるほとんどの新郎新婦様が持ち込みをされているアイテムでした!
それでは、なぜ持ち込みをしたのか?いくらで手配できたのか?等、実際の新郎新婦の声を聞いてみましょう。
1位 ウェルカムボード
式場にウェルカームスペースの装飾を依頼すると、数万かかると言われたのでウェルカムボードを自分で準備することにしました。
手作りする時間の余裕がなく、ネットで発注!
3,500円で手配出来たので、以外と手作りより安く準備できたんじゃないかと思っています。
参考サイト:https://www.creema.jp/listing/56
結婚の報告をした際に友人から、「ウェルカムボードは任せてくれ」と言われ、結婚式1ヶ月前にA2サイズの豪華なウェルカムボードをプレゼントをしてくれました!
お礼として3,000円程度の品をお返ししたので、そこに費用が少しかかっただけでとてもありがたかったです。
式場への持ち込み料もかかりませんでした。
2位 ペーパーアイテム
親族のみの結婚式だったので、15部だけ手配をしてかったのですが、業者に依頼する場合は印刷部数が少ないと、版下代という料金がかかり高くつくことが分かったので私達は完全手作りにすることにしました。
自宅で印刷をしたので、かかった費用は、招待状・席次表・メニュー表・席札全て合わせて1万円程でした!
持ち込み料はかかりませんでした。
参考サイト:https://www.piary.jp/paper/
最近は友人から届く招待状も、紙じゃなくてWEB招待状が増えてきていて、友人から「無料でできた!」と聞いたので、同じサイトを教えてもらいWEB招待状を送りました!
本当に無料でびっくりしましたが、手間も省けて、予算もかからなかったのでラッキーです。
参考サイト:https://platinumstyle-invi.jp/
3位 プチギフト
彼の地元である東京での結婚式でしたが、私の地元の香川の名品を何か取り入れたいと思い「おいり」をプチギフトとして持ち込むことにしました。
価格は1つ500円程度でしたので、式場にお願いした方がお安くすんだかもしれませんが、自分達らしいアイテムを取り入れる事ができたので、とっても満足でした。
参考:https://marche.sun-age.or.jp/user_data/originaloiri
式場側がプチギフトは持ち込み料無料でOKとの事でしたので、少しでもコストを抑えたく持ち込みをすることにしました。ネットで簡単に注文できて、定価の30%OFFとかで購入できたので、ばっりちコストを抑えることも出来ました。
4位 引出物・引菓子
とにかく費用を削減できる方法をプロデューサーさんに相談し、ギフトの持ち込みをする事にしました。
持ち込み料として、1セット300円という無駄なお金もかかってしまいましたが、引出物と引菓子は、式場では3,000円だったカタログギフトが2,500円で手配できたり引菓子も1,000円相当予定が、750円のアイテムを見つける事ができ、多少ですが総額の費用を抑える事ができました!
遠方のゲストが多かったため、お帰りの際の荷物にならない様ヒキタクを利用しました。
費用は、商品自体が低下より安くなっていたので、送料を込みで計算しても式場で注文するより1人あたり800円程抑えることもできました。
ゲストの自宅へ直送のため、式場には持ち込まずに済んだので持ち込み料もかかりませんでした。
ヒキタクは上手く持ち込み料を回避できる手配の仕方だと思います。
参考:https://www.piary.jp/weddinggift/set/wfd/
5位 ブーケ
結婚が決まった時から、母が「ブーケは私がつくる」と言ってくれていたので、持ち込みを前提に式場探しをしていました。
初めての来店の際、その背景もプランナーさんへ伝えると、「そういう事なら持ち込み料も頂きません」と無料での持ち込みも快く承諾くださりました。
式場と花屋さんとの打ち合わせでご提案頂いたブーケがどれもピンとこず、自分でネットで探して、理想のブーケが見つかったので持ち込むことにしました。
持ち込み料が1万円もかかり、式場に注文するよりも総額は高くついたものの、妥協せず、拘れたので後悔はなくとっても満足でした。
アイテムを持ち込みをされる新郎新婦の理由は【安く抑えたい】【拘りたい】と大きく2極化していることが分かりますね。
【拘りたい】が理由のアイテム持ち込みは、結果的には費用が高くなっているケースが多いようですが、それでも新郎新婦さまの満足に繋がれば、納得のいく結婚式になると思います。
5 持ち込むべきでないアイテムは「料理」「司会」「美容」
費用を抑えるためとはいえ、どんなアイテムでも持ち込んだほうが良い訳ではありません。
今からご紹介する「持ち込むべきでない3つのアイテム」を抑えておきましょう。
5-1 「料理」は持ち込みせず式場に頼むべき
実は結婚式での持ち込みが一番困難なアイテムが「料理」です。
料理やドリンク等の飲食物は、衛生上の関係で原則持ち込み不可とされることが一般的なため、そもそも料理を持ち込むことはできません。万が一、食中毒が発生した場合に式場側も責任を取ることが出来ない。という事が理由です。
そのため、安全に料理をゲストへ提供することを考えれば、式場へお任せすることがベストでしょう。
5-2 「司会」は持ち込みせず式場に頼むべき
司会者は、披露宴の流れの鍵を握っている重要な役割のため「式場の司会者」へお任せしましょう。
最も重要なことはスタッフとの連携です。
結婚式を定められた時間内に進めるにはスタッフとの連携が欠かせません。
万が一時間内に披露宴がおひらきに出来なかった場合は「延長料金」が発生するケースもあり、費用を抑えるために司会者持ち込みにしたのに結果的に式場から莫大な請求がくるなんて勿体ないですよね。
他にも、司会者の気をつけるべきポイントとして【忌み言葉】という、結婚式では言ってはいけない言葉というものもあります。例えば…「終わる、カットする、離れる、落ちる、去る、流れる、消える」などの別れを連想させる言葉や、「重ね重ね」や「しばしば」重ね言葉はNGとされています。
「アットホームな披露宴にしたいから。」とプロの司会者を依頼せず友人に頼んだ結果、友人にも準備の負担をかけ更には披露宴が時間内に収まらず延長料金まで発生…、なんてことにならないよう司会は式場の司会者へ頼みましょう。
5-3 「美容」は持ち込みせず式場に頼むべき
美容師は式場の美容師へお任せしましょう。
結婚式の美容師は技術の面も然る事乍ら、最も押さえておかなくてはいけないポイントが「時間との勝負」という事です。朝の支度はもちろん、特に「お色直し」の制限時間はとってもタイトな時間です。
約20分間の中で【衣装チェンジ】【ヘアチェンジ】【メイクチェンジ】まで行う必要があります。
ヘアメイクに時間がかかって披露宴中にゲストと過ごせる時間も短くなる、なんてことは避けたいですよね。
また、美容持ち込みの際に見落としやすいポイントが【介添え(アテンド)】という、花嫁のサポートです。式場によっては美容師が結婚式終日の新婦の介添えを担当するため、持ち込み美容師さんに婚礼の知識がなく介添えを行えない方であれば、結局は介添えを式場への発注が必要となり費用がかさむ可能性もありますので、美容師については、式場専属のプロの美容師にお任せすることがお勧めです。
6 結婚式の持ち込み料の負担を減らしたい時の4つの方法
持ち込み料の負担を減らし合い時にには、これからご紹介する4つの方法で「持ち込み料0円」を叶えることも可能です。
1 持ち込み料無料の式場を選ぶ
持ち込み料無料の定番といえば、やはり「プロデュース会社」の利用です。
「プロデュース会社」とは、自社会場を持たずにホテル・式場・レストランといった結婚式ができる様々な施設と提携をし、結婚式のプロデュースを行っている会社です。
また、最近は持ち込料無料を売りにしている式場も存在します。
持ち込み予定のアイテムがたくさんある場合は、こういったプロデュース会社や式場を探して賢く結婚式を挙げましょう。
2 式場と持ち込み料の交渉をする
交渉にはタイミングが重要です。交渉は必ず【成約前】に行いましょう。
「衣装とカメラは持ち込みを予定しているので、持ち込み料がかからない式場で結婚式を挙げたいと思っています」とストレートに伝えるのがオススメです。
実は、本来は持ち込み料がかかる式場でも、無料で対応してもらえるケースがほとんどです。なぜなら、式場としては契約をしてもらえないより、多少の売上が落ちても契約に結び付けたいという式場側の心理が働くからです。
何度もお伝えしますが、ポイントは交渉を行うタイミングは【成約前】であることが重要です。成約後に持ち込みたいアイテムが増え、式場へ相談しても式場側としては、持ち込みをOKにすることに何のメリットも無いため、従来通りの持ち込み料を請求されますので持ち込みの可能性が1%でもあるアイテムは、成約前に「全て」式場へ伝え、持ち込み料を無料にしてもらうよう交渉をしましょう。
▼交渉の際に値引きを相談することもできるので、こちらを参考にしてみてください。
3 外部業者に持ち込み料を負担してもらう
実は外注で注文をするショップが持ち込み料を負担してくれるケースもあります。
例えばドレスの持ち込みを行う際、本来新郎新婦が式場に支払うべき持ち込み料をドレスショップが負担をしてくれる場合もあります。その点を確認してから注文ショップを選ぶと、お得に持ち込むことも可能です。
4 ギフトは式場に持ち込まず、ゲストの自宅へ郵送(通称:ヒキタク)
引出物・引菓子・プチギフトなどのギフト類は持ち込み可能な式場は多いですが、1点につき500円など、個数単位での持ち込み料が発生します。
もし50個のギフトセットを持ち込む場合、【引出物1個:500円】【引菓子1個:300円】トータル40,000円もの持ち込み料がかかるという計算になります。
そのための対策として最近人気なのが「ヒキタク(ゲストの自宅へ直接郵送)」という方法です。
式場に持ち込む訳ではないため、持ち込み料は免除となるという仕組みです。しかし、「郵送料」は発生しますので郵送料か持ち込みどちらがお得かは比較のうえ決定ください。
7 持ち込みしたことで叶ったオリジナルウエディング事例
事例1 装飾品にこだわった結婚式
【持ち込みアイテム】
ウェルカムスペース装飾、新婦ウエディングドレス、ウエディングシューズ、ヘッドアクセサリー
ドレスに合わせたヘッドアクセサリーのデザインは新婦のオーダー品。
とことん拘ろうと思うと、やはり持ち込みが一番ですね。
ドレスの足元には「足袋」を合わせて、個性もしっかり出すコーディネート素敵です。
事例2 姉からの想いが詰まったブーケ
【持ち込みアイテム】
ウェルカムスペース装飾、ブーケ、引出物袋
ブーケはウエディングプランナーをされているお姉さんからのプレゼント品、想いが詰まったブーケです。
引出物袋は無印良品の「ジュートマイバッグ」を利用。1つ250円で価格もお手頃ながら、結婚式の後にもゲストはエコバックとしても利用できるためとっても便利で貰って嬉しいアイテムですね。
事例3 個性に溢れたおしゃれなドレス
【持ち込みアイテム】
ウェルカムスペース装飾、新婦ウエディングドレス、新郎タキシード、新婦カラードレス
ウエディングドレスは「メルカリ」で購入、カラードレスは新婦こだわりの「和ドレス」。他の人とは少し違う個性を出すため、ご自身で安くてお洒落なドレスをご手配されました。
費用を抑えることができ上に、新郎新婦の趣味や個性が出しやすいことが、アイテム持ち込みの強みですね。
8 zero weddingはアイテムの選択肢に際限がない
従来の結婚式は原価率4割と言われる程、結婚式場がアイテムを仕入れた後に約6割もの費用を上乗せしています。要は4万円で仕入れたタキシードを10万円で新郎新婦へ販売しているという構造です。
しかし、zero weddingでは業界初の料金システムとして、その「上乗せ料」を一切無しとし原価で新郎新婦へアイテムを提供しています。
そのため、忖度無しにzero wedding提携のアイテム会社以外の商品も、お二人専属のプロデューサーが新郎新婦へ提案を行います。もちろん、予めお二人が持ち込みたいアイテムをプロデューサーへお伝え頂ければ、それが叶う結婚式のかたちを提案します。
新郎新婦の予算にとことんコミットしながら、新郎新婦にとっての「理想の結婚式」だけを追い求めたサービスがzero weddingです。
▼原価で挙げる結婚式についてはこちらでご説明しています。
9 まとめ
結婚式で持ち込み料が必要な理由は、式場側の「売上担保」と「アイテム会社との約束」でした。
新郎新婦にとっては無駄な持ち込み料を支払わずに賢く結婚式を挙げるためには以下4点がポイントです。
・申し込み前に交渉をする
・外部業者に持ち込み料を負担してもらう
・ギフトはゲストのご自宅へ郵送(ヒキタク)を利用する
また、手作り品や装飾品は持ち込み料がかかりにくいアイテムのため、ほどんどの式場で気軽に持ち込むことができますが、「料理」「司会」「美容」は出来る限り持ち込まずに式場に頼むことがベターです。
そんな煩わしい確認や交渉は一切なしで、結婚式の中身づくりに思いっきり集中したい!
そんな人には「予算に徹底コミット」かつ「持込を超える概念の『持ち入れ』」の仕組みを採用しているプロデュース会社【zero wedding】がオススメです。
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