
「zerokon」では結婚式を「家族をはじめる場」として提供しております。
ではそもそも私たちが掲げている「家族をはじめる場」とは何でしょうか。このコラムでは、zerokonが提供している「家族をはじめる場として」としての結婚式の定義とその作り方を紐解いていきます。
Contents
#1.家族をはじめる場としての結婚式とは
「家族をはじめる場」としての結婚式をもう少し噛み砕くと、私たちは結婚式を「家族をはじめる意思決定のプロセス」だと捉えています。
結婚することは一見すると幸せなことかもしれません。
しかし家族というコミュニティでふたりが一体となり生きていくことは、決して楽しいことばかりではありません。この先のふたりの人生、たくさんの困難や壁にぶつかることもあるでしょう。
だからこそ辛く苦しいことを乗り越えることによって、かけがえのない家族としてともに成長し喜びを共有できるのだと思います。
そのためには結婚式をただ一日の消費で終わらせるのではなく、どんな家族でありたいかしっかり向き合い、ふたりの大切な人の前で家族としてのあり方を意思表明する必要があると思うのです。
それが私たちの「家族をはじめる場」としての結婚式です。
【プランナーが語る】結婚生活は過酷だ。家族をはじめる結婚式について語ります。
#2.家族をはじめる場としての結婚式のつくりかた
zerokonでは「家族をはじめる場」としての結婚式を、3つの工程でつくりあげていきます。
step.1 人生ヒアリング
step.2 家族コンセプト決め
step.3 コンテンツ作成
順番に解説してまいります。
step1. 人生ヒアリング
人生ヒアリングでは、zerokonプロデューサーが、
- お二人の出会い
- 価値観
- 大切な人
- 結婚式を挙げる理由
といった、新郎新婦様のことを人生レベルでヒアリングをさせていただきます。
お二人の未来を作っていくためには、お二人をつくってきた過去とお二人自身が向き合うこと、そしてプロデューサーもお二人とともに結婚式をつくるパートナーとして向き合う必要があると考えております。
step.2 家族コンセプト決め
人生ヒアリングの内容を元にお二人の家族としてのコンセプトをご提案させて頂きます。
このコンセプトが結婚式の核となり、おふたりの家族としてのあり方や結婚式をする目的を表現するものとなります。
step.3 コンテンツ作成
家族コンセプトを決めたら、そのコンセプトを表現する演出や会場などの結婚式の中身をつくっていきます。
ここまで家族をはじめる場としての結婚式のつくりかたをお伝えしてきましたが、一番大切なことはお二人がご自身の人生、そしてパートナーと向き合うことです。
私たちプロデューサーができることはおふたりが向き合う機会をつくることと、お二人の家族のあり方を結婚式を通して表現することです。
この過程をなしに「家族をはじめる結婚式」をつくることはできません。
#3.コンセプト事例
ここからは、実際にどのような家族コンセプトをつくっているのか一例を紹介させて頂きます。
concept
#9060
海外と日本で遠距離での恋愛をしていたおふたりとつくったコンセプト。
日本とドイツまでの9,060kmという距離をコンセプトに落とし込みました。
3年間の遠距離恋愛。
どんなに離れていてもこの人なら大丈夫とお互いを信じることができたお二人。
この先の人生も、どんなに距離が離れることになろうとも心で繋がりお互いを信じ合える家族であるために、「9060」という数字をおふたりの始まりの数字として心に刻むことにしました。
このように一組一組に合わせて家族のコンセプトをご提案させて頂きます。
#4.今までの結婚式とどのように変わるのか
今までの結婚式は「挙げる式場」だけにフォーカスされてしまっていました。
まずは式場を決めるところから始まり、その決まった式場でできる範囲のことしかできずに結婚式が一日の消費になってしまう。
結婚式を一日の消費ではなく、この先おふたりが辛いことや困難なことに直面した時に、ふたりの大切な人たちに家族として生きていくことを意思表明した一日として立ち返ってこれる。
zerokonでは、お二人の未来を紡ぐ結婚式を提供いたします。
一組でも多くの新郎新婦様がこの先の人生を豊かなものとするために「家族をはじめる場」としての結婚式を提供します。
本コラムがおふたりが家族について考えるきっかけになれば幸いでございます。
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